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2008年9月

2008年9月27日 (土)

寒風の中の運動会

 今日は一番下の息子の運動会。運動会というものに行くのも来年までだ。
 詳しい気象情報も仕入れることなく、長袖シャツででかけたものの、風が強くて寒さに耐えきれず、セーターとウィンドブレーカーを取りに家に戻る。バイク運転中に、と思って履いたオーバーズボンも、結局バイクを降りてからも履くことに。どうやら、気温は20℃にもなっていなかったらしい。
 とにかく、こんな寒い運動会は、これまでに記憶がない。子供たちは半袖に短パン。信じがたい。
 最後の校長先生の挨拶では「今日は天気も良く、暑くもなく」などと言っていたが、「風が冷たくて寒いだろ!」と言いたかった。
 この寒さのため、体調がおかしくなり、頭もボーッとする。いくら体を温めても、寒気がとれないのだ。初めて盛岡に転居したときの症状と似ている。あのときは、何年も症状が続いた。
 運動会のあと、ちょっと仕事があったので、普段ならバイクで出かけるところ、体が急激な温度変化についていけないため、仕方なく車で職場にでかけた。そこまでは良かったが、帰ってきて車庫に車を入れようとした所、ボーッとした頭のためか、車輪を溝に落としていまい、JAFを呼ぶ羽目に。幸い、車に傷はなかったが、予定外の出費になってしまった。
 体調の変調と車の車輪を溝に落とした自己嫌悪で、何もする気力がなくなる。
 今日は厄日だった。

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2008年9月26日 (金)

南西諸島以外でもアカホシカメムシが

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 昨日から1泊でアカホシカメムシを見に行ってきた。東南アジアでは棉作害虫として有名な虫で、南西諸島でも珍しくも何ともないのだが、南西諸島ではない場所で発生したのが問題だ。去年も発生して、ぼくが書いた論文をたよりにKさんから連絡していただいたのだが、去年はとても忙しかったので、現地に乗り込む余裕が全くなかった。南方系の虫なので冬の寒さに耐えきれず、今年は発生することはないだろうと思っていたのだが、今年も発生しているという情報をKさんから1か月ほど前にいただいたので、時間をやりくりして現地を案内していただくことになった。
 アカホシカメムシは、畑の周囲に植えられているアオギリと、家庭菜園のオクラ、それに生け垣のムクゲから発見された。オクラの大産地のオクラ畑では、幸い見つけることはできなかった。定着してしまった可能性が高いので、今後オクラの産地ではそれなりの対策が必要になると思われる。

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2008年9月22日 (月)

実験室が水浸し

 今日は代休なので出勤しなくても良い、と言うか、正確に言うならば、建前上は出勤してはいけないことになっている日だったが、仕事をこなすために出勤した。生き物を扱って仕事をしていると、こちらの都合で休むわけにいかないことも多いので、こういう時に恨めしく思うこともある。
 まずいつものように実験室に入ったのだが、何と実験室の床が水浸しになっており、慌ててしまった。実験室のなかにある恒温室の空調装置の加湿器が壊れて(それはあとからわかったことなのだが)、そこから水が溢れ出してしたのだ。担当者に連絡して修理を依頼し、自分は風邪で頭がボーッとしていながらも、必死でモップを使って水を吸い取った。バケツ何杯分あったか知れないが、相当な量だった。最低限の仕事をこなして午前中には帰宅するつもりだったのが、こんな余計な仕事が入ってしまったので、結局は定時まで職場にいることになってしまった。風邪で体調が悪い中だったので、精神的にも肉体的にも消耗した。
 明日は、旧ニフティ昆虫フォーラムのメンバーのでんでんむしさんとJGさんの結婚祝賀パーティーのために上京する予定だったが、頭痛や腰痛など風邪の症状が芳しくないので、参加を断念することにした。名古屋であった結婚式にも招待されていたのだが、学会と重なってしまって出席できなかったので、昆虫フォーラムのメンバーでの祝賀会に参加することを楽しみにしていたのだが、本当に無念だ。
 全く関係ない話だが、このブログのカウンタを見ると、明日か明後日には7が5つ並びそうだ。
 ついでで何だが、今日はやたらに風が強かったが、その中でツクツクボウシの鳴き声を聞くことができた。

