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2007年10月18日 (木)

まだツクツクボウシがいた

 一昨日の午後から体調がおかしくなり早引けしてしまい、昨日は本格的に仕事を休んでしまった。今日は何とか持ち直したが、まだ本調子ではないので、今日やらなければいけない仕事だけを片付けるつもりで出勤した。
 その一つが、キャベツ畑での害虫の調査とトラップの設置だ。昨日植えてもらったキャベツをそのままほっておくわけにはいかないのだ。とにかく、キャベツについている虫の数を数え、トラップを設置した。
 するとその最中、畑の向こう側のヒノキの林の方からツクツクボウシの鳴き声が聞こえてきた。今月のはじめぐらいまでは継続的に鳴き声が聞こえていたが、ここ一週間ばかりは鳴き声が聞かれなくなり、もう今年はいなくなってしまったのかと思っていたので、嬉しくなってしまった。おそらく1頭が2回鳴いたのだろうが、鳴き声は2回聞こえてきた。
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 昼食をとったあと、雑木地に仕掛けてあるトラップを見に行ったところ、一瞬の悲鳴音とともに1頭のツクツクボウシが飛び出した。まだいたのだ。おそらく雌の方が長生きして産卵を続けるだろうから、丹念に探せば雌も見つけられるのだろうと思うが、そこまでの気力はないので、1頭の雄のツクツクボウシを見ただけで満足することにした。午前中に鳴き声を聞いた場所と、姿を見た場所は数百メートル離れているので、おそらく別の個体だ。いつまで生き残って鳴き声を聞かせてくれるだろうか?

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