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2010年8月

2010年8月27日 (金)

2010年・ツヅレサセコオロギ初鳴き(8月27日)

 今さっき、風呂場でシャワーを浴びていたら、アオマツムシやエンマコオロギの鳴き声に混じってツヅレサセコオロギの鳴き声が聞こえてきた。今年の初鳴きの観測である。季節は着実に秋に向かっている。まだ暑いけれど。

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池田清彦著『やぶにらみ科学論』

池田清彦著『やぶにらみ科学論』

ちくま新書 440
ISBN4-480-06140-1
700円+税
2003年11月10日発行
217 pp.

本書は「ちくま」2001年10月号から2003年3月号の連載に6篇のエッセイを加えて構成したもの。

目次
若者の理科離れ/自然保護と原理主義/狂牛病/市民バイオテクノロジー情報室の発足/好コントロール装置と健康/セカンド・オピニオン/科学的知識の確実性/食い物とエスノセントリズム/地球温暖化論のいかがわしさ/科学はリアリティーを喪失した?/人はなぜオカルトを信じるのか/不確実性と意思決定/ゲノム解析は何をもたらすか/クローン人間作って、何が悪い/加速するバカ化/死ぬことと生きること/定期検診は病気を作る?/田中さんのノーベル賞/アマチュア研究者の情熱と方法/外来種撲滅キャンペーンに異議あり/生物にとっての空間/連続と不連続/「同じ」ということ/万物無常
あとがき

 もう7年も前に出版された本なので古い本である。このブログを書き始める前に一度読んだかも知れないが、旅行に出かけるのに列車の中で読むに良いだろう、と思って借りてきて読んだ。
 池田氏一流のリバタリアニズムに基づいた評論に加え、狂牛病、田中耕一さんのノーベル賞など、当時話題に上がったことも取り上げられている。
 科学が発展することが絶対的な善であるという錯覚に陥りがちになることはよくあるが、池田氏はそれを斜めから見ている。本書を読むと、科学には明るい側面と暗い側面があることが理解できる。
 科学は客観的な情報を提供することが大切であるが、それを利用するかどうかは個人に任される、という考え方も池田氏らしい考え方だと思うが、もっともだと思う。
 「自然保護と原理主義」、「外来種撲滅キャンペーンに異議あり」は今流行りの生物多様性と関わる問題である。自然保護にしても、外来種撲滅にしても、未だに原理主義的な考えに支配されている人が多いように思われるが、それに対しても7年前の池田氏の原理主義的な考え方に対する批判は的を射ているように思われる。
 池田氏の書くことは、一見無責任な放言のように思えることも多いので、池田氏に反発する人も多いようだが、ほとんどはマトモなことが書かれているように思う。

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今日は休日・半分寝て過ごしながら季節の移ろいを感じる

 先週の月曜日から、ずっと体を休ませていなかったので、疲れが溜まっていたようだ。腹具合もあまり良くなく、元気が出ない。ちょうど代休をとらなければいけなかったので、今日を代休にして、家でゴロゴロして疲れを取るのに専念することにした。
 職場ではまだクマゼミが鳴いているはずだが、今日、一日中自宅周辺にいたところ、これまで鳴いていたクマゼミの声を全く聞かなかった。聞こえてきたのは、ツクツクボウシとアブラゼミの鳴き声のみ。セミの鳴き声もだいぶ少なくなってきた。夏も終わりに近づいているはずだが、相変わらず暑い。

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2010年8月24日 (火)

2010年・エンマコオロギ初鳴き(8月24日)

 今さっき、風呂場でシャワーを浴びていたら、外からエンマコオロギの鳴き声が聞こえて来た。昨日には気が付かなかったので、今日が初鳴きになると思う。
 他にもいわゆる秋の虫がいろいろ鳴き始めたが、暑さはまだ治まりそうにない。

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「雑草」が生えていることは悪いことか?

 8月23日付け中日新聞1面「紙つぶて」で宗次徳二氏(あの「ココイチ」の創業者である)が「雑草をなくそう」という文章を書いている。表題通り「雑草をなくそう」という内容が書かれているが、これを読んで、宗次氏はアホではないかと思った。(宗次氏から見れば、ぼくがアホに見えるだろうが・・・)
 「雑草という名前の草は無い」とは昭和天皇のお言葉である。これは、自分が名前は知らなくても、すべての植物には等しく名前が与えられるべきである、という思想だと思う。美しい考え方だ。
 植物はそれぞれの植物の都合で、生育できる場所では、それぞれの植物の能力に応じて繁殖する。これは自然の理である。
 それを全く考慮すること無く、自分が気に入らない植物を「雑草」と呼んで、それを排除すべき対象と考える宗次氏は、ナチスや戦前の日本のような危険な思想と通じるところがあるように思われるが、考え過ぎだろうか?
 自分の庭に自分が気に入らない植物が生えたのを排除することは、その庭の持ち主の勝手だと思うが、他人が管理する場所に生える植物を、自分が気に入らないからと言って、それを排除せよと主張する宗次氏は、他人の都合を考えることができない人なのだろうなぁ。
 勝手に生える植物も、花を咲かせ実をつける。よく見れば、名前も知らない植物の花も、それなりに美しいものである。おそらく宗次氏は、自然物を美しいと考えることができない人なのであろう。
 ぼくとは正反対だ。

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2010年8月23日 (月)

