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2009年9月

2009年9月30日 (水)

つくばへ・・・同定研修会に参加

 津市内に住む虫屋のOさんやAさんからウスバウバメガを見たという話を聞いたが、津に来てからは、まだ一度も見たことが無い。昨日の朝、出張でつくばに出かけるために桜(ウスバツバメガの寄主植物だ)の名所の偕楽公園の中を通ったが、やはり姿を見ることができなかった。
 昨日はまだ疲れが抜けておらず、名古屋まで立ちっぱなしというのもかなわないと思ったので、本当に久しぶりに名古屋まで近鉄特急に乗った。名古屋に行くのに近鉄特急を使ったのは、ほぼ2年ぶりだ。津7:15発の特急に乗ったら、名古屋8:20発ののぞみにギリギリで乗れた。N700系。時間に余裕があったので、何も慌てて乗ることは無かったのだが、ついつい階段を上がってすぐ、目の前のドアから乗ってしまった。そこはグリーン車だったが、そこから自由席車輌まで、けっこう歩かなくては行けなかった。予想通り、自由席にはほどほどに空席があり、問題無く着席できた。
 東京には10時過ぎに着き、すぐ上野に向かい、上野駅で少し時間を潰して早めの昼食もとった。常磐線の列車に乗り、牛久駅に着いたのは昼前だった。ここでもバスの時刻までベンチで一休み。
 午後1時前につくばの現地に着いたら、天気はあまり良くなかったが、ツクツクボウシとアブラゼミの鳴き声が聞こえた。
 昨日から今日まで、現在行っているプロジェクト研究の同定研修会だ。去年はハサミムシを担当して講義をする側だったが、今回は受ける側だった。昨日は午後半日で講義を受け、夕方は懇親会。農林水産省の施設の中の食堂で行われたのだが、量も質も質素だった。かなり不満は残ったが、食べ過ぎで具合が悪くなるような危険性はなかったので良かったのかも知れない。普段ならこの施設の中の宿泊施設に泊まるところだが、満室だと言うことだったので、近所(と言ってもバスで4〜5分ぐらいの所だ)のホテルを予約しておいた。このホテルも質素だった。その割には、値段はそれほど質素ではなかった。
 今日は実際のサンプルをもとに同定の実習。ゴミムシやクモのサンプルを持参したのだが、専門家の目で見てもらうと、同定間違いがたくさんあった。特にクモがひどい。そのうち慣れてくると思うのだが、科のレベルで間違っているのだから話にならない。しかし、今回の研修を受けたことで、着実に同定能力はスキルアップされたと思う。
 研修は昼までで、施設の食堂で昼食をとったが、やはり味は不満が残る。バスで牛久駅に向かったら、ちょうど1時間に1本の特別快速が来て幸運だった。特別快速ならつくばエクスプレスにも見劣りしない。日暮里で山手線に乗り換え、秋葉原で途中下車し、しばし秋葉原見物(若干の買い物も)。
 東京駅に向かい、ちょうど発車する新幹線に乗ったら、またN700系だった。名古屋で降り、久しぶりに「想吃担担面エスカ店」に行く。最近は比較的出張が多かったのだが、列車(快速みえ)の時間の都合で食べそびれていた。しかし、今日はちょうど良い具合の乗り継ぎ時間だった。汁なし担々麺とマンゴープリンを食べる。うまい。
 食事を終え、名古屋駅の関西線のホームに行くと、既に快速みえには乗客が乗り込んでおり、座ることはできなかった。まあ、これも桑名までの辛抱と思って乗ったところ、予想したとおり、桑名では相当数の客が降り、座ることができた。
 東京でも雨が少し降っていたが、こちらでは傘をささずに歩くには無理がある程度の雨が降っていた。このところ、長い間雨らしい雨が降っていなかったので、しばらくは雨が降ってくれた方が良いのではないかと思う。

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2009年9月23日 (水)

嬉しい偽りの看板・・・今日は一日『沖縄ポップス』三昧

 今日は午後から夜まで、NHK-FMで「今日は一日『沖縄ポップス』三昧」という番組が放送されている。もちろん「沖縄」に反応してラジオを流しっぱなしにしているわけだが、『沖縄ポップス』というのはまさに「看板に偽りあり」で、ポップスだけでなく、懐かしい八重山民謡もいっぱい流されている。こういう偽りの看板は嬉しい。
 石垣島に住んでいた頃、三線を手に少し練習した「かたみ節」や「鷲ぬ鳥節」や、いつも耳にしていた「とぅばらーま」なども流れてきて嬉しかった。まるで沖縄に居るかのような錯覚に陥る。

