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2008年11月

2008年11月30日 (日)

青少年のための科学の祭典2008第6回三重大学大会

 昨日から開催されている「青少年のための科学の祭典2008第6回三重大学大会」に一番下の息子と出かけた。晴れてはいたが、風が強く、大変寒く感じられた。
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 いろいろな展示があったので、ざっと一通りブースの前を回ったのだが、結局息子は「無線交信を楽しもう」のブースに入り浸っていた。中部電力津ハムクラブの皆さんによる、アマチュア無線の紹介だ。この行事は毎年開催されていて、我が家が参加するのは、確か今年で3回目ぐらいになると思う。これまでもアマチュア無線のブースはあったそうなのだが、どうも記憶に残っていない。この夏、一番下の息子がアマチュア無線の免許を取って、いま熱いところなのだが、それでこれまで目に入らなかったものが急に目に入るようになったのかも知れない。
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2008年11月29日 (土)

第150回日本昆虫学会・第87回日本応用動物昆虫学会東海支部合同講演会

 第150回日本昆虫学会・第87回日本応用動物昆虫学会東海支部合同講演会に参加するために名古屋まで出かけた。今日はまあまあ良い天気になった、と思った。会場の名城大学は、去年の鱗翅学会の支部会のときに一度行ったことがあるが、今回は、同じ建物の中の別の場所だった。まだ今年の春にできたばかりとのことだ。とにかく教室も通路もゆったりと広く、余裕が感じられた。
 秋の東海支部会の講演会は、招待講演のみ。じっくりと話を聴ける良い機会だ。講演は以下の3題。
1)中松 豊(名古屋大学大学院生命農学研究科研究員)寄主の生体防御と寄生蜂の寄生戦略.
2)大久保 憲秀(三重県病害虫防除所)動物学名の仕組み.
3)山岸 健三(名城大学農学部昆虫学研究室)種多様性解明の取り組みの現状.
 中松さんの話は、細かい話で、なかなか理解が追い付かなかった。アワヨトウの幼虫とそれに寄生するカリヤコマユバチの間の防御機構の話。
 大久保さんは同名の書籍を自費出版されており、それの要点をかいつまんで話された。分類には否応無く関わらざるをえなかったこともあり、大久保さんの著書は出版と同時に購入してほんの少しだけ勉強したが、今日の話はその要点だったので、大変よくわかり、大変勉強になった。
 山岸さんの話は、ご専門の小型の寄生蜂を中心とした話。「種多様性」という言葉は、環境評価の目的で使用されることが多いが、山岸さんの話は、評価を目的としたものではなく、あくまで中立的な立場で、「ある環境にどれぐらいの種がいるのか」ということが重点に置かれていた。「種多様性」あるいは「生物多様性(biodiversity)」という言葉は最近あちこちで耳にしたり目にしたりすることが多い言葉だが、未だにその概念を把握するに至っていない。おそらく、その研究に関わる人の数だけの概念があるのではないかと思う。
 講演が終わったあとは、来年の秋に昆虫学会東海支部会が担当して行う日本昆虫学会大会の準備の進捗状況についての話。三重大学で開催されるわけなのだが、鈴鹿で行われるF1グランプリの日程との関係で無駄に労力を遣わされたが、当初の予定通り開催されるということだ。
 酒なしでの懇親会の席での話。同じ三重県にあるぼくの職場でも大会の事務を担当しなければいけないことになっているが、その話が多少具体化してきた。来年の夏は忙しくなりそうだ。

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2008年11月23日 (日)

カワセミが近所の池に居着いているらしい

 先週の後半から昨日にかけて、例によって例のごとく体調が悪かったが、昨日から天気が良く、気温もそれほど低くなくなったためか、今日は体調がかなり戻った感じだ。
 晴れていて風もなかったので、午後から近所の墓地公園を散歩した。さほど大きい池ではないのだが、池があり、だいたいいつもカモの仲間が何羽かいる。今日も20羽ほどのカモの仲間がいた。いつもよりちょっと個体数が多い感じだ。数えようと生けに近づくと、スッと緑色に光るものが飛び出して茂みの中に隠れた。カワセミだ。
 このところ、ここに来るとしばしばカワセミが見られる。この池にはブルーギルサンフィッシュがたくさんいるのだが、それを餌にしてカワセミが居着いているのかも知れない。とにかくカワセミが身近に見られることは嬉しい。

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2008年11月19日 (水)

