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2008年4月

2008年4月29日 (火)

減量に取り組む

 今月の始めぐらいから減量に取り組んでいる。ぼくを知っている人なら「何故?」と思うに違いない。なぜなら、ぼくは痩せているからだ。
 ぼくは2年ぐらい前まで、公称172cm、58kgだった。これだと、BMIは19.6 kg/m^2、肥満度は-10.9%になる。食べても体重が増えなかったのだ。ところが、徐々に体重が増え、今年の始めごろには60kgぐらいになった。これでもBMIは20.3 kg/m^2で肥満度は-7.7%だ。でもお腹がちょっと気になってきていた。
 ところが、先月の学会では懇親会などで食べる量が増え、さらにそのあとの家族が帰省している間、しばらく単身生活となり、ついつい食べ過ぎてしまった。ズボンがちょっときつくなり、完全にお腹が出っ張っている状態になった。体重計に乗ってみると、62.7kg。自分史上最高の体重だ。さすがにこれではまずいと思った。これでも、BMIは21.2 kg/m^2、肥満度は-3.6%なのだが。
 そこで減量することを決意し、実行することにした。何を実行したかと言えば、毎食食べる量を減らした事が一つ。食事を抜いたりはしていないが、もう少し食べたいと思っても我慢することにした。もう一つは、職場の昼休みにやっている卓球をサボらないようにするとか、なるべく歩くようにするとか、運動するように気をつけている。
 食事の量を減らすことは、特に苦痛はなく、少ない食事を時間をかけてよく噛んで食べることで、食事の満足感は充分にある。さすがに食事時前になると空腹感を感じるが、何とか我慢できる程度になってきた。
 その甲斐あってか、さきほど体重計に乗ったところ、58.5kgになっていた。順調に減っていると言って良いと思われる。体も軽くなった感じがする。
 さらに昔は、公称57kg±1kgだったので、とりあえずそれを目標にしたいと思う。

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春本番・フジも花盛り

 今日は昼前にいつものフィールドに出かけた。風もそれほど強くなく、気持ちが良い日になった。
 目に映る緑も4月20日に来たときとは全く違って、鮮やかな緑色になってきた。たった9日の間に風景はずいぶん変わるものだと思った。この前に来たときには気が付かなかったが、フジの花も盛りになっていた。
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 雑木林の中を歩いていると、大きな黒っぽい蝶が飛び出した。すぐにクロコノマチョウだと直感したが、止まったのを確認すると、やはりそのとおりだった。成虫で冬を越したはずなので、翅はボロボロだった。そろそろ繁殖を始める頃ではないかと思う。
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 ふと林の日だまりの葉の上を見ると、比較的大きなコメツキムシが見つかった。コメツキムシのことはあまり詳しくないが、シモフリコメツキではないかと思う。確か、近縁なものが何種かいると記憶しているのだが、そのなかでもおそらく一番普通に見られる種だと思う。
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 他にも色々見たが、さすがに全部を書き連ねても意味が無いように思われる。これからますます見られる昆虫も増えてくるはずだ。コアオハナムグリやクロハナムグリなどもそろそろ見られる頃かと思ったのだが、今日は見られなかった。またの機会を楽しみにしようと思う。
 Zikadeさんの住む広島ではハルゼミが羽化しはじめたとのことだが、こちらではハルゼミの鳴き声もまだ聞かれなかった。もっとも、この場所ではハルゼミの個体数が少ないので、最盛期でも運が良くないと鳴き声を聞けないのだが。

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2008年4月25日 (金)

ウスチャコガネの乱舞

 調査のために畑に出た。すると畑の畦畔の草地の上を、まるでハエのように飛び回る小さなコガネムシに気が付いた。ウスチャコガネだ。この季節にしか見られない、春のコガネムシだ。
 今日は晴れていたが風が強く、ウスチャコガネはしばしば風にあおられ、草の上に降りた。
 飛んでいるのは、どうやら雄ばかりのようだ。立派な触角をもった個体しか目につかない。雌はそれほど活発に飛び回らないのかも知れない。
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2008年4月21日 (月)

