オオキベリアオゴミムシが産卵した
7月2日に捕獲したオオキベリアオゴミムシの雌雄を1つのプラスティック容器に一緒に入れ、毎日2頭ずつの小さなニホンアマガエルを与えていたのだが、翌日の朝見るとアマガエルは2頭とも骨だけになっていた。ずいぶん食欲は旺盛だ。
今日は仕事は休みなのだが、実験中の虫があるので、それを見るために職場に出たついでにオオキベリアオゴミムシの飼育容器を覗いてみた。今日もニホンアマガエルは骨だけになっていた。
そろそろ産卵しないかと思ってよく探したら、ついに卵が見つかった。オオキベリアオゴミムシに限らないが、アオゴミムシの仲間は泥壷(英語では"mud cell"という)の中に産卵するので、産卵していても発見できない場合も多い。しかし、泥壷が容器の縁に付着させられていたり、破れて中の卵が見えるような状態になっていたりすると、発見するのが容易になる。幸い今回の場合も、破れた泥壷があったり、泥壷の外に卵があったものがあったので、発見することができた。
産卵しているのがわかったので、これぞと思った泥の塊をピンセットで分解してみると、中から卵が出てきたものもあり、計3個の卵を確認した。
とりあえず産卵してくれたので、飼育してデータを取ることができそうだ。
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