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2008年7月

2008年7月30日 (水)

ヒメジュウジナガカメムシ続報12

 一昨日までは少ないながらもその姿を見ることができた職場の庭のヒメジュウジナガカメムシだったが、今日はついに見ることができなくなってしまった。先週末まではまだ幼虫も見られたので、まだ居るのかもしれないが、とにかく見つからなくなってしまった。
 とりあえず、この観察も一旦終了というところか。
 それにしても、突然集団で現れて、羽化してしまうとすぐに居なくなってしまうというのは、落ち着きのないカメムシだと思う。

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2008年7月29日 (火)

やっとヒグラシの鳴き声を聞けた

 今日の夕方、6時半を少し過ぎた頃、職場の建物の近くでヒグラシの鳴き声が聞こえた。自分自身では今年の初鳴きの記録となる。その後注意していたが、再び鳴き声は聞こえなかった。
 帰宅する前、職場の中でも毎年ヒグラシの密度が高い場所である畑の端のヒノキ林に向かった。すると思いがけなく、キツネが1頭何かを探すかのように歩いていた。キツネはこちらに気が付くと、慌てて林の中に逃げていった。
 このヒノキの林では、当然と言えば当然なのだが、ヒグラシがたくさん鳴いていた。普段はヒグラシの密度が低い場所だけがぼくの行動範囲になっているので、聞く機会が少なくなっていただけなのだ。これからまだまだヒグラシは増えてくるだろうから、普段の行動範囲で鳴き声を聞いたり姿を見たりする機会も増えてくるだろう。

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2008年7月28日 (月)

ベトナム・ホイアン

 NHKテレビの「鶴瓶の家族に乾杯」を見た。今日はベトナム・ホイアンからだった。ぼくにとってベトナムは、もっとも滞在日数の長い外国で、2回の訪問で30日以上滞在した。2回目の訪問のとき、調査旅行の途中でホイアンに1泊した。それほど大きな町ではないが、古い日本人町もある落ち着いた町だと思った。
 番組の中では、ぼくが行ったとき訪れた「日本橋」も出てきて、多少の懐かしさを感じることができた。それより印象的だったのは、やはりベトナムの人たちの笑顔だ。ぼくがベトナムを訪れたとき、都会ではそれほど感じることはなかったが、地方都市や田舎に行った時に、とくにベトナムの人たちの笑顔を印象的に感じた。ようするに、日本に住む人は顔が暗いのだ。
 番組を見て、またベトナムに行ってみたくなった。今度は仕事ではなく行ってみたいと思うが、仕事のときは英語ができるベトナム人共同研究者と一緒だったので、田舎に行っても困らなかったが、プライベートで行くとなると、多少の困難はあるかも知れないが。
 次回の「鶴瓶の家族に乾杯」は9月1日の放送で、石垣島からとのこと。また見ないといけない。誰か知っている人が出るかもしれないから。

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久しぶりの雨は雷雨だった

 午前中は晴れていて暑かったが、お昼前から天気が怪しくなってきた。遠くから雷鳴が聞こえてくる。少し雨が降ってくれると涼しくなってくれて好都合だと思っていた。やがて雨が降り出したが、降り出した途端に大雨。気温も急激に下がった、朝には30度以上の気温があったが、雨が降り始めたら、職場の観測装置のある場所では21.3℃まで下がったようだ。あまりに低い気温なので、何かの間違いではないかと思った。その後もしばらく激しい雷雨で、すぐ近くにも落雷があったらしかった。幸い、瞬間停電はあったものの、本格的な停電にはならなかった。
  夕方になっても完全には雨が上がらず、雨の中をバイクで帰宅することになった。雨は降って気温も下がったはずだが、アブラゼミとニイニイゼミは元気に鳴いていた。雨には濡れたが、この時期なので、それなりに気持ちが良い。
 今夜は久しぶりにぐっすり眠れそうだ。

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2008年7月27日 (日)

