2010年・ナガサキアゲハ初見@津偕楽公園
朝食を摂ったあと本を読んでいたのだが、ふとNさんから「偕楽公園界隈の蝶を調べておいてもらえませんか」と頼まれていたことを思い出して、天気も良いので、歩いて偕楽公園まで行ってきた。
偕楽公園には一昨日行ったばかりだが、その後、藤棚のフジの花が一気に開花した感じだった。一昨日には1頭しか見られなかったキムネクマバチがやたらに増えて、藤棚の周辺だけでなく、あちこちに植えられているツツジにもたくさん来ていた。ツブラジイの花も咲きかけていた。
ところが、チョウは極めて少なかった。天気が良くて、気温も高いので条件は良さそうだったのだが、数えられるほどしか見られなかった。10時半ぐらいから1時間ほど歩き回ったが、見られた蝶は、数頭のアゲハ、2頭のモンシロチョウ、それぞれ1頭のクロアゲハ、ナガサキアゲハ、キチョウ、ルリシジミだけだった。湿度が低いのかとも思ったのだが、帰宅してからネットで見ても、湿度は決して低くはなかった。
アゲハの仲間はみんな雄だった。公園の中をざっと見渡しても、アゲハの仲間の幼虫が食べるようなミカン科の植物は見当たらず、どこか他所から飛んできたのが、偶然目撃されるだけのようにも思えた。
しかしまあとりあえず、ナガサキアゲハは今年の初見である。
【藤棚の回りにはキムネクマバチがたくさんいた】
【ツブラジイも咲き始めた】
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント