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2008年10月

2008年10月31日 (金)

寝台列車に乗るのは本当に久しぶり

 妻の親戚関係の法事のために新潟県の長岡に出かけることになった。長岡駅近くの寺で法要が始まるのが11月1日の11時。それに間に合うためには、当日出かけていては間に合わないので、夜行で行く事は必然となった。なるべく安く上げようと、まずは名古屋から新潟に行く夜行バスを第一候補にしたのだが、敢無く切符を取る事ができず、どうしようかと思案した。その結果「テツ」の息子が発案した急行「きたぐに」での可能性を考えた。その結果、とることとなった経路は、津→(近鉄)→鶴橋→(大阪環状線)→大阪→(急行きたぐに)→長岡、帰りは長岡→直江津→長野→名古屋→津。料金がなるべく安くなることを考えた結果、購入したJRの切符は、大阪市内→名古屋市内(経由:東海道・北陸・信越・篠ノ井線・中央西)、直江津→長岡、長岡→直江津、名古屋市内←→津(快速みえ得ダネ4回数券)。最終的に手元に残った切符はこの5枚。
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 急行きたぐには583系寝台電車。この型の車輌には、昼間の座席には乗った事があるが、寝台車として乗るのは初めてだ。
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 寝台車として内部を見るのは初めてのこと。なかなか興味深い。通路はやや狭い感じがする。下段の寝台は十分に幅広いが、天井は低い。3段式だから仕方がないのだが。大人2人は下段、息子たちは中段と上段を使った。
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2008年10月28日 (火)

北海道からリンゴが届く

 昨日、北海道のTくんからリンゴが送られてきた。江部乙ということろで作られたレッドゴールドという品種だ。小振りで酸味がやや強いが、いっぱい蜜が入っている。ボケやすい品種なので、我が家だけでは消費しきれないと思って、職場にも持って行った。
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 家に帰ると三男坊が「何かと同じでしょ」と言ったので、それも写真に撮った。何が同じかと言えば、それは我が家のコンピュータについているマークだ。
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2008年10月27日 (月)

新しい獣の糞が復活

 去年の秋、狸の溜め糞だと思われるものがあった場所に、新しい獣の糞がみられるようになった。おそらくまた狸だろう。
 今年の春から夏にかけては新しい糞がみられなくなっていたので、どこかに行ってしまったのかと思っていたのだが、どうやら戻って来たらしい。糞の中には柿の種が見える。近所には柿の木があるので、それを食べたのかも知れない。
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ヒメジュウジナガカメムシ続報16

 ヒメジュウジナガカメムシが寄生していたガガイモの蔓が切られてしまったのだが、その時にまだ幼虫だったヒメジュウジナガカメムシのいくらかは成虫になることができたらしく、ガガイモの蔓が絡んでいたサツキツツジの葉の上で集団を作っていた。まだ若干数の幼虫が残っているが、成虫になることができるのかどうか、ちょっと気になるところだ。
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2008年10月26日 (日)

またまた不調で葛根湯のお世話になる

 昨日の午後ぐらいから、またまた不調だ。何となく体がだるく、寒気と頭痛もある。というわけで、今日は一日布団の中でゴロゴロすることになってしまった。不調の原因の一つは、天気が悪く気温も低いということであることには疑いない。昨日から今日にかけて気温が下がったが、気温が下がる時期の体調管理は未だに苦手だ。葛根湯をお湯に溶かして飲むと、寒気がやや引いて行くような感じがするので、それなりに効果があるのだろうと思う。かなり前に医者に処方してもらった葛根湯が残っていたのだが、今日の昼に切れてしまったので、近所のドラッグストアに買いに行ったのだが、保険が利かないのでけっこう高い。ちゃんと医者に診てもらった方が安くなるというシステムも何となく釈然としない。
 ゴロゴロはしていたが、数日前に昆虫同好会の会誌のゲラが来ていたので、それをチェックし、別の編集幹事から原稿がまとめて送られてきたので、それもざっと見た。本も一冊読む事ができた。体調が悪いとは言え、まだ多少はマシな状態だと言える。

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2008年10月25日 (土)

久しぶりの散策でキノコと幼蛇を見る

 久しぶりにいつもの(と言いながら、随分長い間ご無沙汰していたので、「いつもの」と言えるかどうか怪しいところだ)フィールドに出かけた。今日の一番の目的はスッポンタケ。秋のキノコだ。
 キノコは種類が多いので、一緒に歩いて名前を教えてくれる「先生」がいないとなかなか名前を憶えられない。スッポンタケは数少ない名前がわかるキノコだ。ずいぶんいろいろキノコを見たが、名前がわかったのは、ツチグリ、クチベニタケなど。
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 いつものフィールドには竹林もあり、中はそれなりに気持ちが良い。おそらく春にはキヌガサタケなども生えると思うのだが、なかなか出会うことができない。クリはアケビはもう遅かった。来年はもっと早く行かなくては。
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 そう言えば、今日は思いのほか多くのヘビを見た。普段はそんなに見ないのだが、ヤマカガシの幼蛇を1頭、ジムグリの幼蛇を2頭見た。去年の今頃はニホンマムシの幼蛇を1頭見たのだが、今頃は幼蛇が多く見られるのだろうか。
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2008年10月23日 (木)

熊野の森ネットワークいちいがしの会編『明日なき森 カメムシ先生が熊野で語る……後藤伸講演録』

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熊野の森ネットワークいちいがしの会編『明日なき森 カメムシ先生が熊野で語る……後藤伸講演録』
吉田元重・玉井済夫監修
2008年10月10日発行
新評論
ISBN978-4-7948-0782-3
2,800円+税

 この本は、2003年に73歳で亡くなった後藤伸さんの講演を文章にしたものだ。後藤伸さんは、和歌山県生まれ和歌山県育ちで、和歌山県立田辺高等学校に長く教鞭を執られ、その傍ら紀伊半島の自然を見て、行動されてきた方だ。自然全般に関して様々な経験をされ、体で自然を理解しておられる方だ。
 と、このように書いたが、ぼく自身は後藤伸さんについて詳しく知っていたわけではなく、この本に収録されている講演録を読んで、そのように感じたのだ。
 後藤伸さんは、生物の中でも、昆虫のカメムシに特に造詣が深い。実は、1997年、ぼくが石垣島に移り住んだ年に、和歌山県の虫仲間と、宮本正一先生をはじめとするプロのカメムシ研究者等、総勢10名以上の団体で石垣島においでになり、そのときに一度お会いしてお話したことがある。そのときに記念写真を撮り、それは高橋敬一著「八重山列島昆虫記」(随想舎、2001年)の76~77ページに掲載されている。実を言えば、そのときは、こんなに壮大な思想の持ち主であることを知らなかった。もっとじっくりをお話をしていれば、ぼくのその後の生き方も変わっていたかも知れない。
 とにかく、この本はあまりに面白く、一気に読み終えてしまった。普通の人間は、物心ついた後のことしか思考が及ばないものだが、後藤伸さんは何百年、何千年という単位で自然の移ろいを想像できる力をもち、しかもそれを他の人に理解できる言葉で語ることができる、類稀なる人物だと言える。文献などで得た知識を持っていても、実体験を持っていない、いわゆる偉い学者の考えを一刀両断で斬り捨てていることなどは、痛快ですらある。実体験は重いのだ。
 昨今のエコロジーブームなど、この後藤伸さんの言葉を読めば、いかに浅はかなものであるかがわかる。これから自然を考える気のある人は、ぜひともこの講演録を読んで、自然を読んで考えるとはどんなことであるか、ということを理解して欲しいものだと思った。もちろん、ぼく自身もそうである。この講演録を読んで、目から鱗が何枚はがれ落ちたことか。
 亡くなった73歳という年齢は、最近にしてはちょっと早い。晩年は癌との闘病生活をおくられ、辛かったことだろうと思う。もう少し長く生きて、もっと多くのことを語って欲しかったと思う。 

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2008年10月21日 (火)

