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2008年5月26日 (月)

耐雪性のあるカマキリの卵

 今日の朝日新聞朝刊の科学欄に「耐雪性のあるカマキリの卵」と題して、弘前大学名誉教授の安藤喜一先生のオオカマキリの卵の耐雪性についての研究が、簡潔に解り易く紹介されていた。これまで、安藤先生の学会発表を何度も聴いていたので、何時こうやって普通の新聞に(要するに、研究者相手ではなく、一般の人に対して)紹介されるものかと心待ちにしていたところだった。
 カマキリが降雪量を予測して産卵する高さを決めるという話は「おはなし」としては面白いが、科学的には正しくないことは明らかだ。

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コメント

はじめまして。PSJ渋谷研究所Xというニセ科学問題を扱うブログを運営している者です。
先日、ひょんなことから酒井説に出会い、どうもおかしいと調べるうちにこちらのブログにたどり着きました。
こちらで得た情報をベースにさらに調べたところ、こちらでご紹介されている情報やOhrwurmさんご自身の見解に、ほぼ完全に得心がいきました。ありがとうございます。
Web上での調査の経緯などをまとめたエントリをアップし、Ohrwurmさんには目新しい情報はまったくないと思いましたが、きっかけをいただいたお礼代わりにトラックバックをお送りさせていただきました。調べれば調べるほど、Ohrwurmさんの記事の裏が取れていくといった感じで、お釈迦様の手の上でジタバタしているような記事ですが、おヒマな折にでもご笑覧いただければ幸甚です。

投稿: 亀@渋研X | 2008年5月29日 (木) 16時13分

亀@渋研Xさん、コメントありがとうございました。ブログの記事も読ませていただきました。酒井説、安藤説に対する論評を徹底的に調べられているのには頭がさがりました。
ぼくは子供の頃から虫ばかりを見ていましたので、カマキリが積雪量の予想などできるはずがない、と直感ではわかっていました。それを確かめようとした安藤先生の執念にも本当に頭がさがります。

投稿: Ohrwurm | 2008年5月29日 (木) 20時09分

早々にコメントをいただいたにも関わらず、反応が遅くなりまして申し訳ありません。また、拙ブログにもお越しいただき、ありがとうございます。
過分なご高評をいただき、恐縮です。Webで検索しただけの手抜き調査ですが、それだけでもかなりのことがわかるものです。WWW侮り難し、ですね。実際のところ、Ohrwurmさんはじめ、的確な論評を加えている方々が何人もおいでだったおかげです。ありがとうございます。

安藤氏の研究は、ほんとうにすごいですね。プロの淡々とした迫力のようなものさえ感じます。
ぼくは根っからのインドア野郎で、どちらかといえば昆虫は苦手というような幼年期を過ごしました。ですから、予知能力があるにしろないにしろ、そのこと自体には「へええ」という感慨をもつだけです(^^)

今回ふしぎな縁を感じたのは、ぼく、16歳の春(30年あまり前)まで青森県弘前市に住んでいたのです。そして、父の勤務先は弘前大学人文学部でした。
ですから、安藤氏のことを知ったときは、カマキリの能力についての話を知ったときよりも、もっと強い「へえ!」なのです。ひょっとすると、父と安藤氏が知り合いだったりして、なーんて、30年前ではさすがにそれはないでしょうけれども。

長々と失礼致しました。

投稿: 亀@渋研X | 2008年6月 1日 (日) 06時45分

こんばんわ。

私は物理出身なので、カマキリの生活圏というきわめて狭い、限られた情報から、長期的かつマクロな現象である天気の予想などできるはずがない、ということで、最初からおかしいと思っていました。

投稿: 混沌 | 2008年6月 3日 (火) 02時22分

混沌さん、コメントありがとうございます。長期の天気予報などできるはずがないことも確かですね。カマキリが積雪など予測しているはずがない、ということは直感的にはわかることですが、それをきっちりデータをもって示した安藤先生には頭が下がります。

投稿: Ohrwurm | 2008年6月 3日 (火) 22時11分

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先日、カアチャンがこんな話を教えてくれた。 「カマキリは、雪に埋もれない高さに卵を産みつける」という俗説の真偽を検証した人がいる。無数のカマキリの卵の、産みつけられた場所を調べる膨大な研究。 さらに理由として言われる「雪に埋もれると卵が死ぬから」ということ..... [続きを読む]

受信: 2008年5月29日 (木) 13時59分

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