東海道を歩く【小古曽→市ノ瀬】(2011年11月4日)
今日は代休だったので、10月8日に続き東海道を歩くことにした。10月8日は桑名宿の七里の渡しから四日市市小古曽まで歩いたので、今日はその続きである。さて何処まで歩けるか?
江戸橋7:42発の近鉄急行に乗り近鉄四日市へ。そこでナローゲージの内部線に乗り換え。近鉄四日市では一旦改札を出てから内部線と八王子線の専用乗り場に行く。
今日の出発点の近鉄内部(うつべ)駅前。
杖衝坂(つえつきざか)。ちょっと坂がきつい。
石薬師宿の入り口。
佐佐木信綱の生家。佐佐木信綱が石薬師村の出身だとは今日まで知らなかった。
石薬師宿の中。
石薬師宿を抜けたところ。
庄野宿の入り口。
庄野宿本陣跡。
中富田一里塚。
亀山市和田町。このあたりでちょうどお昼。出発して間もなくの四日市市釆女にコンビニエンスストアがあったが、それからここまで、コンビニエンスストアも食堂も全くなかった。食堂の情報も入手しておく方が良かったと思うが仕方がない。
国道1号線と関西本線を跨ぐ歩道橋を渡ったところに食堂らしきものが見えたので行ってみると、思った通り食堂であった。ここで昼食休憩。食堂は満員でしばらく待たされた。
「卵とじうどん」500円なり。定食物もあり、ボリュームもあって安かったが、食べ過ぎると歩けなくなると思ったのでこれを食べた。
亀山市内「東海道」と「巡見道」の分岐点。「巡見道」は国道306号線である。
亀山宿の入り口。
亀山宿の中。亀山宿の中に入ると飲食店はたくさんあるので全く困らない。ちょっと頑張って亀山宿まで歩いてから昼食をとっても良かったかもしれない。
亀山宿の出口付近。
野村一里塚。
このあとしばらく鈴鹿川に沿った道を歩くが、日陰がなくてちょっと辛い。
亀山宿と関宿の間。ここで国道1号線と交差する。
関宿の入り口。
関宿東の追分。10月9日に歩いた伊勢別街道との分岐点である。
関宿伊藤本陣跡。
「関の戸」のお店。「関の戸」は上品で美味しいお菓子である。
関宿地蔵院。
関宿西の追分の休憩所。トイレもある。関宿西の追分で大和街道が分岐する。
さらにしばらく歩いて市ノ瀬の西願寺。
この時点で時刻は16:10。今日はここで終わりにする。国道1号線の起点から426.2km地点。
この先に坂下宿がある。
ここから関宿西の追分まで東海道を戻り、そこからは東海道を外れて国道1号線を歩いて関駅へ。関駅に着いたのは16:50頃。亀山行きの列車は17:30までなかったので、付近を散策したり、ホームのベンチで本を読んだり。
列車に乗れば、亀山駅まで7分ほど。亀山駅で17:59発の新宮行きの列車に乗り換えると、津駅には18:19着。ここで近鉄に乗り換えて江戸橋まで行こうかと思ったのだが、18:31まで列車がないことがわかったので、これなら津駅から歩いて帰っても2〜3分しか違わないと判断して津駅から歩いて帰ることにした。
これがちょっとした間違いで、帰り道で段差があるところに気づかずに足を踏み外して転倒してしまい、左の膝と両手の掌にかすり傷を負ってしまった。暗かったこともあるが、やはり疲れていたのが原因だと思う。
ということで、最後に若干のトラブルはあったが、まあ何とか大した事故もなく18:35頃帰宅した。
足の疲れはそれほどでもなく、明日も歩けそうである。しかし、鈴鹿峠から先の東海道の地図を入手していないので、東海道を歩くわけにはいかない。安息日にするのも悪くないかも知れない。
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コメント
自分を人目のある場所に長時間さらすっていう行為は普段はあまりできないんですけど、でも思い切ってやってみるとなんだか吹っ切れたみたいなすがすがしさがありますね。ところで八王子線という線の存在を私は初めて知りました。内部をうつべって読むのもちょっとうれしいです。
投稿: 南十字星 | 2011年11月 8日 (火) 21時44分
南十字星さん、コメントありがとうございます。
歩いているときは、人目のある場所に自分をさらす、という気持ちは全くありません。ほとんど、自分だけの孤独な世界、という感じです。歩いた後は、充実感というか清々しさを感じるのは確かです。
投稿: Ohrwurm | 2011年11月 9日 (水) 06時47分