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2012年9月

2012年9月30日 (日)

豊後紀行3日目(2012年9月28日)

 朝起きてすぐ温泉に浸かった。昨日の夕方に入った時には濁っていなかった温泉は、朝には白く濁っていた。昨日聞いた説明の通りであったが、どういう理屈であろうか?
20120928blog01 久住高原荘の朝食。これにご飯、味噌汁、納豆、野菜サラダ、漬物がついた。コーヒーが無いのが不満。コーヒーはロビーで1杯200円で売られていたので、それを買って飲め、ということらしい。しかし、朝食はコーヒーが無かったことを除けば、質、量ともに不満なし。
 朝食をとったあと、南の方角を眺めると、阿蘇の外輪山の山々がよく見えた。
20120928blog02 8時半前に出発し、ピーマンとトマトの生産現場を視察し、「道の駅すごう」で昼食休憩。
20120928blog03 ここには「丸福食堂」が入っており、そこで昼食をとった。
20120928blog04 「とり天」と「からあげ」が名物らしい。「とり天定食」を注文。600円なり。「とり天」の数が多いのもあり、数によって値段も違う。
20120928blog05 とりたてて美味いというほどでもなく、普通に美味しかった。
 ここからバスに揺られて午後2時頃に大分駅で解散。当初の予定より30分ぐらい早かったので、予定していた特急の1本前の特急に乗ることができた。
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20120928blog07 今度は「白いソニック」である。885系。
 行きに乗った883系よりも新しく、内装も奇麗であった。さらに気付いたのは、883系よりもスピードが出ている感じがすることであった。カーブでもあまりスピードが落ちていなかった気がする。あとから調べてみたら、885系は振り子式の電車であるということで納得した。眠気に襲われ、少しうたた寝をした。
 小倉で新幹線に乗り換えて新大阪へ。自由席はかなり席が埋まっており、広島駅で座れない客が出てきた。新幹線の中では持ち歩いていた某査読原稿を眺めて赤を入れていた。新幹線はあまり揺れないので、こういう仕事もできる。
 新大阪で降りて駅の構内で夕食をとろうと思っていたところ、新幹線駅構内にたこ焼き屋を見つけたので、そこで「明石焼き」を食べた。明石焼きは初経験である。美味しかったが量が少なかった。
20120928blog08 夕食後、東海道線と大阪環状線を乗り継いで鶴橋の駅に着いて近鉄ホームに行ったら、ちょうど松阪行きの快速急行が来たので、それに乗り込んだ。座れなかったが滅茶苦茶混雑しているわけでもなく、最初の停車駅の五位堂で座ることができた。伊勢中川で白塚行きの普通列車に乗り換えて21時ちょっと過ぎに無事帰宅。
 行く前はあまり気乗りのしない出張であったが、結果的には高原の空気にも触れることができたし、温泉にも入ることができたので、悪くない出張であった。

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豊後紀行2日目(2012年9月27日)

