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2010年12月

2010年12月31日 (金)

2010年も今日でおしまい

 2010年も今日でおしまい。仕事では、去年と同様に大した成果は出せなかった。まあ、仕方がない。
 しかし、私事では当初予想していなかった大きなイベントがあった。自宅の購入である。
 クリスマスイブの日に荷物を運び込んだわけだが、まだ荷物は片付いていない。でも、何とか日常生活をするための場所と寝る場所だけは確保できているので、以前より快適な住環境で新年を迎えられそうだ。
 転居の翌日のブログに書いたとおり、自然観察の機会が減ってしまうことは明らかなので、ますます「自然観察者の日常」という看板に偽りが大きくなりそうだが、来年もご愛顧いただきたいと願っている。
 まずは読者の皆様、よいお年をお迎えください。

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2010年12月28日 (火)

敷金を取り戻す話

 今日は名目上は「年休」になっているのだが、転居に伴う諸手続きや、春の学会の講演要旨のことや、研究推進会議の話題提供に関する相談や、研究室の昼の食事会のために職場に出かけた。
 話は変わるが、昨日、この前まで住んでいた借家の引き渡しがあり、家主さんや、不動産屋や、ハウスクリーニング業者などと一緒に各所のチェックをした。それで敷金がどれだけ戻ってくるかの計算をしてもらった。ところが、敷金だけでは足りずに、余計にお金を払うことになってしまって、その場で支払った。
 そのことを仲間内のメーリングリストに書いたら、「それはおかしい。たくさんかえってくるはずだ。」というコメントをもらった。妻は引っ越しのことで色々大変だったので、「もういいじゃないの。終わりにしておかない?」と弱気だったが、ぼくは納得できなかった。「じゃ、お金が返って来たらぼくの小遣いにしても良い?」と妻に訊いたら、「いいよ」ということになったので、俄然やる気になった。
 ネットでも調べたし、今日職場に行って、2年ほど前に家を購入して借家を引き払ったKさんにも話を聞いた。そうしたら、昨日作成してもらったチェック表のうち、ほとんどは貸主が負担すべきもので、借主であるぼくが支払うべき部分はほんのわずかであることがわかった。
 それを後ろ盾にして不動産屋に連絡して交渉に臨んだら、あっけなくこちらの言い分が通ってしまい、敷金+昨日支払った金の8割以上が戻ってくるということになった。知らなければ業者丸儲け、ということである。幸い市内での転居だったので、不動産屋にはいつでも行けるから強気になれたが、遠くへの引っ越しだったら諦めていたかも知れない。
 借家を引き払う人は、借家の貸主と借主の負担部分に関する国土交通省のガイドラインを知っておくべきだと思う。よほどひどい家の使い方をしなければ、敷金の8割は返ってくると思ったら良いと思う。
 というわけで、お金が戻ってくるのは来月の月末ということになったのだが、お金が戻って来たら、ぼくの小遣いから家族に食事でもおごろうと思っている。

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2010年12月25日 (土)

宿替え(2010年12月24日実施)