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栗拾いにはまだ早かったが・・・昼間でもアオマツムシの鳴き声が

 昼食後、三男坊と一緒に近所の墓地に栗拾いに出かけた。ほんのわずかに収穫はあったが、まだほとんどが緑色の毬のままで木についており、まだ栗拾いの季節にはなっていないと思った。
 別の栗の木に向かう途中、墓地に生えるソメイヨシノの木の比較的低い場所からアオマツムシの鳴き声が聞こえてきた。昼間にアオマツムシの鳴き声が聞こえるようになると、本格的な秋になったような気になる。鳴き声の場所を探してみたところ、三男坊が鳴いているアオマツムシをソメイヨシノの葉の上に発見した。すると、そのすぐ隣に接している葉の上にはアオマツムシの雌が見つかった。おそらく鳴いている雄は、すぐ近くに雌がいることを知っていて鳴いていたのではないかと思う。しばらく観察していたが、雌は雄の鳴き声にあまり反応するようでもなかった。

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2009年9月19日 (土)

小学校の校庭で見かけた虫・・・ヨコヅナサシガメなど

 今日は三男坊の運動会だったので小学校に出かけた。天気は良かったが、台風14号のせいか、風が非常に強く、乾燥していて、砂埃が舞って大変だった。
 昼食は桜の木の木陰で弁当を広げた。ふと桜の木の幹を見ると、イラガの幼虫らしきものが妙な格好で引っ付いていた。近くに寄ってみると、ヒロヘリアオイラガと思われる幼虫が、ヨコヅナサシガメの幼虫3頭の口吻に刺されてぶら下がっていた。ヨコヅナサシガメは集団で狩りをするハンターだ。詳しい事は井上弘さんが京都大学の大学院生だった頃に研究している。このイラガの幼虫も、1頭のヨコヅナサシガメでは仕留められなかったかも知れない。
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 他の桜の木の下では何人かの小学生が「毛虫だ!毛虫だ!」と騒いでいた。よく見てみると、モンクロシャチホコの終齢幼虫がたくさん地面を這っていた。イラガの幼虫を触るとえらい目に遭うが、毛が生えていてもモンクロシャチホコの幼虫は手で触っても何ともない。勇気ある小学生は、モンクロシャチホコの幼虫を手で掴んでいた。
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2009年9月12日 (土)

中江裕司監督作品『真夏の夜の夢(さんかく山のマジルー)』

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 伊勢市の「進富座」という映画館中江裕司監督の『真夏の夜の夢』(沖縄では『さんかく山のマジルー』という表題で公開されているとのこと)が公開され、中江裕司監督がやってきてトークライブがあるというので、妻と二人で伊勢市まで出かけた。映画を見にわざわざ伊勢市まで出かけるのは、例によって例のごとく沖縄の空気に浸りたいからだ。
 中江裕司監督を見るのは『ナビィの恋』と『ホテル・ハイビスカス』に次いで3作目だ。他にも見たい作品があったが、津市の映画館では上映されなかったので、まだ見る機会を得ていない。『白百合クラブ東京へ行く』や『恋しくて』なども見てみたい。
 沖縄はヤマトと較べると、現実世界と精神世界の境界が遥かに曖昧だ。『真夏の夜の夢』は、そのあたりを表現した作品のように思われた。『真夏の夜の夢』は、もちろんシェークスピアの作品だと言うことは知っているが、作品は読んだことは無く、表題を知っているだけだ。中江作品の『真夏の夜の夢』では、マジルーというキジムン(木の精)が人間の世界の恋を混乱させて騒動を起こす。この部分がシェークスピア作品との共通点ということらしい。中江作品では『ホテルハイビスカス』にも少し精神世界が描かれていたが、この『真夏の夜の夢』では、作品の核心部分になってると言っても良いと思う。沖縄の自然観とか精神世界についての知識がないと理解しにくい作品かも知れないが、ぼくにとっては大変楽しめる作品だと思ったし、後味が良い作品だとも思った。ホテルハイビスカスの美恵子を小学校3年生のときに演じた蔵下穂波が高校生になりマジルーを演じたが、性を感じさせないマジルーをうまく演じていたと思う。平良とみが男性を演じ、平良進が女性を演じていたのは面白かったし、照屋政雄、玉城満、川満聡など、沖縄には欠かせない俳優の演技も味があった。
 映画の中の結婚式の宴会の場面で、弘前大学の城田安幸先生にそっくりの人が一瞬出てきた。アンコー先生は大阪出身だが、ルーツは沖縄だということなので、ロケ地の伊是名島に似た人がいても不思議ではない。まさか本人ではないと思う。それから、映画の中で気付いたセミの鳴き声はクマゼミだけだったので、その点での違和感はなかった。
 映画のあとの中江監督のトークライブでは、作品そのものや作品作りについての話を聞く事ができて、映画の背景などを理解するのに役に立ったともう。また、出演した俳優さんについての裏話も、なるほど、と思わされることが多く、楽しむ事ができた。中江監督の話を聞くのは、石垣島で『ナビィの恋』が上演されたときに聞いて以来だが、その時の中江監督の話はただ面白い話だったというだけだったように思うが、今日の話は、それに較べるとかなり深みを増した話だったように思う。『ナビィの恋』から10年も経っているわけだし、中江監督も自分もそれだけ齢を重ねているわけだから、それも当然だと思う。最近の映画に対する批判は本音だったと思うし、中江監督が「約束事」を敢えて入れない映画を作ったのは一つの冒険だと言っていたが、ぼくにとっては『真夏の夜の夢』が素直に受け入れられる作品だと感じられたのは、そのようなところに原因があったかも知れない。
 進富座という映画館は今時の映画館と違って小さな映画館で、主人というか席亭というかの水野昌光さんの魂が感じられるような映画館だと思った。似たような映画館がついこの前まで津にもあったが(大門シネマ)、主人が高齢になり営業を止めてしまった。小さな映画館をやっていくのは大変だと思うが、映画館の古き良き遺伝子を引き継いでいる映画館(もう82年続いているとのこと)をずっと続けて欲しいと思う。

