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2007年9月18日 (火)

稲のひこ生えに実がついていた

 今日は休日に学会出張した代休なのだが、明日からの別の出張の前にこなさないといけない仕事をこなすために出勤した。一応休日なので、最低限の仕事をこなして帰るつもりだったが、結局午後4時ぐらいまでかかってしまった。でも、まだ十分に明るいうちの帰宅だ。
 これまでしばらくは学会の準備などで暗くなってから帰宅する日が続いていたので全く気付いていなかったのだが、8月に収穫されたあとの田圃の稲のひこ生えが伸びて、中には実がついているのもあったのだ。ひこ生えも、大きなものは50cm近いようなものもあった。
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 これだけ大きく稲が育っているということは、田圃の土の中にはまだ肥料がたくさん残っているのだろう。思い返してみれば、収穫前に稲が倒伏している田圃があちこちに見られたのを憶えている。大した風も吹いていないのに稲が倒伏するのは、肥料が過剰である証拠だと言っても良い。
 これだけ元気にひこ生えが育っている田圃は、これから肥料を入れなくても、来年十分に稲が育つのではないか、というような気がしてならない。肥料を控えめにすれば、植物体自体も堅くなり、病気や害虫に対しても耐性を持つようになるはずだろうが、おそらく収量は少なくなるであろうから、そんなことをする農家がいるとも思えない。現に、肥料過剰で稲を倒伏させている農家がいっぱいいるのだから。

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