第42回名古屋昆虫同好会虫供養
今年も名古屋昆虫同好会の虫供養に出かけた。供養したから免罪されるとは思っていないが、供養することによって、日頃たくさんの虫を殺していることを意識させられる。もっとも、ここ10年ぐらいは、アマチュアとしての昆虫採集で殺した虫の数よりも、仕事で殺している虫の数の方が遥かに多いので、職場で虫供養をやっても良いぐらいだと思っている。
せっかく名古屋まで出かけるので、ちょっと早目の快速みえ4号に乗った。4両編成だったので、空席がたくさんあり、ゆったりと座って行くことができた。桑名まで来て、やっと立ち席の客が出るようになった。名古屋からは中央線で金山まで出て、さらに地下鉄名城線に乗って上前津に行き、大須界隈の電子部品屋を冷やかした。これまで何度か入ったことがある店で、思わぬ出物と言うか、もう入手できないのではないかと思われる部品が手に入って、アマチュア無線家としてのぼくは嬉しくなってしまった。もっとも、その分、散財してしまったわけだが。
昼食は上前津界隈で済ませ、これまでに乗ったことがなかった名城線の八事から名古屋大学方面に乗ってみることにした。上前津から虫供養が行われる桃厳寺の最寄り駅の本山まで行くには、名城線で栄に出て、そこで東山線に乗り換えるのが早いが、名城線左回りで乗り換え無しに名古屋大学まで行き、そこから桃厳寺まで歩くことにした。時間が余計にかかった分だけ、持って行った本をしっかり読むことができた。
名古屋大学から桃厳寺までは、山手通りを本山に向かって坂を下っていくことになる。気温は低目だったが、天気は良かったので、歩いていると汗が滲んできた。定刻の午後1時にはちょっと遅れてしまったが、住職はまだ来ておらず、ちょうどこれから始まるところだった。読経の中での焼香。今年殺した虫のことがいろいろ思い出される。
虫供養のあとは幹事会。来年度の総会にかけられる昆虫同好会の事業計画の案が決められる。これまで、いくつかの昆虫同好会に所属したことがあるが、これほどしっかり事業運営がされている昆虫同好会は他に知らない。
帰りは大人しく、本山から東山線に乗って名古屋に出て、快速みえ19号に乗ることにした。時間があると判断したので、名古屋駅5,6番ホームの端の立ち食いのきしめんを食べた。対して美味しいものとも思わないが、きしめんの麺の食感は好きだ。食べ終わって関西本線のホームに行ったところ、まだ列車は入ってきていなかったが、乗ろうとする客の長蛇の列が出来ていた。快速みえ19号は2両編成。当然の事ながら、座ることはできなかった。いつもは桑名で降りる客が多いので桑名で座れるかと思ったのだが、そこでは座ることはできず、次の四日市で何とか座ることができた。いつもはこの四日市か鈴鹿あたりで空席が目立つようになるのだが、何と今日は津まで立ち席の客がいた。快速みえの乗客が徐々に増えてきているのだろうか?そろそろ全列車が4両編成になっても良いと思うのだが、そういうわけにはいかないのだろうか?
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