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2012年7月12日 (木)

ヒメハルゼミ@伊勢神宮外宮(2012年7月10日)

 翌日から天気が崩れるという予報が出ていたので、一昨日は職場を早退してヒメハルゼミの合唱を聴きに行くことにした。まずは午後4時過ぎに近鉄宇治山田駅に到着。
20120710blog01 ここから外宮方面へ。
 観察場所は、去年目星をつけておいた場所。去年はヒメハルゼミの抜け殻がたくさん見つかった。こんな大きな木もある場所である。
20120710blog02 到着したときは、森の外でニイニイゼミが鳴いていただけだったが、間もなくヒメハルゼミの小規模な合唱が始まった。今年は低温傾向が続いていたし、去年よりも来た時期が少し早かったので、まだヒメハルゼミが発生していないかとも思ったのだが、それは杞憂だった。
 早速抜け殻を探したところ、すぐに抜け殻は見つかった。しかし、去年見たときよりは少ない印象。去年よりもちょっと時期が早いので、これからまだ羽化があるのだろうと思う。
20120710blog03 この抜け殻は人の背丈よりも低い場所にあったが、断続的な合唱を聴きながらちょっと高い場所を探していたら、運良く成虫を見つけることができた。ヒメハルゼミが鳴いている場所は林冠付近なので、成虫を見つけることができるとは思っていなかったので幸運だった。ただし、これは鳴かないメス。
20120710blog04 去年はまだ明るいうちに鳴き止んでしまったと思ったのだったが、Zikadeさんから「暗くなる頃にこそ大合唱がある」と教えていただいたので、今回は暗くなるまで現地に留まることにした。
 その間に色々な昆虫の観察。思いがけず見つけたオオフタモンウバタマコメツキとサツマニシキ。
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20120710blog06 あたりをウロウロしながらヒメハルゼミの合唱を聞いていると、やはり夕方6時過ぎに完全に鳴き止んでしまった。空白の時間は15分ほど。その間はただの一声もヒメハルゼミの鳴き声は聞こえなかった。ところが、何をきっかけとしたのか、突然合唱が始まり、それまでになかったような大合唱になった。日没時刻を挟んで大合唱は続き、空がかなり暗くなってからやっと鳴き止み、鳴き止んだあとはまたただの一声も聞くことはできなかった。
 ヒメハルゼミは決して「美声」のセミではなくて小さなセミであるが、この大合唱は大変聞き応えのあるものだと思う。

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コメント

あらためまして、おめでとうございました。

夕方最後の大合唱は必ずあるものだと思います。今まで何度も観察していて、この大合唱がなかったことは皆無です。とにかくこの時ばかりは全部のオスたちが声を合わせているのではないかと思わせるような大合唱で、感動的です。一度味わうと、また聞きたくなるものです。他のセミでは味わえませんから。

投稿: Zikade | 2012年7月13日 (金) 01時32分

Zikadeさん、コメントありがとうございます。
 夕方の最後の大合唱のことは、ヒメハルゼミの棲息地の近くに住んでいるのでなければ、気付かずに済んでしまうこともありそうです。情報のご提供ありがとうございました。

投稿: Ohrwurm | 2012年7月13日 (金) 06時50分

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