セミなど@筑波山(2011年9月30日)
出張用務の会議が終わったあと、「カメムシ採集人」のTさんに迎えに来ていただいて、筑波山に連れていってもらった。出張でつくば市を訪れたことは幾度となくあるが、筑波山に行ったのは今回が初めてである。ロープウエイの乗り場のあるところの駐車場から山道を少し散策した。
鳴き声を聞いたセミは、エゾゼミ、ツクツクボウシ、アブラゼミ、ミンミンゼミであった。エゾゼミの鳴き声を聞いたのは久しぶりである。そのあたりでは、エゾゼミがいちばん元気に鳴いていた。エゾゼミもけっこう遅い季節まで鳴くものだと思った。
山ではいろいろな植物が実をつけはじめていた。サルナシ、アケビなど。サルナシの実をとって齧ってみたが、まだ熟していなくて酸っぱかった。
カメムシの幼虫が何頭も見られたが、名前はわからなかった。カメムシ科であることは確かだと思うが。
Tさんはマタタビの蔓を少し採って家に持ち帰った。Tさんの家のネコのミューンに与えると、このとおり。
この夜は、ハエやハナバチの分類の専門家のMさんも交えての夕食となった。Mさんの奥さんは、ぼくの妻の幼稚園のときの先生でもある。妙なところで縁が繋がっている。
夕食を終えたあとはテレビの鑑賞。NHK BSプレミアムの「新日本風土記」の「仁淀川」には、カメムシ図鑑の著者のひとりのTさんがアメゴを釣る「伝説の釣り師」として登場。Tさんの知らなかった一面を知り面白かった。虫屋仲間は普段はお互い虫屋としてしか認識していないが、別の顔を持っているということを知ると面白いものである。
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