 泊まったホテルに食堂はなかったが、80mほど離れた場所の同じ系列の別のホテルのレストランで朝食をとることになっていた。バイキング形式で、宿泊客は600円。
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20120927blog02 和食も洋食も揃っており、品数も少なくなかったので、悪くはなかったが、コーヒーだけは不味かった。普段の朝食バイキングなら3杯ぐらいコーヒーを飲むところだが、おかわりをする気にはならなかった。
20120927blog03 別府駅前にある銅像。油屋熊八という人らしい。別府の観光開発に尽力した人とのこと。
 別府駅から列車に乗り、大分で乗り継いで豊後竹田駅へ。豊後竹田は「たけだ」ではなく「たけた」と読むらしい。乗った列車が駅に着くと、反対側のホームに止まっていた「九州横断特急」が発車した。この夏の豪雨で豊肥本線は、この豊後竹田駅から宮地駅まで不通になっていて、代行バスが運転されているとのこと。だから、この特急は豊後竹田駅が始発である。
20120927blog04 豊後竹田駅は小さかったが奇麗な駅だった。
20120927blog05 集合時刻までに2時間ほどあったので、市内を散策。古い城下町で、奇麗に整備されている感じであった。お菓子屋さんには「銘菓 荒城の月」との暖簾がかかっており、竹田市が滝廉太郎ゆかりの地であることを思い出した。
20120927blog06 駅から歩いて30分ほどで岡城跡へ。ツクツクボウシの鳴き声がいくつか聞こえた中で、ミンミンゼミの鳴き声を1回だけ聞いた。途中は上り坂なので汗をかいてしまった。
20120927blog07 ここには滝廉太郎の銅像もあった。
20120927blog08 ヒガンバナも花の盛りで、普通の赤いヒガンバナに混じって、白いヒガンバナがまとまって咲いている場所もあった。このようにかたまって咲いていると、ヒガンバナが種子繁殖か、あるいはそれと似たような繁殖様式をとっていると疑わざるをえない。
20120927blog09 街に戻る途中にあった広瀬神社の下には廣瀬中佐の胸像があった。日露戦争のときに活躍した人らしい。
20120927blog10 集合時刻までに昼食をとらないといけないので、歩いていて目についた「心笑庵(こころえあん)」という蕎麦屋に入った。
20120927blog11 席に着くと、さっそく冷たいお茶と栗の甘露煮が出された。
20120927blog12 盛り蕎麦を注文。750円なり。
20120927blog13 写真右上に見えるのは「蕎麦茶ゼリー」。山葵も本物の生山葵だった。これで750円ならお得感十分。蕎麦も美味しかった。
 豊後竹田駅を12時半に出発したバスに30分ほど揺られて久住高原へ。途中、けっこう標高の高いところまで水稲が作られていたが、さらに標高を増すとカシワが混じった疎林になり完全に高原の風景であった。三重県では見ることができない風景である。会議の会場と宿泊は「国民宿舎久住高原荘」。なかなか奇麗であった。
20120927blog14 カシワは実をつけていた。
20120927blog15 カシワというとハヤシミドリシジミやウラジロミドリシジミを思い出すが、久住高原にこれらのシジミチョウが棲息していたのかどうかは思い出せなかった。昔は覚えていたはずなのに。
 夕方は温泉に浸かって、そのあと会議の参加者一同と宴会。最初の1杯はビールを飲んだが、あとはウーロン茶ばかり飲んだ。料理は値段相応だったと思ったが、まだ完全に食べ終わらない皿を下げられたりして、気分はよくなかった。
 部屋に戻ると布団が敷かれていることを期待していたが、布団は敷かれていなかった。そこそこの宿泊料金をとっているのだから、布団ぐらいは敷いていてほしかった。

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豊後紀行1日目(2012年9月26日)

 某会議と現地視察のため、大分県竹田市に行くことになった。当日出発では集合時刻までに間に合わないため、前日の出発である。豊後竹田駅には27日のお昼に集合なので、途中の適当な場所に宿をとれば良かったので、この日は温泉がある別府に宿をとることにした。
 まずは近鉄で大阪に出て、新大阪から新幹線に乗って小倉駅で降りた。2006年の鹿児島大学での昆虫学会以来の九州上陸である。日豊本線に乗るのは初めて。特急ソニックである。
20120926blog01小倉から別府までは1時間20分ほど。乗った列車は883系の青いメタリックの車輛だった。車内は近代的なデザインだったが、ちょっと古さが感じられた。
20120926blog02 さっそく駅前のホテルにチェックイン。本当に駅の目の前である。これはホテルの客室から見た別府駅。
20120926blog03 夕食は別府駅の構内の「豊後茶屋」という店で食べた。「だんご汁定食」。「だんご汁」というのは、このあたりの名物らしい。
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20120926blog06 野菜や椎茸がたっぷり入って、味噌で味付けがしてある。たいへん美味しかった。
 このあとホテルの部屋に戻ったが、部屋は狭く、古く、ネットも繋がっていないので、ロビーのパソコンの前にしばし座った。
 風呂は部屋の風呂には入らず、最上階の展望大浴場に入った。他の客は誰もおらず、広々していた。温泉のはずだが、風呂の色も臭いもなく、あまり温泉らしくない。