月刊むし447号の表紙のオオヒゲブトハナムグリの写真

 仕事を終えて帰宅したら「月刊むし」が届いていた。2008年5月号。通巻447号になる。
 封筒を開いて中から取り出したところ、信じられない光景が目に飛び込んできて驚いた。オオヒゲブトハナムグリが目の前にあるのだ。
 オオヒゲブトハナムグリは八重山諸島だけに分布し、「樹冠の宝石」とも形容されるように、個体ごとに、金青色、金緑色、金赤色など多彩な金属光沢を持ったコガネムシの一種であるが、いつも樹冠を活動場所としているので、すぐ目の前で見る事は非常に困難なのだ。石垣島に住んでいた頃、長い竿の先につけた網を振り回して採集したことが懐かしく思い出される。
 とにかく、「月刊むし」の表紙の写真には、ヤンバルアワブキの花に集まった雌雄のそれぞれ異なった色のオオヒゲブトハナムグリが5頭も写っているので、このような光景が見られるとは信じられないのだ。この写真を撮ったのは西野嘉憲氏。このような場面に出会うためには、相当な苦労をされたのではないかと思う。努力もさることながら、このような光景に出会えるとは、実に羨ましい。

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2008年4月20日 (日)

シュンランが盗掘されたらしい

 午後からいつものフィールドに出かけた。特に目的は無かったが、天気が良くて気持ちが良さそうだったからだ。
 4月5日に来た時は、まだ木々の芽吹く前だったが、もう既にクヌギやコナラは新芽を出して、新緑の装いになっていた。気持ちが良い。
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 いつも歩くルートにはシュンランがあるので、花はどうなったかと確かめようと思ったのだが、目を凝らしてゆっくり歩いているにもかかわらず、シュンランがあるはずの場所を通り過ぎてしまった。おかしいな、と思ってあたりを探すと、花茎のついていない株が1株見つかったのと同時に、根元から切られてしまった小さな株が一つ見つかった。どうやら盗掘されてしまったらしい。どういうつもりで掘り採ったのか知らないが、野にあってこその野草だ。残念でならない。
 この写真は4月5日に訪れたときに撮影したもの。今日は見つける事ができなかった。
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タニシの足跡

 ちょっと風が強かったが、天気が良かったので、午前中は近所の田圃の中を散歩した。想像したとおり、あちこちの田圃で田植えが行われていた。
 ふと田圃の中を見ると、タニシがたくさんいる場所があった。田圃にミミズが這いずるような字を書いている感じだ。よく見るとヒルもいた。ヤマビルには何度も血を吸われた経験があるが、田圃のヒルを見るのは初めてだ。
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2008年4月19日 (土)

あちこちで田植えが見られる

 数日前から田植えが始まっていたが、今日はあちこちで田植えが行われているのが見られた。おそらく第二種兼業農家が多いだろうから、この土曜、日曜のうちに田植えをしようということなのだろうと勝手に想像している。明日もまた、たくさん田植えが行われるのだろう。
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コブハサミムシの「母親殺し」のさらにその後