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2008年9月21日 (日)

雨のやみ間のツクツクボウシの鳴き声

 学会に参加している間は心も高揚していて、疲れはあまり感じなかったのだが、帰ってきてからそれなりの普段の仕事をこなしていると、疲れがなかなかとれず、結局この週末もどこに出かけるということもなく、ブラブラとして過ごすことになってしまった。学会のあと、寝違いをしてしまって首を動かすと痛いのだが、その状態もまだ完治していない。
 昨日は天気は良かったのだが、やや鬱陶しくなってきた髪を切りに行き、そのあと図書館に寄って本を借りてきた。そのあとはゴロゴロしながら本を読んだ。多少は疲れが取れたかも知れない。夕食後には、多少は体を動かした方が良いかと思って、妻と三男坊と一緒に近所を散歩した。場所によっては、騒音と行っても良いほどの騒々しいアオマツムシの鳴き声が聞こえる場所もあった。アオマツムシがたくさん鳴いていると、他の虫の鳴き声など全く聞こえなくなってしまう。アオマツムシの少ない場所では、エンマコオロギ、ツヅレサセコオロギ、カネタタキなどの鳴き声を聞くことができた。
 今日も朝なかなか起きられず、普段より1時間は遅い起床となってしまった。今日は朝から曇っていて、湿気が高く蒸し暑く感じられる。
 昼にお好み焼きを食べようという話になり、肉屋まで豚肉を買いに行き、家にもどったとたんにやや大粒の雨が降り出した。雨はそれほど長く降らず、空は明るくなった。すると午後2時をやや過ぎた頃、ゴロゴロしながら本を読んでいた耳にツクツクボウシの鳴き声が聞こえてきた。どこから聞こえてくるのか確かめようと庭の方に行くと、どうやら我が家の庭の木から鳴き声が聞こえてきているようだった、空の明るいのはそれほど長く続かず、ツクツクボウシの鳴き声はその後聞くことができなかった。明日はどうかわからないから、ひょっとしたら今年のツクツクボウシの鳴き声の聞きおさめになってしまうかも知れない。
 その後も相変わらずゴロゴロしながら本を読んでいたのだが、妙に蒸して気分もあまりよくない。すると夕方4時半ぐらいになると、遠くから雷鳴が聞こえるようになり、また大粒の雨が降り出した。どうも天気が不安定だ。明日の天気はどうなるだろうか。

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2008年9月17日 (水)

スズムシの鳴き声に気付く

 高松から帰って、午後から職場に出かけた。朝は晴れていたが、午後には曇ってしまって、雨が近いことを感じさせられた。
 いつもなら午前中にしている調査を、今日は午後やったところ、4日間不在にする前には気が付かなかったスズムシの鳴き声に気付いた。かなりまとまった鳴き声が聞こえたのだが、不在にしていた4日間に急に増えてきたのか、これまで午前中に調査に出ていたので気が付かなかったのか、どちらなのかよくわからない。
 スズムシを飼っている人は多いと思う。飼われているスズムシは鳴くのが上手と言うか、人間の耳には美しく聞こえるが、野外のスズムシはあまり上手に鳴いているようには思えない。飼われているスズムシは、上手に鳴く個体が選抜されてきたのかも知れない。
 ところでセミのことだが、今日はツクツクボウシの鳴き声しか聞くことができなかった。この4日の間に、アブラゼミが姿を消してしまったのかも知れない。

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2008年9月16日 (火)

日本昆虫学会第68回大会3日目(2008年9月16日)

