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2007年12月24日 (月)

高橋敬一・連載「カメムシの目で人間を見る」人間の持つ認識能力の限界

連載「カメムシの目で人間を見る」文・高橋敬一、写真・高井幹夫
岳人(東京新聞出版局)2008年1月号 通巻727号 138-139 pp.

 「昆虫にとってコンビニとは何か」(朝日新聞社)著者である高橋敬一氏の新しいエッセイの連載が、山の雑誌である「岳人」で始まった。連載タイトルは「カメムシの目で人間を見る」。「昆虫にとってコンビニとは何か」では、昆虫という視点からみた人間について鋭く描かれていたが、この新しい連載は、その視点よりもさらに深くえぐられているように思える。写真が入った2ページのものなので、文章そのものはそれほど長いわけではないが、中身はかなり濃厚に感じられた。連載ということだが、これからどんな風に「高橋節」が炸裂するか、楽しみだ。
 蛇足ではあるが、ここにはぼくが撮った石垣島ぶざま岳の写真が載っている。今年の夏に石垣島に行ったときに撮影したものだ。大した写真ではないが、このように雑誌に印刷されていると、まんざらでもないように思えるから不思議だ。

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コメント

今日、神田の本屋で立ち読みしました(^^)
ぶざま岳って・・・・名前の由来は何でしょうかね。たいしたやまではなさそうですが、なにか大きな期待が山に寄せられたことがあって、それが裏切られたとでも・・・。

あのカメムシ、ブザマグンバイと呼ぶのでしょうか・・・。3ミリの虫が見ているヒトがぶざま岳を撮影する。

投稿: こけた | 2007年12月27日 (木) 23時34分

こけたさん、コメントありがとうございます。
 ぶざま岳って変な名前だなぁ、と思ったのは最初に聞いた時だけで、その後は完全に記号となってしまいました。何でそんな名前になったのかは深く追求しませんでした。何か面白い話があるのかも知れませんし、琉球方言ではちゃんとした意味があるのかも知れません。
 ぶざま岳は結構「良い虫」が採れる場所なので、比較的頻繁に通いました。一度だけですが、オオヒゲブトハナムグリを「タコ採り」できたこともあります。
 現在mixiのプロフィール写真に使っているのは、ぶざま岳の8合目ぐらいの場所にある大きな岩の上で撮ったものです。後ろは川平湾です。川平方面から注意して見ると、この大きな岩を見つけることができます。

投稿: Ohrwurm | 2007年12月28日 (金) 22時27分

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