ニホンミツバチの群れが現れる

 今朝出勤したら、昨日の午後ぐらいから、研究室のある建物からちょっと離れたところにある昆虫飼育室の近くにニホンミツバチの群れが出現した、という話を聞いた。今朝もまだ同じ場所にいたという話だったので、ちょっと時間ができたときに見に行った。ところが、数頭のニホンミツバチがあたりをプンプンを羽音をたてて飛び回り、ニホンミツバチを狩りに来ていたと思われるオオスズメバチが1頭いただけで、群れはどこかに行ってしまったあとだった。この時期に分封するとは考えにくいので、おそらく分封群ではなく逃去群だろうと思う。
 移動中のニホンミツバチの群は、どこかに良い場所を見つけるとすぐに居なくなってしまうので、もう見られないものかと諦めたのだが、昼食時に新しい情報がもたらされ、最初の場所から100mほど離れた建物の中に入っているとのことだった。今度は急いでその場所に行ってみた。すると、建物の上のほうにある窓の近くに群れをつくっていた。梯子を上ってすぐ近くから撮影することができた。中央に女王蜂が見える。
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 ここに来てからニホンミツバチを見たのは初めてだ。その前に住んでいた石垣島にはニホンミツバチが分布していないので、ニホンミツバチを見るのは、さらにその前、福岡県久留米市に住んでいたときに、当時の自宅近くに出現した分封群を見て以来だ。さらにその前、岩手県盛岡市に住んでいたときは、分封群をつかまえてきて1年余り飼っていたことがあり、それなりの経験もあるので、今回の群を飼ってみたい気もするのだが、残念ながら道具が無いので、諦めざるをえないと思う。

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2008年10月20日 (月)

平日の午後の図書館

 今日は仕事関係で市役所に用事があったので、午後から市役所に行き、ついでにすぐ隣にある図書館にも立ち寄った。図書館に行くのはいつも土曜か日曜なので、平日の午後の図書館というのは、滅多に行ったことがない。
 すると、休日とは微妙に来館者層が異なるように感じた。机の前やソファーに座って本を読んでいる人には、異様に高齢の男性の比率が高いのだ。
 自分も定年になるとこのようになるのではないか、と予感せざるをえなかった。

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2008年10月19日 (日)

第43回名古屋昆虫同好会虫供養

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 今年も例年のごとく、名古屋大学の近くにある桃厳寺で開催された名古屋昆虫同好会の虫供養にでかけた。それなりの数の虫を殺しているで、それなりの意味のあることだと思う。今年で43回目。よく続いているものだと思う。今日は約20名と、例年に較べて参加者が少なかった。天気が良かったので、お寺でお経を上げてもらうより、虫を採りたいと思う人が多かったのではないか、というのが大方の参加者の見解だった。
 

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2008年10月18日 (土)