高橋敬一・連載「カメムシの目で人間を見る」人間の持つ認識能力の限界 その後

 高橋敬一氏の雑誌「岳人」の連載記事『「カメムシの目で人間を見る」人間の持つ認識能力の限界』は、毎回図書館に行って読んでいる。回を追うごとに、本当に言いたいことが書かれている比率が増してきたように思われる。
 「人間はこれから何をするべきか」ではなく「人間は何をやめなければいけないのか」ということが重要であるという指摘は、的を得ていると同時に強く共感できる。

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2008年7月25日 (金)

2008年ツクツクボウシ初鳴き

 仕事を終えて家に帰ってきたら、ツクツクボウシの鳴き声が聞こえてきた。夕方6時半過ぎのことだ。昨日、三男坊の報告を受けたばかりだが、これで自分でも鳴き声を聞くことができたわけだ。
 もう既に鳴いているはずだが、まだヒグラシの鳴き声を聞いていない。ヒグラシの鳴き声を聞くより前にツクツクボウシの鳴き声を聞いた年は、はっきり記憶にあるうちでは、これまで1回しかない。1985年6月の梅雨のさなか、当時広島県福山市に住んでいて、あまりに早くツクツクボウシの鳴き声を聞いたので大変驚いたものだ。

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2008年7月24日 (木)

自宅の近所でツクツクボウシが鳴いたらしい

 三男坊によれば、今日の夕方4時半頃、自宅付近でツクツクボウシの鳴き声が聞こえたらしい。ぼく自身は、まだヒグラシの鳴き声も聞いていないのだが。
 季節は秋に向かっている。本格的な暑さはこれからだと言うのに。

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2008年7月23日 (水)

朝早く鳴くセミ

 昨日、今日と、朝早く目が覚めてしまった。早いと言っても5時過ぎなので、もう明るい。
 今朝、窓を開けると、まず飛び込んできたのはニイニイゼミの鳴き声。ニイニイゼミは夕方遅くまで鳴いているから、本当に鳴く時間が長いセミだ。鳴く時間が長いということは、今、個体数も多いということなのだろう。
 午前中によく鳴くクマゼミが鳴き始めたのは6時前。アブラゼミは6時過ぎに「ヒマ鳴き」しているのが聞こえた。
 ヒグラシが居るなら鳴き声が聞こえるかも知れないのだが、我が家の近くにはヒグラシは少ししかいないこともあり、まだ早朝に鳴くヒグラシを聞いたことはない。イシガキヒグラシが早朝に鳴くのは聞いたことがあるが、それと同じような時間に鳴くとすれば、もっと早い時間に鳴いて、5時過ぎには鳴き終えている可能性が高い。

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2008年7月21日 (月)

奥本大三郎著『博物学の巨人 アンリ・ファーブル』

奥本大三郎著『博物学の巨人 アンリ・ファーブル』
1999年12月6日発行
集英社新書0003G
ISBN4-08-720003-5
680円+税

 生きた昆虫は大好きであるが、実を言うと、ファーブルの昆虫記はじっくりと読んだことがない。やはり、日本に馴染みのない昆虫が多いせいだろうか。それでも、スカラベや狩り蜂の話は読んだ記憶がある。
 著者は虫好きで知られるフランス文学者。新たにファーブルの昆虫記を全訳している。
 この本には、ファーブルがどのように生きてきたのかが書かれている。ファーブルが書いたものは、時代が変わっても変わるものではないので、ファーブルが生きてきた時代がどのようなものであったか、ということに関して、これまで気にかけたことはなかった。この本を読むことによって、ファーブルが生きた時代がどんなものであり、ファーブルがどのように生きてきたのかを知ることができる。ファーブルの業績が素晴らしいものであることは理解していたつもりだが、この本でファーブルがどのように生きてきたかを知ることにより、ファーブルという人間を好きになることができたような気がする。
 ファーブルの足下にも及ばないが、昆虫に接するぼくのやり方は、意識していたわけではなかったが、ファーブルのそれに近いものだったらしいということがわかる。

