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2010年8月 6日 (金)

日高敏隆・阿部謹也著『「まなびや」の行方』

日高敏隆・阿部謹也著『「まなびや」の行方』

2001年2月26日発行
黙出版 MOKU選書
ISBN4-900682-56-X
1,800円+税

205 pp.

目次
まえがき(日高敏隆)
第1章 「まなびや」の在るべき姿を求めて(対談)
第2章 「自分とはなにか」から始まる学問−歴史学(阿部謹也)
第3章 「学び」の原点はどこにあるのか(対談)
第4章 「数式にならない」から面白い(日高敏隆)
あとがき(阿部謹也)

 去年(2009年)の11月14日に亡くなった動物行動学者の日高敏隆先生と歴史学者の阿部謹也氏(知らない人だったが、2006年に既に亡くなられているようだ)による対談とエッセイである。
 お二人とも、学問とは本来面白いものだということを話されておられるが、まさにそのとおりだと思う。日高先生は動物行動学者であるので、いわゆる理系、阿部氏は歴史学者であるので、いわゆる文系である。しかし、この二人の対談を読んでいると、理系と文系を分けて考えることがいかに不毛なことであるかが実感される。現代では人文社会科学と自然科学を分けて考えるようなことが一般的に行われているが、この対談では、人文社会科学と自然科学の間にある壁を取り除くことが必要であると述べられている。その考え方には同意できる。これからの学問には壁を作ってはいけないと思う。

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