 昨日までの雨が上がって朝から晴れていたのだが、強い西風が吹きまくっている。それでもやはり、コブハサミムシが気になったので、職場の近くの谷に出かけた。そのついでに、職場で飼育している虫の様子も見てきた。
 昨日までの雨で川の水量が増えていることが予想されたので、職場でゴム長靴に履き替えて出かけたのは正解だった。流れの中に足を入れなければ、目的地に向かう事が不可能だったからだ。
 水が増えているせいか、これまで見てきた場所がどこだかわからなくなってしまい、コブハサミムシの「母親殺し」が行われている場所を見つけるのに苦労しなければいけなかったのは意外だった。今は「研究」をしているわけではないので、その必要は無いのだが、やはり学生時代にやっていたように、コブハサミムシがその下にいる石にはペイントでマークをつけておくべきだと思った。
 この前観察に来たときと比べると、幼虫が既にいなくなってしまった巣の数が増えた。それでも、仔虫はちょうど母親の腹部の外骨格の中に頭を突っ込んで中身を食べている現場も確認することができた。その一方、まだたくさんの仔虫に囲まれている母親も見つけることができた。この母親も、あと数日で仔虫の餌になってしまうのだろう。
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 そろそろ観察を終えようかと思った頃、目の前にカメムシがいるのに気が付いた。見慣れない色だが、形はチャバネアオカメムシだ。越冬するとき、生理状態がかわって色がわかるということを話には聞いていたが、実際に色が変わったチャバネアオカメムシを見たのは初めてで、珍しいものを見たという気持ちになれた。チャバネアオカメムシ自体はどこにてもいる普通種なのだが。
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2008年4月17日 (木)

ツクバへの交通機関を考える

 昨日から某プロジェクトの設計会議でツクバに出かけていた。ぼくの場合の「ツクバ」というのは、筑波研究学園都市の中の農林団地のことを言う。農林団地というのは、研究学園都市の中心から、南西の方向にかなりなずれた場所にあるので、公共交通機関が不便な場所だ。つくばエクスプレスが開通するまでは、東京駅八重洲口から筑波山行きの高速バスが出ていて、それが農林団地を経由していたので、それなりに使いでがあったのだが、それもなくなってしまった。現在のルートは、常磐線の牛久駅またはつくばエクスプレスの「みどりの」駅からバスに乗らなくてはならない。どちらもバスの本数が多いとは言えず、不便であることに違いない。
 今回は、行きも帰りも常磐線の牛久駅を使った。要するに、つくばエクスプレスがあまり好きではないのだ。
 何故かと言えば、あの秋葉原駅が気に入らないのだ。地上からホームに降りるには、確か6回もエスカレーターに乗らねばならず、さらにそのうちいくつかは、かなり長いエスカレーターだ。あのエスカレーターにうんざりしてしまうのだ。エスカレーターにうんざりさせられる秋葉原駅を使うのがいやならば、北千住駅を使う手がある。北千住駅なら、JRからの乗り換えは便利だ。しかし、よく考えてみれば、北千住駅を通るJRといえば常磐線なので、それならば乗り換えずにそのまま常磐線に乗ってしまった方が面倒くさくない。
 これに加え、もう一つ理由がある。牛久駅周辺は開けていて、食事をする場所が複数あるが、「みどりの」駅の周辺には、まだ何もないのだ。そういうことを考えると、牛久駅の方が安心なのだ。
 ということで、つくばエクスプレスができた当初は、つくばエクスプレスも使ったが、このところずっと常磐線ばかりを使っている。
 今日の設計会議が終わったあと、農林団地中央バス停に行くと、ちょうど良い拍子に牛久駅行きのバスが来た。みどりの駅行きはその10分後だ。ぼくは迷わず牛久駅行きに乗ったが、会議への参加者の9割はそれに乗らなかったので、おそらく10分後に来ると思われるみどりの駅行きに乗ったはずだ。
 どうやら、常磐線を避けてつくばエクスプレスを選ぶ人が多いということのようだ。まあ、人それぞれだからどうでも良い話なのだが、こういう点でも、ぼくは少数派に属してしまっているようだ。WindowsじゃなくてMacintoshを使っているし。
 まあ、それはともかく、今日はちゃんと時刻表を持参していたので、東京駅からはN700系のぞみを狙ってそれに乗った。これまで、名古屋から東京に向かう時に、1本待てばN700系に乗れるというチャンスがあったのだが、そのときは時刻表を持参していなかったので、名古屋駅を出発したときに隣のホームに入ってきたN700を見てちょっと悔しかったということもあった。
 乗れるのぞみを1本見送った時間に乗り込んだので、自由席もガラガラだった。結果論ではあるが、名古屋まで自由席には空席があったので、時間ギリギリでもちゃんと座れたことになる。
 車内は明るく、これまでの700系より気持ちが良い。発光ダイオードの案内板も大きくなり、白色発光ダイオードも使われており、見やすくなった。座席の横の下にはコンセントがあり、ノートパソコンの電源アダプターなども使えそそうだ。今回はノートパソコンを持参しなかったので関係なかったが。これからN700系の数は増えてくるということだから、また乗る機会もあるだろう。
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2008年4月15日 (火)