夜の虫(2010年8月23日)

 夕食のあと、樹液の出ているクヌギのあるところまで散歩に行った。
 もうシーズンも終わりかと思ったのだが、それほど大きくないカブトムシの雄とコクワガタの雄が見つかった。ついでにハラビロカマキリの雄も見つかった。
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 まわりの木の上では、アオマツムシが騒々しく鳴いていたが、地面近くで耳を澄ますとマツムシの鳴き声があちこちから聞こえてきた。
 一週間ばかり留守にしていたわけだが、かなり秋の鳴く虫も増えてきたようだ。

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2010年・稲刈り始まる

 今日は代休なのだが、何かとこなさなければいけない仕事があったので職場に出かけた。サービス出勤である。出勤するのは8月15日以来。
 出勤するときにまず目についたのが、稲刈りが終わった田んぼ。21日の土曜日あたりから稲刈りが始まったとのこと。稲刈りが始まると秋、という印象があるが、まだまだ酷暑が続いている。
 職場ではクマゼミ、ニイニイゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシが鳴いていた。最高気温は34℃近かったようだ。
 夕方、仕事を終えて帰るとき、稲刈りが終わった田んぼの面積が増えていた。このクソ暑い中、機械を使って稲刈りをするとは言え、ご苦労なことである。
 涼しくなって欲しい、とまでは言わないが、酷暑は早く終わって欲しい。

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2010年8月22日 (日)

日本蜘蛛学会第42回大会(2日目)

 昨日と同じ道を宿から会場まで歩いていたら、今日は何とクマゼミの鳴き声が聞こえた。おそらく東京のクマゼミは珍しいはずである。
 今日は一般講演8題で、お昼までで終了である。
 鶴崎展巨さんのアカサビザトウムシ(ザトウムシはクモではないが、蜘蛛学会で発表されるところも面白い)の地理的分化と環状重複の話が、個人的には一番面白かった。染色体数が変異しているにも関わらず、交雑してしまうザトウムシは何といいかげんな虫であろうか。
 お昼までで学会が終了したので、Iさんと一緒に「江戸東京博物館」で開催されている「大昆虫展」に行った。全体的には、珍虫・奇虫・美麗虫(いわゆる「光りもの」)ばかりが目立った展示で、あまりアカデミズムを感じなかったが、日本の文化と虫との関わりや、養老孟司先生のコーナーや池田清彦先生のコーナーはそれなりに面白かった。
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 16:13発の「のぞみ」に乗り名古屋に向かい、Iさんと一緒に西口地下街「エスカ」の「双葉」で味噌カツ定食を食べた。近くにある「矢場とん」には行列ができるが「双葉」にはできないので、味はどうかと思ったのだが、両者に大きな差があるようには思えなかった。店は「双葉」の方が落ち着いている。
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 夕食後、Iさんと別れ、18:30発の「快速みえ」に乗った。滅茶苦茶混雑していたわけではなかったが、途中の桑名や四日市で下りる客が少なく、結局、津に着くまで着席できず、大変疲れた。津駅を降りたら、30分に1本しかない家の近くを通るバスが出るところだったので、僅かな距離だがバスに乗ってしまった。200円の余計な出費。

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2010年8月21日 (土)

日本蜘蛛学会第42回大会(1日目)

 会員になっているわけではないが、ここ数年クモを扱っているので、日本蜘蛛学会の大会に参加してみることにした。
 会場の日本環境工科専門学校へは歩いても15分ほどの道程だった。途中、ミンミンゼミの鳴き声が賑やかだった。街中(とは言え、青山学院大学や国学院大学に近いこの界隈は緑豊かな場所だった)でミンミンゼミの鳴き声が聞けるのは、津とは違うところである。アブラゼミやツクツクボウシの鳴き声も聞こえた。
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 会場の日本環境工科専門学校は閑静な住宅地の中の、思ったより小さな建物だった。講演は10:00から。初っ端で、ぼくの共同研究者のIさんが講演した。午前中は一般講演9題。写真撮影のあとに昼食。午後は総会のあとにポスター発表があり、さらに一般講演が3題あり、最後は「農地生態系におけるクモの役割」というシンポジウムだった。シンポジウムはまさに今ぼくが関わっている内容だった。
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 蜘蛛学会には初めて出席したが、講演者はプロの研究者からアマチュアまで、聴衆の中には中学生までいた。参加人数は80名前後でこじんまりとしており、和気藹々とした雰囲気である。
 1日目終了後、Iさんと一緒に渋谷駅方面に出たら「渋谷大勝軒」を見つけたので、「つけ麺」を食べた。「大勝軒」と名の付く店は、これまでに「神田大勝軒」に入ったことがあるが、「渋谷大勝軒」の方が店が奇麗で、味も良かったように思われた。ただし、「神田大勝軒」が680円だったのに対して「大勝軒」は750円だった。
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 渋谷駅界隈から表参道方面へ青山通りを歩いていたら、何かイベントをやっているようだったので、ちょっと覗いてみた。何のイベントだかよくわからなかったが、色々な出店が出ていた。気が付いたら、そこは「国際連合大学」の前だった。「国際連合大学」がこんな所にあるとは知らなかった。

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2010年8月20日 (金)

現地視察と東京への移動(2010年8月20日)

