2010年・ムシの日
ぼくにとっての6月4日は、語呂合わせで「ムシの日」ということにしている。今日が「ムシの日」だ。「ムシの日」だから休暇をとって昆虫採集に行きたいところだが、こなさなければいけない仕事もあるので自重した。だからと言って何もしなかったわけではなく、職場の庭で虫を観察した。天気は良かったが、飛んでいる虫の数は少なく、端境期のようにも思われた。しかし、何もいないわけではなかった。
まず見つかったのは、トラップに入った大きなハラクロコモリグモ。ハラクロコモリグモはコモリグモの仲間でも大きな方だが、今日見た個体は、その中でもとりわけ大きな雌だった。
次に見つかったのは、庭に植えられているツツジについていたルリチュウレンジハバチの幼虫。ツツジの葉が葉脈の中肋だけ残して食害されている葉がたくさん見つかった。今年はルリチュウレンジハバチの当たり年かも知れない。
よく見てみると、ルリチュウレンジハバチの幼虫の頭部の色彩には変異があるようだ。真っ黒のもあれば橙色のものもある。別の種類というわけではないと思うが・・・
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