春本番・フジも花盛り
今日は昼前にいつものフィールドに出かけた。風もそれほど強くなく、気持ちが良い日になった。
目に映る緑も4月20日に来たときとは全く違って、鮮やかな緑色になってきた。たった9日の間に風景はずいぶん変わるものだと思った。この前に来たときには気が付かなかったが、フジの花も盛りになっていた。
雑木林の中を歩いていると、大きな黒っぽい蝶が飛び出した。すぐにクロコノマチョウだと直感したが、止まったのを確認すると、やはりそのとおりだった。成虫で冬を越したはずなので、翅はボロボロだった。そろそろ繁殖を始める頃ではないかと思う。
ふと林の日だまりの葉の上を見ると、比較的大きなコメツキムシが見つかった。コメツキムシのことはあまり詳しくないが、シモフリコメツキではないかと思う。確か、近縁なものが何種かいると記憶しているのだが、そのなかでもおそらく一番普通に見られる種だと思う。
他にも色々見たが、さすがに全部を書き連ねても意味が無いように思われる。これからますます見られる昆虫も増えてくるはずだ。コアオハナムグリやクロハナムグリなどもそろそろ見られる頃かと思ったのだが、今日は見られなかった。またの機会を楽しみにしようと思う。
Zikadeさんの住む広島ではハルゼミが羽化しはじめたとのことだが、こちらではハルゼミの鳴き声もまだ聞かれなかった。もっとも、この場所ではハルゼミの個体数が少ないので、最盛期でも運が良くないと鳴き声を聞けないのだが。
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