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2008年5月

2008年5月30日 (金)

マスダクロホシタマムシ

 職場の博士研究員のIさんが「このタマムシ何かわかりますか?」と言って、携帯電話の写真機能で撮った写真を見せてくれた。「わかりません」。正直に白状すれば、甲虫は種類が多すぎて、名前など憶えきれないのだ。
 早速現場に急行し、写真を撮り、採集した。あとでゆっくり調べようと思っていたら、Iさんがネットを検索して「わかりました。マスダクロホシタマムシみたいです。」と言った。確かにそのようだ。
 現物はクズの葉に止まっていたが、どうやら幼虫はスギなどの針葉樹の枯れ木を食べるらしい。すぐ近くにスギの木があるので、そこで発生したのかも知れない。
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2008年5月28日 (水)

ヒメジュウジナガカメムシ続報5

 明日は雨になるかも知れないと思ったので、昼前にヒメジュウジナガカメムシの様子を見に行った。もう全くいなくなってしまったのではないかと思っていたのだが、地面の上に思いがけずヒメジュウジナガカメムシの集団を発見した。何で集まっているんだろうと思ってよく見てみると、何かの植物の芽が地面から顔を出しており、どうやらそれに集まってきたようだ。その植物は何かわからないが、おそらくガガイモだろう。よく探してみると、集団はもう一つあった。両方の集団を合計すると、見られたヒメジュウジナガカメムシの個体数はおよそ20。最初に見たときに比べれば、全く比較にならないぐらいの僅かな個体数だが、今後の展開が楽しみになってきた。
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今年もラミーカミキリの季節到来

 職場でいつものように調査をしていたが、かなり伸長してきたカラムシが気になり、傍に行ってみると、早速ラミーカミキリが出迎えてくれた。
 これまでの経験でだいたいわかったのだが、この界隈ではカラムシが群落をつくっていれば、必ずと言って良いほどラミーカミキリが見つかる。言わば普通種だ。普通種だからと言って、カラフルなラミーカミキリは、やはり無視できない虫だ。
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2008年5月26日 (月)

耐雪性のあるカマキリの卵

 今日の朝日新聞朝刊の科学欄に「耐雪性のあるカマキリの卵」と題して、弘前大学名誉教授の安藤喜一先生のオオカマキリの卵の耐雪性についての研究が、簡潔に解り易く紹介されていた。これまで、安藤先生の学会発表を何度も聴いていたので、何時こうやって普通の新聞に(要するに、研究者相手ではなく、一般の人に対して)紹介されるものかと心待ちにしていたところだった。
 カマキリが降雪量を予測して産卵する高さを決めるという話は「おはなし」としては面白いが、科学的には正しくないことは明らかだ。

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ヒメジュウジナガカメムシ続報4

 今日もヒメジュウジナガカメムシの様子を見に行った。ところが何か様子が変だ。あたりの草が変なふうに枯れかけている。どうやら除草剤を撒かれたらしい。
 気を取り直してヒメジュウジナガカメムシを探すと、ガガイモの根元に雄が1頭、付近の地面に雌が1頭見つかった。
 よく考えてみると、ヒメジュウジナガカメムシの仲間、すなわちマダラナガカメムシ亜科のカメムシの卵は、これまでに見たことがないような気がする。ひょっとしたら、卵は地面の中に産み込まれるのかも知れない。この雌もこれから卵を産みそうな雰囲気だ。
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10,000km

 今朝職場に着いたらバイクの走行距離が10,000kmを超えた。およそ2年9か月で地球を4分の1周したことになる。排気量はたかだか50ccだが、大したものだ。
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2008年5月25日 (日)

庭のホタルブクロが咲き始める

 昨日は仕事が溜まっていたので職場に出かけたが、今日は職場に出かける用事はなかった。とは言え、天気があまりよくないので、外に出ようという気もあまり起こらなかった。
 ということで、今日は午前中から夕方までずっと、昆虫同好会誌の編集の仕事をしていた。ちょっと前に別の編集幹事から原稿を受け取っていたのだが、時間がなくて、これまで全く仕事が進んでいなかった。読みやすい原稿を書いてくれる人もいるのだが、読みにくい原稿を書いてくる人の方がずっと多い。そういうのを手直ししなければいけないのだが、けっこう大変な仕事だ。電子メールで連絡をとれる人はまだ楽なのだが、そうではない人には手紙を書かねばならず、これも大変面倒だ。というわけで、かなり疲れた。
 ちょっと気分転換ということで、庭に出てみると、知らないうちにホタルブクロの花が咲いていた。ホタルブクロは繁殖力が旺盛らしく、雑草のごとくどんどん殖えてくる。とにかくいっぱい生えているので、これからたくさん花を見ることができるはずだ。
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2008年5月23日 (金)