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2012年9月25日 (火)

ヒガンバナに関する疑問(2012年9月25日)

20120925blog01 彼岸の中日も過ぎ、あちこちでヒガンバナの花を見ることができるようになった。今日は野外調査だったが、最初の調査地で先週の調査のときにはまだ見ることができなかったヒガンバナが、今日は見事に咲いていた。場所によっては先週もう既に咲いていたところもあったが、開花時期は個体変異がかなり大きいように思われる。
 ところで、このヒガンバナである。日本で見られるヒガンバナは3倍体で種子ができないとされている。だから繁殖は栄養繁殖によるものだと考えられる。しかし、そうだとすると、本当にあちこちに、時には思いもよらぬ場所に生えているヒガンバナも、何者かが運んだはずになるのだが、いったい誰が運んだのであろうか。この写真のヒガンバナも、畑の周囲の法面に生えていたのだが、こんな場所に人が植えたとは考え難い。
 ヒガンバナが咲いたあと、ちょっと膨らんでいる構造体ができているような気がするのだが、それは種子ではないのだろうか?種子でないとしても、それがもとになって、新しい個体ができるということはないのだろうか?
 ヒガンバナの繁殖について、詳しく書かれているものを見たことがないのだが、どのようにして繁殖しているのだろうか?どなたかご存知の方にはご教示いただきたいと思っている。

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今日のセミ(2012年9月25日)

 朝方はだいぶ気温が下がるようになって、今日も朝は涼しかった。しかし、お昼近くなると気温が上がり、暑さを感じるようになった。
 そんな中、まだアブラゼミの鳴き声を聞くことができた。もちろんツクツクボウシも鳴いていたが、ツクツクボウシの鳴き声もピークは過ぎたような感じで、かなり少なくなってきたように感じられる。

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2012年9月22日 (土)

400,000アクセスお礼(2012年9月21日のはず)

 気が付いたらこのブログのアクセスカウンタが400,000を超えていた。おそらく昨日、9月21日に超えていたと思う。
 去年の5月7日の夕方から、Yahooニュースにリンクを張られたページがあって、1日で40,000アクセスぐらいになるという異常な事態もあったが、300,000アクセスを超えた去年の7月17日から1年2か月で100,000アクセスの追加となった。
 とりとめもない事ばかり書いているが、おいでになられた皆さんには感謝したい。

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日本昆虫学会第72回大会(2012年9月16日・17日)印象記

 東京都町田市にある玉川大学で9月16、17日に開催された日本昆虫学会第72回大会に参加した。ボクは評議員ではないのだが、代理出席を依頼されていたので、その前日の15日の午後に玉川大学入りした。日本昆虫学会の評議員会は、各地域の支部選出の評議員が、各地域から最低1名が出席していないといけないという規約があり、東海地域の評議員が0になってしまう可能性があるから出席して欲しい、ということで依頼されたわけである。
 15日に玉川大学に着いたときは、蒸し暑くて、駅から大学までのダラダラの上り坂を歩いていると汗が噴き出してくるぐらいだった。しかし、評議員会の会場になっている教室に入ると、冷房が効いており、寒いぐらいだった。議事は滞り無く終了した。夕方5時半頃、評議員会を終えて外に出るとヒグラシの鳴き声が聞こえた。その他にも玉川大学ではアブラゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシの鳴き声を聞いた。
20120916blog01 16日からが学会の本番である。16日の午前中は一般講演。主に生活史関係の発表が行われる会場にいた。
◎C102 山崎和久・Schüte Kai・名和哲夫・土田浩治「ムネアカハラビロカマキリ(仮称)の日本からの発見と分布に関する報告」
 ハラビロカマキリに近縁なハラビロカマキリよりも大型の日本未記録種が岐阜その他数か所で発見されたという発表である。こんな大型種がこれまで気付かれずにいたというのは驚きである。ハラビロカマキリよりも大型で前胸が長く、胸部の腹面が赤色を帯びているので、ハラビロカマキリとの識別は難しくないと思われる。もともといた種なのか、移入種なのか、興味惹かれる。
◎D108 横地亮祐・三浦一芸・山岸健三「ミンミンゼミの形態的・地理的変異と遺伝子変異について」
 ミンミンゼミは斑紋や色彩の変異に富む種であるが、それの遺伝的変異を調べた研究である。が、遺伝的変異はほとんどない、ということであった。ミンミンゼミとクマゼミは棲み分けているという通説があるが、愛知県の知多半島にある美浜町では、両者が混棲する地域があるという言及があった。発表者の横地氏は広島大学の大学院生であるが、同じ広島大学に勤務していてセミの図鑑の著者でもある税所康正氏とは全くコンタクトしていなかったらしい。同じキャンパスにいるのにもったいない話である。