鈴鹿工業高等専門学校・第45回高専祭

 上の息子が通っている学校の学園祭が今日、明日と開催されている。先日のロボコン大会に出場したロボットを間近で見られるし、そのほか色々なものが見られるので、下の二人の息子を連れて鈴鹿高専に出かけた。快晴で湿度も低く、爽快な日だ。
 まずは息子が所属しているロボ研の展示場へ。大会では思うように動かなかったロボットだが、その後手を入れて、それなりに動くようになっていた。
 その後、息子たちとは一旦別れて保護者懇談へ。担任の先生から前期の成績表が渡されて、成績等について懇談。成績は決して良い方ではないが、赤点が一つも無いという点で、一応親としても安心できる。高専は留年する学生も多いと聞いているが、留年だけはして欲しくない。次に来月早々に行われる韓国への研修旅行の説明。自分が普通の県立高校の高校生だった頃は、愛知県から中国地方一周の修学旅行だった。時代が変わったと感じざるをえない。出発が朝早いので遅れないように、という注意だけをいただく。
 その後、無線部の展示場へ。無線機に繋がれたパソコンには、航空機の航跡が表示されている。上空を飛ぶ航空機が出す標識電波を受信して、それを表示していることだった。面白そうだったので、持参した無線機で息子たちを呼び出した。説明してくれたのは、現役の学生ではなくOBだった。現役の部員は一人しかいないとのこと。30年前の学校の無線部はもっと盛んだったが、他の楽しみも多いので、なかなか無線に興味を持つ学生も少ないということなのだろう。工業系の学校ですらこの程度なので、他の学校のことは言わずと知れたことだ。それはともかく、説明してくれたそのOBは、何とも見事なメイド姿のコスプレをしていた。OBまでそんな格好をするのに抵抗は無いのか、と訊いたのだが、これも楽しみだから、ということだった。これも自分の高校生時代と比較すると時代の流れを感じざるをえなかった。自分が高校生だった頃は、せいぜい恥ずかしがりながらセーラー服を来て女装するのが関の山だった。このメイド姿のOBに、航空無線のことを色々説明してもらった。残念ながら我が家にはMacだけでWindowsのパソコンはなく、我が家ですぐにそれを実現するわけにはいかないようだが、ソフトウエアはフリーソフトということなので、Windowsのパソコンさえあれば、我が家でも楽しめそうだ。見ていてなかなか面白いと思ったので、機会があればやってみたいものだ。無線の周波数と電波形式は、131.25MHzのAMとのこと。最近のVHF・UHFのアマチュア無線用の無線機であれば、この周波数は受信できるし、我が家にもこの周波数を受信できる無線機が複数ある。ちょっとやってみたい。でもWindowsは嫌いだ。
 その後は模擬店で売られているもので食事。息子が所属しているロボ研では「箸巻き」を売っていた。薄っぺらいお好み焼きのようなものを箸に巻いたものだ。前売り券が買ってあったので、それで購入する。去年の高専祭でも食べたが、なかなか美味しかった。それだけでは腹が満足しないので、そのほかの模擬店の品物を物色する。そこで目に留ったのが、留学生がやっている店。モロッコ人とベトナム人が一人ずつと数名のマレーシア人の留学生がいた。マレーシアのサーテーと呼ばれる焼き鳥のようなものと、ベトナムのフォーを注文する。どちらも異様に美味しかった。フォーは一時期スーパーマーケットなどでも袋入り即席麺として売られていたが、それに較べれば遥かに本格的な味だった。サーテーに塗られているタレも独特の風味で美味しかった。沖縄のサーターアンダギーを売っている店もあった。これも購入して食べる。紅芋入りで揚げたてのアツアツで美味しかった。他の店が出している食べ物が美味しかったかどうかは知らないが、幸いにも美味しいものばかりに当たって幸運だったと思う。
 昼食後、上の息子がいるロボ研の展示をもう一度見てから息子に別れを告げて帰途につく。帰り道の国道23号線は、河芸町あたりで道路工事をしていて車線が減っており、かなりの渋滞になっていた。抜け道を知っているわけではないので、渋滞のゆっくりした流れに任せて車を走らせる。工事箇所を抜けたらあとは順調、と言いたいが津駅前の踏切でもう一度小さい渋滞に引っかかってから無事に帰宅する。
 帰途につく頃から、何か変な寒気がするので葛根湯をお湯に溶かして飲み、一休みしてから職場に出かけた。出張で二日間不在にしていたので、飼育している虫の様子を見てやらないといけないのだ。さすがに二日間あけていると、ややまずい状態になっているものもあった。まあ、仕方がない。

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2008年10月17日 (金)

ハサミムシの同定の実習を行う

 今日は受講者が持参した材料の同定の実習だ。ハサミムシは種類数が少ないので同定に困るような種が出て来るとそれはそれで楽しみなのだが、幸か不幸か同定ができないような材料を持参した受講者はいなかった。予想したとおり、初心者にはヒゲジロハサミムシ、コバネハサミムシ(キアシハサミムシ)、コヒゲジロハサミムシの3種の間の同定が難しいようだという感触を得たが、十分に理解していただける説明ができたと思う。
 実習は忙しすぎることもなく、ヒマすぎることもなく、充実した時間を過ごせたと思う。このような充実感は、これまでのツクバ出張では感じたことは無かった。
 実習が終わり、他の講師や受講者の8名ほどで、果樹研究所の前の「天将」という店で昼食をとった。聞くところによれば、この店は、その昔果樹研究所の前身の園芸試験場が神奈川県の平塚にあった頃には園芸試験場の前で店を開いており、試験場のツクバ移転(昭和50年代前半頃のことだ)とともにツクバの果樹研究所(当時は果樹試験場)の前に移転してきたとのことだ。天ぷら定食840円。際立った特徴はなかったが、御飯と味噌汁は特に美味しいと感じられ、それなりの満足感はあった。
 その後、一緒に食事をしたMさんの車で受講者のYさんと一緒にみどりの駅まで送ってもらったら、すぐに電車が来た。すると目の前に現れたのはツクバの某研究所のYさん。受講者のYさんとぼくの間に席を移ってもらい、某研究所のYさんとぼくの共通の前任地(任期は重なっていないが)の石垣島の話などをしたので、電車の中で飽きることはなかった。
 例によって秋葉原で電車を降りてから、電気街の電子部品屋を数軒ハシゴした。そして自動販売機のペットボトル入りのドクターペッパーを土産にするために入手しようと思ったのだが、ペットボトル入りは無く、350ml入りの缶入りだけしかなかった。仕方がないので、帰りの新幹線の中で飲むために1本だけ買った。ペットボトル入りのドクターペッパーが入手できなかったことに落胆しながらJRに乗り、東京駅で土産を入手し、新幹線に飛び乗った。名古屋からは18:30発の快速みえ。列車を待つ人の列の後ろの方に並んだが、珍しく4両編成だったので、難なく座ることができた。
 新幹線と快速みえの中では持参した池田清彦氏の著書を読んだ。最近、氏の他の著書も読んだので、このブログには近いうちにその読後感を書こうかと思っている。
 風邪の症状の咳がまだ残っており、体調は万全ではないはずなのだが、今回の出張では、思いのほか疲れが残らなかった。今回は、これまでのツクバ出張のうちでは、もっとも充実感があるものだったが、その充実感が気分に影響して、疲れが残らなかったのではないかと思う。もっとも、昨日たくさん歩いた後遺症の筋肉痛が出そうな気がするのだが。