 昨晩早めに寝た甲斐があって、体力と気力はほぼ復活したように思われた。朝食をとりに食堂に行ったら、キャラビッドさんとウミユスリカさんに会った。キャラビッドさんは昨日ぼくが出たのと同じシンポジウムに出ていたので、それに関する印象について意見を交換したところ、キャラビッドさんもぼくと似たような感想を持ったということがわかった。来年は地元三重大学で開催することになっているので、シンポジウムの持ち方も少し考えないといけないと思った。
 今日の一般講演は午前中だけでおしまい。ぼくも今回は前任地の6年前のデータで話をしたのだが、某Sさんは前任地での9年前でのデータで話をしていた。お互い転勤がらみでドタバタして、これまで話す機会を逸していたものだ。Sさんとはその件についてちょっと話をしたのだが、まあ仕方がないでしょう、というところで意見の一致をみた。
 今日楽しみにしていたのは、伊藤文紀「戦後間もなく岩田久二雄がみた香川県の昆虫」だ。このブログの名前は、自然観察者の手記などを著した岩田久二雄にちなんでいる。しかしながら、恥ずかしいことに、ぼくは岩田久二雄が香川大学農学部の前身である香川高等農林学校で教鞭を執っていたことを知らなかった。岩田久二雄が「昆虫学50年」という著書の中に2年間の香川時代のことをいろいろ書いているということだが、「昆虫学50年」はぼくが高校生時代に読んだ本なので、もう完全に忘れていたのだ。この講演のあと、会場のすぐ近くにある香川大学博物館に行ったら、岩田久二雄に因んだ展示もあり、標本の現物も見ることができた。
 昼食はMさん、Iさんと一緒に昨日のうどん屋へもう一度。ぼくはそこそこレベルの高い店だと思ったが、地元の人に訊いてみれば、まだまだですよ、などと言われるかも知れない。
 昼食から戻ると学会会場前のホルトノキの前に人だかり。人が集まっていれば何か面白い虫がいるのではないかと、ますます人が集まってくる感じだった。カイガラムシや葉を巻く鱗翅目の幼虫が棲んでいたあとや、ヒロヘリアオイラガの繭などを見る。
 午後はシンポジウム「樹液と昆虫の生態学」。樹液をめぐる生態学は面白いぞ、ということを宣言すること目標としたものだったと思うが、全体としての印象は、ちょっと期待はずれだったような気がした。市川先生のボクトウガの生態の話は熱弁で聴きごたえがあるものではあったが、最初に学会の一般講演で聴いたときほどの衝撃はなく、その後あまり進展していないという印象を持った。クヌギジュエキダニの話はちょっと地味すぎる感じ。カブトムシの話の内容はそれなりに興味深いものだったが、喋り方にもう少し工夫が欲しいと思った。多種共存メカニズムの話は、直感的に当たり前だと思われることをデータをもって示したに過ぎない感じがした。
 夕方は「日本半翅類学会」の小集会。ぼくにとっては、アットホームな感じがする会だ。一人一話形式で参加者全員が何らかの話をしたが、ぼくは今年職場のガガイモで発生したヒメジュウジナガカメムシのパワーポイントファイルを持参して、ヒメジュウジナガカメムシの生態の一断面を紹介した。
 そのあとは街に繰り出して「日本半翅類学会」の懇親会。ここでも2人から「ブログを読んでます」と言われた。読んでいただけるのは嬉しいが、下手なことは書けないなぁ、と思ってしまう。
 この店を出たら、他のグループの一次会が終わったところに出くわしたら、そのなかに「斷蟲亭日乘」のMさんもいたので、「斷蟲亭日乘」の名前をつけた理由ついて訊ねた。永井荷風描くところの下町が好きだ、とのこと。
 そこで「日本半翅類学会」の懇親会に参加したメンバーとも別れを告げる。
 そう言えば、この学会中に鳴き声を聞いたセミはアブラゼミだけ。それに死にかけたクマゼミを見たが、何故かツクツクボウシの鳴き声は聞かなかった。街中ばかりにいたので、ツクツクボウシがいなかったか少なかったのではないかと思う。

