菌類

2008年10月25日 (土)

久しぶりの散策でキノコと幼蛇を見る

 久しぶりにいつもの(と言いながら、随分長い間ご無沙汰していたので、「いつもの」と言えるかどうか怪しいところだ)フィールドに出かけた。今日の一番の目的はスッポンタケ。秋のキノコだ。
 キノコは種類が多いので、一緒に歩いて名前を教えてくれる「先生」がいないとなかなか名前を憶えられない。スッポンタケは数少ない名前がわかるキノコだ。ずいぶんいろいろキノコを見たが、名前がわかったのは、ツチグリ、クチベニタケなど。
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 いつものフィールドには竹林もあり、中はそれなりに気持ちが良い。おそらく春にはキヌガサタケなども生えると思うのだが、なかなか出会うことができない。クリはアケビはもう遅かった。来年はもっと早く行かなくては。
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 そう言えば、今日は思いのほか多くのヘビを見た。普段はそんなに見ないのだが、ヤマカガシの幼蛇を1頭、ジムグリの幼蛇を2頭見た。去年の今頃はニホンマムシの幼蛇を1頭見たのだが、今頃は幼蛇が多く見られるのだろうか。
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2008年6月20日 (金)

そろそろ梅雨時のキノコの季節

 そろそろ本格的な梅雨らしくなってきた。ということは、いろいろなキノコが出て来るということでもある。もちろん秋にもキノコは多いのだが、この季節も秋に負けず劣らずキノコが多い。
 今日もいつものように職場の雑木地でトラップの調査をしたのだが、期待に違わずいろいろなキノコが顔を、いや子実体を出していた。残念ながらまだ修行が足りないので、名前がわかるキノコはほとんど無い。
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2008年6月 1日 (日)

初めての豊田市昆虫調査

 豊田市史編さん室から依頼されている昆虫調査にやっと出かけることができた。ハサミムシ目を主担当としており、カメムシ目も担当することになっているのだが、全く土地勘の無い場所での調査は、本当にどうして良いのかわからない。当てずっぽうに行っても外れるに決まっているので、まずはMさんに調査すべき場所をいくつか提示していただいた。
 この時期なので、コブハサミムシの幼虫とクロハサミムシに狙いを絞った。コブハサミムシは谷筋、クロハサミムシは枯れてヒトクチタケが生えているアカマツが狙い目となる。
 ところが、結果的には、ハサミムシは全く見る事ができず、惨敗だ。でも、ヒトクチタケはほどほどに生えている場所が見つかった。
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 副産物だが、何十年ぶりかでハッチョウトンボを見ることができたのは嬉しかった。山の中の森に囲まれた湿地に見つかったのだが、昔見た愛知県犬山市の環境とはかなり異なる印象だった。
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 それはともかく、調査に車で行かないわけにはいかず、津市から豊田市はぼくにとっては大変遠いので移動するだけで疲れてしまった。あと何度か行かないといけないわけだが、ちょっと憂鬱だ。

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2007年10月 6日 (土)

海上の森へ

 JGさん(@ニフティの昆虫フォーラムでのハンドル)が岩手からおいでになるとのことで、一緒に海上(かいしょ)の森へ行きませんか、というでんでんむしさん(同じく@ニフティの昆虫フォーラムでのハンドル)さんからお誘いがあり、初めて海上の森へ行った。海上の森は2004年に「愛・地球博」の瀬戸会場になった場所だ。里山を壊して、何が「自然の叡智」だったか知らないが、ぼくの親が買った(買わされた)チケットがあるからということで、「愛・地球博」へは行った。しかし、そのときは、長久手会場に行っただけだったので、海上の森には行かなかったのだ。
 とにかく、ぜひ海上の森へ、というでんでんむしさんの強いお誘いを信頼し、それなりに期待しながら行くことにしたのだ。いつものことながら、三男坊も一緒に行った。
 海上の森の中には、もちろん人手が加わった場所もあるのだが、雑木林も残されており、歩いていて飽きることは無かった。しかも、起伏がほどほどで、しんどいこともなく歩くことができた。今の地元、三重県中勢地方の山は、里との境界がはっきりしていて、森に入るということは、ほとんど急峻な山に登ることとほぼ同義だ。手軽にハイキング気分で楽しく歩ける海上の森を羨ましく思った。
 とにかく、案内していただいたでんでんむしさんには感謝の念に堪えない。仕事の都合で一緒に歩けなかったPhasmidさん(やはり@ニフティの昆虫フォーラムでのハンドルで当時のシスオペさん)には夕食をご馳走していただいてしまった。一緒に歩けなかったのに、本当に申し訳ない気分だったが、やはり感謝の念に堪えない。
 では、このあとは写真を中心に。
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ヒツジグサの上の小さなウシガエル.