 午後の最初はアメリカ昆虫学会の会長のG. C. Brown氏による研究の国際連携に関する講演。アメリカ昆虫学会からは日本昆虫学会に対して、学生会員の相互会員制度が提案されており、その宣伝でもあったようだが、随所に日本語のスライドが使用されているにもかかわらず(「Google翻訳」を使ったそうである)、英語を聞くのが苦手なボクには内容を十分に理解できたとは言えない。情けないことである。

 次は学会賞受賞講演2題。
◎上村佳孝・三本博之「Comparative copulation anatomy of the Drosophila melanogaster species complex (Diptera: Drosophilidae).
 ハサミムシの交尾器の形態の進化を得意とする上村氏がショウジョウバエの交尾器についても優れた論文を書いているところがすごい。
◎丸山宗利・小松貴・R.H.Disney「Discovery of the termitophilous subfamily Termitoxeniidae (Diptera: Phoridae) in Japan, with description of a new genus and species.」
 アリやシロアリの巣に見つかる昆虫を得意とする丸山氏が日本産のシロアリの巣からもノミバエを発見したという興味深い発表である。

 次は総会。議事は滞り無く進行し、九州大学名誉教授の湯川淳一先生が名誉会員に決まった。

 さらに、大会主催のシンポジウム「昆虫の社会的貢献」。
◎Y. J. Kwon「Role and contribution of entomology for public in Korea」
 韓国昆虫学会の会長による、韓国の事例の紹介であった。マルハナバチが授粉昆虫として利用されていることなど。
◎中村純「みんなが知っている昆虫ミツバチは本当によく知られているか」
 ミツバチは、よく知られているようで実は誤解されていることが多い、という事例の紹介であった。一度誤った理解が定着してしまうと、その誤解を解くことはなかなか困難である、とのこと。この話を聞いて、「カマキリの雪予想」の話を思い出してしまった。
◎松浦健二「シロアリ研究における基礎と応用のフィードバック」
 新進気鋭のシロアリ研究者、この春、30代にして京都大学昆虫生態学研究室の教授に着任した松浦氏の講演は面白かった。緻密な観察に基づいた基礎的な研究から、シロアリの新しい防除法の開発に至るまでのワクワクさせられる話だった。松浦氏の今後の研究の発展を期待させられる内容であった。

 夕刻終了したシンポジウムの後は懇親会。大学内の食堂で開催された。懇親会の料理は学会の印象を大きく左右するだけに、学会で最も重要なプログラムだと言っても良いかも知れない。今回は去年の松本大会のように料理が足りなくなってしまうようなことはなく、落ち着いて話をしながら食事をすることができた。料理の質は素晴らしかった2009年の三重大会のように、これと言って高いわけではなかったが、最後に玉川大学特製のハチミツ入りアイスクリームが出たところは良かったと思う。
 このあと二次会には参加せず、おとなしく町田市内のビジネスホテルへ。町田の駅前は異様に人口密度が高く、息苦しさを覚えた。

 学会2日目の午前中は2本の公募シンポジウムが同時並行で開催された。ボクは「ネオバイオミメティクス:昆虫学と工学の協調」に出席した。昆虫の形態や機能を模倣した技術が様々な用途に利用されつつあることが紹介された。普段はあまり聞かない内容の話だったので、目新しさもあり、面白かった。

