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2012年4月

2012年4月30日 (月)

石山観音公園と椋本の大椋(2012年4月30日)

 天気はあまり良くなかったが、雨も降っていなかったので、近場にドライブに行こうという話になって、出かけることにした。同行は妻と三男坊。目的地は津市芸濃町の石山観音公園。亀山市(旧鈴鹿郡関町)に近い場所である。
20120430blog01このように岩に彫られた観音さんが大小たくさんある。

20120430blog02記念撮影(三男坊撮影)

20120430blog03山の上から見る風景は気持ちが良い

20120430blog04クロハナムグリ。山頂付近の地面に止まっていた。この他にもこの地域では珍しい虫も見つけたが、同好会誌に記録を発表する予定なので、ここでは未公開。

 帰りには途中の椋本の大椋に立ち寄った。その存在はかなり前から知っていたが、目にしたのは今回が初めて。
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 ここまでは天気が持ってくれたが、やがて雨が降り出してしまった。

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2012年4月29日 (日)

今年初めてのいつものフィールドにて(2012年4月29日)

 昨日に続き天気が良かったので、今年初めていつものフィールドに出かけた。三男坊が同行。
 天気は良く暖かく風もなかったが、活動している昆虫は少なかった。昆虫が少なかった理由は不明。去年ハルゼミの鳴き声を聞いた場所でも、ハルゼミの鳴き声は聞けず。おそらくまだ発生していないのだろうと思う。
20120429blog01フィールドの一角のクヌギ林

20120429blog02シオヤトンボだろうと思うが自信無し

20120429blog03ツチイナゴ。成虫で越冬するので、この時期にはよく見かける。

20120429blog04オオカマキリ。他にも卵嚢を見つけたが、どれも卵嚢は既に孵化していたようだった。

20120429blog05たぶんニホンアカガエル

20120429blog06シマヘビ。それほど大きな個体ではなかった。

20120429blog07マイマイカブリ。三男坊が見つけた。

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2012年4月28日 (土)

伊勢街道を歩く【日永の追分→江戸橋】(2012年4月28日)

 暖かくなったので街道歩きを再開する機会をうかがっていたが、これまで天気が悪かったことが多かったので、なかなか実現できないでいた。今日は一日中晴れるという天気予報だったので、去年の秋以来の街道歩きを再開した。
 今日の予定は、旧伊勢街道の起点である四日市市の日永の追分から津市の江戸橋までである。
 朝7:41江戸橋駅発の近鉄急行に乗り、塩浜駅まで乗る。最寄り駅は近鉄内部線の追分駅だが、一旦四日市まで行って、さらに戻る形になるので、塩浜駅から日永の追分駅まで歩いても10分程度余計に時間がかかるに過ぎない。というわけで、歩き始めは近鉄塩浜駅である。
20120428blog01 ここから歩いて40分弱で日永の追分へ。8:43出発。電車に乗っていたときは、セーターも着ていたが、暑くなったのでTシャツ1枚になる。
20120428blog02 快調に歩いて神戸(かんべ)の街へ。ここは昔から今まで営業している旅館「加美亭」。なんと築250年。
20120428blog03 しばらく歩いて近鉄鈴鹿線の鈴鹿市駅のあたりまで来ると、集団で歩いている人々に遭遇。近鉄主催のハイキングらしい。すごい勢いで歩いて行く人多数あり。東玉垣町の正信寺でしばしのトイレ休憩。
20120428blog04 さらに快調に歩き、白子の街へ。ほとんどお昼になったところで食堂を見つけたので昼食休憩。街道の町並みに調和した佇まいの「めんくいくん」。
20120428blog05 たまごとじうどん。600円なり。かなり美味しかった。
20120428blog06 白子を過ぎると近鉄主催のハイキングの人々が居なくなったので、また孤独な歩行である。さらに歩いて寺家(じけ)の街中。廃業した銭湯を見つけた。
20120428blog07 昼食休憩まではトイレ以外の休憩はしなかったが、さすがに暑くなってきたこともあるので、ときどき休憩するようになる。さらに歩いて東千里の巡礼道との分岐点にある甕釜冠地蔵堂(かめかまかぶりじぞうどう)。ここは以前、巡礼道を歩いたときに通ったので記憶に残っている。
20120428blog08 さらに進み、津市河芸町上野にある弘法井戸。
20120428blog09 さらに進み津市栗真小川町の逆川神社(さかがわじんじゃ)。普段は国道23号線側から見ていたが、こちらから見るのは初めて。
20120428blog10 さらに進むと見慣れた風景。国道23号線を渡り海側へ。コンビニエンスストアがあったので、また休憩してアイスクリームを買って食べる。しばらく歩いて津市栗真町屋町にある巡礼道との南の分岐。
20120428blog11 ここまで来たら終着点は近い。江戸橋を渡って、伊勢別街道との分岐の常夜灯。
20120428blog12 到着時刻16:33。歩いた時間は7時間弱で、だいたい7里ぐらいを歩いたことになる。上半身はほとんど使っていないので元気だが、さすがに腰から下は疲れた。

