今年初めてキリギリスの鳴き声を聞いた
ちょっとした実験のため、離れの実験棟に出かけたら、裏の道からキリギリスの鳴き声が聞こえた。今年の初鳴きの確認となる。キリギリスは真夏の虫と言っても良い虫なので、日中は暑くなってきたとは言え、今年は朝夕まだ涼しいので、キリギリスの鳴き声が聞こえるのはもっと先のことかと思っていた。しかし、ニイニイゼミの鳴き声も着実に増えているし、本当の夏が近づいているのは確かだろう。
このブログに一度書いたことがあるが、後京極摂政太政大臣の「きりぎりす鳴くや霜夜のさむしろに衣かたしきひとりかもねむ」という歌に詠まれているキリギリスは、現代のコオロギ(さらに詳しく書けば、おそらくツヅレサセコオロギ)のことだ。霜夜にキリギリスが鳴くわけがない。
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コメント
いつも楽しく拝見させて頂いております。
キリギリスの件ですが、私も桑名(桑名駅から5分ほどの場所)で7月1日(火)に鳴き声と生体を確認しました! 8月半ばくらいのイメージがありますのでビックリしました
投稿: 陽太朗 | 2008年7月 4日 (金) 02時09分
陽太朗さん、桑名でも鳴き始めましたか!ニイニイゼミやヒグラシはどうですか?
投稿: Ohrwurm | 2008年7月 4日 (金) 06時58分