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2009年10月11日 (日)

日本昆虫学会第69回大会・2日目(2009年10月11日)

 昆虫学会2日目である。今日の午前中は大会本部に詰めていなければならなかったので、朝一番の講演の座長をした以外は一般講演を聴けなかった。まあ仕方が無い。
 本部で弁当を食べて、午後からのシンポジウムの会場に向かおうとしたら、ウスバツバメガが飛ぶのが見えた。なかなか見る事ができなかったウスバツバメガだったが、思わぬところでお目にかかったものだと思った。ウスバツバメガの幼虫は桜の葉を食べるが、付近をざっと見たところ、桜の木は目につかなかった。
 午後からは2コマ×2会場のシンポジウムがあった。1コマ目は「フェロモン利用による害虫防除の現状と展望」、2コマ目は「土着天敵の評価と利用技術の展望」に出席した。1コマ目のシンポジウムでは、しょうもない勘違いをして、見当はずれの質問をしてしまった。恥ずかしい。日頃、害虫防除のコストをあまり意識していないという事がバレてしまったと思う。しかし、フェロモン利用の現状の一面を知ることができ、有益なシンポジウムだった。2コマ目は自分でも話をしなければいけなかった。「土着天敵類に対する農薬の影響評価と今後の展望」という演題で、自分の仕事の一部も紹介したのだったが、オチらしいオチのない話で、あまり受けは良くなかったのではなかったかと思う。まあ、あまり明瞭な結果の出ている仕事ではないので、仕方が無い面もあると思う。ほかの3名の話題提供は大変勉強になった。特に天野先生のカブリダニの話は、研究の考え方についても突っ込んだ話をされていて、大変勉強になったと思う。
 夜の部は「第11回昆虫の季節適応談話会」の小集会に出席した。ここ何年かの昆虫学会では、だいたいこの小集会に参加していて、いろいろ勉強させていただいていたが、大変嬉しいことに、今年はこの小集会での話題提供を依頼されていた。「亜熱帯の植物種子食性カメムシの生活史戦略・・・アカホシカメムシ類を例として」という演題で、石垣島で勤務していた頃に研究していたカメムシの話を紹介した。細かく突っ込んだ話ではなく、まだほとんど研究されていない亜熱帯の昆虫の生活史の概略を紹介しただけだったが、それなりに受けた話だったように思えた。亜熱帯の昆虫の生活史はまだほとんど研究されていない宝の山である、と結んで話を終えた。
 そのあとは、小集会に参加したメンバーで、三重大学の近くの居酒屋に流れ込み、話し足りなかったことを話した。これまで名前を知っていても顔を知らなかったりする人と話しをすることができ、楽しい時間を過ごす事ができた。隣に座ったのは、セルビアから北大に留学している女子学生。日本に来て1年半だということだが、日本語は達者だった。これまで全く縁のなかったセルビアの話しを聞く事ができて面白かった。11時頃にはお開きになり、明日に備えることになった。明日はいよいよ最終日だ。

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