ぼやき

2013年6月18日 (火)

今晩のガ(2013年6月18日)

 明日から天気が崩れそうなので、今日もまた「いつものクヌギ」に出かけた。体調はまだ良くないが、バイクが横付けできるポイントなので、それほど気にならない。
 今日はフクラスズメが来ていた。いわゆる「普通種」であるが、大きいので見応えはある。
 観察していると少し離れた場所に車が止まったかと思ったら、そこから人が近付いてきた。
男「何かいますか?」
ボク「まあいろいろ」
ボク「何を探しに来たんですか?」
男「カブトとかクワガタとか。子供に採っていってやろうかと思って。」
 いやぁ、それ違うんじゃないの?と心の中で突っ込んだ。こんな危険の無い場所なら、子供を連れて来たら良いじゃないの?虫だけ子供に見せても、自分が採ってきたやつなのか、どこかで買ってきたやつなのか、わからないじゃないの!?!?やっぱり、虫が樹液に来ているところを見せた方が子供も喜ぶはずだよね。
 というわけで、自分は子供とは全く関係なく、自分の好奇心だけから虫を見に来ているわけである。

20130618_blog01フクラスズメ
ちょっと変わった角度から撮影してみた。

20130618_blog02コガタキシタバ
現地に到着したときにはまだいなかったが、男が立ち去った後に飛来した。普通種ではあるが、Catocalaを見るとやはり嬉しい。

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2012年7月28日 (土)

時間も金も無駄にしてしまった(2012年7月28日)

 トラップに入った虫を回収するために朝バイクで職場に出かけた。さっと仕事を済ませて家に帰ったところ、腰に付けていたコンパクトデジカメのケースの中身がほとんど全て無くなっているのに気付いた。
 一縷の望みを託して職場に逆戻りしたところ、職場から1kmほどの地点の路上にデジカメを発見した。片道10kmちょっともあるので、見つかっただけでも奇蹟的である。その他、充電池やカードリーダも入っていたが、それらも近くに散乱していたが、それらのほとんどは車に轢かれてバラバラになっていたり、変形したりしていた。SDメモリカードも回収できた。変形した充電池を入れたところ、何となく動作しているように見えたが、SDメモリカードを挿入しても、「カードが異常です」というメッセージが出るだけであった。
 とにかく、回収できるものは回収して帰宅した。これに要した時間は50分ほど。
 帰宅してからは正常な充電池をカメラに入れ、新しいSDメモリカードを入れてみたのだが、やはりカードは認識されなかった。そればかりか、新しいカードも壊れて、他のカメラやパソコンからも認識されなかった。
 一見動作しているように見えたカメラは、結局そのままゴミ箱行きということになり、メモリカードもゴミ箱行きになった。
 このカメラ(Canon PowerShot A495)は安かったが、単三型の充電池が使えて、そこそこ拡大もできて重宝していたので、悔しかった。
 帰ってからネットで検索したら、まだ売られていたので、迷うこと無く同じものを発注した。最初に買った時より、かなり安くなっていたので、少し助かった。充電池やカードリーダは近所の家電量販店で調達した。総額11,000円ほどの出費。ちょっとした不注意が招いただけに悔しい。

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2012年5月28日 (月)

ヘビを怒らせてしまった(2012年5月28日)

 今朝は毎週月曜日の日課としてトラップの調査を行っていた。すると、何もなかったはずの場所に太いロープが落ちているのでおかしいと思ったら、それは巨大なアオダイショウだった。せっかくなので写真を撮ることにした。
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20120528blog2 近づいても逃げないので、自分が「大物」であることがわかっているかのようであった。さらに良い写真が撮れないものかといろいろチョッカイを出していたところ、身をすくめたかと思ったら、パッとこちらに飛びかかってきた。狙われたのはカメラを持っていた手の指であった。アオダイショウが飛びかかってくるとは予想していなかったので、こちらも驚いた。
 アオダイショウの牙で引っ掻かれたのは親指。2本の切り傷がついてしまった。若干の出血はあったが、その後特に身体の異状は起きなかった。まあ、無毒のヘビだとわかっていたので、それほど心配をしたわけでもないが。
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2012年5月27日 (日)