 今日はバスに乗って、現地試験をしている圃場の視察である。
 まずは、昨日会議をやっていた東北農業研究センターの中のダイズの圃場。就職したばかりの頃、仕事をしていた畑なので懐かしい。
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 昔、ぼくがいた研究室の担当で圃場を管理してくれていたTさんの顔を見る事もできて嬉しかった。
 次は、岩手山の麓のキャベツの圃場。滝沢インターから松尾八幡平インターまで高速道路に乗る。牧草地ばかりが目立ったが、忽然と現れた広大なキャベツ畑。いろいろと説明を受ける。
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 この場所では、エゾゼミとアブラゼミの鳴き声が聞こえた。エゾゼミの鳴き声を聞くと、高原にいる気分である。
 帰りは西根インターから高速道路に乗り、盛岡インターまで。11時半頃、盛岡駅で解散。
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 駅で帰りの特急券を買おうとしたら、速達の「はやて」と「こまち」は全部満席。「やまびこ」の指定席は空いていたが、「やまびこ」には自由席があるので、経費節約のため、自由席の切符を買う。
 まずは、食事。会議に一緒に参加したIさん、Yさんと一緒に、盛岡駅前の「ぴょんぴょん舎」で盛岡冷麺を食べる。この店の盛岡冷麺は、「もりしげ」のものとは違い、万人に勧められる味である。
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 13:10発の「やまびこ」は、盛岡を出るときには、自由席にも相当余裕があったが、だんだん混雑してきて、宇都宮では立ち客が出始めた。
 上野で下車し、秋葉原へ。電子部品屋などをぶらつき、最後に石丸電気の最上階のCD & DVD売り場へ。独身の頃にはよくここに来たものだが、盛岡を離れてからは行く機会がなくなったので、17年ぶりぐらいである。何も買わないのもナンなので、フィッシャー=ディースカウのマーラーの歌曲のCDを1枚買った。落語のCDの売り場も見たが、ここに来るべきではないと思わざるをえなかった。上方落語のCDは少なく、米朝と枝雀が多少充実していたぐらいだった。どう見ても実力が上だと思われる吉朝のCDは1枚もなく、その弟子の吉弥のCDが何枚かあった。吉弥の人気は、やはりテレビの影響だろう。
 夕食は近所安いカレー屋で済ませ、新御茶ノ水の駅まで歩いて千代田線に乗り、宿の「南青山会館」のある表参道へ向かった。

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2010年8月19日 (木)

今日は仕事(2010年8月19日)

 上の息子はインターンシップのため、一足早く帰宅の途に着く。7:30盛岡発の「はやて」に乗るとのこと。昨日の夜は、「カシオペア」の撮影のために、深夜に盛岡駅に行っていたが、ご苦労なことである。若いことは羨ましい。
 今日は東北農業研究センターで会議である。10時始まりであるが、その前に東北農業研究センターの中を散策するために、8:30発のIGRいわて銀河鉄道に乗った。JR線からの直通の列車で、車輌はJRの気動車だった。2つ目の厨川で下車。厨川駅の横に新幹線は通じたが、駅そのものは昔とそれほど変わっていないように思えた。
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 正門から入らずに、宿舎への入り口から構内に入る。すると、石垣島時代の同僚だったOさんとバッタリ出くわし、しばし雑談。会議の時間が迫ったので、Oさんと別れると、目の前をリスが走った。かつて東北農業研究センターの構内では、そのほかにカモシカ、キツネ、タヌキ、アナグマ、ウサギなどを見たこともあるし、ムササビもいるそうである。盛岡の中心街から5キロほどしか離れていないのに、自然が豊かである。
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 会議は夕方5時半に終了。たまたま東北農業試験場時代の同僚だったMさん(出世して偉くなっていたが)の部屋がすぐ近くにあったのでしばし雑談。また、東北農業研究センター周辺を散策し、厨川駅からIGRに乗る。すると今度はJR花輪線からの直通列車で、やはりJRの気動車だった。IGRの車輌は見ただけに終わってしまった。
 盛岡駅前の地下街で食事をしてホテルへ戻る。家族は、妻の兄の車で田沢湖や八幡平に行っていたらしい。
 明日はチェックアウト。ぼくは、仕事の続きのあと、蜘蛛学会に参加するために東京に向かうが、妻と残った2人の息子は妻の実家にもう1泊する予定。

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2010年8月18日 (水)

諸葛川の川縁の公園など(2010年8月18日)

