真冬なのにハスモンヨトウが!
毎週1回、水曜日が調査の日だが、先週は水曜日が休日だったし、今週は火曜日から木曜日まで出張だったので、1日ずつずれて、今週は金曜日になってしまった。
去年の11月の終わりぐらいまでは、合成性フェロモンの誘引剤としたトラップにハスモンヨトウがたくさん入っていたのだが、寒くなってからは全く入らなくなっていた。ハスモンヨトウ用の合成性フェロモン剤がよほど強力なのか、ハスモンヨトウの雄のフェロモン感知能力が異様に高いのか、ハスモンヨトウ用の合成性フェロモン剤には極めて多数のハスモンヨトウが誘引される。だから、全くトラップに入らなくなってしまったということは、その界隈にハスモンヨトウが全くいなくなったと考えても良いと思う。ハスモンヨトウは南方系の蛾で休眠せず寒さに弱いから、この界隈では冬には死に絶えてしまうのだろう、と一般には言われている。
だから、今日、トラップにハスモンヨトウが入っていたのを見て驚いた。大変新鮮な個体だった。この前の週末は異様に気温が上がったので、その時に羽化してしまった個体なのかも知れない。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント