ヒグラシを見に畑のそばの林へ(2011年8月14日)
苗の水やりついでに職場の畑のそばの林にヒグラシを見に行こうと思った。林の中に足を踏み入れると、次から次へとヒグラシが飛び出すのだが、こちらが見つけるのが遅いものだから全部逃げられてしまう。いずれにせよ、まだヒグラシの個体数は多いようだ。
近くに去年キノコゴミムシを見つけた大きな立ち枯れがあるので、そこを見に行ったらヤマトタマムシが産卵しようとしていた。珍しい種ではないが、大きくて奇麗なので、見つけるとやはり嬉しい。
同じ立ち枯れにはヨコヅナサシガメの幼虫の集団もいた。もう枯れてしまった木なので、普通のイモムシやケムシの類いはいないので、何を食べているかと思ったらゴミムシダマシの仲間の幼虫のようであった。このゴミムシダマシの幼虫と思われるものは、先週見に行ったときにはもっといたが、今日はほとんど見られなくなってしまったので、このヨコヅナサシガメも今後の餌に不自由することになるのではないかと思う。
さらに歩いていると、クモの網に引っかかったヒグラシを見つけた。クモはサツマノミダマシの仲間だと思う。結局写真を撮ることができたヒグラシはこれだけである。
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