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長谷川眞理子著『ダーウィンの足跡を訪ねて』

長谷川眞理子著『ダーウィンの足跡を訪ねて』
2006年8月17日発行
集英社新書ヴィジュアル版002V
ISBN4-08-720355-7
950円+税

 動物行動学、行動生態学の研究者である著者が進化論を確立したチャールズ・ダーウィンに所縁のある場所を訪ねて、進化論を公表するに至るダーウィンがどのように生きてきたのかを辿る。
 ダーウィンの進化論は、現代の自然科学における思想の中でも最も重要なものの一つであり、ぼくの研究でもその根底にあるものである。しかしながら、ダーウィンがどのように生きてきたか、ということに関しては全く気にかけたことがなく、この本を読むことによって少しはダーウィンという人物に迫ることができたように思う。
 著者は2度の英国留学の機会を得て、ダーウィンの足跡に触れることによって、ダーウィンにはまっていった様子がよくわかる。

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2008年のセミの動向1

 19日の土曜日の朝に出張から戻ってきたら、津の街中に近い場所のクマゼミの鳴き声が、明らかに増えているのに感じられた。昨日あたりでも、朝も6時ぐらいから鳴いている。ニイニイゼミもさらに鳴き声が賑やかになった感じがする。アブラゼミも増えてきたが、まだそれほど多くない感じがする。
 職場は市街地からちょっと離れた経が峰の麓にあるが、昨日まではクマゼミはまだ少なく感じられ、今日になってちょっと増えてきたかな、という程度になってきた。ニイニイゼミの鳴き声が聞かれたのは職場の前の方が少し早かったが、クマゼミはどうやら市街地の方が個体数が増えるのが早いように感じられる。
 初鳴きは個体数の多少によっても前後するので、初鳴きが早ければ発生が早いのかと言えば、必ずしもそうではないが(詳しくは税所康正さんの「セミの家」を参照のこと)、極大を迎える時期は個体数の多少にはほとんど影響を受けない。もっとも、それを厳密に観測することは極めて困難なので、感覚的にしか言うことができないが、やはり山に近い職場の方が、市街地と比べるとセミの発生が遅れているように感じられる。それでも、そろそろニイニイゼミは発生の極大を迎えているような感じだ。クマゼミがいちばん騒々しくなるのは、今週中頃か、来週ぐらいだろうか。

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2008年7月19日 (土)

ヒメジュウジナガカメムシ続報11

 出張のために2日間観察できなかったので、仕事で実験している最中の虫を様子を見に職場に出たついでに、ヒメジュウジナガカメムシの様子を見に行った。
 今週水曜日まではまだ4齢幼虫だと思っていたので、成虫になるのはまだまだ先のことだと思っていたのだが、予想に反して成虫が何頭も見られた。この仲間は、普通は幼虫は5齢まであるのだ。
 と言うことは、どこかで1回の脱皮を見落としていることになる。ガガイモの茎や葉についている間は見落としたとは考えにくいので、おそらくその前のことだろう。
 カメムシの仲間には、全ての種というわけではないが、1齢幼虫が全く餌を摂らずに2齢になり、2齢になってから餌を摂り始めるものがたくさんある。そこから想像すると、ヒメジュウジナガカメムシも、実は1齢幼虫は目につかないところで出てきて、2齢になってからガガイモの茎や葉から餌を摂り始めたと考えると合点がいく。
 それはともかく、最初の予想とは異なり、花も果実もついていないガガイモでヒメジュウジナガカメムシが成虫まで生育できたことがわかったことは一つの収穫だ。
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カブトムシを食べた犯人

