植物

2019年3月 6日 (水)

啓蟄・モンキチョウ初見・スギ花粉真っ盛り(2019年3月6日)

久しぶりのブログ更新。

今日は啓蟄である。

風邪をこじらせて長らく体調が悪かったが、何とか少し落ち着いたし、今日は気温がそこそこ高く、曇っていたものの時折薄日も射し、風もなかったので、今日の昼休みは畑に出てみた。
するとモンキチョウが飛び出した。今年の初見である。写真を撮れないものかと思ったが、飛び出したまま止まることなく、遠くへ飛び去ってしまった。

もうスギ花粉がいっぱい飛んでいるの感じられるのだが、実際どうなのだろうと職場のスギの花を叩いてみた。飛散の真っ盛りであると思われた。

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2018年7月10日 (火)

今年も二度目のフジの花(2018年7月10日)

20180710_fuji

 ふと気付いたら、隣の団地の藤棚に今年二度目のフジの花が咲いていた。もちろん春の花とは全く比べ物にならないほど花の数は少ないが、毎年決まったように咲く。
 もう暗くなっていたので、写真を撮ったときには気づかなかったが、花にはホソヘリカメムシが1匹付いていた。

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2015年10月17日 (土)

アサギマダラ@岸岡山緑地(2015年10月10、12、17日)

 体調は相変わらず良くないので、休日は家でおとなしくしていることが多いのだが、少しは体を動かした方が良いと思ったし、アサギマダラの南下の季節でもあるので、我が家から気軽に行ける鈴鹿市の岸岡山緑地にでかけることにした。
 10月10日はやや雲っていたが、それほど悪い日ではないように思われた。しかし、なかなかアサギマダラが現れず、諦めかけていた正午過ぎ、やっとのこと遊歩道の脇のハギの花を訪れていたオスを発見した。マークがついていなかったので「KK001 Oct 10 KISHIOKA」のマークを付けて放した。その後、昼食を摂ろうと千代崎駅に向かっていたら、緑地の駐車場の近くの畑のコスモスを訪れていたオスを見つけた。これにもマーク。昼食後も緑地を訪れたが、だんだん雲が厚くなり、蝶が飛ぶような天気でもなくなったので終了。この日は2♂にマークしたのみ。
10月11日は天気が悪かったので出かけなかったが、天気が回復した12日、妻と愛犬の柴犬「さくら」と一緒に車で出かけた。10日のことを妻が妻の友人に知らせたところ「見てみたい」とのことだったのだが、緑地でその友人と会うことができた。この日はそこそこ多くの個体を見ることができた。風がやや強かったせいか、林内で見られる個体が多かった。この日は捕獲に失敗した個体も多かったが、6♂2♀にマークし、10日にマークした「KK002 Oct 10 KISHIOKA」の個体を再捕獲した。2日と20分で約150mの移動が確認された。(10月12日撮影)
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 今日(10月17日)は天気が良くないという予報だったので諦めていたのだが、朝起きたらそれほど悪い天気ではなかったので、また出かけた。朝の冷え込みもなく、風もなかったのだが、陽射しがあまりないせいか、なかなかアサギマダラは見られなかった。11時過ぎごろ、やっと1頭のアサギマダラを見つけたのだが、ネットが届かず捕獲できず。その後もあまり天気がよくなく、昼過ぎまで滞在したが、諦めて退散。マークはできず。

 この緑地公園にはカクレミノがたくさん生えていて、実をつけているこの時期、アオモンツノカメムシが多い。(10月12日撮影)
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 そのカクレミノだが、よく見てみると、幹に傷がついてヤニが出ている個体が多い。穿孔する虫がいるに違いないが、何かはわからない。(10月17日撮影)
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 また、コナラやカシ類に枯れた木が多く、幹を見てみるとカシノナガキクイムシと思われる虫が加害している様子がわかった。下葉の上に木屑が溜まっている。(10月17日撮影)
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2015年4月16日 (木)

田植え始まる(2015年4月16日)

この春はやたらに天気が悪く、一昨日までは気温も低かった。自律神経の調節がうまくいっていないので辛い。昨日はやっと晴れ間が見えるようになり、今日は朝から晴れた。もっとも、夕方にはまた曇ってしまったが。
今日の夕方、職場からの帰り道、田圃の中の道に差し掛かると、既に田植えが終わっている田圃があちこちにあった。今朝は気付かなかったので、今日田植えが始まったのだろうと思う。いよいよ春である。
夕方は既に暗くなりかけていたので、写真はない。