山梨県の有機栽培農家を訪ねる

 昨日から山梨県北部の有機栽培農家を訪ねてきた。KさんやAさんなど、山梨県職員の皆さんには大変お世話になった。
 去年の秋、ある研究会でKさんとAさんにお会いしたとき、山梨県では有機栽培でしっかり経営が成り立っている農家がありますから是非見にきてください、というお誘いがあり、それに応える形でそれが実現した。
 あまり詳しいことは書けないが、これまでぼくが持っていた有機栽培のイメージが完全に破壊されるような衝撃を受けた。もっとも、三重県という温暖地と山梨県というやや高冷な地域とでは事情が異なるのかも知れないが、それにしても大きな規模で有機栽培を実現している現場を目にして驚かないわけにはいかなかった。
 これから数年の間、環境保全型農業と関連した研究プロジェクトに関わることになっているが、今回の見聞は大きな意味のあるものになるに違いない。
 山梨県を訪れたのは、学生時代以来かも知れない。そのときはオオムラサキで有名な日野春に行った。今回はオオムラサキの季節にはまだ早すぎるので思いを馳せたに留まったが、あちこちに雑木林や松林がある環境は、ぼくにとって心安らぐ所にように思えた。昨日も今日も天気がよく、松林に行けばハルゼミが元気に鳴いていた。本当に久しぶりにハルゼミの合唱を聞くことができた。山もまだ残雪を抱いており、南アルプスの雄大さは圧倒的だった。八ヶ岳の雪はほんの僅かしか残っていないように思われたが、山を南から眺めていたから残雪が少なく見えたのだろう。
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 昨日の夜は山梨県の皆さんと情報交換を兼ね懇親を深めた。一次会の席はとりたてて甲斐の国らしい場所とも言えなかったが、二次会に連れて行ってただいた店は、「おざる」と言って甲斐の国の名物の「ほうとう」をざる饂飩のようにして食べさせる店に連れていっていただいた。本当はこの店を一次会の場所にしたかったとのことだったが、他のグループに先に押さえられて予約できなかったとのことだ。ざるに盛られた茹でて水切りした「ほうとう」を具の入った暖かい汁をつけて食べる。麺食いのぼくとしては、大変満足できるものだった。この日ばかりは減量作戦も休戦だ。
 今回は行きも帰りも中央本線の塩尻を経由した。中央本線の名古屋方と甲府方の乗り継ぎはあまり良くない。行きは塩尻から先は普通列車の乗り継ぎしかなく、帰りは特急列車を乗り継いだが30分近くも待たなければいけなかった。甲府は東京方面に出るのは便利なようだが、それ以外の方向に出るのは極めて不便な場所と言わざるをえない。リニア新幹線ができれば大変近くなるだろうが、リニア新幹線そのものは無くても良いようなものに思える。

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2008年5月20日 (火)

ヒメジュウジナガカメムシ続報3

 少々時間の間が空いてしまったが、またヒメジュウジナガカメムシの観察に行ってきた。驚いたことに、ガガイモはほとんど枯れてしまって、もう1頭のヒメジュウジナガカメムシもガガイモの蔓にはついていなかった。
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 ヒメジュウジナガカメムシは何処へ行ってしまったのだろうかと探すと、わずかばかりだったが地面を歩いている個体が見つかった。雌はすべて交尾していたが、雄は1頭だけで歩き回っており、交尾しているペアに出会うと交尾しようと試みている様子だったが、雌を横取りできた雄は見つからなかった。
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 今日見つかったヒメジュウジナガカメムシは全部合わせても10頭ほど。いったい何処へ行ってしまったのだろうか?

