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2007年11月10日 (土)

第148回日本昆虫学会・第85回日本応用動物昆虫学会東海支部会合同講演会

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 静岡大学で開催された第148回日本昆虫学会・第85回日本応用動物昆虫学会東海支部会合同講演会に出かけた。去年のこの会は三重大学で開催され、自分も講演したのだが、今回は聴く側に回るので、気分は大変楽だ。
 今回の講演は招待講演が3題。

  • 平井剛夫(元生物研)悪者になった南の島のコガネムシ:サトウキビの害虫ケブカアカチャコガネ
  • 河野義明(元つくば大)アセチルコリンエステラーゼ分子構造の変異と殺虫剤感受性
  • 黒田啓行(遠洋水研)サイカチマメゾウムシの越冬戦略の進化と個体群動態

 平井さんの研究は、ぼくも僅かながらお手伝いをしていたのだが、全体像についてゆっくりお話を聴く機会が無かったので、興味深く聴く事ができた。宮古島で害虫化したケブカアカチャコガネと八重山諸島の山の中でおとなしく暮らしているケブカアカチャコガネの関係は、進行中の種分化を見ているようで興味深い。
 河野さんのお話は分子構造と薬剤感受性の関係を解説したものだったが、普段あまり接することのない分野なのでフォローするのがしんどかった。でも、面白く感じられた。
 黒田さんのは、寄主植物のフェノロジーと気候の違いによる生活史の違いをモデルをあてはめて調べたもので、なかなか面白かった。
 懇親会のあと、演者の平井さんと河野さんに連れられて、ちょっと上品な居酒屋に行き、昔の話をいろいろ聞かせていただいた。
 講演はもちろん良い刺激になったが、夜の部でも大きな収穫があった。静岡まで出かけた甲斐があったというものだ。

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