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2014年12月19日 (金)

クヌギカメムシ(2014年12月19日)

 相変わらず体調は良くない。昨日から年休消化モードに入っているが、昨日は寒くてフィールドに出ようという気が起こらなかった。今日も寒いが、風は弱まって晴れたので、午後から少しだけフィールドに出た。本当に久しぶりのフィールドだ。
 お目当てはクヌギカメムシ。そろそろ産卵している頃かと思ったのだが、何とほとんど産卵が終わっている感じだった。卵塊はたくさん見つかったが、生きている成虫は1頭見かけただけだった。
20141219_kunugikame

 以前からうすうす気付いていたのだが、クヌギカメムシの産卵は特定の木に集中するようである。今日はそれが顕著であった。下の写真の中央の2本のクヌギの木のうち、左側の木からは数十卵塊発見できたが、右の木からは全く発見できなかった。その他の木を見ても、ほとんどの木からは全く発見できず、2本の木から1卵塊ずつ発見できた。上の写真は1卵塊のみ発見できた木での産卵シーンである。何を目印にクヌギカメムシが産卵する木を決めるのか、皆目見当がつかない。

20141219_kunugi

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2014年6月21日 (土)

外来種の蝶を訪ねて(2014年6月21日)

名古屋市に発生している外来種の蝶の発生地を訪ねてみた。
駆除の対策が取られているとのことだが、寄主植物はたくさん生えていた。外来種の蝶を根絶するためにはその寄主植物を十分に取り除くことが必要だと思われるが、困難なことであろうと思う。とは言え、今回は蝶を確認できなかった。
しかし、この場所には外来の植物がたくさん生えていた。外来種の蝶の寄主植物も外来種である。外来種の植物がたくさん生えている中、外来種の蝶だけを根絶しようとするのは、やはりある種の差別ではないかと思う。
外来種が多かったとは言え、在来種の雑草であるウマノスズクサの花を見ることができた。これまでウマノスズクサの花をまともに見たことがなかった。

マンネングサの一種
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ウマノスズクサ
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マツバギクの一種?
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コバンソウ
20140621_blog04
アオイ科?(どなたかご教示ください)→ヤノネボンテンカとのご教示がありました
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ハッカの一種?
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ヤナギにはヤナギグンバイが発生していた
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2013年11月24日 (日)

川道美枝子・岩槻邦男・堂本暁子 編『移入・外来・侵入種』

川道美枝子・岩槻邦男・堂本暁子 編『移入・外来・侵入種−生物多様性を脅かすもの』

築地書館
ISBN4-8067-1234-5
2,800円+税
2001年12月25日発行
321 pp.

目次
まえがき(岩槻邦男)
1 生物多様性はなぜ守られなければならないか−移入種問題の視点から(堂本暁子)
2 移入種、何が問題なのか(川道美枝子)
3 世界自然保護連合(IUCN)の侵略的な外来種に対する取り組み(M・デポーター、M・クラウト)
4 二一世紀の植物相と移入種(デビッド・ビッフォード)
5 侵入する水生植物(角野康郎)
6 昆虫の世界で起こっていること(森本信生)
7 魚類における外来種問題
8 両生爬虫類の世界で起こっていること(太田英利)
9 絶滅か分布拡大か−鳥たちの明日(竹下信雄)
10 移入哺乳類はどこまで世界を変えたか(川道武男)
11 法律による移入種からの防衛(高橋満彦)
12 水際で病害虫の侵入を防ぐ
植物検疫の現状(森本信生)
動物検疫の現状(川道美枝子)
13 日本は現状の防疫対策で狂犬病の再発を防げるのか(源 宣之)
14 水際の防衛、危険予測は可能か(小池文人)
15 移入生物とわが国の生態系保全(岩槻邦男)
コラム
・輸入牧草や穀物がもたらす非意図的導入(黒川俊二)
・貝類の世界で起きている異変(中井克樹)
・ノヤギ、マングース、アライグマ、タイワンザルの現状(常田邦彦)
・ニュージーランド・検疫犬の活躍(川道美枝子)
用語解説
あとがき
資料・世界の外来侵入種ワースト100
種名索引
事項索引

