クワガタムシやカブトムシの林が潰された!
我が家の裏の坂の上に家が建つことになったことは書いたが、半月ぐらい前から実際に作業が始まった。
今朝、ゴミを出しに行って気が付いたのだが、その家が建つ場所の上の墓地の斜面の木がことごとく伐られていた。ぼくが毎年夏にクワガタムシやカブトムシを観察に行き、秋には栗拾いに行っていた場所だ。来年からは、もうクワガタ採りや栗拾いもできなくなってしまった。
それだけでなく、こんなに木を伐ってしまったら、大雨でも降れば土砂崩れが起きてしまうのではないかと心配にもなる。
この斜面はおそらく津市が管理する土地だと思うのだが、どうして伐ることにしてしまったのだろうか?斜面の下に家を建てる人は、土砂崩れが怖くないのだろうか?自然観察者には理解できない。
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コメント
この土地の近くに住む方とお話をしました。
「土砂崩れの前に、雨が降れば土が流れるだろう、その辺り考えているんかい。お墓の回りの木をあんなに切ってばちがあたる!」と、その方はいっていました。
でも最後には、「今私たちが住んでいるところも昔はこんなだったんだろうね。」と。
諸行無常。世の中はいつも変わっていきますね。
投稿: 座敷童 | 2007年12月13日 (木) 21時47分
こんにちは。こけたです。樹木がなくなるのはしかたないとはいえがっくりしますね。
うちは隣の神社のアカマツ林の落葉、落枝に悩まされています。それで、2年ほど前にお隣と共同で神社の理事会にかけあって、枝打ち、枝降ろしをしてもらいました。
丘状の地形のトップに社があって、広い敷地全体がアカマツ林。
市指定の保存樹林でもあって、太いものは直径90cmほど、そういうのが7~10m間隔で林立していて、丘の中腹、林縁の斜面からちょっと斜めに伸びた幹や、その幹から張り出した太い枝の傘の下に我が家は立地しています。
強い風の日など、人間の腕ほどもある枝が落ちてきて、ごつんごつんと屋根を叩いたりします。
ちょっと雨が続くような季節に雨樋がプランター状態で、ハゼの木が15cmほどに成長していたこともあります。
枝打ち、枝おろしは市内の梨園のオヤジやその雇い人等3人が来て、まず神主が御神酒を捧げてお祓い。そのあと長いハシゴを幹に2段、3段、縛り付けて、安全ベルトで幹に身体を確保しながら、チェーンソーで切断、ワイヤーで下に降ろすという手法でした。枝打ちから1週間ほど経って、切り口に防腐剤?防虫剤?を塗布するために、もう一度来て、高所まで登っていました。
平日作業でしたが、私は仕事を休んで一日中しっかり観察していましたので、完璧に作業ノウハウをマスターし、去年から今年にかけて、私と妻の両実家でもてあましていた大木(琵琶、ニッケイ、黒松など)を安全に、手際よく伐採できました(^_^)V
神社の境内にはアカマツの他にも、タブノキ、クスノキ、シラカシ、エノキ、ミカン、ハゼ、ノバラ、ムクノキ、クワノキ、アカメガシワなど多数の雑木が生えていて、アカマツのついでにそれらも枝打ち、伐採する勢いでしたが、それらに関しては私が必要なときに責任を持って行なうのでやらなくてけっこう・・・という了解を神社理事会との間で取り付けました。
このあたりの対応がお隣と共同歩調がとりにくい事情もあるのですが、少ないながら、各種のチョウも発生している神社の薮ですからしばらくはがんばりたいです。
投稿: こけた | 2007年12月14日 (金) 17時39分
座敷童さん、コメントありがとうございました。バチが当たることを望んでいるわけではありませんけど、本当にバチが当たりそうに思えます。
投稿: Ohrwurm | 2007年12月14日 (金) 20時57分
こけたさん、長文のコメントありがとうございました。他人の土地とは言え、我が家の庭のようなつもりで接してきた場所なので、本当にガックリきています。土地を買った人も、おそらく落ち葉や枯れ枝が落ちてくるのを嫌ってやったことなのでしょうけど、枝打ち程度ではなく、根元近くからバッサリやってしまうとは想像もできませんでした。こんなに一瞬にして林が消えるとは思わなかったので、写真も撮ってありませんでした。まだ近くに行って見る時間がありませんでしたけど、明日は休みなので、斜面の上から眺めてみようと思っています。
投稿: Ohrwurm | 2007年12月14日 (金) 21時02分