ハルゼミの鳴き声は聞けず(2012年5月27日)

 ハルゼミの鳴き声を聞きたくて去年ハルゼミの合唱を聞くことができた場所に出かけた。時期的には悪くないはずであるが、ハルゼミの鳴き声は全く聞くことができなかった。たまたま去年が「当たり年」だったのかも知れない。
 あたり全体も見ておきたいと思って、その場所から少し離れた場所にも出かけた。わかっていたことではあったが、国道のバイパスの工事が進捗しており、山が相当削られていた。このあたりは貴重な里山であるだけに悲しく思えた。この場所は、こちらに引っ越してきたばかりの頃、自然観察会に参加して教えてもらった場所である。「里山」として管理されている場所からはやや離れているのであるが、影響が全くないとは言えないように思える。
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 気を取り直して他の場所を散策していると、イボタノキの花が咲いており、わずかばかりではあったが甲虫やハチが集まっていた。
20120527blog04 トラハナムグリヒメトラハナムグリ。
 なかなか可愛らしい虫である。飛んでいるときはハチのようにも見える。今日は例年より多い、そこそこたくさんの個体が見られた。やはり個体数の年次変動がかなりあるのだろうと思う。

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2012年5月 5日 (土)

不本意ながら蜂の駆除(2012年5月5日)

 2階のベランダの陽の当たる場所で本を読んでいた。すると、足下にアシナガバチが飛んで来たのに気が付いた。その場所をよく見てみると、案の定アシナガバチの巣と女王蜂が1頭いた。巣ができていたのは、こんな場所である。
20120505blog01 巣房の数はまだそれほど多くなく、幼虫は見当たらず、卵が見つかるだけだった。
20120505blog02 アシナガバチはそれほど凶暴ではないが、一応注意してもらおうと思って家人に知らせたところ、「すぐに処分してください」と言われ、反論の余地はなかった。そこに巣があることを意識していれば、まず刺されることはないと思うのだが、そうは思ってくれなかった。仕方がないので、不本意ながら女王蜂を処分した。

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2012年4月23日 (月)

佐渡のトキの繁殖に思う(2012年4月23日)

 今朝は各マスコミが佐渡の野外に放たれたトキが36年ぶりに繁殖に成功したことを伝えていた。どのマスコミも論調は似たようなもので、繁殖に成功したことは喜ばしいというもので、それに疑問を投げかける余地は一切ないように思われた。しかし、はたしてそれで良いのだろうか?
 誰もが知っているように、今回野外で繁殖したトキは日本在来のものではなく、日本在来のトキが絶滅した後に中国から連れて来られたものの子孫である。つまり、外来個体群ということである。昨今、外来種の問題がいろいろ議論されているにもかかわらず、このトキのことを問題視している人は全く存在しないように見える。
 この外来個体群であるトキの人工繁殖には、いくらか詳しくはしらないが、少なからぬ公的な資金が投入されているはずである。なぜ外来個体群の繁殖のために公的な資金を投入しなければいけないのか?ここのところがよくわからない。日本のトキが絶滅した時点で公的資金の投入を中止すべきではなかったのか?
 中国産の個体群を使っての今回の野外での繁殖は、壮大な生態学的な実験だったと言えるかも知れない。そして、今回佐渡の野外でのトキが繁殖したことによって、佐渡の自然環境の豊かさが証明されたと言えるのも確かかも知れない。しかし、自然環境の豊かさを認めるためには、トキがいてもいなくても、様々な生物の種類相や個体数を調査すればわかることではないかと思う。
 その一方で、開発によって絶滅の危機に瀕している日本在来の生物は数限りなくある。それに対する保全活動に対しては、トキの場合と比べると、公的な資金はほとんど投入されていないといえるどころか、未だに開発を続けている場所もたくさんある。そういう問題は、マスコミではほとんど報道されない。
 トキは豊かな自然の一つの象徴かも知れないが、トキが守られれば自然が守られたと勘違いする人も出てきそうなので、歓迎一辺倒のマスコミの論調には困ったものだと感じさせられる。と言うか、マスコミの自然というものに対する掘り下げ方の浅さにはがっかりさせられた。

