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2012年11月

2012年11月28日 (水)

初霜(2012年11月28日)

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 今日は恒例の野外調査だった。今朝は晴れて風もなく冷え込んで霜が降りた。まだ山の陰になっている畑は霜に覆われていた。
 畑のバレイショの葉にもびっしりと霜が付いていたが、これで葉が萎れてしまうんではないかと思う。

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2012年11月25日 (日)

石川 忠・高井幹夫・安永智秀 編『日本原色カメムシ図鑑第3巻』

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石川 忠・高井幹夫・安永智秀 編『日本原色カメムシ図鑑第3巻−陸生カメムシ類−』

全国農村教育協会
ISBN978-4-88137-168-8
12,000円+税
2012年12月25日発行
576 pp.(カラー図版128枚)

編著者一覧
林 正美・井村仁平・石川 忠*・菊原勇作・河野勝行・宮本正一・長島聖大・中谷至伸・庄野美徳・高井幹夫*・友国雅章・山田量崇・山本亜生・山下 泉・安永智秀*(アルファベット順:*は編者を兼ねる)

 1993年に発行された「第1巻」、2001年に発行された「第2巻」に続くもので、長い間発行が待たれていた。もう出版されないのではないかと噂されることもあったが、若手の石川 忠さんと、これまでの図鑑でも中心的な役割を果たしてきた高井幹夫さんの努力があって、ついに発行にこぎ着けた。ボクもこの図鑑に関わらせていただくことになったが、最初の原稿を出してから10年近く経ってからの発行なので、実に感慨深いものがある。

 「第1巻」では陸生カメムシ全般、「第2巻」では主にカスミカメムシ科とハナカメムシ科が扱われていたが、「第3巻」は「第2巻」で扱われなかった陸生カメムシの科がすべて扱われている。「第1巻」から分類学的に変更があったものもいくつかあり、とくに「第1巻」ではナガカメムシ科として扱われていた大きな科が「第3巻」では細分化された最新の分類体系に従っている。
 日本産のカメムシ類の研究は未だ発展途上にあり、まだ解明されていない部分も多い。本書は現時点での最新の情報を網羅したものであり、これを土台として、新たな日本のカメムシ相が解明されていくことになるだろうと思う。
 「第3巻」では扱っている科の種すべてについて解説が書かれているが、「第1巻」以降に変更されていない種については写真が掲載されていない種が多いので、絵合わせで同定する場合には「第1巻」も併せて参照することが必要となる。
 12,000円(+税)と決して安い本ではないが、内容を見ていただければ、決して高い本ではないと納得していただけると思う。
 本書についての詳細が書かれている出版社のホームページはこちら。「第1巻」も「第2巻」も現在販売中。

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2012年11月22日 (木)

体調不良(2012年11月22日)

 半月ほど前から胃腸の調子がおかしかったが、やっとのこと少し回復の兆しが見えてきた。
 始めは胃に不快感があり、食欲もおかしくなり、何を食べていいのかわからない状態で、さらにそれと無関係ではないと思われる頭痛があった。下痢というほどではないものの、柔らかい便が少しずつ何度も出るのには少し困った。当然、気分も悪かったが、体温だけは平熱だったのが幸いではあった。
 そのうちに治まるのではないかと思って、食べられるものを食べられる分量だけ食べていたが、なかなか良くならなかった。
 この前の土日は東京で「昆虫大学」というイベントがあり、これに参加するつもりで宿まで予約していたが、とても東京まで行く元気はないと思って、参加を取りやめてしまい、家でゴロゴロしていた。
 これはまずいと思って、月曜日の夕方、近所の医者に行った。原因もはっきりしなかったわけだったが、「ファモスタジンD錠」という胃薬と整腸剤の「ラックビー錠」を処方された。「ラックビー」の粉末は何度も飲んだ事があるが、錠剤は初めてである。
 この薬が効いたのか、薬を飲まなくてもこうなったのかよくわからないが、まだ便通は不規則ではあるものの、気分だけはかなり回復した感じがする。
 明日から3連休である。この間に完全に復活したいものである。

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2012年11月14日 (水)

またまたヒガンバナ(2012年11月14日)