一番安全な農薬・・・・・テデトール

 有機農業をやっている農家さんの畑を研究に使わせていただいているのだが、今日そこで調査をしていると、となりの畑で仕事をしていたおばあさんから声をかけられ、「虫がいっぱいおるんやないの?」。ぼく「いっぱいいますよ、薬かけてないから」。おばあさん、「わしも薬かけてないけど、毎日手で取ってるよ」。一番安全な農薬、テデトールである。手間はかかるけど。
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2008年11月17日 (月)

秋の虫の音の名残り・・・マツムシなど

 夜8時過ぎに郵便を投函しに近所のポストまででかけたところ、思いがけずマツムシの鳴き声が聞こえた。まだ鳴いていたんだ、という印象だ。アオマツムシの騒々しい鳴き声はいつの間にか聞こえなくなっていたが、マツムシのか細い鳴き声はまだ健在なのだ。
 出かけるときには気付かなかったが、家の近所では、ツヅレサセコオロギや、名前のわからないコオロギの仲間の鳴き声も聞こえた。
 今はまだ気温もそれほど低くないので鳴いているのだろうが、明日あたりからは気温が下がるということなので、今年のマツムシの鳴き声も聞き納めかも知れない。

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獣の糞に集まるフンバエ

 今日は週に2回の調査の日だ。ヒメジュウジナガカメムシは11月6日を最後に、もう姿を見かけなくなってしまった。タヌキと思われる獣の糞がある場所には、やや新しい糞が増えていた。これまでも、1頭、2頭ぐらいは見られていたのだが、今日は10頭近いフンバエの仲間が集まっていた。フンバエの種名はよくわからないが、ヒメフンバエではないかと思う。獣の糞の表面には、無数の白い粒が見える。おそらくフンバエの仲間の卵だろう。フンバエの生態についてはよく知らないのだが、これから冬に向かうというのに、この糞を利用してゆっくり成長していくのだろうか。それとも、冬が来る前に急速に成長して、冬になる前に蛹が成虫になるのだろうか。獣の糞をいじるのはあまり気が進まないが、これから暫くの間の観察の楽しみになるかも知れない。
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2008年11月14日 (金)

オジサンたちはみんな疲れているらしい

 今晩、三重昆虫談話会のサロンに出てきた。仕事とは関係のない虫の話ができる月に一回の楽しみだ。虫の話をしてるうちは楽しいのだが、「近頃疲れ気味で気力が無くなった」という話をすると、元気だと思っていた同年代の二人が、自分もだ、と言う。ちょっと上の世代の人の方が、明らかに元気なのだ。仕事を終えて帰ってくると、何もする気力が起こらないことが多い。最近は、まともに(仕事以外の)虫採りもしていない。自分も50を目の前にして、少々焦っているのだが、もう少し齢を重ねたときに元気になっているとはとても思えない。
 子供の頃に、世の中が便利になると楽になる、などという幻想を無理矢理抱かされていたというのが今になってわかるのだが、世の中が便利になると、ますます忙しくなり、とても楽になったようには思われない。ぼくらの世代は長生きはできない運命になっているのだろうなぁ。

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2008年11月12日 (水)

またまた漢方薬

 先週の土曜日(11月8日)は、雨の中、某団体主催の里芋掘りに行ってきた。ずっと前から風邪が抜けきらない状態だったが、しっかり着込んで暖かくして出かけた。昼飯に出された豚汁も暖かくて美味しかったので、3杯も食べてしまった。その時までは良かったのだが、帰ってからちょっと一寝入りと思ったところ、夕方まで熟睡状態。夕飯を食べて風呂に入ってからもすぐに布団へ、という状態だった。日曜日も調子が悪く、食事と便所と風呂以外は布団の中で過ごしたというような状態だった。
 仕方がないので、月曜日の朝、近所の医者に行って、痰と咳が1か月ぐらい抜けないと訴えたところ、胸部のレントゲン写真を撮られた。その結果、結核でも肺炎でもありません、とのこと。それで処方されたのが麦門冬湯。初めて飲む漢方薬だ。咳とか痰には効果があるらしい。
 それを飲んでいたところ、少しずつではあるが、咳も痰も治まりつつあり、体調も良くなってきた。まだ完治したわけではないので、しばらくこの漢方薬を飲み続けようと思う。
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2008年11月 6日 (木)