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2012年1月 9日 (月)

志登茂川の河口にて(2012年1月9日)

 午後から志登茂川の河口あたりまで散歩に出かけた。12月31日にも同じ場所に行ったのだが、そのときに遠くに望むことができた対岸の知多半島などは、今日は霞んでほとんど見えなかった。
 河口付近には色々な水鳥がいるのだが、あいにく名前がわからない。カモの仲間とウの仲間とサギの仲間がいることは確かなのだが。やはり、手に取ってじっくり眺めることができない鳥の名前を覚えるのは難しいと思う。
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2011年12月28日 (水)

三重県の有機栽培野菜における原発事故の影響(2011年12月28日)

 今日の調査のとき、最初の調査地で畑の主のHさんにお会いしたので、いろいろ話をした。
 ここ三重県は東京電力福島第一原子力発電所から遠く離れているので、放射性セシウムのことなど気にすることはないと思っていたのだが、Hさんの話から、そういうわけではないことがわかった。
 Hさんが出荷している先のレストランから、「(レストランの)お客さんからお宅(レストラン)で使っている有機栽培野菜の放射能は大丈夫なのかと訊かれたけど、Hさんのところの野菜の放射能は測定しているのか?」と訊かれたそうである。どうやら、「有機農業で使用している堆肥にはセシウムが蓄積しやすいから農薬を使用している外国産の野菜の方が安全である」というような根拠のないことを吹聴しているジャーナリスト(誰かは知らないけど)がいて、消費者の不安を煽っているということらしいのである。生産者であるHさんも、そうとなれば生産物の放射線量を測定しなければ納得してもらえないので、放射線量を測定してもらうことにしたそうである。費用は1検体で2万円かかるそうである。常識的に考えれば、堆肥の原料を近所で調達しているHさんが使用している堆肥からは、検査で検出できるほどの放射線が出てくるとも思えない。しかし、やはり納得できない消費者(レストラン)があるそうで、2軒からは取引中止の申し出があったそうである。
 ぼくならば、常識的に考えても三重県産の野菜が危険だとは思えないので、「放射線量を測定せよ」などという理不尽な要求を突きつけたりしない。これこそまさに「風評被害」であろう。
 ここであらためて考えてみれば、有機栽培野菜を使用しているレストランは、安全が保障されている農薬や化学肥料ですら、その使用を拒否しているわけだから、「ひょっとしたら放射能があるかも知れない」という程度の非常に低い確率のことにも敏感に反応しているのだろうと思う。
 ボクら農業研究者は、安全性だけを求めて有機栽培を研究しているわけではない。もっと大切なことは、地元で得ることができる資源を利用して有機肥料をつくることにより、資源のリサイクルを可能にすることや、農薬を使用しなければ影響を受けることはないはずの、害虫ではない「タダの虫」に悪影響を与えないことになり、農耕地周辺の生物多様性を減少させないこと、などと考える。
 農薬や放射能は、量がある基準を超えれば危険であろうが、恐れるほどの量ではない農薬や放射能を「無駄に怖がる」ことは、農業生産コストを引き上げる原因になり、消費者自らもその損害を被ることになると思う。

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2011年12月20日 (火)

会議で東京へ出張(2011年12月19日)