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2008年5月18日 (日)

アケビコノハの幼虫など

 昨日までの疲れが残っており、とても遠出は無理だったが、気持ちの良い天気になったので、いつものフィールドに出かけた。
 緑はますます濃くなっていたが、端境期にあたるのか、思ったほど虫が多かったわけではなかった。しかし、もう気温が低い時期ではないので、たくさんの虫が見られた。
 今日のヒットはアケビコノハの幼虫だろうか。成虫で越冬したアケビコノハが産んだはずの卵から生まれた幼虫は、もうかなり大きくなっていた。目玉模様が印象的だ。白い花に来ていたコガネムシ。調べれば名前はわかるだろうが、さぼっているので名前を知らない。ヤマトシリアゲもたくさん目についたが、ほとんどが雌で、雄は写真に撮った1頭しか見つからなかった。クロヒカゲは猛烈な速さで飛び、地面などによく止まるのだが、人の気配に敏感でなかなか近寄らせてくれない。
 あと1週間か半月もすれば、アカシジミやウラゴマダラシジミなどの、いわゆるゼフィルスも姿を見せてくれるのではないかと思う。
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2008年5月17日 (土)

第90回記念関西病虫害研究会大会2日目

 昨日に引き続き第90回関西病虫害研究会に行った。今日は朝9時から始まるので、ちょっと朝が早い。名古屋大学は街の中心からはかなり離れているので、名古屋駅からだと最低でも30分はみておかないと間に合わない。今日は土曜日なので混雑はひどくなかったが、それでもやはり名古屋駅で地下鉄東山線に乗ったときには座れなかった。今日は土曜日なので600円で地下鉄と市バスが乗り放題の「ドニチエコきっぷ」が使えるので、それを使った。普通に往復するだけなら普通運賃を払った方が安いのだが、帰りに寄り道を考えているのだ。東山公園駅で降りて、会場まで歩く。電車を降りてから12〜13分で到着。本山で名城線に乗り換えて名古屋大学駅まで乗ると、乗り換えに時間がかかり、へたをすると10分も待たされるので、明らかに東山公園駅からの方が時間が節約できる。
 今日は一般講演のみ。今日受付をする人は少なく、受付業務ははっきり言ってヒマだった。一般講演が終わるちょっと前、受付を撤収し、帰ることにした。
 2人のKさんと一緒に東山線の東山公園駅に向かう。一緒の電車に乗ったが、2人のKさんは名古屋駅まで乗ったもようだが、ぼくは途中の栄駅で降りた。目的地は「わしたショップ」と三越名古屋栄店で開催されている沖縄物産展だ。息子から頼まれていたミキを探したのだが、どういうわけか、どちらにも見つからなかった。物産展の会場で「ナーベラー定食」を食べる。840円。どういうわけか知らないが、えらく待たされた。30分近く待たされたような気分だったが、実際には20分ぐらいだったかも知れない。味は悪くなかったが、ちょっと量が少なかった。まあ、体重制限中の身としては悪いことではない。でも、もう少し安くても良いのではないかと思った。
 最近は寝酒を飲むことが多くなり、一昨日それが切れてしまったので、泡盛を買うことにした。結局、物産展の方ではなく「わしたショップ」で買った。八重山の銘柄ばかり3合瓶を3本買った。「於茂登」と「白百合」は石垣島、「舞富名」は与那国島の泡盛だ。それぞれ1本892円。石垣島で買えば600円ぐらいのものだが、輸送費がかかっているだろうから、この値段は仕方がない。
 ついでに、沖縄そばの乾麺と「ちょっちゅね」も買う。
 泡盛を3本も買ったので、けっこうな重さになり、歩くのがちょっとつらくなってきた。しかし、もう一度物産展を物色してから名古屋駅に戻った。
 快速みえに乗ったが、列車が入ってくるまでには随分長い列ができた。中程に並んでいたので、何とか座席を確保できた。座ってから持参していた文庫本を取り出したのだが、眠気が襲ってきてなかなか頭に入らない仕方が無いので、文庫本を片付け、居眠りすることにした。途中ところどころで意識が戻るのだが、降りる一つ手前の鈴鹿駅の停車の時にも意識が戻った。もうすぐだから起きていよう、と思ったのだが、まだ居眠りをしてしまった。次に意識が戻った時には津の駅に着いており、列車の扉は既に開いていた。慌てて飛び降りて、なんとか松阪まで連れていかれずに済んだ。大していたことはしていないとは言え、やはりこの2日間で疲れたのだろう。
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2008年5月16日 (金)