 昼休みには会場で売られていた玉川大学ブランドのハチミツを買った。何種類かあったが、それほどお安くなかったので、いくつも買うことは躊躇させられ、結局、「ソバとシナノキのハチミツ」を1つだけ買った。
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 学会2日目の午後は一般講演。この日もやはり生活史関連の講演が行われる会場にほとんど張り付いていた。ボクはC213の講演で「ヒメジュウジナガカメムシの生活史に関する若干の知見」という演題で、このブログに断片的に書いてきたヒメジュウジナガカメムシの観察記録をまとめて話をした。オチの無い話ではあったが、京都大学名誉教授の藤崎先生から「秋にガガイモの種子に来ているカメムシはヒメジュウジナガカメムシではないのか?」と質問され、「多分そうだと思うが、ヒメジュウジナガカメムシは、種子がなくても、茎葉からの吸汁だけで繁殖ができるところが生活史戦略的にみても面白いところだと思う」と答えた。
 一般講演の後は小集会。参加したい小集会が2つ重なってしまい(と言うか、今回の大会では会期が2日間と短いために、小集会の時間帯が1つしかないのがそもそもの問題であるわけであるが)、よく考えたあげく、「日本半翅類学会小集会」の前半に出席したあと、「第14回昆虫の季節適応談話会」の後半に出席することにした。
 「日本半翅類学会小集会」では、北九州の小倉高校の高校生によるクワキヨコバイ類に関する研究発表があった。奥寺繁さんの指導のもと、今年の春から研究を始めたばかりだと言うことだが、しっかり調査されていると感じさせられた。
 「第14回昆虫の季節適応談話会」では田中誠二さんの「亜熱帯昆虫の休眠の意義と進化」の話を聴いた。季節適応としての休眠は温帯地域を中心に研究されてきており、亜熱帯地域の昆虫における休眠はまだ十分に研究されているわけではない。田中さんは自身の豊富な亜熱帯地域での研究経験をもとに、いくつかの昆虫(クモを含む)の亜熱帯地域における休眠の適応的意義について解説した。ボク自身、石垣島に暮らしていた経験から、亜熱帯地域の昆虫の生活史に深く興味を抱いており、納得させられる話が多かった。

 小集会の終了後は、再び「日本半翅類学会」のメンバーと合流して、町田市内に繰り出して飲んで(ボクはノンアルコールビール)いろいろ虫談義に花を咲かせた。世界でも片手で数えられるほどしかいないハサミムシの分類の専門家のNさんが参加していたので、ハサミムシの話をたくさんした。まだ、日本のハサミムシには分類学上の問題がたくさん残されているようである。

 学会の最中は天気が不安定で、突如として激しい雨に降られたりと、けっこう大変であった。18日の朝に帰路についたわけだが、ボクが乗った新幹線は何事も無く無事に名古屋まで着いたが、少しあとの新幹線は岐阜羽島と米原の間で運転が見合わせになったので、名古屋に着くのも大変だったかも知れない。とにかく、昼過ぎには無事に自宅に帰り着き、自宅で昼食をとった。

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2012年9月21日 (金)

今日のセミ(2012年9月21日)

 今日も昆虫学会の出張の振替休日だったが、またもや出勤である。昨日とりあえず片付けなければいけない仕事は片付けたので、今日は飼育している虫の餌の交換と、トラップの調査だけをすることにしたので、午後から出勤した。
 職場に着くとツクツクボウシとアブラゼミが鳴いていた。アブラゼミがいつまで鳴き続けるか、興味惹かれる。
 今日も昨日と同じぐらいの時刻に帰宅した。

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2012年9月20日 (木)

近所の散歩(2012年9月20日)