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歩いていたら飛び出して近くの木に止まったアブラゼミ.三男坊が発見した.アブラゼミの鳴き声は聞けなかったが、ツクツクボウシとチッチゼミの鳴き声が聞こえた.

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色が白ければシロオニタケに似ているのだが、何かよくわからないキノコ.テングタケの仲間には違いないと思う.

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小さなクモを運んでいたハチ.ウロウロしていたが、近くに巣穴があったのかどうかわからなかった.

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ギンリョウソウかと思っていたが、帰ってきてから調べてみたら、アキノギンリョウソウだった.

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立派な休憩所もある.この場所を含め、お手洗いも何か所かあるので助かる.

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大正池と呼ばれている池.枯れた木が水中から出ているところが上高地の大正池(見たことはないが)に似ているとのこと.

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2007年6月27日 (水)

ヒラタクワガタ登場

 今年は樹液の出がひまひとつなので、最近は通うのが遠のいていたが、夕食後、下二人の息子と一緒に近所のクヌギとコナラの樹液のところに出かけた。
 樹液の出は、やはりいまいち。しかし、コクワガタ Macrodorcas rectus (Motschulsky, 1857) 3頭、ヒラタクワガタ Serrognathus platymelus pilifer (Snellen van Vollenhoven, 1861) 1頭に出会うことができた。しかし、いずれも小型の雄。コクワガタはもう何度も見ているが、ヒラタクワガタは今年初めてだ。
 林の中の地面を見ると、キノコがたくさん出ていた。名前はほとんどわからないのだが、テングタケに似ているキノコもあった。梅雨時には、秋に負けず劣らず、キノコがたくさん見られるような気がする。

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2007年1月11日 (木)

キノコ研究アマプロ共闘

 2007年1月9日付け朝日新聞夕刊の科学欄の「新科論」のコラムで、「キノコ研究アマプロ共闘」という大見出しでキノコの分類の研究に関して紹介されていた。キノコの分類の研究は遅れているが、プロとアマが良い関係を築いて研究を発展させているとのことだ。これが本当のことであるのなら、大変うらやましいことだ。
 キノコほどでないにしても、昆虫の場合も、大きく目立つ種以外の分類は大変遅れていると言っても良いと思う。昆虫の場合、こと日本においては、プロは基礎科学や応用研究が中心になるので分類学者は限られており、害虫として問題になるような分類群ですら、その分類群によっては、アマに頼らざるをえないという情けない状態になっている。また、アマとプロの間に「壁」があるようにも感じられる。
 今は少し風向きが変わってきたような気もするが、プロの研究者になるつもりならアマを止めた方が良い、ということを良く言われた時期があったのは確かだと思う。自分はそれに逆らって、農業害虫に関する研究をしながらアマ活動を継続しているわけだが、いつかそれが吉と出る日が来るのではないかと期待している。特に若い世代に役に立てるようになりたいと思っている。具体的に何をしたら良いのかよくわからないが、同好会誌の編集を通して、何かできないものかと思っている。

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2006年12月13日 (水)