第90回記念関西病虫害研究会大会1日目

 第90回記念関西病虫害研究会大会に参加した。と言っても、この研究会の庶務会計幹事をしている関係上、研究発表はほとんど聴くことができず、評議員会と総会で会場の中に入った以外は、受付に座っていた。
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 会場は、名古屋大学野依記念学術交流館。まだ新しい立派な建物だ、野依先生のノーベル賞の賞金が注ぎ込まれているのではないかと想像する。
 会場のすぐ前に生えているコナラの木の近くを通ると良い匂いがした。いかにもクワガタが来そうな匂いだ。見てみると、ゴマダラチョウが来ていた。写真を撮っていると、会長のT先生から「何してるの?」と声をかけられた。T先生も昆虫少年の前科があるので、ぼくの行動をよく理解していただけたのではないかと思う。ゴマダラチョウは年に2〜3回発生するが、幼虫で越冬して最初に羽化してくる世代の個体の翅は白っぽい。このコナラの樹液に来ていた個体もかなり白っぽい個体だった。
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 樹液に来ているのはチョウばかりではない。スズメバチも来ていた。オオスズメバチは大きいので迫力がある。その他にもやや小型の個体も来ていたが、コガタスズメバチかモンスズメバチか何かだろうと思った。
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 夜は大学内の食堂「花の木」で懇親会があった。普段はあまり飲まないのだが、名古屋大学ブランドのビールがあったのでコップに1杯だけ飲んだ。エールだったが、ラガーとは違ってコクがあり、味を楽しむビールとしてはラガーよりも上等だと思った。料理はやや少なかったが、味はまあまあ。体重制限中の身としては量が少なかったことは幸いと言えるかも知れなかった。
 会場に来る時は、JR大曽根駅から地下鉄名城線に乗って名古屋大学駅で降りた。ここに辿り着くまで、ずっと座ってくることができる程度に空いていた。地下鉄東山線に乗ってきた同僚の話では、名古屋駅から栄駅までの間は、とんでもない混雑だったそうだ。時刻は10時を過ぎていたから、ラッシュ時はとうに過ぎていると思うのだが。名古屋大学駅は地下のけっこう深いところにあり、地上に出るまでにけっこう時間がかかった。帰りは農学部の近くの門を出て地下鉄東山線の東山公園駅に出た。ちょっと道を間違えてしまい、やや遠回りになったが、名城線に乗るよりは早く帰り着くことができたのではないかと思う。

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2008年5月14日 (水)

ヒメジュウジナガカメムシ続報2

 職場のツゲに絡まっているガガイモについていたヒメジュウジナガカメムシの個体数は目に見えるほど減った。ガガイモの蔓も、その先端は萎れてしまい、餌としても健全な状態だとは思えないものがほとんどだ。しかし、中には全くヒメジュウジナガカメムシがついておらず、健全な蔓もある。ヒメジュウジナガガカメムシが何を基準に株と選んでいるのかわからないが、不思議だ。
 それにしても、あれだけたくさん見られたヒメジュウジナガカメムシは何処へ行ってしまったのだろうか?今残っているヒメジュウジナガカメムシも、ガガイモの蔓にはほとんど残っておらず、ガガイモが絡まっていたツゲの葉についているものの方が多い。
 いずれにせよ、この場所からヒメジュウジナガカメムシがいなくなるのは時間の問題のように思える。
 それにしても、不思議な生態の虫だ。
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2008年5月11日 (日)

ヒメジュウジナガカメムシ続報1

 職場のガガイモに集まっていたヒメジュウジナガカメムシが気になったので、仕事を片付けるために職場に行ったついでに観察してきた。
 一昨日観察したときより、明らかに個体数が少なくなっているのがわかった。ヒメジュウジナガカメムシが寄生しているガガイモの蔓は、明らかに萎れてしまって、このままここで繁殖できるようには思えない。少なくなってしまったということは、かなりの個体が何処かへ行ってしまったということなのだろうが、この先どうなるのか、やはり気になる。
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渓流魚を食べる