 今日は学会出張の振替休日だが、仕事があるので仕方なく職場にでかけた。ある程度キリがついたところで切り上げることにして、普段よりは早く帰宅した。
 妻と三男坊が散歩に出かけるというので、夕方一緒に出かけた。
 志登茂川の江戸橋のたもとから右岸沿いに歩いていると、志登茂川の川の中に10cmほどの大きさの魚がたくさん泳いでいるのが見えた。するとそのとき、体の幅が50cmぐらいはあろうかというエイが泳いでいるのが目についた。以前、岩田川の中流域でもエイが泳いでいるのを見たことがあるので、河口から1kmちょっとしか離れていない場所でエイを見ることは何の不思議でもない。
 志登茂川から毛無川が分岐しているが、さらに毛無川に沿って歩いた。こちらには、今は廃業してしまった養魚場(おそらくウナギだと思う)の跡があり、アオサギなどと鳥がいた。するとそのとき、ビュッと飛び出した青く光る鳥が飛んだのが見えた。カワセミである。以前住んでいた場所の近くの偕楽霊園の池や美濃屋川でも見たことがあったが、今の家に引っ越してからカワセミを見たのは初めてである。大して遠い場所でもないのに、カワセミがいるような場所があったとは迂闊にも気付いていなかったわけだ。
 この場所ではスズムシの鳴き声も聞こえた。スズムシの鳴き声も久しぶりに聞いた気がする。

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2012年9月19日 (水)

夜の浜辺にて(2012年9月19日)

 何となく「夜のドライブに出かけよう」という話になって家族揃ってヨットハーバーまで出かけることになった。浜辺に行くということは浜辺にいる虫を見ることができるのではないかと思ったので、カメラと懐中電灯を持参した。
 現地に到着すると、マツムシがいっぱい鳴いていた。津市に来てから夜の浜辺を歩くことなど無かったので、海のすぐ近くにマツムシがたくさんいることなど知らなかった。しかし、マツムシは草の茂みの中で鳴いているので、姿を見ることはできなかった。
 もっと波打ち際に近いところに行くと、オオハサミムシが走り回っているのを見ることができた。昼間に浜辺に行っても、オオハサミムシは物陰に隠れていて、全く姿を見せないが、夜の浜辺のオオハサミムシは全く違っていた。とにかく走り回っていた。実験室内でオオハサミムシを飼育していると、とにかくよく走り回るので、野外でも走り回っていることは容易に想像できたが、それを確認できたのは良かった。
20120919blog02 浜辺にいるオオハサミムシは、内陸の畑地にいるオオハサミムシよりも明らかに明るい色彩である。

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マムシの幼蛇(2012年9月19日)

 今日も恒例の野外調査だった。昨日までの大雨は上がったて太陽が顔を出したが、まだ何となく不安定な天気だった。
 2番目の調査地に着いた時、Iさんが「足元にヘビがいる」と言うので見てみたら、それはマムシの幼蛇だった。こちらはゴム長靴を履いているし、マムシは30cmにもならないぐらいの小さい個体だったので、近寄って撮影を試みた。小さい個体とは言え、さすがにマムシだけあって攻撃的だった。こちらがゴム長靴を差し出すと、それに攻撃を仕掛けてくる。
 毎週見ている場所だったが、マムシを見たのは今日が初めてである。これまでマムシを気にするようなことはなかったが、マムシがいるとわかれば、多少は注意しないといけないかも知れない。
20120919blog01 セミの方はほとんどツクツクボウシばかりになってしまったが、夕方職場のケヤキ並木のところを通ったら、アブラゼミの鳴き声も聞こえてきた。
 昨日まで昆虫学会に参加するために、東京都町田市の玉川大学に行っていたが、そこではツクツクボウシだけでなく、アブラセミやミンミンゼミは言うに及ばず、ヒグラシまでも鳴き声を聞くことができたので、地域による季節性の違いがずいぶんあるものだと思った。

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2012年9月12日 (水)

モロヘイヤにアオマツムシ(2012年9月12日)