コブハサミムシの「母親殺し」のその後

 今日もコブハサミムシの観察に出かけた。昨日観察したばかりだが、幼虫に食われてしまった母親の数が着実に増えてきている。
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 だが、食われている最中かと思ったものの中には、まだ食われていないものもあった。
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 中には、食われた母親にコメツキムシの一種が来て、母親の残骸に頭を突っ込んで中身を食べていると思われるものもあった。
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 このコメツキムシは、昨日までは気が付かなかった。今日はずいぶんたくさん見たような気がする。コブハサミムシの仔虫が母親を食ったのを察して集まってきたのだろうか?ちょっと気になる。

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2008年4月14日 (月)

コブハサミムシの「母親殺し」はじまる

 そろそろコブハサミムシの幼虫による「母親殺し」が始まる頃かと思って観察に出かけた。いつもの場所に出かけたのだが、谷川がさらに増水していて、川の向こう側の河原に渡るときにズボンを濡らしてしまった。
 さて、どうなっているかな、と思って石を持ち上げると、まさに母親殺しが行われている最中の現場に出くわしたと思った。
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 ところがよく見てみると、仔虫が母親の体の上にたかっているものの、まだ母親は五体満足だった。
 さらに他を探すと、既に母親が食い尽くされ、仔虫がほとんど分散してしまったものが見つかった。
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 残念ながら、まさに母親殺しの最中と言えるような現場には出会うことはできなかったが、まあ満足できる結果だった。明日も時間がとれれば観察に行ってみようと思う。

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2008年4月13日 (日)

アゲハチョウが飛ぶのを見る

 「きんてつ鉄道まつり 2008 in 塩浜」の会場の中で弁当を食べていたら、三男坊が「アゲハが飛んでいる」と言うので、キョロキョロ見回すと、確かにアゲハチョウが1頭飛んでいるのが見えた。
 アゲハチョウを見るのは、これが今年は最初。春本番になってきた感じだ。

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きんてつ鉄道まつり 2008 in 塩浜

 三男坊につきあって「きんてつ鉄道まつり 2008 in 塩浜」に行ってきた。去年は同窓会で浜名湖方面に出かけていたので息子たちだけが行ったのだが、その日には大きな地震があり、浜松から急いで名古屋に戻って、動き始めた近鉄に乗って、電車2本を乗り継いで塩浜駅まで辿り着いて、塩浜駅から最初に動き始めた電車に乗ることがでできたと思ったら、その電車に息子たちが乗っていた。幸い、今年はそんなハプニングは無かった。
 それはともかく、とにかく人が多く、何を体験しようと思っても、行列に並ばなければいけないのには往生した。
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 結果的に唯一の楽しみは昼食。会場で店を出していた伊勢若松の穴子料理専門店「魚長」の弁当を食べた。840円也。味は値段なりの結構なものだった。
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 一応、記念撮影も。
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 とにかく行列に並ぶことに「疲れた!」の一言。昨日の藤原岳登山の方が疲れは少なかったと思う。

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2008年4月12日 (土)

