家に侵入してきたアシナガバチ(2011年10月20日)
妻が「何か虫が居るから来て!」と言うので2階に上がっていくと、そこに居たのはアシナガバチであった。触角の形態を見ると、どう見てもオスなので、手で掴んでも刺されないはずである。そうだとは頭の中ではわかっているのだが、手で掴むのがためらわれ、ピンセットを持ってきてつまんでみた。そうすると、腹部で刺すような行動をするのである。そのままビニル袋の中に入れてよく見てみても、腹端に見えるのは刺す針ではなく、オスの交尾器である。そうだとわかっていても、やはり手で掴もうという気にはならない。
わが家にはきちんと同定できる図鑑がないので自信はないのであるが、キアシナガバチではないかと思う。
オスは越冬しないはずなので、なぜ家の中に侵入してきたのかは不明である。
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コメント
うちにも各種の蜂がちょいちょい入ってきます。家族には日ごろから、ムカデとゲジゲジと蚊以外は決して殺さないようにきつく教育をしておりますので、蜂を逃がしてやるのは、もっぱらお父ちゃんの仕事ですが、不在の時は娘も家人も自分でやっているようです。彼女たちはムカデもムカデペンチ(ただのペンチですが我が家ではムカデをつかむのでこう称しております)で火あぶりの刑に処しております。やればできるやん。でも飛び込んできた足長蜂を貴方のようにしげしげと観察する余裕はないですねぇ。
投稿: Harpalini | 2011年10月21日 (金) 10時17分