三重昆虫談話会2013年総会兼日本鱗翅学会東海支部例会(2013年3月3日)
今日は午後から三重県教育文化会館(津市)で開催された三重昆虫談話会2013年総会兼日本鱗翅学会東海支部例会に行ってきた。近くなので歩いて出かけたが、気温が低く、風が吹いて、寒かった。体調もまだ思わしくないので、よけいに応えた。
会長の挨拶と会務報告のあと、3題の講演。
1)三重県のムシヒキアブ(篠木善重)
2)今までやってきたこと、これからやれそうなこと(大島康宏)
3)ウスバアゲハの分布の拡大と縮小(間野隆裕・山田昌幸・高橋匡司)
篠木さんの話は、一般の虫屋にはあまり興味を持たれていないムシヒキアブの話で、三重県のムシヒキアブをまとめていきたいので皆さんお願います、というような内容であった。ムシヒキアブの仲間は、見ても採集しないことが多いので、目立つ種以外は名前を知らない。採集して篠木さんに渡さなくては。
大島さんは去年の4月に三重県立博物館の新任学芸員として着任したチョウの専門家である。まだ完成していない新・三重県立博物館をどのようにしていくか、という意義込みに溢れた話であった。これからが楽しみである。
間野さんの話は、愛知県の矢作川流域のウスバアゲハ(ついついウスバシロチョウと呼んでしまうが、ボクはウスバシロチョウの名前の方が好きである)の分布の拡大と縮小の話で、たくさんデータが取られていて説得力がある話であった。
総会のあと、夕方には懇親会があったが、体調がすぐれないので失礼してしまった。
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