小学校の校庭で見かけた虫・・・ヨコヅナサシガメなど
今日は三男坊の運動会だったので小学校に出かけた。天気は良かったが、台風14号のせいか、風が非常に強く、乾燥していて、砂埃が舞って大変だった。
昼食は桜の木の木陰で弁当を広げた。ふと桜の木の幹を見ると、イラガの幼虫らしきものが妙な格好で引っ付いていた。近くに寄ってみると、ヒロヘリアオイラガと思われる幼虫が、ヨコヅナサシガメの幼虫3頭の口吻に刺されてぶら下がっていた。ヨコヅナサシガメは集団で狩りをするハンターだ。詳しい事は井上弘さんが京都大学の大学院生だった頃に研究している。このイラガの幼虫も、1頭のヨコヅナサシガメでは仕留められなかったかも知れない。
他の桜の木の下では何人かの小学生が「毛虫だ!毛虫だ!」と騒いでいた。よく見てみると、モンクロシャチホコの終齢幼虫がたくさん地面を這っていた。イラガの幼虫を触るとえらい目に遭うが、毛が生えていてもモンクロシャチホコの幼虫は手で触っても何ともない。勇気ある小学生は、モンクロシャチホコの幼虫を手で掴んでいた。
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