藤原岳へ

 ぼくの職場をこの春定年退職されたNさんのお誘いで藤原岳に登った。同僚のOさんも一緒だ。前々から登りたいと思っていたのだが、なかなか実現できていなかったので、渡りに船であった。コースは聖宝寺から登り、藤原山荘を経て展望台に行き、帰りは藤原山荘から大貝戸に降りた。
 暑くもなく、寒くもなく、ちょうど良い気候だった、と言いたかったが、少々風があり、山頂付近ではちょっと寒かった。山頂付近は滋賀県側からガスがかかることが多かった。
 藤原岳はフクジュソウがたくさんあることで知られているが、8合目から9合目ぐらいにかけて、ちょうど花の盛りで、良い時期に出かけられたと思った。
 今日の文章はこれぐらいで、あとは写真でごまかすことにする。見ることができた花は、ミヤマカタバミ、フクジュソウ、キクザキイチゲ、アマナなど。
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2008年4月11日 (金)

田圃に水が入り始める

 昨日の雨で田圃に水がたまっているのかと思ったが、田圃のわきの水路に水が流れていた。田圃に水を入れ始めたようだ。来週ぐらいから田植えが始まるのだろうか?

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2008年4月 9日 (水)

コブハサミムシの孵化が本格的にはじまる

 今日は穏やかな日になったので、先週の土曜日に観察したときに孵化がはじまっていたコブハサミムシを見に行った。一昨日かなり雨が降ったせいで、川がやや増水しており、コブハサミムシがいる河原に渡るのに少し苦労しなければいけなかったが、何とか足を濡らすことなく目的地にたどり着くことがきた。
 早速石を起こすと、すぐに孵化しかばかりのたくさんのコブハサミムシの幼虫が見つかった。母親も一緒だ。まだ幼虫に食われている母親は見つからなかった。石を起こすと、コブハサミムシの母親は、あわてて幼虫をくわえて巣穴の奥に潜り込もうとする。あまり邪魔をしても申し訳ないので、ひとしきり観察したあとは、石を元に戻しておいた。あと数日もすれば、母親殺しが始まるのだろう。
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2008年4月 7日 (月)

40年ぶりの声

 かかってきた電話を長男が受けたが、何か怪訝な顔。受話器を受け取って声を聞いても、誰の声だかよくわからなかったが、とにかく元気そうな女の人の声だった。「小学校のとき担任だったSです。」思わぬ名前に驚いてしまった。年賀状のやりとりはしているが、声を聞くのは40年ぶりぐらいだ。なにせ、小学校1年生の時の担任だったわけだから。
 何故今頃ぼくのところに電話をかけてきたのかと言えば、ヨーロッパ旅行のツアーの参加者の中に、ぼくの職場のOBのNさん(とにかく元気な人)がいることが偶然にわかり、ぼくの名前を出したら話が通じたので、ぼくに電話をかけてみたかった、ということだった。
 ひとしきり現況を報告し、昔の人の話をした。故郷尾張一宮の商店街は寂しくなってしまったが、友人(と言うかぼくの先輩で、やはりS先生に担任を持ってもらったことがある人)の中には町起こしの活動に頑張っている人もいることを紹介したり、同級生に市会議員になった人がいることも話をしたりしたが、地元にいてもご存知ないようだった。
 まあとにかく、こうやって電話をかけていただけることは嬉しいことだ。

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2008年4月 6日 (日)

芳沢光雄著『数学的思考法』

芳沢光雄著『数学的思考法』
説得力を鍛えるヒント
2005年4月20日初版発行
講談社現代新書 1786
ISBN4-06-149786-3
700円+税

 著者は数学教育に深く関わっている数学者である。
 数学に関する本かと思って読み始めたのだが、論理的な思考の重要性を強く訴える内容だということがわかった。したがって、いわゆる理系に関する事柄だけでなく、いわゆる文系に関わる内容ももりだくさんであった。副題の「説得力を鍛えるヒント」こそが書名になっても良いぐらいである。
 説得力を持たせるためには、データと論理の両方がバランス良く配置することが重要であると強調されており、これはまさに論文を書くときに注意しなければいけないことと同じであると思った。
 それぞれの節は数ページに短くまとめられており、大変読みやすい本であった。論理的な思考が苦手な人には是非読んでもらいたい本だと思う。

