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2008年4月 5日 (土)

コブハサミムシの孵化はじまる

 飼育実験中の虫を見に職場にでかけたついでに、ちょっと足を伸ばしてコブハサミムシを見に行くことにした。そろそろ卵が孵化して、仔虫に食われた母親が見られるかも知れないと思ったからだ。
 職場からそれほど遠くないコブハサミムシの棲息地はスギの植林地の中にある。まだまだ花粉が飛んでいるはずなので、厳重にマスクをして現場に向かう。
 3月に観察に行ったときは、まだ寒かったが、今日はかなり暖かくなった。暖かくなると体調も良いので、観察に集中できる。
 河原に降り、これぞと思う石を持ち上げると、すぐにコブハサミムシが見つかった。次々と見つかるのだが、まだ孵化していなかった。今年は冬が寒かったので、孵化が遅れているのかも知れない。それでも、気を取り直してさらに探すと、何とか孵化がはじまっている卵塊を見つけることができた。まだ色が白く、今日孵化したばかりという雰囲気だった。孵化したばかりの幼虫は、まだ動きもぎこちないが、あと1週間もすれば、母親を食べてしまうほど頑丈になっているはずだ。
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 3月に来たときにはまだ雄も生きていたが、今日は既に死んでしまっていたのを2頭見つけることができただけだった。やはり、雄は卵が孵化するまでに「野垂れ死に」してしまうようだ。
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 これまでに書いていなかったが、コブハサミムシが見つかる場所はこんなところだ。谷川が少し幅広くなっていて陽当たりが良く、礫がゴロゴロとした砂地の河原や中州ができているような場所だ。慣れれば、国土地理院の1:25,000の地形図を見れば、コブハサミムシがいるかどうか、だいたい見当をつけることができる。
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 スーパーマーケットで買ってきた調理パンを食べながら辺りをながめていると、テングチョウが飛んできたり、キブシの花にはルリシジミが飛んできたりしていた。食事も済ませ、そろそろ帰ろうかと思ったとき、イトトンボの仲間が目についた。この時期に見られるイトトンボの仲間はオツネントンボの仲間に違いない。子供の頃から今に至るまで、トンボの仲間はどうも苦手で、なかなか名前が憶えられない。でも、このトンボは青色っぽいので、おそらくホソミオツネントンボだろう。
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 この場所にはそれほど長い時間いたわけではないが、色々な虫や花を見て、満足する事ができた。良い季節になってきたものだ。

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