日本応用動物昆虫学会2011年度 学会賞・奨励賞授与式 名誉会員推挙状授与式 および受賞者による特別シンポジウム@三重大学(2011年7月2日)
3月下旬に九州大学で予定されていた日本応用動物昆虫学会の大会は3月11日の震災の影響で中止されたが、行わなければいけないことを行うため、「日本応用動物昆虫学会2011年度 学会賞・奨励賞授与式 名誉会員推挙状授与式 および受賞者による特別シンポジウム」が開催された。場所はぼくの地元の三重大学。
式次第
1. 開会の挨拶:河合 章 会長
2. 名誉会員推挙状授与:湯川淳一 会員
3. 学会賞・奨励賞授与:松村正哉 会員、深津武馬 会員(学会賞)、前野浩太郎 会員、徳丸 晋 会員(奨励賞)
4. 受賞者による特別シンポジウム
徳丸 晋(京都府農林水産部)「侵入害虫を含めた難防除野菜害虫の生態解明と防除に関する一連の研究」
松村正哉(九州沖縄農業研究センター)「イネウンカ類の発生予察と管理に関する一連の研究」
深津武馬(産業技術総合研究所)「昆虫類と微生物の共生現象に関する研究」
湯川淳一(九州大学)「害虫および天敵タマバエ類の分類と生態に関する研究」
5. 懇親会
推挙状など
会長の挨拶
今回はホスト側ということで、タイムキーパーを仰せつかった。シンポジウムの講演は面白いものが多く、つい聞き入ってしまい、深津さんの講演のときにはベルを鳴らし忘れ、2分ばかり講演時間を長くしてしまったが、誰も気づかなかったと思う。昆虫と共生微生物の関係は今後解明されるべきものがたくさん残されていると感じられ、研究ネタの宝庫のように思われた。なお、奨励賞の前野浩太郎さんは海外に出られたので、授与式には代理でお父さんがおいでになっており、講演はなかった。
夕方は場所の移して懇親会。再び河合会長の挨拶から。
懇親会は三重大学の生協のカフェテリアで行われた。2009年の昆虫学会の大会の懇親会も三重大学生協の料理だったが、質量ともに申し分なかった。今回も料理は美味しく、量も十分すぎ、最後はかなり食べ残しが出てもったいないと思った。
懇親会のあと、多くの人は二次会へと津市内へ向かったが、それは失礼して帰宅した。
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