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2008年4月 5日 (土)

クローバービラハダニの季節到来

 数日前から、去年と同じように、実験室にダニが侵入しはじめた。クローバービラハダニ。もう名前を憶えたので、不安になる必要はない。
 外には餌になる植物はたくさんあるはずなのに、なぜ狭いサッシの隙間を通り抜けて餌も何もない室内に侵入してくるのだろうか?謎だ。

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コブハサミムシの孵化はじまる

 飼育実験中の虫を見に職場にでかけたついでに、ちょっと足を伸ばしてコブハサミムシを見に行くことにした。そろそろ卵が孵化して、仔虫に食われた母親が見られるかも知れないと思ったからだ。
 職場からそれほど遠くないコブハサミムシの棲息地はスギの植林地の中にある。まだまだ花粉が飛んでいるはずなので、厳重にマスクをして現場に向かう。
 3月に観察に行ったときは、まだ寒かったが、今日はかなり暖かくなった。暖かくなると体調も良いので、観察に集中できる。
 河原に降り、これぞと思う石を持ち上げると、すぐにコブハサミムシが見つかった。次々と見つかるのだが、まだ孵化していなかった。今年は冬が寒かったので、孵化が遅れているのかも知れない。それでも、気を取り直してさらに探すと、何とか孵化がはじまっている卵塊を見つけることができた。まだ色が白く、今日孵化したばかりという雰囲気だった。孵化したばかりの幼虫は、まだ動きもぎこちないが、あと1週間もすれば、母親を食べてしまうほど頑丈になっているはずだ。
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 3月に来たときにはまだ雄も生きていたが、今日は既に死んでしまっていたのを2頭見つけることができただけだった。やはり、雄は卵が孵化するまでに「野垂れ死に」してしまうようだ。
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 これまでに書いていなかったが、コブハサミムシが見つかる場所はこんなところだ。谷川が少し幅広くなっていて陽当たりが良く、礫がゴロゴロとした砂地の河原や中州ができているような場所だ。慣れれば、国土地理院の1:25,000の地形図を見れば、コブハサミムシがいるかどうか、だいたい見当をつけることができる。
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 スーパーマーケットで買ってきた調理パンを食べながら辺りをながめていると、テングチョウが飛んできたり、キブシの花にはルリシジミが飛んできたりしていた。食事も済ませ、そろそろ帰ろうかと思ったとき、イトトンボの仲間が目についた。この時期に見られるイトトンボの仲間はオツネントンボの仲間に違いない。子供の頃から今に至るまで、トンボの仲間はどうも苦手で、なかなか名前が憶えられない。でも、このトンボは青色っぽいので、おそらくホソミオツネントンボだろう。
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 この場所にはそれほど長い時間いたわけではないが、色々な虫や花を見て、満足する事ができた。良い季節になってきたものだ。

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2008年4月 4日 (金)

チェコから届いた手紙

 学会に行っている間に、チェコからの手紙と論文が届いていた。
 石垣島時代に扱っていたカメムシの分類学的な問題について、少しでも前に進ませなければいけないと思って、ぼくが書いた論文を添えてJ. Stehlík博士に宛てた手紙を1月半ばに書いていて、それに対して返事が来たのだ。2か月以上も経っても返事が来ないので、無視されたかと思ったりもしていたのだが、届いた手紙には「病気だったので返事が遅くなってしまった」と書かれていた。
 ぼくの質問に対する回答もちゃんと書かれていたが、ぼくの予想していた回答とは違っていた。それはともかく、ぼくの論文も好意的に受け取っていただけたようで、これからいろいろな助言をいただけそうな雰囲気だ。とにかく、この手紙に書かれたStehlík博士の意見もとに、一度却下された論文を書き直して、もう一度投稿しようと思っている。
 それにしてもStehlík博士の手紙が丁寧な言葉で書かれているのには感心せざるを得なかった。Stehlík博士にとっても英語は外国語であるはずなのだが。ぼくももっと精進しなければいけないと思う。