 タイトルは「宿替え」としましたが、落語の話ではなく、自分の話です。
 6年と9か月住んでいた借家を引き払い、持ち家に宿替えしました。決して高給取りではないので、新築ではなく、中古住宅です。
 思えば10月中旬の日曜日。ふと思い立って、新聞の折り込み広告に入っていたチラシを見て家を見に行ったのが事の始まりでした。我が家の家族構成から見て妥当だと思われる間取り、駅から近いという立地条件の良さ、もっとも懸案になりそうな価格も、なんとか借金をせずに買えそうだ、ということでトントン拍子に話が進んでしまい、この2か月ばかりは何かと落ち着かない日々でした。
 昨日(日柄で選んだわけではありませんでしたが、大安でした)、大きな荷物を運び込み、新居に移りました。まだ荷物が片付かないので、新居の中でもまだ仮住まい状態で、まだしばらくこの状態は続きそうです。
 今朝は、今まで住んでいた借家の浄化槽の汲み取り、電気とガスの停止と料金の支払いなどで旧居に出向き、その間に次男と長男に頼んでインターネットの設定をしてもらい、インターネットを使えるようになりました。
 新居に移ったので、旧居の借家の中身はほとんど何も無くなったわけですが、あらためて家財道具が無くなった家の中を見渡すと、こんなに古い家に住んでいたのだなぁ、と思わざるをえません。新居は中古住宅ではありますが、かなりの規模のリフォームが入っているので、十分に新しく感じられます。旧居は津市の不動産屋から石垣島に送られてくるファックスだけを頼りにして、間取りと立地条件と家賃だけを基準に決めましたので、不満は言えませんでした。家賃は周りの借家やアパートと比べると安めでしたが、あらためて感じられる古さを考慮すれば、やや高かったのではないかと思えます。
 新しい家は近鉄江戸橋駅から至近距離で交通至便(これまでの家は、津駅から徒歩で20分弱)。息子たちの通学は便利になるし、ぼく自身の出張にも便利になります。しかし、新しい家は良い事ばかりではありません。これまで住んでいた借家には庭があり、近くに墓地公園などもあったので、鳥や虫や、ときには猿なども見る事がありましたし、引っ越して来たときには、屋根裏にイタチも住んでいました。それぐらい自然が身近にあったということです。しかし、新しい家には庭らしい庭はありませんし、周りは完全に住宅地ですので、自然度は遥かに低くなりました。すぐ前には公団住宅があり、そこにわずかに植えられている木だけが緑らしい緑という状態です。夏になればクマゼミぐらいは鳴くでしょうが、アブラゼミは鳴かないのではないかと想像されます。それと、職場まで少しだけですが遠くなりました。
 ということですので、「自然観察者の日常」などという表題をつけているこのブログではありますが、更新頻度が落ちてしまいそうな予感がします。
 それはともかく、部屋に山となっている段ボール箱を片付けなければ、「日常」には戻れない状態です。この冬休みは、片付けに忙殺されることは容易に想像できます。でも、まあ、何とかがんばりたいと思います。
 皆様、良いお年をお迎えください。

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2010年12月22日 (水)

まだモンキチョウが飛んでいた(2010年12月22日)

 このごろ何かと忙しく、記事のネタも無かったので、ブログを書くのは久しぶりだ。
 今日は恒例の調査の日だった。一番最後の調査場所である職場の中のキャベツ畑で調査をしていたら、1頭の白い蝶が飛び出した。モンシロチョウかと思ったのだが、近づいてよく見てみたらモンキチョウの雌だった。さすがにこの時期にはモンシロチョウは見られないだろうと思う。
 今日は西風がやや強かったものの、陽が射せばそれなりに暖かく、モンキチョウも飛ぶことができたのかも知れない。

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2010年12月 9日 (木)

長谷川明子著『生物多様性』

長谷川明子著『生物多様性 私と地球を元気にする方法』

技報堂出版
ISBN978-4-7655-4466-5
1,200円(税別)
2010年9月15日発行
130 pp.

目次
第1章 生物多様性ってなぁに?
生物多様性とは?/生物多様性はどうして大切なの?/生物多様性が失われるとどうなるの?/失われつつある生物多様性/どうして生物多様性は失われたの?/世界的な環境意識の高まり/動きだした日本の環境政策/COP10と今後の取り組み/生物多様性を守る方策と変化のきざし/私たちにできること
第2章 生物多様性ワクワクチェック
第3章 絵でみるリオ宣言

 はっきり言ってしまえば、ぼくが抱いている「生物多様性とは何か」という問題意識の解決にはほとんど役に立たなかった。著者がどんな人なのかよく知らないが、少なくとも実際に生物多様性の研究に携わっている人ではないことだけは、本書の書き方から読み取れた。書かれている内容には臨場感がなく、教科書的というか表面的で、読んでいて面白いと感じられる部分は無かった。
 本書は、「生物多様性」という言葉を全く知らない人のために書かれた本のように思われた。だから、第1章の表題にあるように「生物多様性ってなぁに?」ということを全く知らない人が読めば、「生物多様性とは何か」という命題の概略を知るには役に立つような気がする。
 ぼくにとって勉強になったのは、第3章のリオ宣言の内容である。ぼくは生物多様性の現象面だけを見ていたので、リオ宣言の条約の内容など、人が決めたことについては、あまり意識を向けていなかったのだ。リオ宣言の内容は、本当の自然のことをあまり知らない役人が頭の中だけで考えて作られた部分が多いように感じられた。経済至上主義のこのグローバルな世界では、リオ宣言の内容は理想論でしかないように思えた。

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