 書類の上では昨日まで出張だったが、せっかくの機会なので、昨晩は東京に単身赴任している義兄を訪ね、一緒に食事をして、夜行列車に乗って今朝帰ってきた。
 すると、駅から自宅に戻る途中、偕楽公園の近くを通ったとき、腹部がなくなったカブトムシが落ちていた。腹部がなくなったカブトムシやノコギリクワガタはこれまでにたくさん見ていたので、何も珍しいわけではない。そして、腹部がなくなっていたのは、おそらく鳥が食べたのだろうと思っていた。
 しばらく歩くと、今度はカラスが口に何かをくわえていた。よく見ると、何とカブトムシの大きな雄だった。そうだろうとは思っていたが、これでやっとカブトムシを食べた犯人の一つを確認することができた。カブトムシはかなりの大きさなので、カラスより小さい鳥が食べたとは考えにくい。これまでに多量に犠牲になっていたカブトムシやノコギリクワガタを食べた犯人のほとんどはカラスだったのだろう。

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2008年7月16日 (水)

近所でヒグラシが鳴いたらしい

 今日の夕方、近所の墓地の中にある池に釣りに行っていた三男坊が帰ってきたら、「ヒグラシが鳴いてたよ」とのこと。やっとこのあたりでもヒグラシが鳴きだしたようだ。
 ぼくはまだヒグラシの鳴き声を聞いていない。早く聞きたいものだ。

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2008年7月15日 (火)

市橋甫さんの訃報

 三重県在住のアマチュア昆虫研究家・市橋甫さんの訃報が届いた。3月に三重昆虫談話会の総会でお会いして、名古屋昆虫同好会の会報に寄稿していただいた原稿のことで少しお話させていただいた。その日の懇親会にも出席されていたが、別のテーブルになったため、懇親会の席ではお話した記憶がない。
 あまり深いお付き合いをさせていただいたわけではないが、市橋甫の名前は全国のアマチュア虫屋に知れ渡っているほどの人なので、それなりに意識していた。
 虫屋としてではなかったが、ぼくの父(虫とは縁がない人だ)と仕事上で何かのお付き合いがあり、父と市橋さんが年賀状を交換していることを知っていた。そのこともあって、実家の父に電話をかけてみることにした。父は市橋さんが亡くなったことを知らないと思っていたが、新聞にも訃報が出ていたとのことで、父は既に知っていた。色々話をしているうちに意外な事実がわかった。
 ぼくがまだ小学生だった頃、父に連れられて冬の御在所岳に行ったことがある。ぼくはそこで生まれて初めてスキーを履いた。風が強く寒い日で、リフトに乗るのが怖かったのを憶えている。下も雪ではなく、完全なアイスバーンの状態で、転んで尻餅をついて、お尻が痛かったことも憶えている。その日は、御在所岳山頂のレストハウスでシシ鍋を食べたのを憶えている。父の話によれば、そこに市橋さんが同席していたということなのだ。市橋さんが居たこと以外はちゃんと憶えているのに、市橋さんのことは全く記憶にない。市橋さんは、そこに居た何人かの大人のうちの一人に過ぎなかったのだ。
 そこに市橋さんが居たことをちゃんと知っていたならば、市橋さんとのお付き合いも、ちょっと違ったものになっていたかも知れない。三重県に転居して三重昆虫談話会の集まりで市橋さんにお会いしたときに、父と年賀状を交換していることを市橋さんにお話したことは憶えている。ひょっとしたら、あのときの小学生が今のぼくであることを市橋さんは気付かれたかも知れない。だからと言って、虫屋としてのお付き合いはそれほど違ったものになったわけではないかも知れないが。
 73歳という年齢は父よりもちょっと若く、死ぬにはまだちょっと早すぎたような気もする。10日ほど前に三重昆虫談話会の重鎮Iさんと一緒に昆虫採集をされていたということなので、訪れた死は突然のものだったのだと思う。まだやり残したことも多かったのではないかと思う。名古屋昆虫同好会の会報に寄稿していただいた原稿も、相談した結果、三重昆虫談話会の会報に出していただくのが適切だろう、ということになったのだが、その原稿もどうなっているのかわからない。自分としては、その原稿の扱いのことが少々心残りになっている。
 ご冥福をお祈りします。

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2008年7月13日 (日)