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清水義範著『スラスラ書ける!ビジネス文書』

清水義範著『スラスラ書ける!ビジネス文書』
2006年4月20日初版発行
講談社現代新書 1834
ISBN4-06-149834-7
720円+税

 清水義範氏は、ぼくが説明するまでもなく、「パスティーシュ(模倣)」という手法を得意とした作家だが、文章に関する著書もいろいろある。このブログでも「大人のための文章教室」についても少し触れた
 この本では、「何のために文章を書くのか」ということが常に意識されている。「ビジネス文書」とは銘打ってあるが、ビジネス文書だけでなく、科学論文を書くためにも随分参考になることが書かれていると思った。
 とにかく、文章は誰かに読まれることを前提として書かれているものだ。このブログも、自分の備忘録として書いているという意味はあるのだが、誰か他人に読んでもらうことも、当然のことながら想定している。
 このブログが読みづらいとすれば、まだまだぼくの修行が足りないという事だ。

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佐倉統著『進化論という考え方』

佐倉統著『進化論という考え方』
2002年3月20日初版発行
講談社現代新書 1598
ISBN4-06-149598-4
720円+税

 佐倉統氏の名前は、科学史あるいは科学哲学の研究者として、かなり前から知っていて、一度は本を読まないといけないと思っていたのだが、やっと読むことができた。この本が出版されたのは2002年。ぼくが石垣島に住んでいた時のことで、その当時は野山を駆け巡るのに忙しくてあまり本を読まなかったのが、この本を読むのが遅くなってしまった主な理由だ。
 佐倉氏はぼくとほぼ同年代であり、学部は違うものの同じ大学で学生生活を送っていたから、同じ空気、あるいは雰囲気に触れていたはずだ。
 進化論は言うまでもなくダーウィンによって基本的な考え方が確立され、その後、様々な研究者によって磨き抜かれてきた。ぼくが学生だった頃、ネオダーウィニズムが怒濤のように日本に押し寄せ、E. O. ウィルソンや R. ドーキンスの本を読んで(もちろん訳本を読んだわけだが)興奮した。
 佐倉氏がこの本の中で書いているのは、進化論の理論ではなく、進化論と人間との関わり、すなわち自然主義に基づく生物学と人間主義に基づく人文科学との間の関係のあり方である。
 佐倉氏は進化論的な考え方は、生物学だけに留まらず、人間が関わる多くの分野に適用できるとしている。現代は、ともすると人間が暴走する危険性も孕んでいるが、そのためには、科学によって人間を考える「第三の文化」と「センス・オヴ・ワンダー(自然への畏敬の念)」が大切であり、謙虚であることが「暴走させないための装置」として重要であるとしてる。
 竹内久美子の著書は、動物行動学や社会生物学の研究成果に基づいて、科学者ではない一般の人に大して、人間の行動や心理を説明した、それなりに読んでいて面白いものが多いのだが、佐倉氏は「謙虚でない」と批判している。そう言われればそのとおりである。面白いだけでは、いつ「暴走」してもおかしくない。それと対比されているのが長谷川眞理子である。
 ぼくは、科学は面白いことが必要であると常々思っていたが、それだけではなく、謙虚であることも必要であるということを気付かされた点が、この本を読んで良かったことだと思う。科学哲学を学ぶという点でも、この本は良書だと思う。

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2008年4月 2日 (水)

スーパーマーケットのツバメ

 職場からの帰り道にスーパーマーケットに立ち寄った。買い物を済ませてバイクのところまで戻ると、何かの鳴き声が聞こえた。ふと上を見上げると、ツバメが2羽いた。知らないうちに、もう南から渡ってきていたようだ。このスーパーマーケットには、毎年ツバメが巣をくう。今年もまた次の世代を残していってくれるだろう。
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