 実家の母が出てきて、家族揃って渓流魚を食べに行った。行く先は、雲出川の源流の津市美杉町川上地区。市町村合併するまでは、一志郡美杉村だったところだ。もうちょっとで奈良県の御杖村。
 距離感がない場所だったのでどれぐらい時間がかかるかわからなかったが、車で津駅西口を出発してゆっくり走って1時間20分ほどで目的地に着いた。市内(と言っても旧津市内)は雨は上がっていたが、美杉町の中心部を過ぎたあたりから小雨になった。やはり山の中は雨が降りやすいようだ。
 着いた場所は「大吉」という店。一応予約してあったので、席が準備されていた。まずは、生け簀でマス釣り。ここで釣ったものを料理してくれる。はじめは魚肉ソーセージを餌にしていたが、魚はあまり興味を示してくれない。餌を練り餌に変えてもらったら、ほとんど入れ食い状態。ほどほどに楽しんだあとは、釣った魚を調理場に持って行く。
 昨日から気温が下がって肌寒い。部屋の中ではストーブが焚かれていた。ここは夏でも涼しいそうだ。釣りではなく、魚のつかみ採りもできるそうだが、この寒さでは川の中に入ろうという気は起こらない。もし夏に来たら、つかみ採りが楽しめるだろう。
 料理はマスの塩焼き、唐揚げ、アマゴご飯、オプションのアマゴの塩焼き、味噌汁に漬け物。つり上げたばかりのマスの塩焼きはうまい。アマゴはマスに比べて身が締まっていて、どちらかと言えばこちらが好みだ。6人で食べて10,500円だった。思ったより安くて十分に楽しめた。
 帰りは「道の駅美杉」に立ち寄って土産を買った。
 美杉村(現津市美杉町)には初めて足を踏み入れたが、それほど遠くないことがわかったので、また機会があれば行ってみたい。
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大吉の入り口

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生け簀での釣り

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「大吉」の店の中、ストーブが焚かれている

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マスの塩焼き

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アマゴの塩焼き

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アマゴご飯

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道の駅美杉

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2008年5月 9日 (金)

多量のヒメジュウジナガカメムシ出現

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 職場の同僚から、職場の中のとある場所で赤と黒のカメムシが集団を作っているとの情報を得た。その場所から判断すると、そのカメムシがヒメジュウジナガカメムシではないかと想像した。現場に急ぐと、予想通りヒメジュウジナガカメムシだった。それにしてもすごい数。集団がいくつもあり、総個体数は軽く100を超え、200か300ぐらいいるのではないかと思われた。ちょっと前までは見つからなかったということなので、おそらくこの連休あたりに何処からか集団で移動してきたらしい。伸び始めたばかりのガガイモの蔓から吸汁していたが、蔓の先は萎れて枯れかけている。おそらく、集団でこのカメムシによって吸汁されたのが原因ではないかと思われる。多くの個体が交尾していたので、ここで繁殖が始まるのではないかと一応期待されるのだが、蔓を枯れさせてしまって、また何処かに移動してしまう可能性も高いように思われる。今後の動向に注目したい。
 このカメムシ、三重県では非常に記録が少ないので、一応証拠のために10数個体だけ採集した。

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虫屋のサロン復活!

 会場に使っていたホテルの喫茶室と言うか、ホテルそのものの改装のため、去年の10月を最後に三重昆虫談話会のサロンが中断されていたが、今日、7か月ぶりに再開された。
 月に1回の息抜きになっていたので、復活して大変嬉しい。連休が明けたと思ったら、何かと気ぜわしくなり、精神状態があまり良くなくなっていたが、気楽に虫の話をして少し気分が晴れた。お世話をしていただいているNさん、Oさんに感謝!

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2008年5月 6日 (火)

自宅でハルゼミの鳴き声を聞く

 堀坂山から帰って風呂場でシャワーを浴びていたら、家の裏でハルゼミの鳴き声が聞こえた。15時20分ごろのことだ。すぐ裏には申し訳程度であるがアカマツが生えており、昔の記録を見ればこのあたりにもハルゼミの記録があるので、ここで鳴き声が聞こえても不思議な訳ではないのだが、こちらに来てからの4年間には一度も鳴き声を聞いたことが無かった。5年目にしてやっと鳴き声を聞くことができて、このあたりからハルゼミが完全に姿を消してしまったわけではないことがわかった。その後この時刻まで、2度目の鳴き声は聞こえてきていない。個体数が少ないことだけは確かだ。
 これまでに自宅では、ニイニイゼミ、アブラゼミ、クマゼミ、ヒグラシ、ツクツクボウシ、ミンミンゼミの鳴き声を聞いていたので、ハルゼミは7種目のセミということになる。