カブトムシの観察は面白かった

 夕食後、三男坊に誘われてカブト・クワガタの観察に出かけた。湿気も気温も高くて風もないので、良い観察日和だと思った。出かけたときにはまだ薄明かりが残っていたので、ちょっと時刻が早すぎるかと思ったのだが、いつものクヌギに着いたときには、既にカブトムシの雄が2頭来ていた。すると間もなく、どこからともなくカブトムシが飛んできて、合計4頭の雄が集まってきた。コナラのポイントも気になったので、一旦そちらに行ったのだが、そちらにはカラスか何かに食われたノコギリクワガタの頭部がいくつか落ちていただけだった。また最初の場所に戻ると、雌が1頭増えていた。雌をめぐる争いがどうなるかが気になって観察を続けると、次々と雄が飛んできて、雄どうしの争いが始まった。
 雌は樹液のいちばんたくさん出ている場所に頭を突っ込んで動かないのだが、回りの雄は忙しそうだった。一番大きい雄が良い場所にいるのだが、寄ってくる別の雄を追い払うのに忙しい。大抵は、ちょっと争っただけで、小さい雄が退散した。
 そこでちょっといたずらをしてみた。同じ木の別の場所から出ている樹液を舐めているやや大きな雄がいたので、雌の近くに持ってきたのだ。すると、争いは簡単には決着がつかず、がっぷり四つに組んだまま、力みあって動かない状態になった。が、やがて一方が相手を跳ね飛ばした。そこでさらにいたずらを続けた。飛ばされた雄を元の場所に戻してみたのだ。これを何度もやった。戦果はほぼ互角。どういう具合に勝負がつくのかはよくわからなかったが、とにかく、一方だけが勝つというわけではないことがわかった。
 その間、雌はどうしていたかというと、雄どうしの争いが煩わしかったのか、その場所から退散しようとした。それに対して交尾をしようとしたのは、大きな雄ではなくて、小さな雄だった。大きな雄は、雌をめぐって争っていたのではなく、餌場をめぐって争っていたような感じだ。しかしまた、交尾をしようとした雄は交尾がうまくいったかと言えば、そうではなく、雌は交尾をさけようとしていた感じだった。雌もちゃんと雄を品定めしていたのかも知れない。
 こんな感じで観察しているとけっこう面白く、30分以上観察を続けていたような気がする。総計雄7頭と雌1頭のカブトムシだったが、十分に楽しませてもらった。
 家に帰る前にセミのポイントにも寄ってみた。セミの幼虫がいたら、持ち帰って羽化を観察しようかと思ったのだ。すると、エノキの低いところにニイニイゼミが見つかったのだが、それを捕らえてみたら、まだ体が軟らかく、羽化したばかりのように思われた。その木の根元をみると、ニイニイゼミの羽化殻が1つ見つかった。おそらくこのニイニイゼミのものだったのだろう。それ以外にはセミは見つからなかったので、諦めて帰宅することにした。まだ、アブラゼミもクマゼミも少ないので、これから増えてきて、いくらでも幼虫を見つけることができるようになるだろう。

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2008年7月11日 (金)

2008年クマゼミ初鳴き

 昨日、三男坊からクマゼミの鳴き声を聞いたという話を聞いたので、何も驚くほどのことではないが、今朝出勤のとき、家の外に出たら、裏の藪の向こうからクマゼミの鳴き声が聞こえてきた。朝8時ちょっと前のことだ。一昨年は7月13日、去年は7月8日にクマゼミの鳴き声を聞いたので、今年は例年並というところか。

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2008年7月10日 (木)