 某会議のため、東京に出張である。さらに引き続いてツクバでも別の会議がある。
 19日の朝は江戸橋駅7:42発の近鉄急行に乗った。6両編成の後ろ4両はLCカーであったが、この時間帯はロングシートに設定されている。ロングシートに設定されていても、肘掛けがあるので、ただのロングシート車と比べれば遥かに気分が良い。江戸橋では座れなかったが、伊勢若松でかなりの客が降りたので着席できた。この急行は近鉄四日市で特急に抜かれ、されに後から到着する普通列車の接続待ちを行うので、停車時間が長く、あまり気分の良いものではない。近鉄名古屋到着は8:47頃。新横浜(横浜市内)までの切符を買って、JRとの連絡改札を通過する。キヨスクで飲み物(PETボトルのミルクティー)を調達。さらに新幹線の乗り換え改札を通過。ホームに出ると8:57発の「こだま」が停車していたので、あらためてよく見てみると、階段を上がったところは10号車あたりであった。目指す自由席は3号車より後ろ。実にホームを200m近く歩かなければいけないことになる。名古屋駅で新幹線の自由席と近鉄を乗り継ぐのは大変である。
 今日は寒い日で晴れていたので、富士山が奇麗に見えることが期待された。ちょうど海側の3列席の窓際に席がとれたので、海側の窓から富士山が見える場所が来るのを待った。大井川を越え、焼津あたりの山を越えて用宗あたりがポイントである。そのポイントに差し掛かったとき、期待通り、海側の窓から富士山を望むことができた。何とか海側の窓からの富士山の写真も撮れた。
20111219blog1 ほぼ定刻に新横浜駅に到着。ここで横浜線に乗り換えて菊名に出る。やってきた列車は桜木町行きの快速。205系8両編成である。たまたま乗った車輛は扉が片側に6個もあり、座席が少なくて評判の悪いサハ204であった。通勤時間帯をとうに過ぎているはずなのに混雑しており座るどころではなかった。菊名までは1駅である。この駅では多量の客が降りた。多くは東急東横線への乗り換えである。東横線のホームも人で一杯であった。座れないだろうと思ったので、ホームの一番前へ行き、運転席の後ろに陣取ろうと考えた。やがてやってきた渋谷行きの急行は予想通り座れるどころではなかった。さらに途中の駅で次々と人が乗り込んできて、自由が丘あたりからはぎゅう詰めの状態になった。近鉄の最も混雑しているときの混雑ぶりよりもひどい感じだった。さすがに東京は人が多い。満員電車に乗っているだけで疲れてしまう。
 11時過ぎに渋谷に到着。やっと満員電車から開放されたかと思ったが、外に出ても人が多いこと多いこと。人を見ているだけで疲れる。とりあえず目指す目的地は道玄坂方面。こちらに行くのはおそらく初めてである。初めて「忠犬ハチ公」の銅像を見る。
20111219blog2 目指す場所は横浜中華街の「梅蘭」の支店なのだが、地図でだいたいの位置を確認していたにもかかわらず、一度行き過ぎてしまった。再度地図を確認してやっとたどり着いた。入り口がややわかりにくい。
20111219blog3  この店の名物は、おそらく特徴ある「焼きそば」である。一見ホットケーキのように見えるのだが、少し焦がした麺の下に肉や野菜が入った餡が隠れている。900円なり。
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20111219blog5 インターネットのサイトのクーポンを印刷して持っていったので、杏仁豆腐がサービス。
20111219blog6 ここから渋谷駅方面に戻り、今度は宮益坂を登って青山学院方面へ向かう。このあたりに「志賀昆蟲普及社」がかつてあったはずなのだが、今となっては場所もわからなくなってしまった。寂しさを感じる。
20111219blog7 ここから会議の会場の南青山会館までは10分もかからないぐらい。会議は13時に開始なのだが12時ちょっと過ぎには着いてしまった。しかし、もう何人かは到着していた。その中のHさんから携帯メールを見せられて、金正日が死んだことを知った。
 会議が2時間ぐらい進んだところ、原因不明の腹痛に襲われてトイレに駆け込んだ(とは言え、後から考えたらミルクティーのせいのような気がする)。完全に下痢である。そのあと、やはり体調がすぐれなかった。17時前には今日の部が終わり、会場内の宿泊施設にチェックインし、夕食と翌日の朝食の買い出しに出かけ、そのあとは部屋で軽く食事をしてシャワーを浴びて大人しくしていた。南青山会館は農水省の共済組合が運営しているので、ボクはそこそこ安く泊まれるし、今回は会議の会場がここだったからここに宿をとったが、いまどき部屋でインターネットを使えないというのは不便だと思う。

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2011年12月18日 (日)

名古屋へ(2011年12月16日〜17日)

