鈴鹿市岸岡山緑地公園のチッチゼミを再確認(2018年8月18日)
去年の9月の末、アサギマダラのマーキング調査のために訪れた鈴鹿市の岸岡山緑地公園で思いがけずチッチゼミの鳴き声を聞いた。鈴鹿市の鈴鹿山脈に近い場所にチッチゼミが棲息することは知られていたが、海に近い岸岡山緑地公園で鳴き声が聞かれるとは全くの想定外であった。このことは地元の同好会誌に発表した(河野 2018)。
これが元々そこに棲息していたものなのか、何らかの理由、例えばツツジの苗木と共に運ばれてしまったのか、興味惹かれるところである。
とりあえず、今年もチッチゼミがみられるかどうか確認するため、今日の午後、電車に乗って岸岡山緑地公園に行ってみた。
去年発見したときは、他のセミの季節は完全に終わっていたが、まだ今はセミの季節である。ニイニイゼミ、アブラゼミ、クマゼミ、ツクツクボウシの鳴き声は駅から岸岡山緑地公園に向かう間でたくさん聞こえた。とくにアブラゼミとツクツクボウシの鳴き声がよく聞こえた。
まず去年発見した場所に向かうと、早速チッチゼミの鳴き声が聞こえてきた。チッチゼミの季節にはまだ少し早いのではないかと思ったのだが、もう鳴き始めていたのだ。
その後周辺を歩き回ったのだが、この1匹以外にチッチゼミの鳴き声は聞かれなかった。いなかったのか他のセミの鳴き声にかき消されていたのかはわからない。
この1匹のチッチゼミは多少場所を変えたものの、飛ぶことなく長い間同じ枝に留まって鳴き声を聞かせてくれた。
文献
河野勝行 (2018) 鈴鹿市の岸岡山緑地でチッチゼミを採集.ひらくら 62 (2): 40-42
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