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2008年7月13日 (日)

カブトムシの観察は面白かった

 夕食後、三男坊に誘われてカブト・クワガタの観察に出かけた。湿気も気温も高くて風もないので、良い観察日和だと思った。出かけたときにはまだ薄明かりが残っていたので、ちょっと時刻が早すぎるかと思ったのだが、いつものクヌギに着いたときには、既にカブトムシの雄が2頭来ていた。すると間もなく、どこからともなくカブトムシが飛んできて、合計4頭の雄が集まってきた。コナラのポイントも気になったので、一旦そちらに行ったのだが、そちらにはカラスか何かに食われたノコギリクワガタの頭部がいくつか落ちていただけだった。また最初の場所に戻ると、雌が1頭増えていた。雌をめぐる争いがどうなるかが気になって観察を続けると、次々と雄が飛んできて、雄どうしの争いが始まった。
 雌は樹液のいちばんたくさん出ている場所に頭を突っ込んで動かないのだが、回りの雄は忙しそうだった。一番大きい雄が良い場所にいるのだが、寄ってくる別の雄を追い払うのに忙しい。大抵は、ちょっと争っただけで、小さい雄が退散した。
 そこでちょっといたずらをしてみた。同じ木の別の場所から出ている樹液を舐めているやや大きな雄がいたので、雌の近くに持ってきたのだ。すると、争いは簡単には決着がつかず、がっぷり四つに組んだまま、力みあって動かない状態になった。が、やがて一方が相手を跳ね飛ばした。そこでさらにいたずらを続けた。飛ばされた雄を元の場所に戻してみたのだ。これを何度もやった。戦果はほぼ互角。どういう具合に勝負がつくのかはよくわからなかったが、とにかく、一方だけが勝つというわけではないことがわかった。
 その間、雌はどうしていたかというと、雄どうしの争いが煩わしかったのか、その場所から退散しようとした。それに対して交尾をしようとしたのは、大きな雄ではなくて、小さな雄だった。大きな雄は、雌をめぐって争っていたのではなく、餌場をめぐって争っていたような感じだ。しかしまた、交尾をしようとした雄は交尾がうまくいったかと言えば、そうではなく、雌は交尾をさけようとしていた感じだった。雌もちゃんと雄を品定めしていたのかも知れない。
 こんな感じで観察しているとけっこう面白く、30分以上観察を続けていたような気がする。総計雄7頭と雌1頭のカブトムシだったが、十分に楽しませてもらった。
 家に帰る前にセミのポイントにも寄ってみた。セミの幼虫がいたら、持ち帰って羽化を観察しようかと思ったのだ。すると、エノキの低いところにニイニイゼミが見つかったのだが、それを捕らえてみたら、まだ体が軟らかく、羽化したばかりのように思われた。その木の根元をみると、ニイニイゼミの羽化殻が1つ見つかった。おそらくこのニイニイゼミのものだったのだろう。それ以外にはセミは見つからなかったので、諦めて帰宅することにした。まだ、アブラゼミもクマゼミも少ないので、これから増えてきて、いくらでも幼虫を見つけることができるようになるだろう。

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