 昨日はなぜか眠れず、意識を失っていた時間は2時間半ほどしかなかった。朝になっても瞼は腫れぼったいのだが、頭痛がして眠れない。
 何もする気が起きなかったが、とにかく行動開始。まずは盛岡駅西口のマリオスへ。ぼくが盛岡に住んでいた頃、盛岡駅の西側には何もなかったと言っても良いぐらいだったが、今は新しい道路や様々な建物ができている。盛岡市内で17年前と比べて一番風景が変わったのは、おそらく盛岡駅西口だと思う。
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 最上階の展望台からは街全体を見渡せる。ここから見て感じたのだが、盛岡はやはり緑が豊かな街だと思った。すぐ近くを流れる雫石川の河原にはヤナギなどの木がたくさん生えている。今住んでいる津市を流れる安濃川の河原に生えていたヤナギは、(おそらく行政によって)伐採されてしまい、まことに殺風景である。このあたりを見ただけで、盛岡の街の良さが感じられる。冬の寒さに耐えられさえすれば、盛岡は最高の街である。
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 昼食は妻の実家で食べることになっていたので、盛岡駅前からバスに乗る。1時間に2本ぐらいしかないバスだが、それほど待たずに乗る事ができた。11時過ぎに妻の実家へ。
 食事の後、昨日の睡眠不足でどうしようもなくなったので、しばらく横になることにした。おしぼりタオルを瞼の上に乗せて目を閉じるのだが、頭がボーッとするだけで、眠れない。それでも、横になっているだけで徐々に気分は良くなってきた。夕方近くになって、妻の兄が来たので、妻と一緒にドライブに連れて行ってもらった。妻がかつて働いていた盛岡大学の近くや、ぼくが働いていて、新婚時代を過ごした東北農業試験場(現・東北農業研究センター)にも行った。新婚時代を過ごした建物は、古さを感じさせられるようになっていたが、17年前とそれほど変わっていなかった。ところが、独身時代を過ごした独身寮は、跡形も無く消え去って更地になっており、シラカバ並木だけが残っていた。
 妻の実家に帰ったあと、妻に誘われ、近所を散歩。10分ぐらい歩いたところに諸葛川という川が流れており、川縁が公園として整備されていた。ここは、既に盛岡市ではなく、隣の滝沢村である。オニグルミ、アカマツ、クリなどの木が生えていたが、それらは自然植生なのだろうと思う。盛岡に住んでいたときは、こんな場所があることは知らなかった。
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 これらの間、息子たちは従兄弟の車で盛岡駅近くのゲームセンターに行っていた。小遣いを渡してあったが、使い切らずに帰ってきた。
 結局、夕食も妻の実家で食べることになってしまった。バスの時刻に合わせてそそくさと食事。盛岡駅に戻り、駅の土産物売り場で土産を調達。岩手町沼宮内の「東雲」を見つけ、懐かしかったので、それを職場への土産にすることにした。
 夜までには、体調も何とか回復、明日からは仕事である。

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2010年8月17日 (火)

盛岡市内散策と「もりしげ」の冷麺(2010年8月17日)

 繋温泉の旅館の送迎バスで盛岡駅へ。まず、今晩から泊まるホテルに荷物を預ける。旭橋を渡り材木町へ。「光原社」などに立ち寄る。テツ分の濃い息子たちのリクエストで「カラマツトレイン盛岡店」へも。
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 材木町から岩手大学へ。岩手大学はいくつもの歴史的建造物があり、緑も豊かで気持ちが良い。資料館とミュージアムを観る。
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 ミュージアムを出ると雨が降り出した。学生食堂で昼食をとる。醤油ラーメン220円なり。値段の割には充実しており、味も悪くない。
 息子たちが散策に飽きてきたので、息子たちを妻の兄の家に送り込む。ぼくは妻と二人で「啄木新婚の家」へ。歩いて向かったが、途中で大雨になってしまった。石川啄木は借金を重ねたどういようもないヤツ、という評価もあるが、この「啄木新婚の家」の中に書かれている解説には、そのような悪口は書かれていない。
 「啄木新婚の家」を観たあと、市内循環バスで大回りして、市内を見物しながら盛岡駅へ。盛岡駅に着いた頃には雨がほとんど上がったので、歩いて岩手公園に逆戻り。すると、岩手公園に到着した頃には、また大雨。桜山神社に参拝し、近所の喫茶店に入って一休み。独身時代に合唱団にメンバーと一緒にときどき入った「リーベ」。17年前とほとんど変わっていない感じがする。この店は紅茶の種類が豊富である。ケーキセットを頼むと、ケーキも紅茶もボリュームがあった。お得感あり。
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 この店を出たあとは、川徳デパートなどで買い物をしながら盛岡駅方面へ戻り、ホテルにチェックイン。息子たちと合流して、タクシーで焼肉冷麺の「もりしげ」へ。7年5か月前に盛岡を訪れたときにもこの店に入ったのだが、主人はちゃんと顔を憶えていてくれた。
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 今風の店でもなく、決して奇麗な店でもないので、客を案内するにはやや躊躇するような店なのだが、この店の盛岡冷麺はボリュームがあり、何と行ってもカクテキが美味い。それが壷に入れられてどっさり出てくる。だから、ぼくにとって盛岡冷麺と言えば、この店は外せない。麺は他の店よりやや太めで歯ごたえがあり、スープは濃厚である。
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 「もりしげ」の盛岡冷麺に満足して、再びタクシーに乗り、ホテルに帰る。ホテルに到着する直前から、また大雨。ホテルの隣の建物の雨樋から溢れた雨が、下のトタン屋根に当たってやかましい。

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2010年8月16日 (月)

盛岡・繋温泉にて(2010年8月16日)

 盛岡・繋温泉にやってきた。妻や息子たちはほぼ毎年盛岡に帰省しているが、ぼくは7年と5か月ぶりの盛岡訪問である。今年の盛岡は暑いらしいが、それでも明らかに津よりは涼しい。
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 旅館の前の御所湖は茶色の泥で濁っている。ちょっと前の大雨が山の土を流したのだろう。岩手山には少し雲がかかっていたが、山頂を望む事ができた。
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 旅館で一休みしたあと、妻の兄の車で近くの「盛岡手づくり村」へ。アブラゼミ、ツクツクボウシに加え、チッチゼミの鳴き声も聞こえた。村内にはナナカマドがたくさんあり、多くの木が果実をつけていた。まだ色づいてはいなかったが。カメムシがいないかと思って探すと、何頭か見つけることができた。クサギカメムシの幼虫やセアカツノカメムシと思われる幼虫(写真)など。
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 旅館の宿には露天風呂があったが、「虻に注意」との張り紙があったとおり、何頭もアブが寄って来た。
 旅館の部屋も食事も満足。今晩は、妻の両親や兄らと一緒。上等な宿に泊まるのは、今晩だけ。明日からは我が家族だけで盛岡駅前の安ホテルに宿泊である。

