キナンウラナミアカシジミの産卵(2017年6月11日)
去年の6月、三重昆虫談話会のKさんから「賢島の某ホテルに泊まったらキナンウランミアカシジミがたくさんいた」という話を聞いたので、その翌々日に出かけてみたところ、幸運にも産卵場面に出くわした。キナンウラナミアカシジミはウラナミアカシジミの亜種として記載されたが、落葉性のクヌギやアベマキを寄主植物とする基亜種とは異なり、常緑性のウバメガシを寄主植物としており、大きさも一回り小さい。
その後あることに気付いたので、報文にまとめ、「月刊むし」に投稿した。今月発売される570号(2018年8月号)に掲載される予定である。
今年も出かけてみたが、去年ほど多くはなかったものの、島のあちこちで飛んでいるのを見ることができた。
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