東京出張2日目(2011年12月20日)
部屋が暖かくて乾燥していたためか、夜中に喉が渇いて何回か目が覚めて飲み物を飲んだが、それなりに熟睡できた感じである。モーニングコールを7時にセットしていたが、その前に目覚めてしまった。昨日コンビニエンスストアで買ってきたもので朝食を済ませた。南青山会館の朝食はバイキングで700円なのだが、それほど高価ではなくても、バイキングだとついつい食べ過ぎてしまうので、バイキングを自重したわけである。
ここはフロントにインターネットに繋がったコンピュータがあるのだが、このブログを書き込むサイトにアクセスしようと思うと「ウィルスバスター」にブロックされてしまって書き込めなかった。困ってしまったので、フロントの人に「何とかなりませんか?」と言ったのだが「何ともなりません」と言われてしまい、またまた困ってしまったのだが、そこで「自分のコンピュータを繋がせてもらえますか?」と訊いたら、「少しの時間なら良いです」と言われて、とりあえずメールを吸い上げてブログへのコメントへコメントを返した。今回はこの宿が便利だったからここにしたのだが、来年2月の霞ヶ関への出張のときはどうするか、ちょっと考えてしまう。この宿から霞ヶ関までは地下鉄千代田線一本で8分で行けるから、そこそこ便利なのである。
会議は予定より少し早く11:45頃終了。会議の中で、アマチュアの蛾屋さんが欲しがっている蛾について少し話題が出た。これは会議の本題ではなく余談である。アヤモクメキリガという冬に発生する蛾がいるのだが、H県の農業試験場のYさんによると、この蛾はけっこう採集が難しいらしいというのだ。春から初夏にかけて、この蛾の幼虫は時々見かけるのだが、これを採集して飼育しても、前蛹か蛹で休眠している夏から秋の管理が難しく、なかなか羽化させられないというのだ。ボクも幼虫を採集して飼育を試みたことがあるのだが、やはり蛹のときに死なせてしまった。この採りにくいアヤモクメキリガは、オオタバコガの発生予察用の合成性フェロモン誘引剤に誘引されるのである。ボクが調査している場所でも、フェロモントラップにそこそこたくさん入るので、そんなに採りにくい蛾だとは思っていなかったのだ。
次の会議はツクバで明日の午後からなので、今日の午後は自由な時間ができた。サンマーメンを食べたいと思ったので、横浜まで行くことにした。南青山会館から渋谷駅まで歩いて15分ほど。12:15発の東横線の特急にゆっくり間に合った。目指すは一度行ったことがある「玉泉亭 横浜ポルタ店」。二度目なので迷わずにたどり着くことができた。
食べたのはもちろん「サンマーメン」。600円なり。ごくわずかに縮れた細麺である。
完食。
食事のあと石川町まで出てエジソンプラザに行ったが、あまり面白い出物はなかった。仕方がないので駅まで戻り、京浜東北根岸線で秋葉原に転戦。夕方まで電気街を徘徊した。電子部品は秋葉原でないと手に入らないものもあるが、そうでないものは名古屋の大須の方が安かったりするものもあるようである。
秋葉原で喉が渇いたのでDrPepperを探した。かつては500mlのPETボトルがごく普通に見つかったが、今日はいくら探してもも350mlの缶入りしか見つからなかった。缶入りでは持ち歩くのが不便なので、結局買わなかった。500mlのPETボトル入りのDrPepperは絶滅してしまったのだろうか?
そのあと南千住の定宿へ向かう。秋葉原から上野までの京浜東北線はかなり混雑していたが、上野からの常磐線は座れなかったものの、思ったほどの混雑ではなかった。駅の近くのコンビニエンスストアで食料と飲み物を調達してホテルへ。
ホテルに着いて名前を告げると「いつもご利用ありがとうございます」と言われてしまった。機会がなかったのでしばらく泊まっていなかったのだが、どうやら常連客として認識されてしまっていたようである。このホテルは部屋が狭く、アウトバス・アウトトイレなのだが、無線LANも利用でき、南青山会館よりもアットホームで気に入っている。問題点は、霞ヶ関まで地下鉄日比谷線一本で行けるのだが、25分ぐらい時間がかかるのと、時間帯によっては滅茶苦茶混雑することである。2月の霞ヶ関での会議のタイムスケジュール次第ではこちらに泊まろうかと思っている。明日はツクバなのだが、このホテルからは「つくばエクスプレス」でも常磐線でも一本で行けるという便利な場所である。
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