 今日は恒例の野外調査だった。暑い日になったがカラッとしていた。
 3番目の調査地に行ったら、畑にそれだけが残っていたモロヘイヤの茂みから、真昼だというのにアオマツムシの鳴き声がたくさん聞こえてきた。探したらすぐにアオマツムシは見つかった。この写真に移っているだけでも交尾しているペアと別の鳴いている雄の合計3頭が写っている。
20120912blog01 このモロヘイヤであるが、アオマツムシを見つけたときは名前をど忘れしていて、情けないことにモロヘイヤの名前が思い出せなかった。エジプト原産であることは覚えており、もちろん食べたことがあるのでネバネバすることも知っている。研究所に戻ってから「エジプト原産」、「野菜」、「ネバネバ」の検索語で検索したら、見覚えのある「モロヘイヤ」の文字が出てきてやっとのこと気持ちがすっきりした。
 昨日に続き、今日もクマゼミの鳴き声は聞こえなかった。今日の夕方は昨日とは別の道を通ったので、ヒグラシが鳴いていたかどうかはわからない。鳴き声を聞いたセミはツクツクボウシとアブラゼミだえである。ニイニイゼミの鳴き声も聞いていない。

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2012年9月11日 (火)

今日のセミ(2012年9月11日)

 昨日「ニイニイゼミの鳴き声が聞こえなかった」と書いたばかりだが、職場の同僚のIさんが職場の庭でニイニイゼミの鳴き声を聞いたとのこと。ボク自身はツクツクボウシとアブラゼミの鳴き声を聞いた。クマゼミの鳴き声が聞こえなかったのは、午前中は曇っていたからだと思われる。
 今日は雨が降るという予報が出ていたので、今日は車で出勤し、いつもとは違う道を通ったのだが、帰り道で職場の近くのスギ林を通ったところ、ヒグラシの鳴き声が聞こえてきた。ヒグラシはもう終わってしまったのかと思っていたが、まだ生き残っていたのだ。

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2012年9月10日 (月)

モンクロシャチホコの糞?(2012年9月10日)

 8月20日にモンクロシャチホコの成虫を見たことはこのブログに書いたが、今日その近くの桜の木の下のコンクリートブロックの上を見たところ、ガの糞がいくつも落ちていた。桜の木の葉がある場所は高くて確認できなかったが、おそらくモンクロシャチホコの幼虫が落とした糞だと思われる。あと半月もすれば、長い毛を生やした大きくなったモンクロシャチホコの幼虫が桜の木から降りてくるはずである。
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今日のセミ(2012年9月10日)

 今日はニイニイゼミの鳴き声を聞くことができなかった。鳴き声を聞くことができたセミはツクツクボウシ、クマゼミ、アブラゼミの3種。明日以降はどうだろうか?もうニイニイゼミは終わってしまったのだろうか?

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2012年9月 8日 (土)

今日のセミ(2012年9月8日)

 今日は休日だが、一昨日、昨日と出張で出かけていたので、飼育している虫の世話ができなかったため、朝方職場に出かけた。
 昨日の夜から遠くから相当長いあいだ雷鳴が聞こえていたが、雨はほんの少ししか降らなかったようである。それでも変な天気なので、バイクではなく車で出かけた。
 天気が悪いので、セミの鳴き声もあまり元気ではなかったが、ツクツクボウシ、クマゼミ、ニイニイゼミの鳴き声を確認できた。アブラゼミの鳴き声は確認できなかったが、まだこれからも鳴くと思う。
 ラジオのニュースを聞いていたら、三重県北部のいなべ市などで大雨が降っていたようである。気象庁のレーダーのサイトを見てみると、鈴鹿市からいなべ市あたりにかけて、かなりの雨が降ったように思われた。ここ津市の中心部では大した雨は降っていない。
 自宅周辺では、いまのところ全くセミの鳴き声が聞こえない。

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2012年9月 4日 (火)

夜の散歩にて(2012年9月4日)

 このところ、夕方になると疲れきってしまって散歩に出る元気もなかったが、今日は本当に久しぶりに夕食後に散歩に出た。小丹神社までひとまわりしてくる間に秋の鳴く虫の鳴き声をいろいろ聞いた。
 いちばん騒々しいのはアオマツムシ。そのほか、エンマコオロギ、ツヅレサセコオロギ、カネタタキ、ハラオカメコオロギ、マダラスズ、カンタン、マツムシ、その他わからない虫など。注意してはいたが、スズムシの鳴き声は聞こえなかった。