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2010年8月14日 (土)

2010年・アオマツムシ初鳴き(8月14日)

 夕食後、風呂場でシャワーを浴びていたら、外からアオマツムシの鳴き声が聞こえてきた。20:00ちょっと前のこと。今年の初鳴きである。今日の昼間は、クマゼミ、アブラゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシなどの鳴き声が聞こえてきたが、アオマツムシとなれば、いよいよ本格的な秋の虫である。まだ暑いのに。

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2010年・ミンミンゼミ初鳴き(8月14日)

 9:25頃、自宅裏でミンミンゼミが鳴いた。自宅付近では、今年のミンミンゼミの初鳴きである。
 自宅付近以外では、8月7日に南亦山の山麓で、既にミンミンゼミの鳴き声は聞いている。

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2010年8月 7日 (土)

毎日新聞科学環境部著『迫るアジア どうする日本の研究者』

毎日新聞科学環境部著『迫るアジア どうする日本の研究者−理系白書3』

2009年1月15日発行
講談社文庫
ISBN978-4-06-276257-1
581円+税

309 pp.

もくじ
まえがき
第1章 日本発「夢の新万能細胞」のこれから
第2章 日本を猛追するアジア
第3章 人材を生かさない日本
第4章 進む道を見失った日本の戦略
第5章 日本は反撃できるのか
第6章 これからの日本のものづくり
あとがき

 著者は「毎日新聞科学環境部」となっている。「毎日新聞科学環境部」は従来の「科学部」を1996年4月に改称したもので、日本のマスコミでは「環境」の名を冠した唯一の部である、と解説されている。
 本書は「理系白書3」となっているように、2003年6月20日に発行された『理系白書−この国を静かに支える人たち−』(講談社,ISBN4-06-211711-8)、2007年12月14日に発行された『「理系」という生き方−理系白書2』(講談社文庫,ISBN978-4-06-275926-7)の続編のようなものである。本書は文庫本であるが、オリジナルである。
 『「理系」という生き方−理系白書2』を読んでからあまり日が経っていないのでまだ印象が残っている。『「理系」という生き方−理系白書2』では、文系・理系という分類を大きく取り上げていたが、本書では文系との比較という側面はほとんど扱われておらず、現在の日本の科学技術の現況を明らかにすることにほとんどの紙面がつかわれている。いま「科学技術」と書いたが、「科学」という面はそれほど扱われておらず、「技術」に焦点が当てられていると言っても良いようにも思われる。
 日本がiPS細胞の研究でリードしている点は自信を持っても良いところであろうが、技術開発に戦略がなかったりするのは問題であろうし、「ものづくり」という点ではかげりが見え始め、新興国の追い上げに対していかに立ち向かうか、というところも課題であるというところなのであろう。
 しかし、世の中がこれだけ便利になってしまうと、現状に満足する人も多いだろうし、また生まれたときから便利な世の中で過ごしている若い人にとっては、現状が当たり前であり、ブラックボックス化した機械の中身などを知ろうという気が起こらなくなることもあるだろうと思う。ぼくが子どもだった頃には時計やラジオを分解して仕組みを見ようなどと考えて実際に行動する子どもが少なからずいたが、今はほとんどいないのではないだろうか?こういうところで、日本の技術レベルを維持するのは、やはり大変なような気がする。
 全体を通して読んだ印象としては、科学技術は革新あるのみ、というスタンスで書かれており、エネルギーが無尽蔵にあるのが前提のように思われた。ぼくの個人的な考えでは、これからの課題は、やはりエネルギーや環境に関する問題であろうかと思う。これらはもちろん理系の課題であるはずであり、これからの理系がどのようにふるまうかという点で無視できない問題であると思う。技術革新はもちろん必要であろうが、エネルギー問題や環境問題を無視した技術革新はあり得ないと思う。また、iPS細胞の技術を高めることのように、本書は長生きするか絶対善であるかのような立場で書かれているが、みんなが長生きしたらどのようになるのかということには想像が及んでいないようにも思われた。というより、人が長生きしすぎることで様々な問題が起きているのに、さらに長生きするための技術は善であるのかどうかもわからないと思う。新しい技術を開発することは人間の本能だと思うので仕方がないことだとは思うが、その技術によってあたらに発生する新しい問題についても考えた方が良いのではないかと思う。それと同時に、個々の人間がどのように人生を全うするかという点についても、もっと考える必要があるのではないかと思う。
 途中からは本書の感想ではなくなってしまったが、理系白書4が出るとすれば、技術革新と人生のあるべき姿との関連についても言及して欲しい。しかし、こういうことを考えるようになった自分は、やはり歳なのかも知れない。

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昆虫採集&山登り@南亦山(2010年8月7日)