盛口満著「生き物屋図鑑」

盛口満著「生き物屋図鑑」
ISBN4-87746-100-0
2006年12月15日発行 1,700円+税
木魂社
Ikimonoya_zukan  生き物が好きになってある一線を超えてしまった人たちのことが書かれているエッセイ集だ。自分も虫屋であり、さらに細かく見れば、カメムシ屋であったりハサミムシ屋であったりするし、生き物への接し方から見れば、生態屋と言える。この本で紹介されている人たちは、生き物好きでない人から見れば変な人たちばかりであるが、自分から見れば素晴らしい素質を持った人たちばかりだ。しかしまあ、いろいろな人がいるものだと思うし、ここに紹介されている人が著者のところに集ってきたということも、著者の才能のなせる業かもしれない。こういう人たちと比べてみれば、自分は少しは普通の人に近いかも知れないとも思える。
 エピローグに書かれている今の世の中に対する疑問は、自分の感じていることと共通している。みんな同じ土俵で競争するのではなく、それぞれの持ち場で生き生きとできる世の中になって欲しいものだ。
 著者であるゲッチョ先生の本は今までに何冊も読んで、面白い人だと思っていたが、ちょっと前まで直接のおつきあいは無かった。ところが、このブログを書いていたことがきっかけになって、繋がりをつくることができた。仲を取り持っていただいたひるぎさんには感謝している。

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2006年10月31日 (火)

スッポンタケ

20061031blog1  今日は代休だったので、午後からいつもの雑木林に一番下の息子と一緒に出かけた。目的はスッポンタケ Phallus impudicus Pers. だ。去年の11月の下旬にその雑木林でスッポンタケを見つけたのだが、もう既に腐りかけていたので、今頃なら良いだろうと思ったのだ。この狙いは見事に的中し、スッポンタケが群生している場所を見つけることができた。スッポンタケの子実体の粘液はいやな臭いだとものの本には書かれているが、独特の臭いはしたものの、それほどいやな臭いでもなかった。自分の鼻がおかしいのかも知れない。
20061031blog2  その場所で、息子が「カエルがいる」と言うので見てみると、それは見慣れない色をしたカエルだった。どうやらアルビノらしい。色は全然違うが、形態と斑紋から判断すると、どうやらニホンアカガエル Rana japonica Günter, 1858 らしい。色々な動物でアルビノが出現するという話はよく聞くが、直接アルビノの個体を野外で見るという経験は、今回が初めてだ。
20061031blog3  さらに少し場所を変えると、今度は息子が「ヘビがいる」というので見てみると、ニホンマムシ Gloydius blomhoffii (Boie, 1826) の幼蛇だった。ニホンマムシと出会う機会は意外に少なく、三重県に来てから初めて見るのはもちろんのことで、もう20年以上も見ていなかったような気がする。
 今日は目的のもの以外にも、思わぬ珍しいものを見ることができて、収穫が多い日だった。

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2006年9月10日 (日)

芝生にキノコが生えた

20060910blog  このところ、雨がちで蒸し暑い。そのせいかどうか知らないが、我が家の庭の芝生に白いキノコが生えて来た。頼りになるキノコの図鑑を持っていないこともあるが、キノコの同定の要点がわからず、名前がわからないことが多い。
 庭に生えて来たキノコには「つば」があるので、そのあたりから同定することになると思うのだが、自信は全くない。
 キノコは並んで生えてきており、菌輪(フェアリーリング)を形成しているようにも見える。そのあたりを頼りにすると、庭の芝生に生えているのはハラタケ Agaricus campestris Fr. ではないかと思う。初めて知ったのだが、Agaricus というのは「アガリクス」のことではないか。新聞の広告で見る「アガリクス」の姿と、庭のキノコとはあまり似ているようには見えない。

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2006年7月 8日 (土)

コオニイグチ

 梅雨時は思いのほかキノコが多い時期だ。普段はあまり藪の中に入らないのだが、今日はちょっとだけツブラジイの林の藪の中に入ってみた。今まではっきりと認識したことがない特徴のあるキノコが生えていた。カサの下面を見るとスポンジ状になっていたので、イグチの仲間だということがすぐにわかった。帰ってから名前を調べてみると、オニイグチの仲間だというところまでわかったが、互いに似た3種があり、正確に同定しようと思うと、胞子の形態を確かめなくてはいけないとこのことだ。でも、その3種のうちでは、コオニイグチ Strobilomyces seminudus Hongo に最も似ているように思える。
 傷をつけると赤く変色し、やがて黒っぽくなった。一応食用ということになっているようだが、あまり食欲はそそられない。
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