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2009年9月11日 (金)

2年ぶりの神戸・・・関西病虫害研究会に参加

 神戸で開催される関西病虫害研究会の第91回研究発表会に参加するため、昨日から神戸に行った。昨日は移動日で、長男が使い残していた「青春18きっぷ」が1回分あったので、それを使っていわゆる「乗り潰し」をした。新しく乗ったのは、JR東西線の尼崎から放出までとおおさか東線の放出から久宝寺駅まで。電車の中では、誕生日にアレクス君から贈られた『フェルマーの最終定理』を読み終えた。長い本なので読み終えるのに数日かかったが、わくわくさせられるような面白い本だった。夕方は同僚と落ち合って、神戸元町の南京町の中華料理店で夕食をとった。
 朝は早めに起きてホテルの1回のロビーで簡単な朝食をとった。喉が渇いていたせいか、ジュース1杯、スープ2杯、コーヒー3杯も飲んでしまった。南京町の西安門の近くのホテルから会場までは歩いて12〜13分だった。するとそこにあったのは、「小泉八雲旧居跡」という碑。小泉八雲と言えば松江、という印象しかなく、神戸にも住んでいたとは知らなかった。
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 一応関西病虫害研究会の事務局なので、会場では受付に座っていた。講演が始まると講演会場へ。
 昼食は神戸出身のIさんの案内で、美味しいという噂のラーメン屋へ。地下鉄の駅で2/3駅ほど西へ歩く。「神戸の中華そば・もっこす本店」。
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 昼食時のセットメニューがお得ということで、それを注文。中華そば+餃子+御飯で800円。なかなか美味しいラーメンだった。ただの中華そばなのにチャーシューが多かった。中華そばとは別にチャーシューメンというメニューもあったが、どれぐらいチャーシューが乗っているかを想像すると恐ろしい。お腹がいっぱいになり、午後からは目の皮も弛みがち。
 夕方4時半前に講演会は終了。同僚は軽い打ち上げに参加するということだったが、ぼくは一人でさっと阪神元町駅に向かう。目的地は大阪なにわ筋のマジックスパイス大阪なにわ店。ここで食べれば、マジッックスパイスの全国4店を全部制覇したことになる。3月の札幌4月の東京下北沢6月の名古屋大須に続いて半年で達成ということになる。関西病虫害研究会の研究発表会は、本当は5月に予定されていたのだが、例のインフルエンザ騒ぎで延期になっていたので、その騒ぎが無ければ、3月末から6月半ばまでの3か月で達成できていたはずだった。マジックスパイス大阪なにわ店の最寄り駅は桜川だが、阪神なんば線の乗り潰しのため、大阪難波まで乗り、大阪難波駅から現地に向かった。
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 注文したのは、チキンの涅槃。辛さは札幌の涅槃とほぼ同様。名古屋大須の涅槃は異様に辛かったので、やはり店によって辛さの基準が違うように思える。野菜の量も多く、満足。満足度の順番は、名古屋大須≧札幌≒大阪なにわ≫東京下北沢、ということろか。
 マジックスパイスでのでの食事を終え、再び大阪難波駅へ。19:00発のアーバンライナーの切符を買う。近鉄特急に乗るのはほぼ2年ぶり。2年前に神戸大学で昆虫学会の大会が開催されたとき以来だ。それまではちょくちょく乗っていたのだが。まあ、このところ大阪方面に行く用事がなかったということなのだろうと思う。津に着いたのは夜8時半前。自宅には戻らず、そのまま三重昆虫談話会のサロンの会場に向かう。今日は盛会で8人も集まった。甲虫の和名の話(「ルリクワガタ」を「オオルリクワガタ」にするべきかどうか、とか)や、オオトラカミキリやカワラハンミョウの話など、話題も多かった。夜10時半前に散開。楽しい時間だった。