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堀坂山へ

 今日は特に予定していたわけではなかったが、朝から良い天気になったので何処かへ行こうという話になった。山のガイドブックを頼りに決めた目的地は松阪市の堀坂山(ほっさかさん)。同行は妻と三男。家を出発したのは10時半だった。
 距離感がよくわからなかったが、登山口の堀坂峠にはほぼ1時間で到着した。ガイドブックには数台の車が置けるというようなことが書かれていたが、10数台の車が置けるスペースがあった。
 登り始めてしばらくは植林の中だったが、まもなく西側は二次林となり、30分も行かないうちに、ほとんど二次林の中の道になった。津市近郊の山は、経が峰にしても錫杖岳にしても、山頂近くまでスギやヒノキの植林ばかりの山が多く、歩いていてもつまらないのだが、この山はまあまあだと思った。
 堀坂山の山頂の標高は757mで経が峰よりも低く、登山口の堀坂峠の標高もかなりあるので、40分ほどで山頂に着いてしまった。ちょっと物足りないぐらいだ。山頂は見晴らしが良く、爽やかで気持ちが良かった。
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 山頂で弁当を食べていると、地表近くを様々な虫が飛んでいた。ハエのように飛び回るウスチャコガネはたくさんいた。職場の畑の回りにもいる種で珍しいというわけではない。三男も一緒に虫を追いかけていると、三男がウスチャコガネの雌を見つけた。職場にもたくさんいるコガネムシなのだが、まだ雌を見たことはなく、ここで初めて見ることができた。山頂にはチョウもたくさん飛び回っていて、アゲハ、キアゲハ、ミヤマカラスアゲハなどのアゲハチョウや、ミヤマセセリやルリシジミやヒオドシチョウがいた。ヒオドシチョウは子供の頃、一宮市の市街地でも見ることができるほど普通の種だったが、近頃ではずんぶん数が減ってしまったらしく、なかなか見る機会がない。こちら三重県に来てからも、はっきりと見た記憶がないので、今回が本当に久しぶりの対面のような気がする。
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 山頂の開けたところでは見られなかったが、登山道ではシリアゲムシの一種がよく目についた。平地に見られるヤマトシリアゲとは別の種であることはわかったが、名前はわからない。家に帰ってから調べようと思ったのだが、資料がなくてわからない。とにかく、歩いている間に相当な数を見たので、普通種には違いないだろうと思う。何故だかわからないが、見つかるものはほとんどが雌だった。
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 ゆっくり歩いて山を下りて、ゆっくり車を走らせて帰ってきたが、午後3時前に家に着いてしまった。ちょっとお手軽すぎる感じだった。しかし、すぐ近所の山に比べれば気持ちが良い山なので、またいつか登ることになるような気がする。

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2008年5月 5日 (月)

今年も電波で狐狩り 中電津ハムクラブ主催 第25回FOXハンティング

 今年の子供の日も、去年と同様、中電津ハムクラブのお世話で開催されているFOXハンティングに出かけた。朝から時折雨が降り、開催が心配されたが、何とか天気は持ってくれた。
 今年は3人の息子たちが全員参加する、と昨日までは言っていたのだが、結局次男は参加しないと言うことになったので、去年と同様に、長男と三男とぼくの3人で参加することになった。
 この催しに参加するのは3回目になるので、何人か顔なじみもでき、挨拶を交わした。
 電波の発信源を探り当てるだけのかなり単純な遊びだが、無線に関する知識も必要とするし、歩き回る体力も必要なので、それなりに面白い。だから毎年参加するわけだ。もっとも、開催場所が我が家から歩いて10分ほどの近所であることも大きい。遠くで開催されるなら、参加しない可能性が高い。
 去年は長男が優勝したので、連覇を狙っていたにちがいない。ぼくは去年よりも良い成績をとることが目標だ。
 電波の発信源を2つ見つけるのだが、1つ目は比較的簡単に見つかった。ところが、2つ目は電波が強すぎて、発信源の近くに行かなくても近くに行ったかのような錯覚に陥り、なかなか辿り着けない。最後は、無線機のアンテナをはずすことで、やっとのこと発信源に辿り着いた。ゴールに戻るまでに32分もかかってしまった。しかしそれまでに、長男も三男も戻ってきておらず、一応去年の雪辱は果たせた。
 今年の優勝者は中学生だった。17分ほどでゴールした。ぼくは5位だった。順位は去年と同じ。参加者が去年より若干少なかったので、ちょっと後退した感じだ。長男はかなり遅れた。去年の優勝はビギナーズラックだったのかも知れない。それとも、まだ免許をとっていないバチが当たったのかも知れない。
 それはともかく、今年も十分に楽しませていただくことができたので、中電津ハムクラブの皆さんには感謝したい。
 今年もさいごに、今日参加した少年少女たちの写真を貼っておく。
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2008年5月 4日 (日)