 ルリボシカミキリを見たい、と言ったら、南亦山あたりが良いんじゃないの、というアドバイスをもらったので、行く機会をうかがっていた。
 と言うことで、疲れが抜けきっていないが、今日、南亦山まで行った。高速道路が無料になっているので、終点の紀勢大内山インターチェンジまで行き、そこから山の中に向かった。国道42号線を右折して30分ほど走ったら登山口の駐車場に着いた。車が1台停まっていたが、ちょうど山から下りてきた年配の女性がその車に乗り、駐車場はぼく一人になった。駐車場にはトイレもあり、一応、森林公園として整備されているが、人が少ない。
 下界はそれなりに天気が良かったが、山の上はガスが出ていた。日頃の運動不足で登っているとすぐに息が切れる。駐車場からしばらくはスギやヒノキの植林だったが、稜線に出ると自然林になっており、気分が良くなる。登山道のところどころに間伐材を使った階段があったが、ステップが高過ぎ、歩幅も合わないので、このような整備は余計なお世話のように思われた。稜線に出ると、枯れ木を見つけてはチェックしながら歩き、1時間半弱で山頂に着いた。山頂にはやぐらがあった。その下には一等三角点。
 天気が悪く虫は少ない感じだったが、まあそれなりに虫も見られ、出かけた甲斐はあったと思う。目的としていたルリボシカミキリに会うことはできなかったが。ときどき陽が射し、明るくなるとエゾゼミがたくさん鳴いた。でも、高い所で鳴いているので、姿は見ることができなかった。そのほかに鳴き声を聞いたセミは、山麓付近では、ミンミンゼミ、アブラゼミ、ニイニイゼミ、山の上の方ではヒグラシ。ヒグラシは姿も見ることができた。
 標高1,000m近い山の上はけっこう涼しく、汗をかいてもそれほど苦にならなかった。山登りとしては快適だったように思う。手軽に登れる自然林のある山ということで、またいつか行きたいと思う。
 しかし、山を後にして国道に出るまで、すれ違う車もなかった。南亦山は人気がないのであろうか?
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2010年8月 6日 (金)

日高敏隆・阿部謹也著『「まなびや」の行方』

日高敏隆・阿部謹也著『「まなびや」の行方』

2001年2月26日発行
黙出版 MOKU選書
ISBN4-900682-56-X
1,800円+税

205 pp.

目次
まえがき(日高敏隆)
第1章 「まなびや」の在るべき姿を求めて(対談)
第2章 「自分とはなにか」から始まる学問−歴史学(阿部謹也)
第3章 「学び」の原点はどこにあるのか(対談)
第4章 「数式にならない」から面白い(日高敏隆)
あとがき(阿部謹也)

 去年(2009年)の11月14日に亡くなった動物行動学者の日高敏隆先生と歴史学者の阿部謹也氏(知らない人だったが、2006年に既に亡くなられているようだ)による対談とエッセイである。
 お二人とも、学問とは本来面白いものだということを話されておられるが、まさにそのとおりだと思う。日高先生は動物行動学者であるので、いわゆる理系、阿部氏は歴史学者であるので、いわゆる文系である。しかし、この二人の対談を読んでいると、理系と文系を分けて考えることがいかに不毛なことであるかが実感される。現代では人文社会科学と自然科学を分けて考えるようなことが一般的に行われているが、この対談では、人文社会科学と自然科学の間にある壁を取り除くことが必要であると述べられている。その考え方には同意できる。これからの学問には壁を作ってはいけないと思う。

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シンポジウム・ここまできた環境保全型害虫防除技術(2日目)

 宿で昨日の夜に買っておいたサンドイッチを食べて朝食にして、8時頃に宿を出た。京都駅から地下鉄烏丸線に乗って今出川へ。
 今日は2日目。5題の講演があった。まず、景観植物に土着天敵を集め、それを採集して圃場に放す話。地道ではあるが、機械を使ったりしているので、それなりに効率は上がっているのだろうが、やはり手間もかかるし、コストもかかるので普及という観点からは難しいのではないかという気がする。次は、カメムシの臭いがカメムシに忌避作用を与えるという話。斑点米カメムシの話であるが、生態学的な現象としては面白いと思うが、話の中でも触れられていたとおり、地域のカメムシの密度そのものを下げるという話ではないので、害虫防除への応用は難しいように思われた。次は飛ばないナミテントウの話。選抜交配して飛ばないナミテントウ系統を作り、それを害虫防除に利用する話。地道に選抜育種した根気は素晴らしいと思う。ぼくにはそんな根気はない。クリアしなければいけない課題はまだいろいろあるだろうが、極めて有望な手法になるように思われる。次はトマトサビダニの捕食性天敵の話。非常に微小な害虫であるトマトサビダニの天敵である、非常に微小な天敵であるコハリダニを利用しようという話だが、コハリダニを増殖するのにフシダニの仲間が餌として必要であるという点で、実用化までにはまだクリアしなければ課題もあるが、天敵利用が進んでいるトマトに残された今のところ最後の害虫ということで、実用化が望まれる。最後は、高知県における土着天敵の利用の実態の紹介。高知県は天敵の利用が活発であるが、その背景がよくわかったように思える。
 昼過ぎに終了。今出川駅に向かい、入ってきた電車に乗り込むと、三重県農業研究所のSさんとNさんと一緒になった。京都駅まで行き、3人で「第一旭たかばし本店」へ。行列ができるラーメン屋である。もう1時近かったこともあり、店の外に行列はできていなかったが、中に入ると席はなく、しばらく待たされた。オーソドックスな醤油ラーメンであるが、美味い。店を出る時には7〜8人の行列ができていた。やはり行列ができる店である。
 地下街のポルタその他で土産を買う。電車を乗り継ぎ、16時20分頃には津駅に着いた。西日が強く当たりクソ暑い。汗を流しながら歩き、必死で自宅へ。家に着くなり、冷たい飲み物をガブ飲み。一息つく。

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2010年8月 5日 (木)

シンポジウム・ここまできた環境保全型害虫防除技術(1日目)

 平成22年度 農研機構国際シンポジウム『ここまできた環境保全型害虫防除技術−世界最先端の研究と農業現場への技術移転−』に出席するために京都に来た。
 朝、駅に向かう途中に、いつものクヌギの木の前を通ったので、立て看板を撮影。確かにスズメバチが来ているが、ここまですることはないと思う。
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 ちょっと早目に出てきたので、目的地である京都平安会館の最寄り駅である、京都市営地下鉄烏丸線の今出川駅に着いたのは11:20頃だった。地上に出ると京都御苑は目の前である。クマゼミ、アブラゼミ、ニイニイゼミが騒々しい。早めの昼食をとるため、駅の近くの「天下一品」今出川店に入る。京都の天下一品に入るのは本当に久しぶりである。毎日食べようという気にはならないが、たまに食べる天下一品の中華そば(と言って良いものだかどうだかわからないが)は美味い。歩いて7〜8分で会場へ。とにかく暑い。開会までまだ1時間もあったので、ロビーのソファーに座って涼をとりながら持参した本を読む。
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 今日は、基調講演と講演4題。フランス国立農業研究所のEric Wajnberg博士による基調講演では、天敵を利用した害虫防除は、アートではなくサイエンスでなければならない、とのこと。確かにちょっと前までの天敵を使った害虫防除は、職人芸的な感覚でやっていた研究者もいたのは確かである。もっともな主張。次の2題の講演は、微生物を利用して雄を雌化させる話。寄生蜂では、天敵として役に立つのは雌だけであるから、雄を雌化させることは効率を上げることは良さそうなことのように思える。しかし、ぼくはこれに対してどこか腑に落ちないものを感じている。理論立てて説明することはできないのだが。次の講演は微小害虫の自動カウントの話。害虫防除において害虫の密度を知ることは必要なことであるが、トラップにくっ付いた虫を数えるのに、機械を使うというのは余計に面倒なような気もする。コストを考えても、ペイしないのではないのだろうか?今日の最後は、被害植物が出す臭いで天敵である寄生蜂を誘引して、寄生効率を上げようという話。これは、ぼく自身も試験をしたことがあるが、うまくいかなかった。もともと寄生蜂がハウスの近傍に居るという仮定のもとでの話であるので、そもそも天敵がいないような場所ではうまくいかないのであろう。ぼくも話としては面白いと思うが、実用化には難があるように思える。
 このシンポジウムは害虫防除の話なので、異分野の人は少ないと思ったのだが、思いがけず石垣島時代に同僚だったOさんやMさん、さらには同期で就職したSさんに会った。みんな作物育種関係の人である。久しぶりに会ったので、昔の話に花が咲いた。
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 午後5時頃に本日の部は終了。目の前の京都御苑の中を通って京阪出町柳駅に向かう。京都御苑の中には木が多く、セミの鳴き声が賑やかである。アブラゼミが特に賑やかだが、夕方だというのにクマゼミの鳴き声も聞こえる。京都御苑の中の説明板には、京都御苑の森には50種類のチョウや8種類のセミがいるとい記述がある。50種類のチョウの名前をあげるのは難しいが、8種のセミは想像がつきそうである。しかし、8種とは多い。ハルゼミ、ヒグラシ、ニイニイゼミ、アブラゼミ、クマゼミ、ツクツクボウシの6種はあげられるが、あと2種はミンミンゼミとチッチゼミだろうか?
 途中、河原町今出川の交差点の近くの洋食屋兼喫茶店のような店「グリル鴨川」に入って夕食をとる。同志社大学にも近く、いかにも学生が入りそうな店である。老夫婦が二人でやっているようだ。日替わりランチ700円也。お味は値段相応だったが、決して悪いわけではなかった。時間が早かったせいか、他に客はなし。
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 河原町通を過ぎればすぐ鴨川である。加茂川と高野川が合流して、ここから鴨川になる。このあたりは学生時代にも何度も来たので懐かしい場所である。出町柳駅はこのすぐ近く。京阪電車で七条へ。何で七条に来たかと言うと、これ。
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 一昨日気が付いたので予約していた「第24回こころ坂・楽々落語会」。何と言う偶然か、京都への出張などなかなか無いのに、前回の出張は「第23回こころ坂・楽々落語会」が開催される日だった。