 生物多様性に関する理解がまだ足りないので、いろいろな本を読んでいろいろな考え方があることを知りたいと思っている。本書は2001年と出版年がやや古いが、生物多様性と外来種の問題は深く関連しているので読んでみることにした。
 ボクは「外来種によって在来種が駆逐されてしまうことがどのように問題なのか」ということを第三者を納得させることができない。ボク自身は外来種はいない方が良いと思っているし、これ以上外来種が増えて欲しくないと思っていることは、最初に書いておきたい。
 外来種が入ってきて在来種を駆逐してしまうということは、生態系の中である在来種は占めていた地位がある外来種と入れ替わってしまうことだと理解して良いと思う。そのことで何か「人間にとって」都合が悪いことがあれば、それは問題として認識され、それなりの対策がとられることになると思うが、そうでなければ気付かずに済んでしまうかも知れない。要するに、生態系としてそれまでどおりに機能していれば、問題にはならないのではないかと思う。
 生態系のバランスが崩れることによって、ある特定の種の個体数が異常に増えたりすることは、何も外来種だけに関係することではない。もちろん、そのような現象は外来種の方が目立つのは確かだと思う。ここ数年のこと、青森県の落葉樹林でアカシジミというかわいらしい在来種の蝶が異常なほど多数発生していることは愛好家の間ではよく知られている。生物の異常発生という観点から、このアカシジミの大量発生はまさに滅多にない出来事だと思うが、これを問題だと捉えている人はいないと思う。これはアカシジミが在来種だからというわけではなく、経済的にはほとんど価値がない種だからということなのだろうと思う。ニホンザルやニホンジカなどが問題にされているのは、経済的な被害が発生しているからである。
 本書を十分に納得できないままずっと読み進めていたが、最後の岩槻氏が「・・・100万年単位の種形成を基本に進む自然の進化にはマイナスの要因を抱え込んでいると論じても、今日の経済的な功罪でしか物事を判断できない現代人には夢を食うような話にしか聞こえないようである。実際は、孫子の世代まで生物多様性を持続的に利用しようとすれば、生物多様性の総体の未来を予測しなければならないのに、そのような話は現実離れしていると、現実を直視しない人たちが一蹴してしまう。だから、移入種の問題を論じる場合も、今すぐ死ぬ、今すぐ資源が枯渇するというような、大袈裟な話を持ち出さないと聞いてもらえないのである。」と書いている文章に出くわして、環境保全の問題が理解されていない理由がわかっていないわけではないことがわかった。伝染病の問題を出す事は「脅し」になるとボクは感じていたので、科学的な態度ではないと思っていたが、そこまでしなければ理解されない世の中は「どうしようもない」ところまで来ているようにも思える。「脅し」と「騙し」が横行する世の中は嫌なものだ。
 最後まで読んでこの本の印象がちょっと変わったが、本書は読む価値がある本だと思えた。ただし、「移入・外来・侵入種」という言葉自体もひとつの「脅し文句」だと思う。移入・外来・侵入種に限らず、生態系のバランスを崩すことすべてが問題だと思うから。

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2013年10月11日 (金)

ヒガンバナ(2013年10月11日)

 半月前にはヒガンバナの花がたくさん咲いていたが、さすがにもうほとんど終わってしまった。今日職場の自転車置き場のヒガンバナを見たら、もう葉がかなり伸びてきていた。来年の春の終わりぐらいまで葉が繁っているはずだが、ヒガンバナの葉を気にしている人は少ないだろうな。
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2013年9月25日 (水)

ヒガンバナ(2013年9月25日)

 去年はヒガンバナのことをいろいろ書いたが、今年はまだ書いていなかった。
 もう一週間以上前から咲いていたが、職場の自転車置場のヒガンバナももう満開を過ぎた感じ。花茎が伸びるのは非常に速く、気がついたら二三日で開花するように思える。
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2013年8月19日 (月)

稲刈りが始まっていた(2012年8月19日)

 土日が開けて職場に出勤する途中、かなりの田圃の稲刈りが済んでいた。この土日のうちに稲刈りが始まっていたということだ。ほぼ例年並か?
 職場の帰り道、さらに稲刈りが済んだ田圃が増えていた。まだ穂が緑色の田圃もあるが、かなりの田圃が今度の土日ぐらいまでの間で稲刈りを済ませるのだろうと思う。

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