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2008年7月21日 (月)

長谷川眞理子著『ダーウィンの足跡を訪ねて』

長谷川眞理子著『ダーウィンの足跡を訪ねて』
2006年8月17日発行
集英社新書ヴィジュアル版002V
ISBN4-08-720355-7
950円+税

 動物行動学、行動生態学の研究者である著者が進化論を確立したチャールズ・ダーウィンに所縁のある場所を訪ねて、進化論を公表するに至るダーウィンがどのように生きてきたのかを辿る。
 ダーウィンの進化論は、現代の自然科学における思想の中でも最も重要なものの一つであり、ぼくの研究でもその根底にあるものである。しかしながら、ダーウィンがどのように生きてきたか、ということに関しては全く気にかけたことがなく、この本を読むことによって少しはダーウィンという人物に迫ることができたように思う。
 著者は2度の英国留学の機会を得て、ダーウィンの足跡に触れることによって、ダーウィンにはまっていった様子がよくわかる。

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