モンキチョウが飛ぶのを見る
飼育している虫の様子を見たり、畑の様子を見たりするために職場に出かけた。晴れていて風もあまりないので、そろそろモンシロチョウでも飛ばないかと思ったのだが、まだ見られなかった。ヒサカキも匂い始めたので、そろそろだろう。
職場からの帰り道、伊勢自動車道の津インターチェンジの近くを走っているとき、畑の上を蝶が飛ぶのが見えた。よく見るとモンキチョウだった。
去年、遅くまで見られたのもモンキチョウだったので、やはり昔の人がモンキチョウが成虫で越冬すると勘違いしたのも仕方がないと思わされる。
それにしても、モンキチョウの生活史の制御はどうなっているのだろう。と思いながらも、論文を検索してみようと思ったことはない。モンキチョウの属するColias属は、全北区に分布していて、アジアではそのなかでモンキチョウだけが南の方まで分布を拡げている。石垣島で見ていた印象では、休眠があるようには思えなかった。ひょっとしたら、本州のモンキチョウにも休眠反応はなく、冬は低温のために発育が抑制されているだけと考えても不自然ではないように思える。実際のところはどうなっているのだろうか?
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