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2008年10月16日 (木)

あてにならないバス時刻表

 某プロジェクトの研修会の講師を依頼されて、ツクバにある果樹研究所に出かけた。ハサミムシの同定法についての講演だ。ハサミムシは、ぼくの研究生活の出発点における材料だったので、それをネタに話をする機会を作っていただいたことは、やはり嬉しい。
 インターネットで列車やバスの時刻を調べ、津駅7:21発の近鉄の急行(この列車は名古屋に到着するまでに特急に1回も追い抜かれない数少ない急行の一つだ。途中で2本の特急に抜かれる急行も少なからずあるので、1回も追い抜かれないのは気分が良い。)に乗り、つくばエクスプレスのみどりの駅に11:45分に到着し、みどりの駅の近くで食事をとって土浦行きのバスに乗って榎戸バス停で降りて、そこから果樹研究所まで歩いて行く計画を立てた。
 ところが、朝予定より早く準備ができたので、その1本前の7:11発の急行に乗る事ができた。すると名古屋では予定より10分早い新幹線に乗ることができ、しかもそれはN700系だった。東京で京浜東北線に乗り換え、日暮里で常磐線に乗り換え、北千住でつくばエクスプレスに乗り換えてみどりの駅には予定より30分早い11:15に着いてしまった。ちょっと時間は早いが食事にすることにした。入った店は駅から歩いて数分のところにある「にんたまラーメン」という看板が出ている店。津市にもあるチェーン店だが、興味惹かれる店だったので当初からチェックしていた。チェーン店なので大きな期待はしていなかったが、それなりに美味しく、スープも飲み干してしまった。と言うことは、ぼくにとっては合格点だった。
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 そこであらかじめ調べておいたバスの時刻までしばらくあったので、店の中で持参した新書を読んで時間をつぶし、バス停に向かった。するとどういうことか、インターネットに出ていたのとは時刻表が全く異なっており、バスは出たすぐあとだった。目的地の近くまで行く次のパスまでに40分近く待たなければいけないことがわかり唖然とした。そこで気を取り直し時刻を計算すると、歩いて行っても開始時刻に余裕で間に合うことがわかったので、黙々と歩き始めた。天気が良く気温もやや高かったが、幸い荷物も軽かったので、足取りも軽かった。歩き始めてしばらくすると、何やら誰かに後を付けられているような気がして後ろを振り向いた。すると、長身の若い女性が日傘をさして歩いていた。やがて間は徐々に縮まり、ついには追い抜かれてしまった。足を動かす速度はほとんど同じなのに、歩く速度が違うのだ。どうやらぼくの歩幅が小さいらしい。はっきり言って悔しかった。その女性も同じ方向に歩き、女性が交差点で信号に引っかかる度に、ぼくが少しずつ追い付くなどして、差が開いたり縮まったりした。その女性がサイエンス大通りの信号に引っかかったときに何とかまた追い付いた。女性はサイエンス大通りを渡ったところで方向を変え、ぼくと別れることになった。みどりの駅から歩いてきたとしたら、その女性もかなりの距離を距離を歩いたことになる。ぼくと同じ酔狂な人だったのだろうか。ぼくはそのまままっすぐ歩き、上横場の信号の少し手前で脇道に入り、目的地の果樹研究所に向かった。ラーメン屋を出てから約45分で着いた。かなり早足で歩いたつもりなので、距離は4kmぐらいあったのではないかと思う。それにしても良い運動になった。
 目的地に着いてから地元の人にバスの時刻が変わっていた話をすると、「関東鉄道バスはちょくちょくダイヤが変わるのに、それを知る方法がバス停に行かなければわからないんですよ」とのこと。それにしても、とんでもない目にあったと感じた。みどりの駅に着いたときに、ちゃんとバス停で時刻表を確認すべきだった。
 今回の出張では、ぼくのハサミムシのほか、寄生蜂、クモ、ゴミムシ、トンボの同定法の講演があった。ぼくのハサミムシは他の分類群と較べると、種数が遥かに少ないので、十分に余裕のある話ができたと思う。
 夜は研究所の中での懇親会。この類の懇親会はあまり好きではない。何故かと言えば、ぼくの体は食べ物として汁物を要求するのだが、この類の懇親会では汁物が出る事は決してなく、水分を摂ろうと思えば、ビールかジュースかウーロン茶を飲むしか無いのだ。懇親会を終えてホテルに行っても、体が汁物を欲していたのだが、そんなものはなく、我慢して寝ることにした。
 明日は受講者が持参した材料を見る実習だ。どんな材料が見られるか楽しみだ。