今日はノコギリクワガタがいた

 夕食後、三男坊に誘われて、近所の樹液の出ているクヌギのところへ行った。今日は大型の鱗翅目は来ていなかったが、カブトムシの個体数がわずかだったが増えていた。その後、コナラのポイントに行ったのだが、鳥に食われて腹部がなくなったノコギリクワガタが2頭分落ちていた。他に何かいないかと思って探したら、樹液も何も出ていないツブラジイか何かの木(暗くて樹種がわからなかった)に中型のノコギリクワガタの雄が止まっていた。今年生きたノコギリクワガタを見るのはこれが初めてだ。写真を撮っているうちに、下に落ちてしまった。大型のノコギリクワガタだとカメラのフラッシュぐらいには驚かないものだが、体が小さいと刺激に対する反応も違うのかも知れない。
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2008年アブラゼミ初鳴き

 夕方帰宅して部屋でゴロンとしていたら、三男坊が「アブラゼミが鳴いている」と言うので、窓の近くに行って耳を澄ませたら、確かにアブラゼミの鳴き声が聞こえた。19:20頃のことだった。
 三男坊は既に今年アブラゼミの鳴き声を聞いているが、今日はぼくにとってのアブラゼミの初鳴きの記録となった。

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オオキベリアオゴミムシの卵が次々と孵化

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 今週はじめに確認していた飼育中のオオキベリアオゴミムシの卵が孵化しはじめた。今日は12卵の孵化を確認した。早速ニホンアマガエルを捕獲してきて孵化した幼虫に与えると、すぐにニホンアマガエルに食いついた。うまく飼育できるかどうかは、餌であるニホンアマガエルが今後も順調に確保できるかどうかにかかっている。

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2008年7月 9日 (水)

ケラはやっぱり鳴く

 夕食後、三男坊と一緒に近所の樹液の出ているクヌギを見に出かけた。今日も少ないながらカブトムシとコクワガタが来ていた。この前見にきたときには大型の鱗翅目は見られなかったのだが、今日はカブトムシが樹液を舐めているところにキシタバやフクラスズメが来ていた。フクラスズメは成虫で越冬するので長い期間見ることができるが、キシタバは卵で越冬するので、この時期にしか見ることができない。キシタバの仲間、ようするにCatocalaのことだが、やっぱりいつ見ても良いと思う。
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 そのあと去年まではクワガタが来ていたコナラがある別の場所に行ったのだが、もう樹液が出なくなっていて、全く見ることができなかった。
 その場所に行く途中、ケラが鳴いていた。もう少し正確に言えば、ケラのものだと思っている何かの鳴き声が聞こえた。ボーともビーとも聞こえるような音だ。コナラには何もめぼしいものが居なかったので、帰り道にその鳴き声の正体を確かめようと思った。その鳴き声は、コンクリートのU字溝の中から聞こえてくるのがわかった。U字溝には土が溜まっていて、何かの虫が開けたと思われる穴があった。その穴に指を突っ込んで土を掘って行くと、まもなくケラが1頭現れた。やっぱりあの鳴き声はケラのものだったのだ。これまでは、「ケラの鳴き声だと思う」としか言うことができなかったのだが、今日正体を確かめることができたので、自信を持って「ケラの鳴き声です」と言えるようになった。これも小さいことではあるが、ぼくにとっての一つの進歩だ。

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2008年7月 8日 (火)

思わぬ場所でのニイニイゼミとのご対面

 ニイニイゼミの鳴き声が増えてきて、本格的なシーズンに突入した感じがする。しかし、まだニイニイゼミの姿は見ていなかった。ところが今朝、職場の3階の居室に行こうと階段を上り終えたとき、目の前の網戸にニイニイゼミが止まっているのに気が付いた。今年の「初見」だ。おそらく、夜のうちに灯りに引き寄せられるように飛んできたのだろう。
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2008年7月 7日 (月)

「美しい」って死語ですか

 今朝の朝日新聞に美術家・森村泰昌さんと分子生物学者・福岡伸一さんの対談が載っていた。『「美しい」って死語ですか』。
 最近は、「美しい」ことに価値が認められなくなっているのではないか、とのこと。昨今の世の中を見れば、まさにそのとおりだと思う。経済価値ばかりが重く見られることは、美しくない。
 ぼくにとって「美しい」とは、「自然である」ことだと思う。どこかに無理があるものは、見ていて美しくないし、時として嫌悪感を感じることもある。自然である、ということは、長い年月を通して磨かれてきたことであり、それなりの理由があることだと思う。表面だけ自然を装っても、どこかに不自然さが残るものだ。