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2012年4月23日 (月)

佐渡のトキの繁殖に思う(2012年4月23日)

 今朝は各マスコミが佐渡の野外に放たれたトキが36年ぶりに繁殖に成功したことを伝えていた。どのマスコミも論調は似たようなもので、繁殖に成功したことは喜ばしいというもので、それに疑問を投げかける余地は一切ないように思われた。しかし、はたしてそれで良いのだろうか?
 誰もが知っているように、今回野外で繁殖したトキは日本在来のものではなく、日本在来のトキが絶滅した後に中国から連れて来られたものの子孫である。つまり、外来個体群ということである。昨今、外来種の問題がいろいろ議論されているにもかかわらず、このトキのことを問題視している人は全く存在しないように見える。
 この外来個体群であるトキの人工繁殖には、いくらか詳しくはしらないが、少なからぬ公的な資金が投入されているはずである。なぜ外来個体群の繁殖のために公的な資金を投入しなければいけないのか?ここのところがよくわからない。日本のトキが絶滅した時点で公的資金の投入を中止すべきではなかったのか?
 中国産の個体群を使っての今回の野外での繁殖は、壮大な生態学的な実験だったと言えるかも知れない。そして、今回佐渡の野外でのトキが繁殖したことによって、佐渡の自然環境の豊かさが証明されたと言えるのも確かかも知れない。しかし、自然環境の豊かさを認めるためには、トキがいてもいなくても、様々な生物の種類相や個体数を調査すればわかることではないかと思う。
 その一方で、開発によって絶滅の危機に瀕している日本在来の生物は数限りなくある。それに対する保全活動に対しては、トキの場合と比べると、公的な資金はほとんど投入されていないといえるどころか、未だに開発を続けている場所もたくさんある。そういう問題は、マスコミではほとんど報道されない。
 トキは豊かな自然の一つの象徴かも知れないが、トキが守られれば自然が守られたと勘違いする人も出てきそうなので、歓迎一辺倒のマスコミの論調には困ったものだと感じさせられる。と言うか、マスコミの自然というものに対する掘り下げ方の浅さにはがっかりさせられた。

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2012年4月19日 (木)

ナミアゲハ・ヒメウラナミジャノメ・キムネクマバチ初見(2012年4月19日)

 今日は朝から曇りがちであった。出勤して職場の庭に出るとモンシロチョウやベニシジミと一緒にヒメウラナミジャノメがいた。今年の初見である。
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 その後、野外調査に出かけたところ、最初の調査地でナミアゲハが飛んでいるのが見えた。これも今年の初見である。さらに、畑を調査に使わせてもらっている農家さんの家に行ったところ、キムネクマバチが飛んでいた。これも初見である。
 去年のアゲハとキムネクマバチの初見は4月14日であったから、今年は少し遅いが、ヒメウラナミジャノメの初見は4月21日であったから、これは少し早い。

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2012年4月16日 (月)

田植え始まる(2012年4月16日)

 今日職場に出かけたら、途中の田圃に稲の苗が植えられているところが何か所かあった。まだ気温は低いが、この週末に田植えが行われたようだ。まだ水も入っていない田圃もあるが、連休までには田植えが終わるのではないかと思う。

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2012年4月13日 (金)

今年もヒメジュウジナガカメムシが出現(2012年4月13日)

 昨日の夕方Iさんから「またカメムシがいますよ」と言われたので、職場の中の去年の秋にヒメジュウジナガカメムシが発生していた場所に行ってみた。すると、今はまだ芽を出していないが、ガガイモが生えていた付近のカラスノエンドウやツゲの葉などの上に、あちこちに集団を形成していた。2008年、2011年に続いて、ボクがこちらに来た2004年以降では3回目の発生の確認である。
 大きな集団では30頭ほどの個体からなっているものがあったが、全体的にはまばらな集団だと言える。去年の秋に発生していた場所に今年も出現したので、付近で越冬していたことは疑いないであろう。ということは、枯れ葉の下か地面の中で越冬していた可能性が高いように思われる。集団を形成していたわけだが、その集団を形成している個体の中に交尾をしている個体は発見できなかった。ここでの寄主植物であるガガイモがまだ芽を出していないので、まだ繁殖体勢に入っていないということなのだと思う。例年だと、ガガイモが芽を出すのは、まだ半月ほど先のことであるので、それまでとりあえず集団を形成しているということなのだろうかと思う。
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20120413blog4 他に目についたのは、ヒメエグリバの幼虫。これは去年の秋にも発生していた
20120413blog5 ヒメエグリバの幼虫は既にけっこう大きくなっている。寄主植物のアオツヅラフジの方はと言えば、まだ芽を吹いたばかりで、食痕は全く見つからなかった。ということは、ヒメエグリバの幼虫は、そこそこ大きくなった幼虫で越冬していたということなのだろうと思う。