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2008年10月13日 (月)

祖母の二十七回忌で実家へ

 大学生だった頃亡くなった祖母の二十七回忌で実家へ日帰りした。新しくなった車での初めての帰省だ。新しい車には色々な機能がついており、それなりに面白い。燃費が数字で示されるのは、いわゆるエコ運転を目指す自分としては面白い。走りはじめたときには12.5km/lだったのが、エンジンの回転数を上げないことに心がけたら、帰宅した時点では12.9km/lまで燃費が向上した。1500ccの車としてはこんなものだろうか。
 法要の後、食事をとり、親戚が帰ったあとで、両親と我々夫婦と弟夫婦と一緒に今後の話をした。そのあとでの雑談。この先の日本は将来が無い、ということでいろいろ話す。小泉純一郎は引っ掻き回すだけ引っ掻き回して引退してしまうのは卑怯だとか、これから日本の人口が減って行くのは明らかなのに経済が成長するのを是とするのはおかしいとか、目先のことしか考えていないという点では自民党も民主党も同じでどうしようもなく、現実離れしているものの共産党の主張がまだ一番まともだ、などというところで意見がほぼ一致した。環境問題、食料問題、エネルギー問題をとっても、科学者がいくら頑張ってデータを出しても、それを政治家が全く見ようとしないようでは、どう見ても日本の将来が明るいようには見えない。それをどうしていくのか、それを決めるのは、我々や我々より若い世代の人間だと思うが、組織にがんじがらめにされていたり、糧を稼ぐだけで精一杯だったりして、とてもそこまで考える余裕のある人間が多いようにも思われない。第二次大戦後、日本がこれまで行ってきた無理が、そのまま負の遺産として遺されているようなもので、暗澹たる気持ちになる。自分たちは、最低でも次の世代の人間のことまで考えて行動したいものだと思う。

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2008年10月12日 (日)

アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2008東海北陸地区大会

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 表題の大会を見るために伊勢市まで出かけた。長男が選手として出場したが、3分の制限時間の中でスタート位置から動き出すことなく、あっけなく初戦敗退。しかし、マスター・スレーブ方式の操作法が評価され、特別賞をいただいた。どの学校からも2チームずつ出場したが、息子の学校のもう一方のチームも初戦で敗退したが、デザイン賞をいただいた。今年は全国大会への出場は果たせなかったが、2チームとも賞をいただくことができたので、まあ良かったのだろうと思う。それにしても、今年のルールは難易度が高かったように思う。スタート位置から動き出せないチームが何チームもあったのは、その証拠だと思う。
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 それぞれのロボットは様々なアイデアが活かされていて、見ていて飽きることがなかった。テレビで観戦するのとは違って、ナマの臨場感は良い。

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2008年10月10日 (金)