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2008年7月 6日 (日)

オオキベリアオゴミムシがたくさん産卵していた

 昨日産卵を確認したばかりのオオキベリアオゴミムシだったが、今日も飼育実験中の虫を見るために出勤したついでに、飼育容器の中を調べた。ピンセットの先で小さな泥の塊を解剖すると、中から次々と卵が見つかった。さほど大きな飼育容器ではないとは言え、全ての泥の塊を調べ尽くすのは不可能だが、とにかく一所懸命調べたところ、合計41個の卵が見つかった。昨日は3個見つかっただけだったが、今日見つかったものの中には、昨日見落としたものがあるかも知れない。ともかく、合計44個のオオキベリアオゴミムシの卵を手に入れたわけだが、これが全部孵化したとしたら、とても飼育しきれるものではない。卵が孵化するまでにはおそらく1週間ぐらいかかるだろうが、それから先はアマガエルを採集するのが仕事になりそうだ。今はまだ簡単にアマガエルが見つかるが、それまでアマガエルがたくさんいて欲しいものだ。

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2008年7月 5日 (土)

アブラゼミの鳴き声が聞こえたらしい

 夕方近くになってから自転車で出かけた三男坊の情報。安濃川の近くでニイニイゼミの姿を見て、アブラゼミの鳴き声を聞いたとのこと。セミが大好きな三男坊の情報なので、確かなものだと信じている。
 アブラゼミの初鳴きは例年より早いのではないかと思う。

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オオキベリアオゴミムシが産卵した

 7月2日に捕獲したオオキベリアオゴミムシの雌雄を1つのプラスティック容器に一緒に入れ、毎日2頭ずつの小さなニホンアマガエルを与えていたのだが、翌日の朝見るとアマガエルは2頭とも骨だけになっていた。ずいぶん食欲は旺盛だ。
 今日は仕事は休みなのだが、実験中の虫があるので、それを見るために職場に出たついでにオオキベリアオゴミムシの飼育容器を覗いてみた。今日もニホンアマガエルは骨だけになっていた。
 そろそろ産卵しないかと思ってよく探したら、ついに卵が見つかった。オオキベリアオゴミムシに限らないが、アオゴミムシの仲間は泥壷(英語では"mud cell"という)の中に産卵するので、産卵していても発見できない場合も多い。しかし、泥壷が容器の縁に付着させられていたり、破れて中の卵が見えるような状態になっていたりすると、発見するのが容易になる。幸い今回の場合も、破れた泥壷があったり、泥壷の外に卵があったものがあったので、発見することができた。
 産卵しているのがわかったので、これぞと思った泥の塊をピンセットで分解してみると、中から卵が出てきたものもあり、計3個の卵を確認した。
 とりあえず産卵してくれたので、飼育してデータを取ることができそうだ。
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2008年7月 4日 (金)

カブトムシが既に登場していた

 一昨日までは涼しいと感じていたので、夜になっても虫を見に行こうという気にならなかったのだが、今日の日中は天気も良く気温が上がり、夕方になってもまだ暑い。そこで、近所のクヌギの樹液が出ている場所を見に行くことにした。
 もう7月なので出ていてもおかしくないのだが、涼しさが感じられていた今年はまだだろうと思っていた。しかし、カブトムシが既に樹液に集まっていた。樹液に来ていたカブトムシは雄が2頭と雌が1頭。個体数はまだ少ない。しかし、ほどほどの大きさの個体ばかりなので、今年は少なくとも外れ年ではないような気がする。コクワガタは雌雄1頭ずつ。ノコギリクワガタは雌1頭。ヒラタクワガタは見られなかった。
 カブトムシやクワガタの個体数が少ないのは、回りの木がたくさん伐られてしまったことも影響しているのだろう。
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遠近両用

 ついに眼鏡を遠近両用にしてしまった。老化現象のひとつなのだろうが、近くが見えなくなったのではなく、遠くが見えなくなってしまったのだ。普通の老眼ではない。眼鏡をかけなければ、近くでもよく見える。

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2008年7月 3日 (木)

ミイデラゴミムシは人気者か?

