ゲルマニウムラジオ@湾岸長島パーキングエリア
長男が出場するロボコンの大会の応援に行く途中、高速道路に乗ってすぐの湾岸長島パーキングエリアで休憩した。今日は、普段は寝床ラジオとしているゲルマニウムラジオを持参していた。というのは、湾岸長島パーキングエリアがNHK名古屋とCBCのラジオの送信所のすぐ近くにあるので、どれぐらいの大きさの音で聞こえるのかを確かめたいと思ったのだ。
自宅で使用しているときはアースとアンテナを接続しており、NHK第一放送とCBCラジオを明瞭に聞くことができる。そして普段は、耳にセラミックイヤホンを突っ込んでNHK第一放送の「ラジオ深夜便」などを聞いている。
さてそこで、送信所のアンテナが見えるような場所ではどうか、と思って試したわけだが、1053kHzのCBCラジオがアースもアンテナもなしでよく聞こえた。残念ながら、周波数が低いNHKは、729kHzの第一放送はもちろんのこと、909kHzの第二放送も、同調できる範囲から外れてしまい、全く聞こえなかった。
アースとアンテナを接続すると同調周波数が変わってしまうことは身をもって知っていたが、ここまで大きく変わってしまうとは思わなかった。
しかし、CBCラジオはアースもアンテナもなしでよく聞こえたので、この場所でアースとちゃんとしたアンテナを使えば、スピーカーを鳴らすこともできるのではないかと思った。一度試してみたいと思うが、そういう機会は無いだろうなぁ。
ちなみに、今日の実験に使ったゲルマニウムラジオはこれ。
ちょっとここで、ゲルマニウムラジオをご存知ない方のために若干の解説。ゲルマニウムラジオは、空中を飛んでいる電波をつかまえて、その電波のエネルギーだけで音を出す無電源のラジオです。基本的には、周波数を合わせるための同調回路と、高周波から音声信号を取り出すための検波回路と、音声信号を音声に変えるイヤホンからできています。
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