ヒメジュウジナガカメムシ続報15

 観察を続けていた職場の中のガガイモが一部刈り取られてしまった。昨日までは何の前触れもなく、たった一つ果実を太らせていたガガイモの種子が穫れるのを楽しみにしていたのに、その部分は残念ながら刈り取られてしまった蔓についていた。写真はたまたま昨日、刈り取られる前に撮影することができたものだ。
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 ひょっとしたらヒメジュウジナガカメムシはいないだろうかと探したところ、あっけなく見つけることができた。これまでは、ひどい藪の状態になっていて、奥の方まで見ることができず、気が付かずにいたということになる。
 5齢幼虫が30頭ほど見つかり、そこで羽化したと思われる成虫も2頭見つかった。8月以来ヒメジュウジナガカメムシの発生が途切れてしまっていたと思っていたのだが、どうやら細々と世代を繰り返すことができたということのようだ。
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 ということは、春以来、この場所では、2世代を繰り返すことができたということになる。ここで成虫になったヒメジュウジナガカメムシは、冬の間に何処へ行ってしまうか見当もつかないが、また来年もここで発生して、ぼくの目を楽しませて欲しいと思う。

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2008年10月 9日 (木)

キンモクセイとサザンカの花の香り

 熊80さんから「最近写真が少ない」という意見をいただいたので、今日は写真を入れてみた。今盛りのキンモクセイの花。キンモクセイはあちこちに植えられていて、香りを頼りにすぐに見つけることができる。
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 キンモクセイに気を取られていたわけではないだろうが、知らないうちにサザンカも花をつけはじめていた。キンモクセイと較べればわずかな香りしかないが、キンモクセイの香りよりは上品な香りだと思う。サザンカの花の季節は長いので、これから寒くなるまで楽しむことができるはずだ。
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2008年10月 7日 (火)

我が家のキンモクセイからも香りが

 今朝出勤しようとして扉を開けた途端にキンモクセイの香りが鼻に飛び込んできた。やっと我が家のキンモクセイも開花したようだ。我が家だけでなく、あちこちからキンモクセイの香りがするようになった。
 しつこい風邪はまだ完治していないが、徐々に回復に向かって行くのが実感できる。あと数日の辛抱だろうか。

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80000アクセス御礼

 昨日、アクセスカウンタが80000を超えたようだ。70000を超えたのが8月12日だったので、この10000アクセスには2か月弱しかかかっていない。このペースだと、年末には90000を超えて、年明けには100000の大台に乗りそうだ。
 毎度のことながら、つまらないことばかり書いているのに、これほど読んでいただけるとは、感謝の念に堪えない。
 それにしても、このしつこい風邪、何とかならないものだろうか。

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2008年10月 4日 (土)

キンモクセイ香りはじめる

 我が家の玄関先にあるキンモクセイはまだ花が咲いていないが、近所の家では既に咲いている場所もあるらしく、キンモクセイの花の香りが感じられるようになった。
 一番下の息子はキンモクセイの花の香りが嫌いだと言う。確かに、あまり香りが強すぎると、ちょっと嫌な感じがしないでもない。でも、この香りを嗅ぐと、季節を感じることができるのも確かだ。

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2008年10月 1日 (水)

栗拾いの季節到来

 寒さに当たったせいで風邪を引いてしまったが、喉が痛く、痰がからむものの、寒気は治まり、それほどひどい状態ではなくなった。今朝は、ここ数日と比べると、気温もやや高めのようで、風邪を引いている身にとってはありがたい。
 今日は週に一度の有機栽培農家の畑での調査。朝出かけたときには時折霧雨も混じるほどだったが、戻る頃にはかなり明るくなった。台風15号は遥か南の海上を進んでいるらしい。その職場への帰り道の山の中の道でのこと。道端に車を停めて、何やら探している熟年男性二人連れ。何かと思ったら、そのあたりの路上には栗の毬が落ちていた。なるほど、栗拾いというわけか、と納得したら、またしばらく走ると、今度は熟年女性二人連れ。やはり栗拾いらしい。近所の栗の毬も落ちているかも知れないので、見に行かなければいけない。
 昼頃にはかなり暖かくなり、職場に戻るとツクツクボウシが鳴いていた。何度も鳴いていたので、まだ複数の個体がいるように思えた。いつまで鳴き声を聞くことができるだろうか?

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