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2008年9月15日 (月)

日本昆虫学会第68回大会2日目(2008年9月15日)

 今日は日本昆虫学会第68回大会の2日目だ。自分の発表は昨日済んだので気楽になった。が、昨日の懇親会で普段飲まない酒を飲み過ぎたためか、それとも自分の発表が済んで気が緩んだためか、はっきりと実感できる疲れが出てきた。それでも、一般講演を最後まで聴き、シンポジウムにも出た。夕方の小集会は、元弘前大学の安藤喜一先生の講演を聴いたところで失礼してしまった。
 今日はぼくの心に響く講演が1つあった。小松貴・丸山宗利・市野隆雄「アリヅカコオロギ属Myrmecophilus(バッタ目:アリヅカコオロギ科)におけるスペシャリスト種とジェネラリスト種の寄主アリ巣内での行動および生存の違い」。アリヅカコオロギの仲間は何種かおり、そのうち沖縄島北部に棲息する2種のアリヅカコオロギの生態と行動の違いを比較したものだ。アリヅカコオロギの仲間はいずれもアリと緊密な関係があるが、種によって行動のパターンが全く異なることを報告している。1種のアリに特化して緊密な関係を持つスペシャリストのアリヅカコオロギは、行動的にも化学的にもアリに擬態していて、アリから餌をもらっていないと生きていけないのに対して、複数の種のアリに関係を持つジェネラリストのアリヅカコオロギは、アリの巣の中にチャッカリと居候してアリの餌をかすめ取っているというように、全く異なっている。小さな虫の話だけに、観察するのは大変だったと思うが、素晴らしい発見だと思う。
 その他では、弘岡拓人・香取郁夫・横井智之「マイマイツツハナバチを寄主とするイワタセイボウの寄生率」も興味惹かれた。この研究は、まだ基本的な生活史の記述をしたに過ぎない程度のものだったが、カタツムリの殻に巣を作るハナバチがいること自体知らなかったし、さらにそれに特化した寄生蜂がいることは、さらに面白いことだと思った。これからどんな方向に研究を進めて行くのか読み取れなかったが、やり方によっては面白い研究になると思った。
 2つ同時並行して開催されたシンポジウムのうち、「ため池と田んぼの昆虫たち」というのに出た。自然保護委員会が主催したものだ。4つの講演があったが、はじめの2つは概観的な話、あとの2つは個別種の生態に関するもの。今年の春に開催された第52回日本応用動物昆虫学会の3日目に開催された小集会「水田普通種の激減と長期残効殺虫剤」のようなものを期待していたが、シンポジウムというには共通の目標のようなものがあまり感じられず、表面的なようなものに感じられ、期待はずれの感を否めなかった。「水田普通種の激減と長期残効殺虫剤」の方が突っ込んだ内容で、面白かったと思う。
 小集会での安藤喜一先生の講演は、「休眠しないで越冬する虫たちの季節適応」。一般に温帯に棲息する昆虫は、冬を越すために休眠するものが多いのだが、休眠せずに冬を越す種も例外的なものではないことが紹介された。いつもながら、常識を疑う心を持つことは大切だと感じさせられる。
 ところで、今日の昼は、学内の食堂ではなく、大学の近所のうどん屋で食べた。高松に着いた夜に入ったチェーン店のようなうどん屋よりは、遥かに美味しいうどんを食べることができた。
 明日は最終日。ぐっすり眠って体力を回復させたい。
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2008年9月14日 (日)

日本昆虫学会第68回大会1日目(2008年9月14日)

