« 日本昆虫学会第71回大会@信州大学松本キャンパス・2日目(2011年9月18日) | トップページ | ヒメジュウジナガカメムシの羽化始まる(2011年9月22日) »

2011年9月19日 (月)

日本昆虫学会第71回大会@信州大学松本キャンパス・3日目(2011年9月19日)

 今日は学会も最終日である。去年は開催場所が鶴岡ということで遠く、学会終了後にもう一泊したが、今回はそれほど遠くないので、今日のうちに帰宅である。
 いつものように6:30を少し過ぎた頃にホテルの食堂へ。2日間気づかなかったが、普通のコーヒーだけでなくエスプレッソも飲めることがわかったので、今日はエスプレッソも飲んだ。
 チェックアウトして荷物をホテルに預けてバスターミナルへ向かった。バスターミナルでは弘前大学退官後も「カマキリの雪予想」がウソであることを証明するなど、精力的に研究を行っておられる安藤喜一先生にお会いしたので、バスの中でもカマキリの卵の休眠のことなどについて色々お話をうかがった。
 今日の午前中の一般講演は、生物多様性、保全、環境がらみの講演と生物地理関係関係の講演を中心に聴いた。生物地理関係ではDNAを扱うことが当たり前のようになってきているが、いかに面白い題材を扱うかが問題になってくるであろう。
 午後は「日本の昆虫分類学、創成期の人と標本」のシンポジウムに出た。5題の講演のうち、最後の講演は列車の時刻の都合で聴けなかったが、日本の昆虫分類学の歴史を概観することができて、ぼくにとっては実りのあるシンポジウムだったと思う。
 5題目の講演の冒頭までを聴いてバス停に向かおうとすると雨が降ってきた。一応傘を持っていたのだが、ついに役に立った。バスが駅前に着くと、雨はやんでいた。ホテルに預けてあった荷物を受け取り、駅に向かった。JRの特急列車の指定席を使うのは本当に久しぶりだが、ホームにいくら人が並んでいても座れることがわかっているという安心感は大きい。ホームに降りて電車の写真でも撮ろうかと思ったのだが、カメラが見つからなかった。シンポジウムの会場で写真を撮ったのは確かなので、シンポジウムの会場に忘れてきたらしい。仕方が無いので、帰宅したら大会役員にメールを出して探してもらおうと決めたのだが、それが気になって列車の中では落ち着いて本も読めない。気分も落ち込んだまま、18:30過ぎに名古屋に到着。名古屋駅の3,4番線ホームには安い飲食スタンドがあるとのことを何かを見て知ったので行ってみた。場所は中央の階段よりやや北寄りの場所である。きしめんが1杯200円。普通に美味しかった。同じホームの北と南ではずいぶん値段が違うが、どう住み分けているのか不思議である。
 それから近鉄名古屋駅に向かい19:11発の鳥羽行き急行に乗る。問題なく着席できた。こちらは本降りの雨である。江戸橋駅から我が家までわずかな距離だが、傘をさしていても少しぬれてしまった。
 帰宅してから荷物を整理していたら、ザックの底からカメラが出てきた。松本駅では十分に探したつもりだったのだが、まだ風邪で頭がボーッとしていたので見つけられなかったのかも知れない。まずは失せものが現れてひと安心であった。

|

« 日本昆虫学会第71回大会@信州大学松本キャンパス・2日目(2011年9月18日) | トップページ | ヒメジュウジナガカメムシの羽化始まる(2011年9月22日) »

コメント

台風の前に帰られて良かったですね。下手に採集に手を出されていると帰られなくなるところでしたよ。中央西線が不通になりましたから。18日は15時くらいまで時間があったので松本キャンパスに寄りました。会場にまでは入りませんでしたが。翌日は扉温泉でトラップをかけて終了。翌日は雨の中回収に回りました。

投稿: Harpalini | 2011年9月21日 (水) 20時42分

Halpaliniさん、こんにちは。
 本当なら、もう1泊したいところでしたが、20日締め切りの仕事があったので、仕方なく19日に帰ることにしました。乗った列車の2本あとの列車から以降は大雨で普通になってしまったので、帰れなくなるところでした。

投稿: Ohrwurm | 2011年9月22日 (木) 06時55分

扉温泉での採集余談です。トラップをかけるために家内と林道を歩いていたら、向こうから網を持った方が・・。山の礼儀で挨拶をして顔を合わせたら、な、な、何と九大のクワガタムシのA谷さんやった。思わず握手を。Harpalini:”だめですよ、大学関係者の方が学会をサボって虫捕りに来たら”A谷さん:”いやぁシンポジウムの義務を果たしたので来ています”。翌日は信州大学の動物関係の先生と学生らしき方と出会いました。何でもクマのワナをかけておられるとか。地面を掘っているのが怪しいというか生物生物であろう思われたのか、先方から声をかけられました。私たちはもっと大きなトラップをかけてますですと。ゴミムシを採っていますといったら女性の学生さんも即座に理解されたのは流石でした。似たようなことに興味があるというのは良いものです。しかし車がたくさん走っている温泉付近のワナにもクマが5頭ほど入っていたとか。驚きとともに例え旅館近くでも夜は外出ができないなぁと、正直ビビりました。

投稿: Harpalini | 2011年9月24日 (土) 10時37分

Halpaliniさん、コメントありがとうございます。
 学会期間中はだいたい天気が良かったので、採集に出た参加者も多かったのではないかと思います。ボクは体調が悪かったので、山に行こうという気力がありませんでした。
 学生時代に美ヶ原には一度だけ行ったことがあり、三城の方から降りてきたので、扉温泉の近くは通ったことがあるわけですが、扉温泉には行ったことはありません。

投稿: Ohrwurm | 2011年9月24日 (土) 17時54分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/182871/52775875

この記事へのトラックバック一覧です: 日本昆虫学会第71回大会@信州大学松本キャンパス・3日目(2011年9月19日):

« 日本昆虫学会第71回大会@信州大学松本キャンパス・2日目(2011年9月18日) | トップページ | ヒメジュウジナガカメムシの羽化始まる(2011年9月22日) »