秋の山の谷へ

 気温はそれほど高くなかったと思われるのだが、天気が良く風もなかったので、それなりに暖かい日に感じられた。こんな日にじっと部屋の中にいるのも気分が良くないので、昼前に職場を抜け出して近くの山の谷に入った。こうやって職場を抜け出せるのは裁量労働制の良いところである。
 最大の目的は、繁殖行動がそろそろ始まると思われるコブハサミムシを見ることだ。コブハサミムシは、秋の風のない天気の良い日によく飛ぶ。その飛ぶところを見たいのだ。
 この春コブハサミムシを見つけた場所はほどほどに日が射して暖かそうなのだが、コブハサミムシが飛ぶのは見られなかった。もともとコブハサミムシの密度がそれほど高い場所でもないので仕方がないかも知れない。
 他になにか虫がいないかと探したところ、何とアオマツムシの雌が見つかった。アオマツムシと言えば、街の中の虫という印象が強かったので、山の中で見つかったのは意外な感じがした。外国から侵入した虫も、徐々に山の中へ分布域を拡げているということだろうか。
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 次に目についたのは、越冬に備えて色が変わりかけたチャバネアオカメムシ。夏には鮮やかな緑色をしている部分が、褐色に変色しかかっている。冬が近いということだろう。
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 帰りがけに谷の入り口にある墓地の便所を見回った。ここはカメムシが越冬に集まる場所なのだ。去年の秋にはクサギカメムシだけでなくオオトビサシガメも見つかったのだが、今日はそれほど多い数ではないクサギカメムシが見つかっただけだった。まだこれから増えてくるのではないかと思う。
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 コブハサミムシが見つからなかったのは残念だったが、多少は気分が晴れた。これからしばらくの間は、天気が良い日にはまた来てみようかと思う。とは言え、時間に余裕がある日がそれほどあるわけでもないのだが。

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2008年11月 3日 (月)

2008年この秋初めてのケバエの幼虫

 今日は休日だが、飼育中の虫を見てやらなければならないので出勤した。そのついでに、トラップの調査もした。最近、ピットフォールトラップに入る虫の数が少ない日が続いていたのだが、今日はこの秋初めてケバエの幼虫が入った。どんな種のケバエなのかはわからないが、とにかくケバエには間違いない。
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 たくさん入るときは、もっとゴッチャリとまとめて入るのだが、今日はそれほどの個体数ではなかった。これからもっとたくさん入る日もあるだろう。

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2008年11月 2日 (日)