 一昨日から昨日まで、1泊で名古屋に出かけた。主目的は一昨日の午後から昨日のお昼まで開催された「第43回 食と緑、水を守る全国集会」への参加である。何も好き好んでこの集会に参加したわけではない。職場の労働組合からの動員の要請があったからである。しかし、動員費が支給されるので、ついでに名古屋で買い物ができる、というメリットがあるのは確かである。さらに都合が良いことに、昨日の午後はアマチュア無線関係の「第11回 名古屋大須QRP懇親会」が上前津駅の近くの名古屋市中生涯学習センターで開催され、夜には「名古屋昆虫同好会12月例会」が名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)で開催されることになっていたので、この両方にも参加することにした。さらについでに、健康を考えて、できる限り歩くことにした。
 まずは江戸橋駅8:15分発の近鉄急行で名古屋へ。この急行は近鉄四日市駅で7分も停車して2本の特急に追い抜かれるので、気分は良くない。が、1時間ちょっとで名古屋に到着。まずは買い物のために大須へ。名古屋駅から40弱分歩いて「第2アメ横ビル」へ。Google Mapで調べた時間より余計にかかったが、途中で何度も信号に引っかかったからだと思う。街道歩きをしているときは、信号に引っかかることはあまりないので、「表程速度」が上がるが、街中の道はダメである。その後、「第1アメ横ビル」などへ。最近、普段使用しているニッケル水素充電池が弱ってきた感じがしているので、「エネループ」と充電器などを調達。
 次は、栄駅近くの中日ビルの地下の「名古屋わしたショップ」へ。今日の「宿」への土産を調達。さらに、今日の目的地である、東区上竪杉町にある「ウィルあいち」へ。まだ時間が早すぎたので、場所だけ確認して、前もって目星をつけておいたラーメン屋へ。途中、「主税町」という地名を見つけ、大昔のこと、名古屋昆虫同好会の月例会が「ちからまち会館」で開催されていて、中学生の頃、そこに参加していたのを思い出した。「ちからまち会館」がどこにあったのだか、さすがに今では思い出せない。
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20111216blog0 清水口交差点近くの「あおい」へ。11:50分ぐらいに到着したが、既に5人ほどの待ち行列が店の前にできていた。行列ができる店だとは思っていなかったので、少し迷ったが、ラーメンを食べたい気分だったので、そのまま並ぶことにした。ほどなく店内に入ることができたが、店内にも待っている人が5人ほど。人気店のようである。「中華そば」の食券を買う。出てきたのはこれ。
20111216blog2 麺は中細のやや平たい縮れ麺。魚ダシが効いていてかなり美味しかった。スープも飲み干してしまった。ボクの基準では合格点である。ランチタイムは無料でご飯が付けられるが、最近は「食べ過ぎは良くない」と考えているので、ラーメンのみを食べた。
 さらに時間があったので、周囲を散策しながら会場に向かう。途中で「東海総合通信局」の入っている合同庁舎を見つけ、かつて、「第1級アマチュア無線技士」の試験をこの近くのどこかのビルで受けたのを思い出したが(結果は不合格)、その時は全く土地勘がなかったので、こんな場所だったとは思わなかった。
 と、まあ、ブラブラしながら会場へ。会場のすぐ前には「名古屋市市政資料館」がある。国指定重要文化財に指定されており、風格がある建物である。
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20111216blog4 会場の入り口と、集会の様子。大村秀章愛知県知事や近藤昭一衆議院議員も来ていた。
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20111216blog6 夕方5時頃には1日目の日程が終了。名古屋駅近くの「ウィンクあいち」で開催される懇親会への輸送のためにバスが出るとのことだったが、敢えて歩いた。大体の方向の感を頼りに名古屋駅へ。会場から名古屋駅まで40分弱。2分ほど遅れていた17:45発の大垣行きの特別快速に滑り込みで乗車。この日の宿は「ホテル・ジッカ」。6時過ぎには到着。
 夜寝るまで、母と喋り続けた。いつもより少し早く22:00頃就寝。