 今朝ホテルで食事をしていたら、今は消滅してしまったニフティ昆虫フォーラムのメンバーだったウミユスリカさんとキャラビッドさんに会った。ウミユスリカさんには、昨日書いた記事にコメントをつけていただいたばかりだったので、同じホテルだったとは驚いた。しかも、同じフロアの隣の隣の部屋。さらにその隣の隣の部屋がキャラビッドさんの部屋だった。偶然とは言え、極めて低い確率でしか起こらないことが起きたわけだ。
 会場の香川大学へは歩いて15分ほど。降っているときには全く気がつかなかったが、地面がぬれていたので、どうやら雨が降ったらしい。学会が終わる頃には台風13号が近づきそうな気配なので、ちょっと気になる。9年前の愛媛大学や2年前の鹿児島大学での大会は台風の影響をまともに受けたのが思い出される。なるべくゆっくり来て欲しいものだ。
 大学の正門の前に着くと、H先生が奥様と一緒にタクシーを降りられたところだった。H先生はいつも奥様と一緒に学会に来られる。ぼくが興味を持ったことを長年やってきておられるので、いつも講演は聴かせていただいている。
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 今日は自分の講演があった。ベニホシカメムシの生活史とその餌になるアカホシカメムシ類の生活史との関係を扱った石垣島時代のネタで、自分としても自信を持って面白いと言えるような話題ではなかったので、反応がどうなるのか気になっていた。講演の後で質問もしてもらえたし、夕方の懇親会の席では尊敬するM先生から「面白かったですよ」と言っていただけたので、まあまあだったのだろうと思う。社交辞令だったかも知れないが、好意的に受け取っておこうと思う。
 その他、サボることなくずっと講演を聴いていたが、「これは面白い!」と言えるような講演には出会えなかった気がした。が、石川忠「チャバネアオカメムシ類は日本に何種いるか?」は個人的には面白かった。宮古・八重山のチャバネアオカメムシが沖縄以北のチャバネアオカメムシとは別種である、ということであれば、これまでの疑問が少し解消するのだ。明日以降もっと面白い講演に出会えることを楽しみにしたい。
 懇親会の会場でK大学のNさんから声をかけられた。若い人で面識のない人だった。「ブログを読ませていただいてます」と言われて驚いてしまった。ブロクへのアクセスのログを見ると、K大学からのアクセスが時々あるのには気がついていたが、K大学からのアクセスの一部は、どうやらこのNさんだったようだ。話を聞いてみると、Nさんの実家がぼくの現在の自宅のご近所のようで、ときどき載せる近所の風景の写真を懐かしがっておられるようだった。
 このブログも気張らしで書いているわけだが、こうやって人との新しい繋がりができると思うと、書く励みになる。つまらないことでも、どんどん書いておいた方が良いかも知れない。

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2008年9月13日 (土)

四国高松へ(2008年9月13日)

 明日から開催される日本昆虫学会第68回大会に参加するために四国高松に来た。朝、普段出勤するときよりも少し遅く家を出発して、寄り道をしたりしながら、ゆっくり移動した。いつも同じような交通機関を使うのは面白くないので、普通の人があまり使わない経路でやってきた。
 途中、大阪では例によって日本橋の電気街を2時間ほどぶらついた。今回は新しい店を2軒「開拓」した。1軒は前からあった店だが、その存在を知ったのが比較的最近であり、日曜祝日は休みなので、前回日本橋を訪ねたときには行けなかった店だ。もう1軒は、比較的最近になって秋葉原から進出してきた店だ。1軒目の店を訪ねたときには他の客は1人だけ。これでは商売がやっていけないはずだから、平日にはもっと客が来ているのだろう。夫婦と使用人1人でやっている感じだった。雰囲気は良かったし、これまでに入手できないものがいくつか入手できたので、それなりの収穫があった。2軒目の店は間口がそれほど広くなかったので、狭いのかと思ったのだが、中に入ってみると、奥はけっこう広かった。品揃えは何度も行ったことがある秋葉原の店よりも悪いのだろうと思っていたが、自分が判断できる範囲では秋葉原の店よりはっきり劣っているようには思えなかった。値段も秋葉原の店とほとんど同じように思われた。この2軒の店のほかにも、これまで行ったことがある店を2軒訪ねた。
 大阪から先は、のんびりのんびり。たっぷり時間を使って、高松に着いたのは夜8時前だった。使った経路はナイショ。たっぷり時間があったので、本もたくさん読むことができた。
 まずは、予約してあるホテルの方面に向かったのだが、高松へ来たのだからまずはうどんを食べようと思った。ところが、着いた時間が遅かったせいか、もう閉まっている店が多く、うどんを食べることができないのではないかと危ぶまれたが、目指すホテルのすぐ前にある店が9時まで開いているということがわかって事なきを得た。
 入った店はチェーン店と思われる店。冷たい「ぶっかけ」を注文したのだが、「おいしい!!!」というほどでは無かった。決して悪くはなかったのだが、讃岐うどんに期待をかけすぎていたのかも知れない。これから数日、うどんを食べる機会は多いだろうから、今日の店が美味しかったのかどうかは、おいおいわかってくだろう。
 ホテルは、今年の春の学会のときに宇都宮でも泊まったチェーンのホテル。もちろん清潔感はあるのだが、やや殺風景な感じ。安いのにネットが使えるから、まあ文句は言えない。