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2009年9月 9日 (水)

ハサミムシに噛まれた・・・という話

 日本に住むアメリカ人から英語の長文の電子メールが届いた。それには、富士山に登ったときに山小屋の中でハサミムシに噛まれて痛かった、とその様子が詳細に書かれていた。どうやら、このアメリカ人は、コウモリやネズミに寄生するハサミムシがいるという知識を中途半端に持っているらしく、自分が噛まれたのは寄生性のハサミムシで、病気を媒介するのではないかと心配しているようだった。
 長文の英語を書くのは大変なので、簡潔に返事をした。「日本には寄生性のハサミムシ記録されていません。もしあなたが富士山で寄生性のハサミムシを見たとしたら、それはとてつもない大発見です。私の想像では、あなたはハサミムシ以外の何かの虫を見たのだと思います。もし本当のことを知りたければ、同定のためにその虫の標本が必要です。」
 いわゆる「虫屋」でも、「見た事の無いハサミムシを採りました」と言ってハネカクシを持ってくる人が少なくない。おそらくハネカクシでも見たのではないかと思う。

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2009年9月 7日 (月)

間近から聞こえてくるマツムシの鳴き声

 帰宅したときには既に暗くなっていた。今日はこれまでになく近くからマツムシの鳴き声が聞こえてきていた。昨日までは気づかなかったので、どうやら今日になって庭にマツムシがやってきたか、庭で羽化したらしい。庭に面した縁側は網戸になっているので、庭で鳴く虫の声は間近から聞こえる。
 まだ夜が浅いうちは遠くから聞こえてくるアオマツムシの合唱が耳についたが、夜10時半ぐらいになったらアオマツムシの鳴き声はぴったりと止んでおり、マツムシの鳴き声だけが際立つようになっていた。やや遠くから時折ツヅレサセコオロギやハラオカメコオロギと思われる鳴き声が聞こえてくるが、庭で鳴いているマツムシの鳴き声はいつまでも続いている。
 子供の頃は本当の街中に住んでいたのでマツムシは憧れの虫だったが、居ながらにしてマツムシの鳴き声を聞く事ができるのは幸せだと思う。

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2009年9月 6日 (日)

2009年・我が家の裏にミンミンゼミ再び登場

 昼食後、居間のソファーに寝転がって本を読んでいたらミンミンゼミの鳴き声が聞こえてきた。12:53頃のことだ。この状況は、ちょっと時刻が違うが、8月15日の状況とほぼ同じだ。
 鳴き声の場所を確かめようとすると、やはり家の裏の斜面の家の方だった。鳴き終わったら飛び出すのが見られるのではないかと思ったが、残念ながら確認できなかった。
 今年はこれで自宅に居ながらにして2回もミンミンゼミの鳴き声を聞いた。少ないながら発生しているということなのだろうと思う。
 

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2009年9月 5日 (土)

アレクス君とのしばしの別れ

 我が家にホームステイしていたドイツ人学生アレクス君を今朝見送った。他の家にホームステイしていた他のドイツ人学生10名ほどと一緒に京都に行くということで、津駅前のバス乗り場まで送って行った。2日ほど京都に滞在してから帰国する学生もいれば、そのまま留学先に向かう学生もあるとのこと。アレクス君は、しばらく京都、広島、松山などを旅行して、10月始めに帰国するということだ。途中で彼女を呼び寄せ、帰国直前には彼女を連れてまた我が家を訪問してくれるとのこと。とりあえず、しばしの別れだ。

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2009年9月 4日 (金)

2009年・ニイニイゼミがまだ鳴いている

 九月に入ったが、職場の庭ではまだニイニイゼミの鳴き声が聞かれた。今日はそのほか、クマゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシの鳴き声が聞かれた。普段の行動範囲にヒグラシは少ないので、ヒグラシがまだ鳴いているのかどうかはわからない。
 もちろん、鳴き声がもっとも目立つのはツクツクボウシだ。

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