 2日目は7時前に起床。まずは新聞を読みながらコーヒーを1杯飲む。朝食時にもさらにもう1杯のコーヒー。
 8時過ぎには出発し尾張一宮駅へ。8:11発のホームラーナーは「別料金」がかかるのでやり過ごし、8:15発の岡崎行き普通列車に乗車。それほど混雑しておらず、立ち客も多かったが、空席を見つけて着席。
 ふと窓の外を見ると養老山脈の山が白くなっていた。そう言えば、前の日の夜には名古屋で初雪が観測されたとのことだった。
20111217blog1 8:30頃に名古屋駅着。駅前のツインタワーには圧倒される。しかし、大地震でも起こったらそうするのだろうか?こんなビルには入りたくない。
20111217blog2 この日の会場は名古屋駅前の「ウィンクあいち」なのですぐに到着。
 2日目は分科会である。希望していた分科会には参加できず、上部組織からは別の分科会への参加を指示されていた。原発の話(ビデオを観るだけ)とCOP10の成果についての話。原発と生物多様性は直接関係がなさそうなのに、一緒にやるところがヘンである。生物多様性についてはいろいろ勉強したし、考えるところもあったので、講演のあと、せっかくなので意見を述べた(「ツッコミを入れた」とも言う)。写真も撮られたので、組合の新聞に顔が載るかも知れない。これもお昼少し前に終了。
 今日の昼食は「西安刀削麺 矢場町店」で食べることにしていたので、矢場町(正確には「大須 4丁目」)へ。このビルの1階に入っている。集会の会場からここまで40分弱。
20111217blog3 これが入り口。
20111217blog4 「トマトと卵の刀削麺」を注文。
20111217blog5 以前食べたときより、唐辛子がよく効いていた感じだったが、辛すぎることはなく、スープまで完食。
20111217blog6 ここから歩いて10分ほどで「名古屋市中生涯学習センター」へ。「第11回 名古屋大須QRP懇親会」である。
20111217blog7 いつもは和室だったが、今回は会議室だった。参加者は10数名。何人かは自作の機械を持ち込んできているので、その「作品」を前に色々ディスカッション。いろいろなアイデアに感心させられることが多く、この会に参加するといつも何か新しい知識が身に付く感じがする。
20111217blog8 これは参加者が製作した「136kHzの送信機」。これにも色々なアイデアが盛り込まれている。
 16:00頃にはお開きになり、参加者の何人かはそのまま「第1アメ横ビル」へ行き、部品の調達。このあと「QRP懇親会」の忘年会が予定されていたが、ボクは別行動。一路「吹上ホール」を目指して歩く。
 しかし、ここで一つの失敗をしたことが発覚。夕食は軽く「マクド」のハンバーガーを2つぐらい食べようかと思っていたのだが、それを買うのを忘れていた。大須から若宮大通りに沿って東へ歩くのだが、大須を抜けると商店がほとんど無くなってしまった。丸田町の交差点を過ぎて中央線の線路が見えたところでコンビニエンスストアを発見。サンドウィッチを1つ調達する。そこから先、「吹上ホール」まで、商店は全くなかった。
 5時半頃には4階の会議室の「名古屋昆虫同好会12月例会」の会場に到着。会場内でサンドウィッチを食べる。本当に軽い夕食である。最近は体重を絞ったせいか、体調が良くなり、食べ過ぎが良くないことを実感しているので、これぐらいの夕食で十分である。
 例会では一人一話で、信州大学で開催されたときにチッチゼミの抜け殻の見つけ方を教えてもらった話と、いま仕事でやっていることの話をした。後半は卓話だが、その前の休憩時間のこと、Nさんから話しかけられて、いろいろな昔話を聞いた。そろそろ歳なので昆虫採集から「卒業」を考えているというような感じであった。いろいろ考えさせられた。
 例会の後半の卓話はHさんによる「北ボルネオ サバ州 熱帯雨林の蝶」の話。現地での昆虫採集での苦労の話など。
 会場は21:30まで借りられているので、まだ話の途中だったが、帰りの電車のことがあるので、21:00ちょっと前には会場を後にした。さすがにここから名古屋駅まで歩く余裕はないので、吹上駅まで歩いて21:08発の地下鉄に乗って名古屋駅へ。さらに近鉄名古屋駅に向かい21:31発の津新町行きの急行に乗る。この電車を逃がすと、急行は22:06発まで無いので、やはりこの電車に乗りたい。これに乗れば22:30に江戸橋駅に着くので、マトモな時刻に寝られるが、乗れないと江戸橋駅到着が23:05になるので、これはさすがにシンドイ。例会の会場が名古屋駅に近いと良いのだが・・・

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