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2012年9月 3日 (月)

熊野の山の中へ(2012年8月31日〜9月1日)

 妻が一度行ったことがあって、今度は家族一緒に行きたい、ということで熊野の山の中の民宿に泊まった。1日1組限定の宿で、あまご料理が「売り」である。
 目指す民宿は、熊野市内から細い山道(それでも一応県道である)を30分ばかり走ったところにあった。アマゴの養殖場(その社長さんが民宿のオーナーでもある)とその民宿だけしかない集落(集落と言って良いものだかどうかかもわからない)である。ラジオは聞こえて、近くの長尾山の山頂にある何かの通信施設は見えるが、携帯電話は「圏外」である。そんな山の中であるが、虫屋的には、回りの山の木はヒノキやスギがほとんどなので、少々面白みに欠ける感じがした。とにかく、そこで1泊することにした。
 鳴き声が聞こえたセミはミンミンゼミ、ニイニイゼミ、アブラゼミ、ヒグラシ。
 着いた日は、アマゴの養殖場の近くの川で川遊びをした。
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20120831blog03これが泊まった建物

20120831blog04小さな集会ができる部屋

20120831blog05夕食は建物の外で

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20120831blog07夕食を食べているところ
食べる途中で雨が降り出して上の写真にある部屋に移動した
あまご料理とシシ鍋だったが食べきれなくて申し訳なく思った

 夜は懐中電灯を持って近くを散策したが、灯りに集まる虫は少なく、少々面白みに欠けた。ツヅレサセコオロギやエンマコオロギの鳴き声が賑やかだったが、こんな山の中だというのにアオマツムシの鳴き声も聞こえた。
 夜は9時にもなれば、なにもすることがなくなってしまい寝ることにした。山の中で標高がそこそこ高いせいか、冷房などなくても心地よい涼しさだった。
 夜中は激しい雨で目が覚めた。と言うか、トイレにも行きたくなって、3回も目を覚ました。大して飲み物を飲んだわけでもないのにトイレが近いということは、それだけ涼しかったということだろうと思う。

 2日目の朝食は朝8時過ぎ。やはり、アマゴ(甘露煮と一夜干し)である。それと茶がゆ。質素だが美味しかった。
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20120901blog03宿の前で記念撮影

 社長さんの話によれば、去年の水害で、この地域は10日間ほど、電話も通じなくなって孤立したそうである。社長さんの軽トラックにアマチュア無線の無線機が積まれていたので、そのことについて話をしたら、災害があったときにアマチュア無線が一番役に立つから、という説明であった。携帯電話も通じない山のなかであるから、説得力がある話だと思った。

 宿を後にして近く(とは言っても5kmぐらい離れている)「大丹倉(おおにぐら)」に向かった。「大丹倉」とは、100mはあろうかという川の断崖である。その上に行った。そこでは、チッチゼミの鳴き声が聞こえた。山の上にはマツが生えており下層植生にはツツジの仲間もあったので、チッチゼミが発生するための条件は揃っていた。
 次は、そこから川に降りて、下から「大丹倉」を眺めた。登った場所は、こちら側からは見えない場所だったようである。
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 再び山道を走って熊野市内に戻って「花の窟神社」に立ち寄ったら、そこではクマゼミの鳴き声が聞こえた。そこで土産物を調達。

 途中、尾鷲市内で昼食をとり、午後3時ぐらいに津市内に戻った。

 今回の熊野の山の中は、完全に「非日常」の世界であり、たまには良いものだと思った。ヒノキやスギの植林がほとんどではあるが、ところどころには広葉樹も残っているので、そういう場所を狙えば、虫屋的にも面白さがあるかも知れないと思った。機会があれば、今度は別の季節に行ってみたい。
 しかし、熊野は遠い!

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