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イスラエルのオオキベリアオゴミムシ

 このブログの写真を見たイスラエルのテルアビブ大学の学生さんからメールをいただいた。オオキベリアオゴミムシの仲間の研究をされているそうだ。ぼくは仕事の片手間に趣味的にオオキベリアオゴミムシを飼育しようと試みて、なかなかうまくいっていないのだが、この学生さんの研究室ではそれなりの成果を上げられているようだ。
 このページを見ていると、イスラエルに棲息しているオオキベリアオゴミムシの生態は、日本のオオキベリアオゴミムシEpomis nigricansに大変よく似ていることがわかる。

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2008年9月12日 (金)

カワセミとコゲラを見る

 今日は代休だったが、片付けなければいけない仕事があったので夕方4時頃まで職場にいた。今日も職場ではツクツクボウシとアブラゼミの鳴き声を聞いた。
 明るいうちに帰宅することができたので、三男坊と一緒に近所を散歩した。近所の墓地のクヌギの樹液にはアリしかいなかった。ここでもツクツクボウシがたくさん鳴いていたが、アブラゼミも鳴いた。アオマツムシ、カネタタキ、ミツカドコオロギなどの鳴き声も聞こえた。
 池のところまで来ると、池の水面が揺れている。近づいてみると、誰かが池に放り込んだと思われるパンのみみにブルーギルがたくさん集まっていたのだ。すると、ピーッという鳴き声とともにカワセミが現れたが、池の傍に生えているカシの木の茂みに中に隠れてしまった。
 今年のクリのなり具合はどうかなぁ、などと歩いていると、今度はコゲラが姿を現した。コゲラの姿を見るのは久しぶりだ。それにしても、カワセミもコゲラも見られるとは、今日は運が良い。
 墓地からの帰り道、ツマグロヒョウモンの幼虫が道端をさまよっていた。付近には餌のスミレは見当たらない。ちょっとかわいそうに思ったので、これを持ち帰って自宅の庭に生えているスミレのところに置いてやった。すると、ツマグロヒョウモンの幼虫は、すぐにスミレの葉を齧りだした。空腹だったのだろう。

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2008年9月11日 (木)

2008年のセミの動向7

 今日も天気が良かったが、ついにニイニイゼミの鳴き声を聞くことができなかった。鳴き声を聞いたのは、たくさんのツクツクボウシとわずかばかりのアブラゼミ。

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2008年9月10日 (水)

2008年のセミの動向6

 昨日はクマゼミの鳴き声が聞こえたが、今日はついにクマゼミの鳴き声を聞くことはできなかった。もちろんツクツクボウシの鳴き声が一番賑やかなのだが、ニイニイゼミとアブラゼミの鳴き声も聞こえた。ニイニイゼミは朝から夕方まで、おそらく1頭の個体が鳴いていたのだろうと想像するのだが、何度も鳴き声が聞こえた。何度も書くが、ニイニイゼミは思いのほか長く鳴いているセミだと思う。