 あちこちでヒガンバナの葉が茂ってきた。去年までは全然気にしていなかったのだが、気になってしまうとあちこちで目につくようになってきた。
 今年の秋の彼岸の頃、職場の畑の中にある畦道にポツンと1本のヒガンバナが咲いた。目立つ花なので、去年も咲いていれば気がついたはずである。それが今年になって忽然と姿を現したのである。花茎は草刈りのときに刈り取られてしまっていたので、すぐになくなってしまっていたのだが、今日ちょっと気になってその場所を探してみた。すると、期待に違わず、葉を茂らせているヒガンバナが見つかった。
 誰かが植えたわけでもないだろうし、なぜこんな場所にヒガンバナが咲いていたのか。やはり、種子を何者かが運んだと考えるのが最も妥当のように思える。
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中央の手前に緑に茂っているのがヒガンバナ

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2012年11月10日 (土)

谷本雄治著『週末ナチュラリストのすすめ』

谷本雄治著『週末ナチュラリストのすすめ』

岩波科学ライブラリー 193
ISBN978-4-00-029593-2
1,500円+税
2012年5月25日発行
118 pp.

目次
まえがき
第1章 見る
 生きている博物館/木の幹じろじろ宝探し/出会い頭にライオン級!/一点豪華もまた楽し/たまにはナイトウォーキング
 コラム1 お役立ちグッズ
第2章 拾う
 みすゞコレクション/古着の探偵団/死んでいたってボロだって/空クジなしの海岸歩き/手わざ磨いてプレゼント
 コラム2 ものぐさ流整理法
第3章 撮る
 ものぐさ御用達カメラ/目は口以上にものを言う/玄関立ちんぼ撮影術/ホントの顔はどこにある?/整理だけはいくらかマジメに
 コラム3 スキャニング図鑑
第4章 飼う
 米とるだけが田んぼじゃない/スネーク・ゼリーの魔力/いつのまにか生態園/ペットボトルの飼育術/シルクロードに思いをはせて
 コラム4 万能飼育フーズ
第5章 知る
 アリストテレスが提灯ぶら下げた?/山海名物博覧会/コオロギが国を滅ぼす/天から降ってきたオカリナ/本のこてしらべ
 コラム5 「自由研究」の研究

 著者の「谷本雄治」という名前を見て、「えっ!あの人なのか?」と思った。
 ボクはこれまでに3回ほど「谷本雄治」さんからボクの研究に関して取材を受けている。その「谷本雄治」さんは日本農業新聞の記者(現在は論説委員)である。今まで何人かから取材を受けたことがあるのだが、「谷本雄治」さんほどセンスが良い質問をしてくる人は他にない。生き物のことをよく知っているのである。
 本書の著者紹介のところを見ても、職業については書かれていない。「自称、プチ生物研究家」とあるだけである。しかし、本書の著者の「谷本雄治」さんは、日本農業新聞の「谷本雄治」さんであることは、ほぼ間違いないと思った。
 本書には、身近な生き物とつきあい、それを楽しむことがが誰にでもできることが書かれている。自然観察というと、深山幽谷にでかけなければできないように感じる人も多いかもしれないが、本書を読めば、そんなに遠くに出かけなくても、都会においても普段の生活圏の中で、自然観察を楽しむことができることがわかる。自然観察など難しいと考えずに、とにかく楽しんでしまおう、と本書は誘っているようである。
 これまで自然観察などしたこともない、という人には特にオススメ。

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2012年11月 7日 (水)

さらにその後のヒガンバナ(2012年11月7日)

 前の観察から一週間経った。いつものヒガンバナを一週間ぶりに見たところ、葉がより繁茂していることがわかった。これまでヒガンバナを真面目に観察したことはなかったので、こんな時期に葉を茂らせているとは思わなかった。
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 花茎はどうなっているかと思って探したのだが、すぐには見つからなかった。何とか見つけたのだが、もう枯れかけて倒れていたのだった。見つかり難いわけである。膨らんでいた子房は茶色に変色していて、中に種子が詰まっているようにも見えた。
20121107blog02 もう来週までは持たないと思ったので、膨れた子房を分解したところ、中から白い塊が出てきて、種子にはなっていないように見えた。

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