2009年の年賀状
毎年のことながら、今年も年賀状は年が明けてから書くことになってしまった。年賀状というは、この一年の近況報告のようなものを書くものだと思っているのだが、その言葉を選んでいるうちに時間ばかりが経過してしまうのだ。文面は大晦日ごろにはできて、プリンタで印刷したのだが、元旦は朝から実家に出かけたし、昨日は午前中は仕事に出て、午後からは今日の午前中までは、風邪の症状が出たらしく、ダウンしてしまっていたので、宛名書きをしたのは今日の午後だ。
今年の年賀状はこんな感じ。(クリックで拡大します)
そんなわけで、この3日間に受け取った年賀状に返事を出すような感じになってしまった。まあ、これも毎度の事だ。まずは、受け取った年賀状を五十音順に並べて、それに従って順番に宛名を書いた。たまたま並んだ2枚の年賀状にクロマダラソテツシジミのことが書かれていた。クロマダラソテツシジミは時々南西諸島で発見される程度だったのだが、一昨年から去年にかけては、九州から徐々に北上し、近畿地方でもあちこちで発生し、東海地方でもあちこちで発生したので、虫屋仲間の間では大いに話題になった。今年はどうなるか、ちょっと楽しみでもある。
クロマダラソテツシジミ(2007年8月1日、石垣島平久保崎で撮影)
上に書いたように、ぼくは年賀状を近況報告だと思っているので、受け取って嬉しい年賀状は、デザインが良い年賀状ではなく、文字がたくさん書かれている年賀状だ。もちろん、虫屋仲間の写真だけの年賀状でも、言いたいことがよくわかる年賀状もある。自分の年賀状に文字が多いのは、この一年の間に、虫屋としての成果が無かったということの証であるかも知れない。
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