日本蜘蛛学会第42回大会(1日目)
会員になっているわけではないが、ここ数年クモを扱っているので、日本蜘蛛学会の大会に参加してみることにした。
会場の日本環境工科専門学校へは歩いても15分ほどの道程だった。途中、ミンミンゼミの鳴き声が賑やかだった。街中(とは言え、青山学院大学や国学院大学に近いこの界隈は緑豊かな場所だった)でミンミンゼミの鳴き声が聞けるのは、津とは違うところである。アブラゼミやツクツクボウシの鳴き声も聞こえた。
会場の日本環境工科専門学校は閑静な住宅地の中の、思ったより小さな建物だった。講演は10:00から。初っ端で、ぼくの共同研究者のIさんが講演した。午前中は一般講演9題。写真撮影のあとに昼食。午後は総会のあとにポスター発表があり、さらに一般講演が3題あり、最後は「農地生態系におけるクモの役割」というシンポジウムだった。シンポジウムはまさに今ぼくが関わっている内容だった。
蜘蛛学会には初めて出席したが、講演者はプロの研究者からアマチュアまで、聴衆の中には中学生までいた。参加人数は80名前後でこじんまりとしており、和気藹々とした雰囲気である。
1日目終了後、Iさんと一緒に渋谷駅方面に出たら「渋谷大勝軒」を見つけたので、「つけ麺」を食べた。「大勝軒」と名の付く店は、これまでに「神田大勝軒」に入ったことがあるが、「渋谷大勝軒」の方が店が奇麗で、味も良かったように思われた。ただし、「神田大勝軒」が680円だったのに対して「大勝軒」は750円だった。
渋谷駅界隈から表参道方面へ青山通りを歩いていたら、何かイベントをやっているようだったので、ちょっと覗いてみた。何のイベントだかよくわからなかったが、色々な出店が出ていた。気が付いたら、そこは「国際連合大学」の前だった。「国際連合大学」がこんな所にあるとは知らなかった。
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