蓬平温泉から帰宅

 朝は6時半ごろ目が覚めた。まずは温泉に入る。やはり大きな湯船に浸かるのは気持ちが良い。
 この旅館の朝食も豪華だった。出されたものは食べないと気が済まない質なので、とにかく全部平らげる。ますます体重を気にしなければいけない。
 それにしてもこの旅館、設備も良かったし、女将さんから仲居さん、さらには送迎バスの運転をしてくれた人まで、みんな気持ちが良かった。旅館の名前は「よもやま館」。機会があればまた泊まってみたいものだ。
 バスで長岡駅まで送ってもらったところ、10時20分頃に駅前に着いた。もう5分ぐらい早ければ10:22発の普通列車に乗ることができ、特急料金を使わずに済むところだったが、それには間に合わなかったので、駅ビルの中で昼食などを買い、11時過ぎの特急「北越4号」に乗った。自由席だったので、座れないことはないにしても、家族がバラバラに座らなければいけないことを覚悟していたが、車内はせいぜい3割程度しか人が乗っておらず、余裕で席を選ぶことができた。連休の中日ということもあり、空いているのかも知れない。柏崎までは内陸を走るが、柏崎を過ぎると日本海が見える。思ったよりも天気が良かったので、海もしっかり見えた。
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 1時間弱の乗車で直江津へ。ここでは2分の乗り継ぎで長野行きの普通列車。115系の3両編成。それなりに混雑していたが、バラバラになりながらも全員着席できた。高田で降りる人が多く、ぼく以外の3人はぼくが知らないうちに1ボックスを占領していた。昼時なので、長岡で買った食べ物の包みを開く。荒井を過ぎると人もややまばらになってきた。高田から乗って来てぼくの隣に座ったオバサン。きちんとした服装をしているのだが、たくさん荷物を持って、かなりの量のお弁当の他にカップ酒も持っている。どんなオバサンだろうかと思った。
 途中の二本木駅はスイッチバック。ここで反対方向の列車と交換する。後から入って来た直江津行きの列車が先に発車した。ここから関山を過ぎるまではかなり急な登り勾配がある。電車もスピードが出ない感じだ。やがて進行方向右手に目立つ山が見えて来た。「妙高山だろう」とぼくが言うと、さきほどのオバサンが「正面の姿が良いのが妙高山で、その右側が火打山、その右がちょっと見えにくいけど焼山ですよ」と親切に教えてくれた。丁寧な言葉遣いで上品そうなオバサンだということがわかってきた。カップ酒が空いたあとは缶ビールを注いで飲んでいたので、そのギャップに驚いた。ローカル線に乗ると、こういう出会いもあるので面白い。
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 長野に着いたのは定刻の13:29。14:00発の大阪行き特急しなの16号は既に入線しており、乗車も始まっていた。10両編成のうち、自由席は前方の2両。ところが、まだ1人しか乗っていなかった。席は自由に選ぶことができた。定刻になっても席は半分ぐらいしか埋まっておらず、これからも連休の中日だからだろうと思わされた。篠ノ井を出発すると、まもなく日本三大車窓に数えられる姨捨。天気が良かったので、しっかり味わうことができた。
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 松本を過ぎたあたりから、ぼくを除く家族は全員熟睡状態。旅館の部屋は別々だったので知らないが、おそらく夜遅くまで起きていたのだろう。ぼくにとって列車の車内は貴重な読書空間。この列車を含め、この旅行で2冊の本を読み終える。
 名古屋からは約30分の待ち合わせで17:30発の快速みえ。既に数人の待ち行列ができていたが、今日は4両編成での運転だったので、余裕で着席できた。
 昨日からご馳走続きだったので、夕食は簡単に済まそうということになり、ぼくは津駅前のコンビニエンスストアでカップうどんを買って食べることにした。
 簡単に夕食を済ませた後、風呂に入り、そのあと恐る恐る体重計に乗ってみた。すると驚いたことに、出発する前と体重がほとんど変わっていなかった。よくよく考えてみれば、それほどカロリーの高いものばかりがあったわけでもないし、たくさん食べたものの、出るものもたくさん出ていた。まずは一安心。と言うことで、ほぼまる2日間にわたる旅行が終わった。

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2008年11月 1日 (土)

旧山古志村を眺める

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 長岡駅には朝7時過ぎに着き、まずはタクシーで親戚の家へ。朝食をいただき、しばらく休憩してから車で寺に向かう。11時過ぎに始まった法要には30人以上集まった。こんなにたくさん人が集まる法事は最近では珍しい、と住職が言っていた。その後、市内の某会館バスで某会館に向かい、そこで食事。かなりのご馳走だった。その某会館のバスで長岡駅まで送ってもらい、今度は蓬平温泉の旅館のバスで蓬平温泉へ。2004年の新潟県中越地震で大きな被害を受けた場所だ。到着した旅館は立派なものだった。地震のあと、復旧させたものだろう。
 宴会までには時間があったので、旧山古志村に行ってみることにした。蓬平温泉からは数キロの距離で、大して遠くはない。金倉山というところに展望台があることがわかったので、そこに向かうことにした。駐車場に車を停めて歩くこと5分ほど。立派な展望台があった。長岡から小千谷の町を見渡すことができ、反対側を見れば中越地震のときに孤立した旧山古志村が見える。大変展望の良い場所だ。
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 水を張った田圃のように見えるところは、田圃ではなく鯉を養殖するための池だということらしい。中越地震のときに、確かに鯉の話が出て来たのを憶えているが、旧山古志村の重要産業の一つであることをあらためて認識させられた。
 旅館に戻ってからは、風呂に入り、そのあとは大宴会。三年半前にもこの一族の法事があり、そのとき以来のカラオケもした。たまには大きな声を出して歌うのも良いものだと思う。何曲か歌ったが、沖縄関係の歌だけで3つも歌ってしまった。「島人の宝」は長男と一緒、「えんどうの花」は我が家一家そろって、「童神」は一人で。
 後から聞いた話だが、この旅館の仲居さんに中に、今年沖縄から出て来た人が一人いて、我が家一家が沖縄の歌を歌っていたので嬉しかった、という話をしていたとのことだ。沖縄はぼくにとっても心の故郷だ。
 朝もしっかり食べたし、昼もさらにしっかり食べたし、この宴会でもしっかり食べたので、帰ったときに体重計にのるのがちょっと怖い気がする。

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