 職場に某在阪民放テレビ局から電話がかかてきたので何事かと思ったのだが、害虫の話が聞きたいなどという話ではなく、ミイデラゴミムシの写真が欲しいとのことだ。せっかくなら本職の関係で話をしたいと思っているのに・・・・・・。
 ミイデラゴミムシの写真は某生放送の番組で使いたいらしい。ミイデラゴミムシはかなり特徴のある虫なので、ちゃんとお金を出せば、ちゃんとした写真家が撮った写真を使えるのではないかと思うのだが、ぼくが学会のサイトに写真を提供していることを見つけて電話をしてきたということのようだ。
 いいかげんなことをやっているテレビ局もいいかげんなことを書く新聞社もあまり好きではないので乗り気にはならなかったが、担当者もそれなりに困っているような感じだったので、使用することを了承した。だからと言って、これで写真の使用料を支払ってくれるというわけでもないはずだ。学会は金を儲けている団体ではないので、写真を無償で提供するのは当然だと思うが、スポンサーから金をもらって番組を作っているテレビ局に無償で提供するのは、やはり間違っているような気がしてきた。使用料を請求するのを忘れたのには後悔している。
 放送されるのは来週の月曜日の午前中とのこと。仕事をしている最中なので、見ることはできない。バラエティー番組のようだが、どんな具合にミイデラゴミムシが取り上げられるのか。
 バラエティー番組に取り上げられるミイデラゴミムシは、やはり人気者かも知れない。

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2008年7月 2日 (水)

今年初めてキリギリスの鳴き声を聞いた

 ちょっとした実験のため、離れの実験棟に出かけたら、裏の道からキリギリスの鳴き声が聞こえた。今年の初鳴きの確認となる。キリギリスは真夏の虫と言っても良い虫なので、日中は暑くなってきたとは言え、今年は朝夕まだ涼しいので、キリギリスの鳴き声が聞こえるのはもっと先のことかと思っていた。しかし、ニイニイゼミの鳴き声も着実に増えているし、本当の夏が近づいているのは確かだろう。
 このブログに一度書いたことがあるが、後京極摂政太政大臣の「きりぎりす鳴くや霜夜のさむしろに衣かたしきひとりかもねむ」という歌に詠まれているキリギリスは、現代のコオロギ(さらに詳しく書けば、おそらくツヅレサセコオロギ)のことだ。霜夜にキリギリスが鳴くわけがない。

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雌雄一緒にオオキベリアオゴミムシが捕獲される

 ニホンアマガエルが増えてきたこととオオキベリアオゴミムシのことをこのブログに書いたのは5日前のことだったが、ついに今日、オオキベリアオゴミムシの雌を手に入れることができた。
 いつものようにトラップを巡回していると、最後から2番目のトラップを覗き込んだところ、トラップの中で雌雄のオオキベリアオゴミムシが交尾していた。どういう理由かよくわからないが、雌雄一緒に同じ種のゴミムシが一つのトラップに入ることがしばしばある。今日のオオキベリアオゴミムシは今年の2頭目と3頭目にあたるわけだが、同じトラップに入っていたのは偶然とは思えない。交尾しながら歩いていて、誤って交尾したまま落ち込んでしまったのかも知れない。
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 早速餌にするためのニホンアマガエルを捕獲してきて飼育容器の中にいれてやったら、オオキベリアオゴミムシはほどなくニホンアマガエルに食いついた。オオキベリアオゴミムシの幼虫がカエルを食うことは、それなりによく知られていると思うが、与えればガの幼虫などでも食べるオオキベリアオゴミムシ成虫も、やはりカエルが好きなようだ。

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