手作り餃子

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 手作り餃子、と言っても、市販の餃子の皮を買ってきて、具を包むだけだ。我が家ではときどき作る。この具を包む作業は、最初は難しいと思ったが、慣れてくると上達してきて、作業そのものを楽しめるようになる。
 写真は今日の作品。いつもぼくのやることにケチをつけることが多い息子も、「きれい」と言ってくれた。
 これだけの餃子は、我が家5人だと、普段なら全部消費されてしまうぐらいの量なのだが、今日は長男が調子が悪いと言い、ぼくは減量に取り組んでいるので、2割ほど残ってしまった。

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2008年5月 3日 (土)

温めてもおいしかった

 「温めてもおいしい」というドクターペッパーが本当に美味しいかどうかを確かめてみた。常温に保存しておいたペットボトル入りのドクターペッパーから小さなグラスに注いで、700Wの電子レンジで温めること15秒。グラスの縁に小さな泡がフツグツと出てくる。
 電子レンジからグラスを取り出して飲んでみると・・・・・・意外に美味しい!というのが実感だった。比較するために、常温のドクターペッパーを飲んでみたところ、明らかにこちらの方が味が落ちるているのだ。
 結論として、ドクターペッパーは常温で飲むべきではなく、冷やすか温めるかして飲むべきである、ということがわかった。

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ファーブルにまなぶ

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 去年の7月から北海道大学、国立科学博物館、北九州市立いのちのたび博物館と場所を移して開催されていた『昆虫記』刊行100年記念日仏共同企画「ファーブルにまなぶ」展が、4月29日から滋賀県の琵琶湖博物館に場所を移して始まったので見にいった。県道津関線、国道1号線、浜街道をとおって2時間弱で到着した。距離は80km弱。思ったより琵琶湖は近かった。
 ファーブルは、日本人なら多くの人が名前を知っており、『昆虫記』と言えばファーブルの名前がすぐにでてくる。しかしながら、ファーブルが暮らしたフランスでは、一般の人にはそれほど名前がとおっていないようだ。
 日本には「日本のファーブル」と呼ばれる人が何人もおり、この企画展でも、岩田久二雄、常木勝次、坂上昭一の3人のハチ研究者が紹介されていた。このブログの「自然観察者」という表題も、岩田久二雄博士の著書「自然観察者の手記」から拝借している。
 企画展では、ファーブルの昆虫記にちなんだ昆虫やファーブルの生涯について解説されているだけでなく、自然を見る、という視点から、さまざまな展示がされていた。昆虫に関する様々な物、日本の昆虫同好会の活動の紹介などもあったし、見せる、という点でもなかなか充実しており、満足できるものだった。特別展の展示場所から出てきたら、ちょうど琵琶湖博物館の学芸員のYさんが声をかけてきてくれた。これだけの展示を作り上げるのには大変な努力と苦労があったに違いない。拍手を送りたいと思う。
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 博物館は琵琶湖に突き出した烏丸半島にあり、今日は天気がよかったこともあり、対岸の比良山系から比叡山までよく見えた。
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 昼食は博物館の中のレストラン「にほのうみ」で「湖の幸丼」を食べた。ビワマスとブラックバスの天丼だ。ブラックバスを食べたのは初めてだが、淡白でなかなか美味しかった。外来種を駆除しようと活動されている人がいるのは承知しており、その努力は認めたいと思うが、冷静に考えてみても、これだけ増えてしまったものを根絶しようというのは所詮無理な話なので、資源として有効に利用することを考えた方が将来が明るいのではないかと思う。ブラックバスは不味い魚ではない。たくさん食べたら良いと思う。
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 午後からは常設展を見た。昔の琵琶湖周辺の人のくらしや、琵琶湖の生物の展示などがあり、特に淡水魚の展示は充実しており、中途半端な水族館よりも満足できるものだった。ゆっくり見ていると、1日では足りないぐらいかも知れないと思った。