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2012年4月 8日 (日)

花見@津偕楽公園に行った(2012年4月8日)

 やっと少し暖かくなり、ちょうど桜の花の見頃にもなったので、近所のパン屋「ブロワ」でパンを買って津偕楽公園まで出かけた。津偕楽公園はすごい人出であった。
20120408blog1小丹神社(おにのじんじゃ)の前

20120408blog2津偕楽公園

20120408blog3シダレザクラ

20120408blog4津偕楽公園から少し観音寺町方面に行ったところにある桜
引っ越す前に住んでいた家の近くで、毎年見事な花を咲かせている

20120408blog5津駅西口にある大師山密蔵院

20120408blog6この先が思った以上に奥が深く感じられた
八十八か所を回ったと思えば短いものだが

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2012年4月 7日 (土)

ベニシジミ初見(2012年4月6日)

 昨日(4月6日)は風が強く、寒い日だった。しかし、午後職場の中の畑に行こうとしたら、その強い風の中、ベニシジミが飛ぶのを見た。今年の初見である。

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2012年4月 4日 (水)

やっと桜が咲き始める(2012年4月4日)

 昨日は季節外れの暴風雨で大変な日になったが、雨が上がった今日も風は強く寒かった。今日は恒例の野外調査だった。2番目の調査地に着こうとする頃、ツバメが群れになって飛んでいるのが見えた。畑に行くと、モンシロチョウもたくさん飛んでいた。モンシロチョウがたくさん飛ぶようになると、やっと春になったと実感できる。外の調査地を回って、最後に研究所内の調査地に行ったら、あるべきはずのトラップが2つ行方不明になっていた。昨日の暴風で飛ばされたらしい。ひとつは畑の中で見つかったが、もう一つはなかなか見つからず、あちこち探しまわったあげく、防風垣を超えた隣の畑で、中に入れてあった粘着板だけ見つかった。結局トラップの本体は行方不明のままである。
 仕事を終えて帰宅の途中、津の最大の桜の名所の津偕楽公園の脇を通る。ここの桜もやっとのこと咲き始めたようであった。8年前に引っ越してきた4月2日には既に満開近かったので、今年の桜の開花は相当遅れている。


と書いたら、今日、津市の桜の開花宣言が出たとテレビのニュースが伝えていた。平年より4日遅い開花とのこと。開花の目安となる桜の木は、津偕楽公園の中の桜の木らしい。

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2012年4月 1日 (日)

繁殖様式としてハレムを形成するハサミムシの発見(2012年4月1日)

 英国の権威ある科学雑誌“Scientia Naturae”の最新号によると、ニューギニアの山地で繁殖様式としてハレムを形成するハサミムシが発見されたとのことです。ハレムはホオヅキカメムシなどのカメムシではよく知られており、1頭の雄の回りに3〜10頭程度の雌が集団を作っており、その集団の雌と交尾しようとする他の雄が集団に近づくと、ハレムを支配している雄が戦い、その戦いに勝った雄がハレムを支配するというものです。
 これまでに知られている多くのハサミムシでは、産卵した雌が自分が産んだ卵を孵化するまで巣の中で世話をしますが、雄は雌が産卵すると他の交尾相手を捜すために、産卵が済んだ雌には興味を示さなくなります。ところが、ニューギニアに棲息するForficuloides tropicusというハサミムシでは、1頭の雄が複数の雌を支配し、産卵が済んだあとも、自分の交尾相手の雌の巣を見回り、他の雄が来ると追い払う行動をとるそうです。ハサミムシには雄にも雌にもハサミがありますが、どの種でも雌より雄の方が立派なハサミを持っています。Forficuloides tropicusでは、特にその傾向が顕著で、雄には非常に立派なハサミがあります。おそらく、その立派なハサミがハレムをめぐる戦いに役に立っていることは間違いないでしょう。
 ハサミムシの繁殖生態が明らかにされている種はそれほど多くありませんが、ハレムを形成するハサミムシが発見されるかも知れません。日本に分布するハサミムシの中では、屋久島や奄美大島や徳之島などに棲息するキガシラハサミムシParatimomenus flavocapitatusの雄には非常に長いハサミがありますが、ひょっとしたらハレムを形成して、それを防衛するのに役立っているかも知れません。


というわけで、今年も4月1日を迎えたわけですが、楽しんでいただけましたでしょうか?

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