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2007年9月30日 (日)

郵政民営化はやっぱり田舎切り捨てだと思う

 テレビから夏川りみの歌声と沖縄の風景が出てきたので何かと思ったら、明日から民営化される郵便局のコマーシャルだった。最後に映し出されたのはおばぁの顔と見覚えのある竹富郵便局だった。その前の風景も竹富島で撮影されたものだったのだろう。こういうコマーシャルをテレビで放映されると、いかにも田舎にも配慮していますよ、などという幻想を抱きそうだが、おそらく田舎はますます不便になっていくことだろう。
 前にも書いたが、送金用に郵便振替の口座を持っている利点は全くなくなった。送金するなら現金で送金する方が安くなるのだ。これまでの、15円という低料金での送金のサービスは明らかに原価割れだったと思うが、多少値上げしてでも、安価な文書による送金を残して欲しかった。これまで、送金用に郵便振替の口座を持っていたが、持っていても仕方がないのではないかと思うようになった。誰か、送金してくれるような奇特な人がいれば別だが。それはともかく、郵便振替は基本的には法人対象のサービスではなく、個人対象のサービスだったはずだが、これでは個人が眼中に無かった銀行と全く同じになってしまうではないか。個人が郵便局に見放されてしまったら、郵便局の存在の意義が問われることになると思う。
 前回の総選挙で小泉自民党に投票したみなさん!民営化されればこうなるのは見えていたはずですけど、これで良かったんですか?

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受信: 2007年10月 7日 (日) 19時44分

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