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ヒメジュウジナガカメムシ続報14

 ヒメジュウジナガカメムシの今後が楽しみだ、と書いたのは8月17日のことだったが、8月20日を最後にヒメジュウジナガカメムシは姿を消してしまった。餌のガガイモの状態は決して悪いわけではなく、十分に繁殖に適した状態だと思われたのだが・・・・・。餌が十分にあるのに何処かに行ってしまうとは、よほど放浪癖のあるカメムシのようだ。
 ヒメジュウジナガカメムシに吸汁されたガガイモの花芽は、ことごとく枯れてしまって花芽が落ちるばかりだったが、ヒメジュウジナガカメムシがいなくなったせいでガガイモの花芽が順調に育つようになり、ちゃんと開花するようになった。それにしても、ここにいたヒメジュウジナガカメムシは何処へ行ってしまったのだろう?
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2008年9月 9日 (火)

2008年のセミの動向5

 朝は涼しかったが、カラッと晴れて日中は気温が上がった。するとセミもちゃんと鳴き出した。
 いちばん賑やかなのはツクツクボウシ。たくさん鳴いている。アブラゼミもまだ少しだが鳴いている。何とクマゼミとニイニイゼミもそれぞれ一声ずつ聞いた。
 クマゼミやニイニイゼミの鳴き声は何時まで聞くことができるだろうか。ひょっとしたら、今日が今年の聞き納めかも知れないが。

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2008年9月 8日 (月)

ダイズ畑のアオマツムシ

 今日は職場の外へ調査に出かけた。出かけた先は、有機栽培を行っている農家さんの畑だ。
 調査を始めると、すぐ隣にあるダイズの畑のあちこちからアオマツムシの鳴き声が聞こえてきた。まだ陽も高いのに。
 街の中だとアオマツムシは、ソメイヨシノなどの樹木の上の方に居ることが多く、鳴き声がやたら聞こえる割には、その姿を見る機会は少ない。鳴くのが暗くなってからだということも、姿を見る機会が少ない理由の一つだ。
 今日は自分の腰の高さより低い所で鳴き声が聞こえるわけだから、探さない手は無いと思った。するとほどなく鳴いているアオマツムシの雄を発見できた。よく見てみると、すぐ近くに雌もいた。
 それにしてもこのダイズ畑のアオマツムシ、ずっとここに住み着いているのだろうか?アオマツムシは木本植物で生活しているという印象があまりに強いので、意表を突かれた気がするのだ。ちょっと離れた所に、さほど大きくはないソメイヨシノがあったことはあったのだが。
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 普段アオマツムシを詳しく観察しているわけではないので、見当はずれの予想をしているかも知れないが、これを見て、雌がすぐ近くにいたから陽の高いうちからアオマツムシの雄が鳴いていたのではないかと思った。

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2008年9月 5日 (金)