犬の目 桂佐ん吉
遊山船 桂米二
向う付け 桂あさ吉
胴乱の幸助 桂米二

 米二師匠の声に不満が無いわけではないが、安心して聴いていられる落語家さんである。米二師匠の落語会には縁があるのか、他の噺家さんの会を圧倒的に引き離して回数が多い。今日で5回目か?佐ん吉くんも、3回目ぐらいだろうか?佐ん吉くんはまだ若いが、ぼくのお気に入りの一人になっている。あさ吉くんも3回目ぐらいか?4年前の「一宮たなばた落語ランド」の桂吉朝一門会の「崇徳院」がイマイチだったので、あまり良い印象が無かったのだが、今日もイマイチ乗っていなかった感じ。英語落語をやるのも良いけれど、何か中途半端なんじゃないのかな、と言うのはおせっかいだろうか?
 宿は前回の出張と同じ、東本願寺の西隣の閑静な住宅地にある「ペンションステーション京都」。部屋にバス&トイレが無いのはやや不便であるが、感じの良い宿である。チェックインのときに、コーヒーとケーキのサービスあり。シフォンケーキは美味かった。今回の部屋は10畳の和室。一人には広すぎて落ち着かない。

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2010年8月 4日 (水)

2010年・ツクツクボウシ初鳴き(8月4日)

 今日は恒例の調査の日。朝から怪しい空模様だったが、職場を出発してしばらくしたら、かなり激しい雨になってしまった。しかし、津市一志町某所の調査場所に到着したときには、ほとんど雨が上がっていたので幸運だった。
 すると、すぐに耳に入ったのはツクツクボウシの鳴き声。今年の初鳴きの観測である。そのほかに、クマゼミ、アブラゼミ、ニイニイゼミも鳴いていた。
 なぜか、ウグイスのさえずりも聞こえていた。ウグイスは春からずっとさえずり続けているような気がする。

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2010年8月 3日 (火)

元村有希子著『理系思考』

元村有希子著『理系思考 分からないから面白い』

2007年10月30日発行
毎日新聞社
ISBN978-4-620-31837-0
1,500円+税

350 pp.

目次
はじめに
I 理系と文系のあいだ
科学技術を鍛える/作る人・使う人/理科離し/ボサボサ頭の変人/枠を飛び出す/理系リーダー考/すみ分け/嫌われる理由/水兵リーベの悲劇/星空の学校/されど博士/自然界の辞典/「レンジ猫」に学ぶ
II 未来の住みごこち
21世紀の予言/先端技術の節度/宇宙の住み心地/食のマイレージ/熱都トーキョー/やさしさの裏側/スリムな日本/たばこの危険、牛肉の不安/午後11時53分/PISAの斜塔/SFと現実/科学と芸術の再会/ニセ科学の罪/O型大リーガー/氷点下の教室/なせばなる?/素人感覚/「平和」考/自分で決める/あべこべ眼鏡/神様の居所/第三の火/原子力ルネサンス
III 科学記者の現場
役に立ちますか?/「家族」を残して/おおらかな博物館/新聞離れ/楽観主義を戒める/老老介護/最善の努力/フグの肝の味/花守り市長/ゆりかごは問う/脱・悲観主義/竜巻博士の遺産/政治と科学/異なる視点で/塀の上を歩く
IV 女は科学に向かないか
「なんとかせい」/少子化と迷信/女性と科学/寝た子を起こす/踏まれた痛み/ノータイ革命/美意識が危ない/名前のつけ方/「男時」の女たち/ルーツを知りあい/実力主義のさじ加減/人明かり/サマーズ以降/平成の憶良/家族愛という正義/大理石の天井/脱力発言/男社会
V 科学大国はどこへ
マタイ効果/脱「ではのかみ」/セレンディピティー/電気が消える/「大岡裁き」の限界/江戸のロボット/職人が消える日/ノーベル賞の楽しみ方/科学と笑いの相性/和製の政界標準/運・鈍・根/酒と薬の麹菌/身勝手な国際基準/和魂洋才/学力ってなんだ/コトつくり/成功する人生/「第一級」の資格/国語か英語か/教師たちへ/教えること・学ぶこと/宇井さんの遺言/またあおうね
おわりに

 著者の元村有希子氏は、毎日新聞の「理系白書」の取材班のメンバーであり、本書は毎日新聞の「発信箱」というコラムにおいて、科学ニュースについて書かれた元村氏の記事をまとめたものである。
 もともとがコラムの記事だったという性格上、字数が限られ、思いを十分に伝えきれているかとかとなると、かなり難しいものがあるのではないかと思う。また、題材が多岐にわたり、全体としてのまとまりもあまりなく、スッと読めるのではあるが、あまり印象に残らないものが多かった。
 副表題の「分からないから面白い」というのは、理系人間が理系の仕事をしているときに誰でも思っていることだと思うが、本書からは「分からないから面白い」ということを意識して書かれているとは感じられなかった。
 全体として、あまりおかしなことは書かれていないと思ったが、だからと言って面白いとも思えなかった。
 科学の面白さの一つはストーリー性にあると思うのだが、やはりこのような短い文章では、科学の面白さを伝えるのはかなり無理があるのではないかと思う。もっとも、本書が科学の面白さを伝えようという目的で書かれたわけではないと思うが。やはり、いわゆる理系ファンの文系人間が書いたという程度のものであるように思う。ひょっとしたら、文系人間が読めば面白く感じられるかも知れない。文系・理系を分けるのは良くないと思うが。

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2010年8月 1日 (日)

またまた不調・・・・・下痢と頭痛と微熱

 木曜日あたりから腹具合が悪く、頭痛がしていた。体温計で体温を測ると36.8〜37℃の微熱である。いわゆる胃腸風邪というやつだと思う。結局この週末も、布団の上でゴロゴロ過ごすことになってしまった。具合を悪くしていて、何もできないと、週末を損したような気分である。

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