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2008年5月 2日 (金)

ヒバリの配偶行動の観察

 今日は朝からどんよりと曇っていたが、風もなく穏やかだった。こんな曇天の中でも、ヒバリが空高く囀っていた。ヒバリの囀りを聞くと、いかにも春だという感じがするので、気分が良い。
 今日も畑に出ると、ヒバリが空高く囀っていた。するとあるとき、一羽のヒバリが地面から囀りながら舞い上がり始めたかと思うと、それを追うようにもう一羽のヒバリが舞い上がりはじめ、最初に舞い上がったヒバリを追いかけていった。追い付いたかと思うと間もなく、最初のヒバリが囀るのを止めて地面に降りると、後のヒバリもそれを追うように地面に降りた。地面に降りたあとは、二羽でじゃれついているような感じになり、もうとっちがどっちだかわからなくなった。
 おそらくこれがヒバリの配偶行動の典型なのだろうと思った。しかし、空高く囀っているヒバリはたくさん見られる。これはおそらく、追いかけてくるメスがいないから下に降りられないのだと思うが、あまり高く舞い上がっても、それを追いかけるメスも大変だから、あまり効率が良いことのように思われない。高く舞い上がるには、何か他の理由もあるかも知れないが、よくわからない。
 ネットを調べれば、その答が見つかるかも知れないが、もう少し自分の目で見て考えたいと思う。

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2008年5月 1日 (木)

温めてもおいしい

 「温めてもおいしい」という言葉の裏には、普通は常温あるいは冷やして食べたり飲んだりするものである、という意味が隠されている。
 今、googleで「温めてもおいしい」という言葉で検索をかけると、一番最初にヒットするページは思いがけないものだった。それは何と「ドクターペッパー」のことだったのだ。確かに、通常は冷えたものを飲んでいる。
 ドクターペッパーマニアとして、一度は試してみないといけないと思っている。

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中嶋正人著『蝶はしたたか はてさて人は』

中嶋正人著『蝶はしたたか はてさて人は−自然とつきあい、見えてきたこと』
2007年11月15日発行
文芸社
ISBN978-4-286-03662-5
1,900円+税

 津市津図書館で見つけて借りてきた。蝶の写真を撮ることを通して自然と接してきたアマチュアの蝶愛好家によるエッセイ集である。「はてさて人は」という表題がつけらえてるように、自然を見る事によって見えてきた自然の「しくみ」を人間にあてはめて考えた事が随所に書かれてる。現代では人間が家畜化されてしまって、種としての人間もあぶないのではないか、というようなことも書かれている。
 全体として共感できることが多く、自然の見方はぼくと共通することも多いように感じられた。しかしながら、著者自身の体験をもとに書かれてる部分は良かったと思うのだが、本などを通して著者が身につけた知識だと思われる部分には、用語の誤用などもあり、読んでいて気になった。具体的には、「夏に南西から吹く季節風」のことを「偏西風」と呼んだり、「冬に北から吹く季節風」のことを「貿易風」と呼んだり、「モンシロチョウに夏眠する性質がある」と書いてあったり(実はぼくが不勉強で知らないだけなのだろうか?)、ダーウィン流の進化理論のことをあまり理解していなかったり、というような部分だ。出版元が自然科学系の出版社ではないので、編集ではこのあたりのチェックはできなかったのだろう。
 著者は本書の中で自身が文系人間であり専門家ではないと書かれているが、自然の見方としては、それほど違和感を感じるものでもなかった。人間と自然が離れていってしまっている現状がまずいと指摘しているところは、理系人間であるぼくから見ても同じだ。細部にはやや引っかかりもあったが、全体的にみれば良書だと思った。

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