信州のセミは少なかった

 某プロジェクトの中間検討会と現地視察のために昨日、今日と長野県に出かけた。
 昨日、長野駅を降りると、それなりに暑かったのだが、セミの鳴き声は全く聞かれず、もうセミは終わってしまったのかと思った。昼過ぎのほんの十数分のことだったので、たまたまその時間帯にセミが鳴かなかっただけなのかも知れないが。
 検討会が済み、夜は懇親会。懇親会が終わって外に出ようと思ったところ、このプロジェクトの評価委員であるK大学名誉教授のS先生が「今でもオペラを観ているんですか?」と話しかけてきたのでタマげてしまった。ぼく「何でそんなことをおっしゃるのですか?」。S先生「ドイツの国際学会のとき、オペラに通っていたと話されていたのを憶えてますよ」。う〜ん。もう20年以上も前のことなのだが、妙なことを憶えられてしまっているのに驚いてしまった。確かに学会の会期中、3回オペラハウスに行ったのは確かだ。ハンブルクのオペラハウスでは「フィガロの結婚」、「ナクソス島のアリアドネ」、「トスカ」を観たのはずだ。でも、あれほどオペラを観たのは、あのヨーロッパ旅行のときだけだ。日本ではそれほどオペラを観られるわけではない。
 二次会は失礼させていただき、ホテルでくつろぐ。とは言っても、テレビを見ながらゴロゴロしただけ。持参した本はほとんど読めず。
 ぐっすり眠ることはできたが、朝は必要以上には早く目が覚めてしまった。仕方がないので昨日買っておいた朝食用とサンドウィッチを食べ、コーヒーを飲む。テレビのニュースを見ていると、津市は大雨が降っているとのことで、津の街の景色が映された。
 今日は現地視察。集合時刻は7:50。普段の現地視察の場合よりちょっと早い。まず長野駅から北へ向かい、飯綱町の減農薬栽培のリンゴ農園を見た。害虫はほどほどに見られるのだが、天敵類の密度がかなり高く、実質的な被害にはなっていない。一般にリンゴは農薬が非常に多く使われている作物だが、やり方によっては農薬を減らせる良い事例だと思う。ここでは、ミンミンゼミの鳴き声をわずかに聞いたのみ。ヒメシロチョウも飛んでいたらしいが、自分は見ることができず。
 ここから高速道路を使って佐久へ。とあるホテルの宴会場のような場所で食事をとってから、軽井沢町のキャベツとレタスの産地へ。ここはこれまでに2回行ったことがある場所だ。しかし、9月に入ってから行くのは初めて。これまでは8月20日過ぎぐらいだった。去年も行ったのだが、そのときはエゾゼミの鳴き声が騒々しいほどだった。ところが今年は、着いたときにはセミの鳴き声は全く聞かれず。
 圃場で行われている調査の概要の説明を受けているうちに、遠くでミンミンゼミが鳴き出した。やがて、エゾゼミとアブラゼミも鳴き出した。しかし、鳴き声はまばらで、もうシーズンの終わりであると感じさせられる。圃場からバスを待たせてある場所へ行く途中、チッチゼミの鳴き声を聞くことができた。チッチゼミの鳴き声を聞くのは久しぶりだ。Zikadeさんによれば、松林の林床にツツジの仲間があるような場所に多い、ということだが、付近にはどちらも見当たらなかった。
 ということで、今回はエゾゼミの合唱を楽しみにしていたのだが、今年はもうシーズンをはずしてしまって、目的を十分に達することができず、というような状態だった。
 帰りは佐久平駅から新幹線で長野に出て、「しなの」に乗り換えて名古屋へ。疲れてしまっていたので「しなの」の中では3時間近く爆睡状態だった。名古屋からは「快速みえ」で津へ。疲れました。

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2008年9月 2日 (火)

クツワムシ vs アオマツムシ

 クツワムシもアオマツムシも、どちらも騒々しい鳴き声の虫だ。
 今日は仕事がなかなか片付かず、真っ暗になってからの帰宅になってしまい、その頃には、職場の前ではアオマツムシが騒々しく鳴いていた。クツワムシも鳴いているはずだと思って耳を澄ますと、ちょっと離れたところから鳴き声が聞こえてきた。
 クツワムシの鳴き声は騒々しいはずなのだが、アオマツムシの「騒音」にかき消され、騒々しさを感じることはできなかった。
 帰り道の途中にもクツワムシが多い場所があるのだが、ここではクツワムシは多少は健闘していたものの、やはりアオマツムシの鳴き声に完全に負けていた。
 この時刻になると、アオマツムシの鳴き声も少しは治まってくるので、クツワムシが息を吹き返しているかも知れないが、実際はどうなのだろうか。我が家ではクツワムシの鳴き声を聞くことができないので、現地まで出かけないことには確かめることができない。

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